まいうぜさんのマイ★ベストレストラン 2008

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

今年の味を彩るベスト2008の選択は意外と難しかった。好きな蕎麦だけでなく、なるべく各分野で美味しかった店を選択したつもりである。やはり、ローカル千葉エリアは何度も足を運ぶので、さらに厳格な採点ができたと思う。これ以外に、特に蕎麦の素晴らしい店もあったが、なるべく今年見つけた店をランクアップした。1位のあなざわは多分遠くて再度行けないと思うが、非常に印象の強い店であった。

マイ★ベストレストラン

1位

蕎麦切り あなざわ (郡山市その他 / そば)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2008/06訪問 2008/10/07

旅の徒然に寄る蕎麦屋・福島編2

 郡山市内にある非常に水準の高い蕎麦屋だ。鎌倉時代・静御前の史跡に隣接し、大人の雰囲気で統一された店舗が素敵で胸がワクワクする。そして、お奨めは酒でいえば大吟醸に相当する更科系の蕎麦切りだ。木製の器とざるに盛られた白い一元の観光客よりも地元の方が多いと察するが、これほど美味しい蕎麦を、いつでも気楽に食べられる郡山の蕎麦好きがうらやましい。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • 蕎麦切り
  • 割子もり膳

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2位

手打蕎麦ゆい (養老渓谷、上総中野 / そば)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2011/07訪問 2011/08/26

旅の徒然に寄る蕎麦屋:絶品手打蕎麦は養老渓谷にあり(再訪)

  雨の降る中、養老渓谷にあるこの店に訪問する。
11時半に到着したが思った通り混雑はしていなかった。
 
 ごく普通に古民家があって、ごく普通に蕎麦屋がある…そんな気負いのない自然なたたずまいが良い。
素敵な奥様が迎え入れてくれる。
やはり美味しい蕎麦屋に美しい奥様は絵になる。

 せいろ蕎麦800円と地元の野菜天ぷらそば1500円?を注文する。
店内には写真撮影御断りと書かれている。
それでは仕方が無いので、お店の方針に従って写真は断念する。

 本当に、ここの蕎麦は心休まる美味しさだ。
久しぶりの訪問だったが、蕎麦を口にした途端懐かしい土や草の風味を感じる。
 普段野菜の天ぷらは口にしないが、ここのは別だ。
愛しみながら、上手に揚った天ぷらの食感と野菜の味を愉しむ。

 食後に奥様とささやかな会話を交わす。
この土地に来てはじめてカブト虫を見かけたそうだ。

 この蕎麦屋はいかにも観光客が好きそうなロケーションだ。
しかし、観光を目的とした観光客のための蕎麦屋ではない。
ここの蕎麦が食べたくて養老渓谷に集まってくる…そんな本物の雰囲気がある店である。


<前回の口コミ>

 6月に訪問した時の感動した味が忘れられず、8月に再訪する。
舞茸の天ぷらは「夏休み」とのことで、二人で鴨せいろと野菜天ぷらそばを注文する。
茨城県常陸の蕎麦粉を使った十割蕎麦の味、香り、そして汁の旨味は期待通りであった。
天ぷらの野菜の種類はすぐ忘れたが、どれも香ばしく飽きなかった。(基本的に野菜天ぷらは好きではないが・・)
また、鴨の濃厚な汁で食す蕎麦も夏らしく乙な味であった。秋の新蕎麦の頃が楽しみだ。


 ある晴れた6月の休日、庭先には開店前からお客が集まり賑わっていた。一番で着席したがすでに満席だ。
田舎の雰囲気を演出し、到る所に花を飾り、トイレも奇麗で手入れも行き届いている。
この演出された仮想的田舎世界の中で唯一、都会的で美しい若奥様と普段ぽい仕事着が妙に現実的だ。
 妻と二人でせいろ蕎麦2枚と舞茸天ぷら蕎麦を註文したが、雰囲気に合った器に盛られた蕎麦は見た目も良く艶がある。
口にすれば牧草のような香りがひろがった。蕎麦は好きだが、今回は高いランクで美味と感じた。
汁はだしが適当に醤油の辛味と混ざり合い絶妙。舞茸の天ぷらもサックと揚がっており、最後まで香ばしい。

 大いなる満足感に浸りながら、新緑に染まった養老渓谷を散策した。
 

  • 平成23年7月
  • 平成23年7月
  • 看板

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3位

蕎麦 坐忘 (西八王子 / そば)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 ¥1,000~¥1,999

2009/05訪問 2009/05/17

浮世離れした世界を楽しむ蕎麦の名店(再訪)

 新緑の高尾山頂から歩き通して昼過ぎに八王子の坐忘に到着した。いつも玄関を開けるとき心がうきうきする。薄暗い客席を見るとほとんどお客がいない。最近、空いているのが気になる。
 今回も天せいろ1800円を食す。静かな空間で心落ち着く和の世界だ。山の気を十分吸って味わう蕎麦と小海老のかき揚げの味はまた格別だ。最後、笹の菓子がついた。小さいが香りが良い。
 店を出るとき、店員さん二人が深々と頭を下げて見送ってくれたのが印象的だった。


<前回までの口コミ・概要>
 年の暮れの夜、お客のいない静かな空間を心ゆくまで独り占めする。「時代を超えて」という純米吟醸酒をいただき、天せいろを食す。小海老のかき揚げはコンパクトだが香ばしくて美味しい。
 蕎麦と汁は、いつもの味・・・で変わりはなく不満もないが、少々新鮮味がなくなり、感動しなくなった自分がさみしい。しかし、満足した気持ちで遠い帰路についた。

