ゴンからの手紙さんが投稿した串揚げはやし(東京/神楽坂)の口コミ詳細

レビュアーのカバー画像

ゴンからの手紙的ひとりメシレストランガイド

メッセージを送る

この口コミは、ゴンからの手紙さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する

掲載保留串揚げはやし神楽坂、牛込神楽坂、牛込柳町/串揚げ、居酒屋、焼肉

1

  • 夜の点数:5.0

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 5.0
1回目

2014/05 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

『真の名店』とはこういうお店のことだと思う

一見すると、ちょっとこわそうな若いお兄さんがやっている、ただの小さなお店のようにみえます。
だがしかし、その実際は、
その若い大将の細やかな気遣いと、最高の素材を最高の状態で供するこだわり
そしてなによりも、来たお客さんを満足させて帰したいという
まさに「おもてなし」の心意気が存分に詰まった空間と時間、
そして料理という名の芸術品を提供してくださるお店でした。


プロフィール欄の「お店の評価基準」のところに、私はこんな言葉を書いています。
「真の名店とは、どんなお客様に対しても満足させて帰途につかせる店である」

まさにその『真の名店』と呼ぶにふさわしいお店に
久々に出会えました。
まさか自宅から歩いて10分という近いところにあるとは。


あ、大将はとても素朴な博多弁ばりばりのとても人懐っこい親切な方です。
怖くないのでご心配なく。


このお店にメニューはありません。
串焼き10本に、別皿が3皿というコースが基本になっています。
会計時のおあいそを見る限り、8,000-9,000円(税抜き)位だと思います。
日本酒2合と合わせて10,000円ちょっとくらいです。


今回頂いたコース内容は以下のとおり

 1.よもぎ麸 柚子味噌をまとって
 2.魚卵を仕込んだこんにゃくの田楽
 3.銀杏

今日のお造り:
 アジ
 イサキ
 カンパチ
 シマアジ 青唐辛子をあしらって
 キンメダイの炙り

 4.キス
 5.ズワイガニ

郷土料理:
 ごまアジ

 6.ささみニラ
 7.黒毛和牛
 8.豚ロース

お肉の二点盛り:
 牛肉のユッケ
 和牛のお刺身

 9.大分産どんこの黒毛和牛のミンチ詰め
10.アスパラガスの一本揚げ


どの串・どの皿も最高のものを最高の状態で供していただけます。

食べ頃まで待ったほうがいいもの、
すぐに食した方がいいモノ、
塩がいいもの、ソースがいいもの、ダシ醤油やダシポン酢がいいものなどなど
それぞれ食べ方をオススメしてくださるので素直に乗っかっちゃいましょう。


上のラインナップをみてお分かりの通り、
串焼きの間にお造りやら郷土料理やら和牛の盛り合わせ皿やら
いろいろ出てきます。
かなりボリューミーでお腹いっぱいになります。


どれもうまかったのですが、特に
 2.魚卵を仕込んだこんにゃくの田楽
 6.ささみニラ
10.アスパラガスの一本揚げ
それにお造り5点
は、いずれも最高にうまかったと同時に驚きもプラスされた記憶に残る品。


そして、置いてある日本酒からソフトドリンクに至るまで、
数は少ないですが、料理を邪魔しない、いや、料理の味を引き出して活かすもののみを揃えています。
お酒の弱い私ですが、ついつい進んでしまいます。


・・・くれぐれも飲み過ぎにはご注意を(ーー;


いいお店に出会えました。
このお店の良さは、ぜひ、直接来店して確かめていただければと思います。


最後に1つ、ご注意。
来店する際には、予約必須です。
と言っても、満席だから、ではありません。

お造りやごま鯖などの仕込みが必要なものがあるため、
飛び込みのお客さんには対応できなくて申し訳ないから、だそうです。
どこまでもおもてなしの心とこだわりが詰まったお店です。


季節が変わる頃、博多弁と人懐っこい笑顔が恋しくなったら、また伺います。
ごちそうさまでした。

  • 神楽坂駅の矢来町口を出て、牛込中央通りを進んで新潮社のオフィスを越えた最初の信号の手前にあります。

  • 今日のお麩:よもぎ麩。お麩は京都のものでふわふわ。これに合わせた柚子味噌の柚子の香りが上品。すごく合ってる。

  • 田楽。中に魚卵が仕込んであって、プチプチする食感が初感覚。透明感のある芸術品。

  • 銀杏。もちろんお塩で。ホクホクでたまらん。

  • 今日のお造り。左上から右回りに、アジ・イサキ・カンパチ・シマアジ・キンメダイ。キンメダイの炙りの脂の乗りっぷりと青唐辛子が上に仕込んであるシマアジが絶品。

  • 前回もいただいたイカとウニのお造り。底にダシが仕込んであるのでかき混ぜて頂きます。こんな贅沢、函館でもやらなかったぞ!(笑)

