2回
2018/01 訪問
青森駅から1km長ーい新町通を抜けて、アーケードが無い本町通りにある割烹居酒屋さん女性4人がチームワーク良く立ち働き、人情を感じる
19:00青森駅に到着し、ホテルにチェックイン・・・遠い・・・
駅前商店街の新町通は1kmあるそうで、それを通り過ぎて少し行ったところでやっとチェックイン。
もう歩きたくない。
ということで、ホテル近くの本町を少しうろつくと、ねぶたの輝く看板がある割烹風の店を発見。
覗いて雰囲気が良く、少し空席があったので、思い切って入店。
カウンター9席ある真ん中あたりに着席をうながされました。
コートは入り口のハンガー掛けで預かってくれます。
多忙すぎるようで、自分でメニューを取りに行きました。(あとで謝っていました)
まずはエビスビール。
予備知識なしで来たので、しばらくメニューとにらめっこ。
刺身が美味しそう。というか美味しいに決まっている雰囲気ですが、単品のみが書いてあります。
遠慮がちに盛り合わせはできますか、と聞くと、「頑張ってみます」とのこと。
さらにおでんも注文しました。
先におでん。(写真)
いわゆる青森おでんです。
しょうが味噌おでんは、串に刺したものが7種盛り合わせになっています。
扁平なものが多いようです。おつまみかおやつ感覚で、飲みながらチョイチョイやるに打ってつけですね。
味噌は見た目が酢味噌ですが、例えれば酸味をなくして少し甘くした感じ。
刺身の盛り合わせもやってきました。(写真)
メニューに無いので、特製と言っても良いでしょう。(笑)
マグロ赤身と中トロとトロの3種、ヤリイカ、ホタテ、白子。珍しい組み合わせ。
マグロは産地を聞きませんでしたが、生(冷凍では無い)のようです。
白子が刺身にはいってくるなど青森らしい。
みな新鮮で美味しい。
たまらずここで日本酒へ。
メニューには地物の純米酒が多数あり、これも好印象です。
作田を注文。「さくた」と読むと教えてもらいました。
ホタテ味噌焼も行きましょう。(写真)
コンロで焼いて少し火が通ったところで溶き卵を入れ、しばらくしてから仕上げに残りの卵を入れるという調理を見ることができます。
木のスプーンで食べます。卵のおかげで優しい味です。
もう1品と思っていましたがこの時点で結構お腹がくちくなってきました。
お会計。
結構忙しそうなので声をかけづらい場面もありましたが、人柄も良くて人情的なお店でした。
純米酒中心に揃っているところが良かった。
*余談
駅前の高得点の店(ここではありません)は、少し前に青森に来たときに入った店ですが、そのときはガラガラであるにもかかわらず1人の客と話し込んで非常に不愉快でした。
美味しくも無いあの店がねぇ、という気持ちです。
2018/01/23 更新
八甲田山山頂に行って樹氷を見てきました。
青森駅に戻って温泉に入り、宿に戻って再出発です。
17:30頃から市内をうろうろしましたが、めぼしい店はみな予約で満席でした。
1軒ハズレの店にはまり、すぐに脱出。
もうハズしたくないですね~
そういう思いで、昨日行った当店を再訪しました。
入り口でハンガーにコートを自分でかけてカウンターに着席。
昨日よりは落ち着いた雰囲気でホッとしました。
「昨日はこの辺に座っていたよね」などと会話があり、日本酒でスタート。
ホッキ貝刺身。(写真)
予想したよりも大きい。
アワビやバイよりは柔らかいが、コリコリした歯ごたえは感じます。
淡白な大人向けの味ですね~
隣の常連さんと女将さんとの会話で、田酒の山廃が入ったという情報が。
常連さんにガラスの徳利が出るのと一緒に、女将さんがグラスに1杯出してくれました。
甘味が少ないさっぱりした第一印象で、ほのかな酸味を感じました。
昨日に続き、ホタテの貝味噌焼き。(写真)
半ば火が通ったあたりで軽く溶いた卵を7割ほど投入。
少し固まってきたら残りも投入してかき混ぜ、
出来上がり。
これはお勧めの一品です。
亀吉の純米酒をいただきます。
これは辛口です。
揚げ物に合いそうです。
ということで、ゴボウの唐揚げをいただきます。(写真)
ゴボ天の食感が期待通り。ピリ辛で美味しい。亀吉も進む。
今日も店の方はキビキビ立ち働いています。
声をかければ会話があり、静かに食事もできるし、様子を見て時々構ってくれる。
居心地の良い場所でした。
☆4にします。