ゴンからの手紙さんが投稿したさすけ食堂(千葉/浜金谷)の口コミ詳細

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さすけ食堂浜金谷/食堂、海鮮、ラーメン

1

  • 昼の点数:4.1

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 4.3
      • |サービス 4.3
      • |雰囲気 3.7
      • |CP 4.3
      • |酒・ドリンク -
1回目

2015/01 訪問

  • 昼の点数:4.1

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス4.3
    • | 雰囲気3.7
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

アジヲタは迷わず行け!行けば分かるさ!

『外観はただのひなびた定食屋。
 地元の方に紹介されなかったらまず入らない店です。(失礼)
 あなどるなかれ、この店は違います。
 ココに来たら、まず、地魚の刺身とアジフライをご賞味ください。
 鮮度はぴかいち、東京の割烹にも負けない味にめぐりあえるでしょう。
 あんなに「フワッ」としたアジフライは食べたことはありません!!

 さすけにご来店くださいましたご夫婦のはじめての口コミから
 今日のさすけがあります。』
(句読点と行間・行替え以外は本文のまま)


店頭に掲示されている手書きの張り紙にあるこの言葉が、
このお店を紹介するための全てを物語っています。


東京から房総南部に向かう方法は、
内房をひたすらぐるっと廻る方法、
東京湾アクアラインで木更津へ向かう方法、
久里浜から東京湾フェリーで浜金谷へ向かう方法
と、大きく3つあります。


アクアラインが空いている往路はアクアライン経由で、
復路は東京湾フェリー経由で、っていうのがストレスが最小限でいいかなと思います。

自動車を持っていない私のような方は、
東京駅八重洲口から館山方面行きの高速バスに乗ると、最初の停留所が「上総湊駅前」。
歩いて5分くらいで上総湊駅に着きますので、そこから内房線で南へ2駅。
たどり着くのは浜金谷という駅です。

海沿いの国道に出て、少しだけ北に戻ると、その「ひなびた定食屋」風のお店が見えてきます。
心配はいりません。行列ができているのですぐに分かります。
店名が書かれた大きな看板も見えますし。
フェリー乗り場と浜金谷駅のちょうど間くらいにあります。

お店の中に回覧板みたいなボードがあって、名前を書く紙がセットされていますので、
そこに名前と人数を記載して待ちます。

伺ったのは土曜の13:30くらいでしたが、駐車場は満車、
お店の前にはがっつり入店待ちの行列ができてまして、14時には「準備中」の看板に。
私は1時間弱待って入ることができました。

中では4人の地元のおばちゃま方が休みなくお仕事してました。
手際の良さがカウンター越しでもわかりますが、
それ以上にお客さんがやってきていて、こりゃたいへんだ、とつくづく。
席は、L字型のカウンター10席と小さなお座敷のみ。
ひいきめにみても、何も知らなければただの定食屋にしか見えないよね。


黄金アジと言われるこの富津沖でしか穫れない、
ぷっくり太って体表が黄金色に輝いている地付きのアジ。
それをいただける数少ない(唯一?)のお店。
アジといえば、わたしの生まれ故郷、沼津。
そりゃいただかない訳にはいかないだろう。


やっぱりお刺身とアジフライを両方頂きたいので、さすけ定食(1,500円)を。

黄金アジの刺身。
まずね、輝きがぜんぜん違う。
そして身の色が濃い!そして分厚い!旨味が濃いのは言うに及ばず。
いっしょにタコのぶつ切りも添えられてるんですけど、
こちらも柔らかくて甘みがすごいです。

黄金アジのフライ。
ヒラキを揚げるタイプとはちょっと違いますね。
沼津生まれの私はもともとしっぽや骨まで食べる人ですが、
ここのはお皿までかじりかねないほどうまい。
ソースはいらないな。
そのまんまでまず1枚、ソースで1枚、ちょこっと醤油で1枚。
あとはまたまた何もかけずに。
うん、幸せ(´∀`*)ポッ。

かじめ汁。
かじめはこのあたりでよく採れる海草の一種で、昆布の仲間だそうです。
お味噌汁は2-3杯くらいずつお鍋にお味噌溶かすところから丁寧に作ってくれます。
少し甘みととろみがあって激ウマ。

ご飯はどんぶりで出てきますが、おかわり自由。
ご飯半分おかわりしちゃいましたよ、はい。

このほか冷奴やお新香もついてきます。
大満足。


ほかにも、アジのたたき丼とかなめろう、かじめラーメンなんかもあるみたいです。
ご自身でアジヲタと思っていらっしゃる方はぜひいらっしゃるべきです。


営業時間は18:00までですが、
大人気であることに加えて、年明けからアジが不漁みたいで、
営業時間が大幅に短縮される現状のようです。
この日も14:00には売り切れじまいの看板が。
お早めにいらしたほうがいいかと思います。


帰りの東京湾フェリーからは沈む夕陽がきれいでした。
ちょっとした小旅行にもいいところです。
ぜひいらしてみてください。


ごちそうさまでした。

  • さすけ定食(1,500円)の黄金アジの刺身。

  • さすけ定食(1,500円)の黄金アジのフライ。沼津生まれの私はもともとしっぽや骨まで食べる人ですが、ここのはお皿までかじりかねないほどうまい。

  • さすけ定食(1,500円)の黄金アジの刺身。

  • さすけ定食(1,500円)の黄金アジの刺身、近影。まずね、輝きがぜんぜん違う。そして身の色が濃い!そして分厚い!旨味が濃いのは言うに及ばず。

  • さすけ定食(1,500円)の黄金アジの刺身に一緒に盛られているタコ。こちらも甘みがすごいです。

  • さすけ定食(1,500円)には、冷奴やお新香もついてきます。

  • さすけ定食(1,500円)のかじめ汁。かじめは海藻の一種だそうです。お味噌汁は1杯ずつお鍋にお味噌溶かすところから丁寧に作ってくれます。少し甘みととろみがあって激ウマ。

  • さすけ定食(1,500円)のごはん。どんぶり飯で出てきます。こちらはおかわりサービスみたいです。ご飯がススムススム。

  • お隣り合わせになった、私の両親と同世代のご夫婦に一杯いただいたキリンラガー。実はご近所さんでびっくり。こんな経験もshort tripならでは。

  • 貴重な黄金アジだけに調達もなかなか大変なようです。今年は年明けから不漁で確保が大変だそうで。。。つぎつぎに揚げてもどんどん捌けていくのを見ると、いただけることに感謝しないと、ですね。

  • カウンターにこんなものがおいてありました。

  • L字型のカウンター10席と小さなお座敷のみという、ひいきめにみても、何も知らなければただの定食屋にしか見えないよね。

  • 地元のおばちゃんたち3人とフロアをコントロールするおばちゃん1人の計4人で、テキパキと。こちらも元気がもらえます。

  • こちらのオーナーさん、途中で大病を患ってしばらく休業していた時期があります。それでもこうして多くのファンに支えられて今日があるんですね。

  • 土曜日の13:30に伺ったのですが、この行列。ちなみに外で1時間並びました。

  • この行列。営業時間は18:00までのようですが、この日は14:00で売り切れじまいでした。

  • 帰りは東京湾フェリーで夕日を眺めて帰りました。こんな光景に出会えます。

  • 帰りは東京湾フェリーで夕日を眺めて帰りました。こんな光景に出会えます。

2015/02/13 更新

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