  • キス。実は紫蘇の葉が仕込んであります。これは自家製ポン酢でいただきます。

  • ずわい。一口目はお塩で、二口目はダシ醤油でいただきます。超新鮮で磯の香りはするのに生臭い感じは一切なし。

  • ささみニラ。自家製ポン酢で頂きます。ソースじゃねーの?ッて思ったんだけど、これが大正解。いやー、これは実際食していただかないとわからないかも。ニラの香りとポン酢がささみの旨味を引き出してくれます。

  • 郷土料理:ごまアジ。前回頂いたごまサバは、サバの旨さが前面に出ていましたが、こちらはアジとごまがうまくバランスを取った感じ。また違った印象でした。

  • 黒毛和牛のフィレ。予熱でどんどん火が入ってしまうので、揚げてすぐに二口で頂きます。辛口ソースで。くちどけがパないです。ということで断面をパチリ。

  • 豚ロース。こちらは甘めのソースで頂きます。こちらも二口で。なんだろう、単純に甘いとか味か濃いとかいう安い表現では言い表せない、これまでに食したことのない感じ。

  • 椎茸の肉詰め。といっても、そこはモノが違います。椎茸は大分県産のどんこ。詰めている肉は黒毛和牛のミンチです。黒毛和牛のミンチもどんこのジューシーさと相まって絶妙な旨味を体感できます。

  • その椎茸の肉詰めの断面。まずどんこのデカさにビビりますが、肉厚でジューシー。クセが一切なく、椎茸苦手な方でも安心してこの肉厚感を楽しめます。

  • お肉の二点盛り。右は牛肉のユッケ。ごま油の香りと牛肉の脂の旨味が半端なくうまい。左の和牛のお刺身は大将の合図があるまで5分ほど待ちます。お皿の上の塩かダシ醤油で頂きます。個人的には後者のほうが◎。

  • 最後は、アスパラガスの一本揚げ。これだけ大きくぶっといのに、筋張ってるところは全くなく、最後まで甘く、そしてうまい。マヨネーズいらないんじゃない?ってくらい。幸せのうまみ、幸せの大きさ。

  • 左から、ダシ醤油、塩、自家製だしポン酢、辛口ソース、甘口ソース。

  • ソフトドリンクもペリエやジンジャーエールが置いてあるようです。もちろん、チョイスしたのはもちろんウィルキンソンの辛口。

  • 王禄という島根の純米酒。非常にキレが良くて、料理をちゃんと主役にする感じ。あまりに飲みやすいため、この後大変なことに(ーー;)

  • (初訪問時)今日のお造り。特に左上のイサキの炙りがものすごい。新鮮なウニの底に仕込んだダシなど細かい仕事ぶりが光ります。

  • (初訪問時)郷土料理:ゴマ鯖。絶品。実はサバは生を使っているそうです。まさか生サバを東京で頂けるとは。サバのイメージ変わります。

  • (初訪問時)お肉の三点盛り。ユッケがめっちゃうまかった。左上の黒毛和牛のお刺身は大将の合図があるまでお箸を向けるのは待ちましょう。

2014/06/17 更新

エリアから探す

すべて

開く

北海道・東北
北海道 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東
東京 神奈川 千葉 埼玉 群馬 栃木 茨城
中部
愛知 三重 岐阜 静岡 山梨 長野 新潟 石川 福井 富山
関西
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良 和歌山
中国・四国
広島 岡山 山口 島根 鳥取 徳島 香川 愛媛 高知
九州・沖縄
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
アジア
中国 香港 マカオ 韓国 台湾 シンガポール タイ インドネシア ベトナム マレーシア フィリピン スリランカ
北米
アメリカ
ハワイ
ハワイ
グアム
グアム
オセアニア
オーストラリア
ヨーロッパ
イギリス アイルランド フランス ドイツ イタリア スペイン ポルトガル スイス オーストリア オランダ ベルギー ルクセンブルグ デンマーク スウェーデン
中南米
メキシコ ブラジル ペルー
アフリカ
南アフリカ

閉じる

予算

営業時間

ページの先頭へ