ゴンからの手紙さんが投稿したさかい(石川/野町)の口コミ詳細

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ゴンからの手紙的ひとりメシレストランガイド

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さかい野町、北鉄金沢、西泉/日本料理

1

  • 夜の点数:4.3

    • ¥8,000~¥9,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 3.3
      • |雰囲気 4.7
      • |CP 4.3
      • |酒・ドリンク 4.3
1回目

2017/04 訪問

  • 夜の点数:4.3

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス3.3
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク4.3
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

最高のタイミングに伺えてよかったです。

一昨年、北陸新幹線が開業からちょうど1ヶ月後に、20年ぶりに行った金沢。
その時は桜吹雪直前の最高のタイミングでした。
その後、1年に1−2回伺っています。

昨年はロンドンに行っていて行けず、
2年ぶりの春の金沢です。

今年は桜の開花が遅れていて咲かないうちの訪問かと思っていたのですが、
なんと伺った前日である金曜日に一気に7-8分咲きまで進みまして、いい感じに見ごろになっていました。

この日のために3週間前に予約して伺ったのが、
金沢でいつもいいお店をご紹介くださる、あすかりんさんのおすすめのこちら。
なんといってもひとり晩酌にも向くというお話しから。。。。
まさに最高のタイミングで伺うことができました。

それにしても遅れていた桜が満開近くまで進んでてくれてほんとによかった(ほっ)。


まずは好みをお伝えして冷酒を選んでいただきます。
出てきたのは越州。
初めていただく銘柄ですが、非常にさっぱりしていてほとんど水です。
これは飲みすぎてやばくなるパターン。

さて、オーダーを、、、と思ったのですが、
そこは、最初に先付けが2品出てくることと、コースがないことは予習済みでしたので、
まずは先付けを頂いてから。
 先付-1:ふぐのあられ揚げ
○先付-2:若ごぼうのお浸し

若ごぼうは大阪八尾産。(富山にも八尾という地名があるのでややこしいですが。。。)
八尾は若ごぼうの一大産地みたいですね。
はじめていただきますが、
普段いただくごぼうとは明らかに違ってフレッシュな感じ。
フキみたいな感じですが苦味はなく、さわやかな感じ。
歯ごたえもあってゼンマイのようでもありますね。
いかにも春という感じですね。


さて、ここでこの後の流れを一品ずつ選んでいきます。
「バタバタしていてすみません」とおっしゃっていたように
ちょうど1.5順目くらいの訪問だったので、序盤がちょっとてんてこ舞いな感じで、
間隔開けたほうがいいかなとも思いまして。
ま、いつも食べるのが速い私にとってはこのくらいがちょうどよかったです。
というわけでラインナップはこんな感じ。

◎造:お造り盛り合わせ(シマアジ・シメサバ・イシダイ)
◎肴:ほたるいか酢味噌
○揚:福岡合馬産新竹の子の天ぷら
 菜:泉州水茄子の漬物
◎焼:能登牛いちぼ肉塩焼
 飯:じゃこ飯
○椀:味噌汁 あおさ

どれも非常に旨かったのですが、あえて強弱をつけるとこんな感じ。

お造りの盛り合わせは、シマアジとシメサバは指定しておいて、
あと1つなにかおすすめを入れて盛り合わせてもらいました。
特に追加していただいたイシダイがすごかった(汗)。
ぷりっぷりを通り越してブリブリでした。
シマアジ・シメサバも脂のノリが適度でよかったです。
こちらもブリブリでしたw

個人的にな最初のピークはほたるいか。
この季節に伺えてよかった。
今年はほたるいかも不漁らしく、いつもの年よりも小さいものが多いそうで、
その中でいいものを選んでお出しくださったようです。
酢味噌が和えてあるのではなく別添えなのもいいですね。
こんないただき方ができるのもこの時期の北陸だからですよね。

新竹の子は福岡合馬産。こちらは地元産のタラの芽とともに天ぷらで。
たっぷりと供されましてCP的にも大満足。
しゃきしゃきというよりもほくほくで瑞々しさを感じました。


「最後はお肉、で、ごはんとお味噌汁にしたいので、
 間になにかはさむのにいいものありませんか?」
というご相談をして、
大将と二人で決めたのは、水茄子の漬物。
これはちょっとふつうだったかな。
ただ、シンプルな仕上げで口直し的に◎。


最後は能登牛いちぼ。
じゃこ飯とあおさのお味噌汁
と共に供されました。
(別々でというイメージだったんだけどな。
 伝え方がまずかったかなぁ。)


このいちぼが絶品。
柔らかいという表現ではチープすぎて伝わらない感じの食感。
なんだろう、ぷるんぷるんしているというか。
脂身も適度なんだけどすごくジューシーで旨みがしっかり。
過去になんどか金沢で能登牛を頂いていますが、これが一番うまかったな。

締めのじゃこ飯も山椒と木の芽の香りがいい塩梅。
お味噌汁は具材を四種類から選べますが、ここはシンプルにあおさで。
春っぽい瑞々しい感じで締めることができました。


前述のとおり序盤忙しくされていましたが、
ちゃんと目配りはされていまして、
分量の調節をご提案くださったり非常に居心地のいい空間にはかなり気を配っている印象です。
後半、お隣に地元のおひとりさまがいらして、意気投合。
少し余裕の出てきた大将を交えて、とても素敵な時間を過ごさせていただきました。
初めていらした方だそうですが、大将とのやり取りも手慣れたもの。
はやり地元の方とご一緒だといいですね。


他の2人のスタッフがまだかなり若く、
大将の指示が時々きつくなるところがあるのが唯一の難点ですかね。
(あとあとで絶対に活きてくるから、めげずにがんばれよー)


ちなみにこの内容に冷酒をもう一合(三井神力の寿)を頂いてぴったり10,000円。
私の腹メーターは今日も正確でしたw
これ、税・サービス込みなので、CPも良好だと思います。


とにもかくにも落ち着いた、金沢の春を満喫できました。
大満足。
ごちそうさまでした。

  • 先付-1:ふぐのあられ揚げ

  • 先付-2:大阪八尾産若ごぼうのお浸し

  • 先付-2:大阪八尾産若ごぼうのお浸し

  • 造:お造り盛り合わせからシマアジ

  • 造:お造り盛り合わせからシメサバ

  • 造:お造り盛り合わせからイシダイ

  • 造:お造り盛り合わせ(シマアジ・シメサバ・イシダイ)

  • 肴:ほたるいか酢味噌

  • 肴:ほたるいか酢味噌

  • 揚:福岡合馬産新竹の子の天ぷら

  • 菜:泉州水茄子の漬物

  • 焼:能登牛いちぼ肉塩焼

  • 焼:能登牛いちぼ肉塩焼

  • 飯:じゃこ飯

  • 飯:じゃこ飯

  • 椀:味噌汁 あおさ

  • 飯:じゃこ飯と、椀:味噌汁 あおさ

2017/04/14 更新

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