©Loroさんが投稿した肉料理 荒川(京都/河原町)の口コミ詳細

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Loro piana。の食べ歩る記 備忘録

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肉料理 荒川京都河原町、祇園四条、三条/焼肉

1

  • 夜の点数:4.0

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.0
  • 昼の点数:4.5

    • ¥5,000~¥5,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2010/08 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人
  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥5,000~¥5,999
    / 1人

京都で焼肉を食べる時には此の店と決めています … 肉料理『荒川』。

本日、11月15日は明治維新に最も影響を与えた幕末の志士"坂本龍馬"の旧暦での生誕記念日であり、
同時に何の因果か判りませんが盟友である"中岡慎太郎"とともに往時の"近江屋"にて謎の刺客の
手によって命を絶たれてしまった日でもあります。

旧暦では生まれ出でた日が天保6年11月15日で他界された日が慶応3年11月15日であるとされておりますが
西暦表記では1836年1月3日生まれで没年が1867年12月10日と異なるということを先ずは御理解戴き度く候。

先ずもって"坂本龍馬"氏と"中岡慎太郎"氏の御霊のご冥福を祈念申上げます。

これは洛中の旧家に嫁がれた親愛なる友人から御教示戴いたことであり、おそらく京都の方は口を噤んで
滅多に話されない話題とも思われますが友人が帝都の東京より古都 京都に嫁いだ時に驚いた事があった
のだと教えてくれたことを一筆したためさせて戴きます。

友人が嫁いだ時の京都の旧家の風習では家の中で"肉"を戴く時には御先祖様の他界された日ではないと
いうことが先ず第一条件であったという話を伺った記憶があります。

その話を訊いた時に京都は日本の雅と歴史を凝縮した都であることは云うに及ばず御先祖様を敬う心構え
や古くから伝わるしきたりや慣わしまで現代に受継がれている街であるということを改めて感じた次第です。

自分の遠い祖先も元々は京都に居を構えており、その後、滋賀の大津、そして帝都 東京へと居を移したと
いう事実から京都には強い思いがあるのですが前述の話を友人から訊いた時には解るような気もしました。

そういう前ブリを書きながらも盆休の時期に焼肉を喰らいに行った理由は二つ、ひとつは日の高い昼だった
ということと盆休の中、市場は休みであるものの料理屋御用達の魚屋さん等は稼動はしているものの生簀
で生かしていた魚介類を流通するだけであり、とれたての新鮮なものを口にすることか出来ないということの
二つの理由から…、また京都の肉屋さんのレベルは相当高いということは賢者の方々であれば御存知の筈、
個人的に"焼肉"なら"なり田屋"さんや"荒川"さん"ステーキ"や"ハンバーグ"なら"くいしんぼー山中"さん
ごはんのおかずとなる"和風すてーき"となれば迷わず"丸太町十二段家"さん、酒のアテなら""さんの
"牛肉の炙り焼"、"ビフカツサンド"ならば"はふう"さんと足を運ぶ店は決まっており間違ってもツーリストさん
御用達の店"M"さんや"M"さんへは万が一にも自発的に足を運ぶということは有り得ないのであります(笑)

この日は久しぶりの"荒川"さん、通常は夕方から店を開けられる店でありますが未だ日の高い昼の時間帯に
店主の"荒川一道"さんにお願いして特別に店を開けて戴いたのであります。

寝城より店へ向かうその足で今はCVSの店舗に変わってしまった往時の"近江屋"跡地に立ち寄り龍馬さん
と慎太郎さんの御霊のご冥福を祈り手を合せた後、木屋町へと足を進めました。

(閑話休題)

店に到着し先ずはギンギンに冷えた赤星のラガーで火照った喉と身体をクールダウン、ビールのおともには
セットのつきだしとして供された枝豆、茹でた枝豆をそのまま居酒屋のように単に皿に盛り供するのではなく、
料理屋さんのように鞘の両側をキチンと切り落としたものが供される辺りも見逃してはいけません。

料理は"イチボ"と"ミスジ"の"刺身"からはじまり、ロースターの上では"グリーンアスパラのホイル焼"をセットし
点火、キムチと温野菜とともに"焼肉"は生の"牛タン"と"上ミノ"、そして"上ハラミ"と"上ロース"で肉の美味しさ
を存分に満喫し"三角バラ"、"ヒレ"、"ロース"と美味しい肉を少しづつ"食事"は絶品の味わいの"テールスープ"
と"ガーリックライス"、水菓子代わりに食後にフレッシュジュースを戴いて"店主おまかせコース"はひと通りです。

"荒川"さんの魅力のひとつは肉質の良さも然ること美味しいものを少しづつ色々と味あわせて下さるという贅沢、
ひと言で云い表せば、この言葉に尽きると思います。

特筆すべきはギューっと旨味が凝縮された"テールスープ"と香味高き"ガーリックライス"の味は絶品、水菓子
代わりの食後のフレッシュジュースは先代が良く通われていたという"千花"さん由来の味。

木屋町の大人の隠れ家で戴く焼肉の味は最高です。


  • イチボとミスジの刺身。

  • 枝豆(つきだし)のセット。

  • グリーンアスパラのホイル焼。

  • 牛タンと上ミノ。

  • 温野菜。

  • キムチ。

  • 全体はこんな感じです。

  • 上ハラミと上ロース。

  • 上ハラミ。

  • 上ロース。

  • ヒレ、ロース、三角バラ。

  • 三角バラ。

  • ヒレ。

  • ロース。

  • 絶品のテールスープ。

  • ガーリックライス。

  • このガーリックチップが絶品です

  • デザートはフレッシュジュース。

  • 中岡慎太郎の住居址。

  • 坂本龍馬、中岡慎太郎、終焉の地"近江屋"址、合掌。

2010/11/15 更新

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