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昼の点数:4.0
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¥4,000~¥4,999 / 1人
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料理・味 4.0
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|サービス 4.0
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|雰囲気 4.0
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|CP 4.0
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.0
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| サービス4.0
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| 雰囲気4.0
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| CP4.0
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| 酒・ドリンク- ]
鶏の旨みを引き出す
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黄色みを帯びたスープ
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まずは一口お味見
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旨味を吸いながら
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ぶつ切り・切り身
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つみれ
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シメのおじや
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特製塩に完熟柚子胡椒
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2017/03/20 更新
今回長崎、柳川を回ってこの日は最終日。あとは福岡空港に向かうだけ。
福岡らしいものというわけで何を食べればよいか。
やはり博多ラーメンなのか。それならばどこへ行くべきか。
そんな考えであれこれ検索していたのだけど、どうにもピンとこない。
お店の知識がないから行きたい場所を絞れないのと、そもそもラーメンで旅を〆るのが正解なのかという疑問。
さらには、ずっと旅の最初からくすぶってる問題があった。
初日の対馬のホテルで出たミニコンロの「いりやき」に入ってた対馬地鶏の食感と旨味が忘れられないということ。
そのせいもあって長崎市内で焼鳥は食したものの、やはりギャップがあって(まずかったという意味ではない)調理法が違うので違いが大きい。
そう、鶏を煮て食べたいのだ。
となれば、博多には水炊きがあるじゃないか。柳川からこちらに向かう直前にそのアイディアが思いついた。
しかし、問題はあって昼間っから食べられるところが少ないということ。
そんな迷える鶏肉中毒の私たちに光明を授けてくれたのが、こことり田である。
ランチメニューで唐揚げ定食や親子丼などがあるようだが、水炊きもいただけるというのを電話で確認して予約を入れる。で博多座を回り込んだところでお店前。ランチの開店時間より早めに着いてしまった。焦るな自分。
立派な店構えではあるが、リーズナブルなランチメニューもあるということで家族連れや若いカップルなども見える。
水炊き予約の私たちは2階の大きな部屋に通される。4人がけ6人がけテーブルが整然と並ぶさまを見ると、本当に大きな店なのだろう。
さて、鶏が目的の私たちは余計なセットはいらないので、単品で水炊きを注文。しばらくすると、大きな鍋にはおそらく鳥の旨みを十分に引き出したスープが入ってやってくる。イメージした白濁ではなく、むしろ黄色みを帯びたスープ。親鶏を用いているのだろうか。それだけで十分に風味豊か。お店の方がついてスープがあったまったところでお椀についで飲ませてくれる。うん、十分だ。その後野菜を入れ、ぶつ切り・切り身・つみれと鶏を入れてくれる。
お店の方のお話だと、その日一番いい鶏を仕入れるとのことで、この日は鹿児島産だったはず。
水炊きは鶏の火の通し具合が命なので、いい頃合いで器に上げてくれる。お店の方はずいぶん若い方だが、遠方から来た私たちに関心を持ってくれていろいろとお話をしてくださる。ずっとテーブルにつくのだからずっと黙ってるわけにはいかないがそういう気配りも大切である。
で、実際鶏を食べると、スープの旨みと相まって噛みしめる喜びを味わわせてくれる。調味料として自家製ポン酢、完熟の黄色い柚子胡椒、塩なども取り揃えて。
柚子胡椒はなかなかいい。青いのより酸味が若干まろやか。ポン酢も尖ったところがなくてよく合う。
美味しかったので鶏肉を追加、そして最後におじやでしめた。
このスープ、ポットに入れて時々飲みたいなあ。
今回の旅も有終の美を飾ることができ、嬉しいことこの上ないのである。