『ダメなお店11』立花立夏さんの日記

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立花立夏の食事ガイド                   

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私はお酒とタバコが苦手。呑んでいる人の隣で匂いをかぐだけで気持悪くなるレベルです。
だから、会社の飲み会にはほとんど参加をしないのだが、どうしても外せないのが送別会。異動や退職で部署を離れる方を送る宴会だが、情誼的にも外すことができず年に数回あるこの宴会は参加せざるを得ない。それでも、美味しい料理とか食べられればいいのだが、大抵は聞いたこともないようなショボイ料理しか出てこず、私にとってはタバコと酒の臭気の中で2時間耐えるという苦行状態(-"-;)
先日行った名古屋での宴会は、今までの中でも最悪と言っていいほどに料理がマズかった。九州の名産を使った料理コースということで、ちょっとは期待していたのだが・・・。

まず宴会開始から30分、飲み物しか出てこない。コースを予約しているはずなのに、である。居酒屋はそれほど数をこなしているわけではないが、30分間何も出てこないのは初めてだ。
そして最終的に出てきた料理は全部で9品

①熊本名物の馬刺し:一人3種類各一切れづつだったが、これがまずい馬刺しの見本みたいなもので、肉はねちゃねちゃ。脂身部分は蝋状態。一口食べて吐き出しそうになったが、さすがにそれはできず、ウーロン茶で流し込んだ。

②豆腐サラダ:野菜は新鮮とは程遠いヘタレ具合。野菜の味なんかせずにドレッシングの味がしかしませんけどね。

③さつまあげ:これは唯一まともだった。美味いというわけじゃなく、まずくないということで(笑 タバコの箱を一回り小さくしたくらいの大きさのものが1人1枚でしたけどね。

④ビーフジャーキー炙り:どこが九州名産なのか怪しくなってきたが、コンビにで売ってるつまみのビーフジャーキーをちょっと炙っただけのようなもの。

⑤黒豚つくね:割り箸に大人の中指くらいの肉が申し訳程度についている貧弱なつくねが一人1本で、肉は見るからにパサついていて食べると端からポロポロ崩れていくほど物がすかすか。黒豚のはずもなく、当然、美味くもなんともない。

⑥焼き鳥:コンビにの焼き鳥レベルの肉が、一人1串の半分くらいの量で提供されました。味もさることながら、量の少なさにびっくり。まあ、マズかったので半串分くらいでも十分でしたが。

⑦もつ玉:てっきりモツ鍋だとみんな思ってたが、出てきたのはモツにくの入った玉子焼き。小さな鉄板プレートに入ってるからチジミかと思った。みんな唖然としていたが、どうやらもっと高いコースでないとモツ鍋はないようです。まあ、これは幹事のチェックミスですけどね。もつ玉と銘打ってあるけど、クズみたいなモツ肉が入ったペラペラの玉子焼きです。量は一人5センチ四方くらい。もう失笑できるレベル。

⑧ビビンバ。もう九州名産なんて名前だけですね。具が全く入ってないので、ほとんど玉子かけご飯でした。

⑨水羊羹:甘党の私にはほっとするデザートだと思ったが、あんこがえらくまずい。後味も悪くてウーロン茶で口内を洗わないとベタベタしていた。

合計7点。これで4000円。呑み放題を着けているから一人5000円。
いやあ、さつまあげ以外は全部マズかったですね。これだけまずい料理を食べたのは久しぶりってくらい。
居酒屋は料理メインじゃなくて酒を飲んで友好を深めたり鬱憤を晴らす場所というのは分かるのだが、やはり飲み会は参加すればするほどに居酒屋が嫌いになっていくな・・・

食べログでもしっかり乗ってましたが、平均的な評価だったので、ひょっとして居酒屋ってのはこのレベルが普通なんでしょうかね? あんまり利用したことないから分からないけど・・・
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