 このお店ほど安定感のある蕎麦屋は少ないと思う。①茶の世界に通ずる雰囲気の良さ②器に対する配慮③料理の技巧的な技④蕎麦へのこだわり⑤珍しい日本酒の提供などお客への満足度を高める努力をされてると思う。予約して行った12月31日の年越し蕎麦コース、1月には天せいろを食したが、客席は満席だ。特に小海老のかき揚げの美味しさと繊細さは、一寸まねできないと思う。蕎麦に関しては、見た目に艶があって適度のコシが楽しめる逸品である。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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4位

玉家 (京成佐倉 / うなぎ)

1回

  • 昼の点数: 3.5

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2009/08訪問 2009/08/18

佐倉裏通りの古い割烹料理屋:今年3回目(通算7回目)の訪問

7回目:お盆休みも終わった月曜日の昼に予約して訪問。一階の奥の広い部屋に通される。賄いのおばさんに正直に最近味がおかしいと伝える。真摯に聞いてくれたが結果はどうだろう?
 ふたを開けて驚いた。今まで見たこともないほどタレだらけの鰻重だった。鰻だけでなくご飯も甘いタレだらけ。写真では美味しそうに見えるが、味の品格は確実に落ちたと思う。鰻の皮もバリバリに硬くて食べたくない。 鰻の格も落ちたようだが、今年あたりから調理人が変わったとしか思えない変貌ぶりだ。12月の特上写真と今回の写真を比べても違いは歴然だ。残念ながら鰻の美味しい特別の店が、ごく普通の店に格下げになってしまった。

6回目:2月の今回初めて2階に通された。ただ広くて雑然とした印象の広間だ。お茶は熱湯のせいで苦い。前回と同じく鰻重上を二人分注文する。
 出された鰻重を見ると鰻が小ぶり傾向になっている(以前ははみ出ていた)。ご飯はやや柔らかめ。タレは甘めに感じる。山椒がないので電話でお願いする。謝りながら持ってきたが、どうも接客・サービスの心配りが中途半端で落ち着かない。
 
 5回目:平成21年はじめての訪問。小雪ちらつく寒い昼だったが、美味しい鰻を約束されたような店だから当然期待したが、今回はじめて外した。
 鰻重上を二人分注文したが、両方とも身が硬く弾力あって皮まで食べられない。あのふっくらとした芳ばしい鰻とはほど遠い出来。多分蒸時間と技術の未熟と思われる。スーパーで買うような鰻だったと指摘もあったが、まさしく不味い鰻だったので評価を変更した。

4回目:人生最後の昼食に何を食べるかと自問すれば、やはり鰻は有力な候補である。そして、どこで食べるかとなれば、家から近い佐倉のこの店は無視できないと思う。今年も僅かだがどの位の鰻を食べただろうか。その中でこの店はお奨めである。今回4回目となる訪問となったが、はじめて特上鰻重(2500円)を注文した。その差は、結論から言えば鰻のサイズとお新香が違う訳だが、ワイルドで豪快な味で満足度も大きかった。今の心境は、交通費をかけて東京の高い鰻を食べるなら、近くて便利なここが最高という結論である。
 
 3回目:土用丑の日直前の日曜日から3か月目。今回は玄関前の暗い部屋に通され、2000円(税別)の上鰻を註文する。壁にはマラソンで有名な女子選手や監督のサインや、有名政治家の色紙が飾ってあった。 お茶を飲みながら待つこと約20分。お待ちかねの鰻重がやってきた。
 やや甘みを抑えたタレで焼かれた鰻が筏のように並び、贅沢感あふれる様子は今まで通り。味もふっくらまろやかで、皮の硬さや特有の生臭さもなく、ご飯の炊き加減も変わらない。今回で3回目だが、いつも安定した味で、期待通りの美味しさに大満足。
 帰り際に鰻の調理方法を尋ねてみた。注文を受けてから鰻をさばき、白焼きにしてから蒸し、タレをつけて焼くそうなので時間がかかりますとのこと。

  • 特上2500円・平成21年8月
  • 鰻重特上2500円
  • 2月の上鰻重

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5位

蕎麦 ひさ霧 (成田湯川 / そば)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2011/12訪問 2011/12/26

今年もお世話になった蕎麦屋② 成田周辺の蕎麦屋1 辛口の汁が魅力の粋な店(再訪)

 今年もお世話になった蕎麦屋の一つ。
成田ではちょっと粋な蕎麦屋の一つで、大変お気に入りだ。
今回はかげろう蕎麦1000円、おかめ蕎麦1000円を注文してみた。
なんでこれで1000円もするのか…という意見もあるでしょう。
いいんです。わかる人だけこの店に来て和んでくれれば…。
 
 忙しい時の女将はテンパッテいてサービスが平常でありません。
いつも優雅な女将でありますが…。
 だからあまり有名になってほしくないし、不味いとか意見も大歓迎!。
蕎麦の好みは人それぞれなので、感じ方一つで価値観も異なります。
高くて不味い…という意見があって当然だし、それほど高いレベルでもありません。

 でも我々夫婦にとって、美味しい蕎麦が食べたい時に寄る蕎麦屋です。
人が美味しいとか言うから来るのでなく、有名だから足を運ぶのでなく、
自分が美味しいと実感する蕎麦屋の一つです。

 来年もよろしくお願いします。


<前回までの口コミ>

 店の前の駐車場が珍しく満車である。
新しい色合いの暖簾をくぐると、やはり席は賑っており、
あの上品な女将さんもてんてこ舞いの様子。
 10月最後の日の訪問だが、台風14号が接近した前日の昼に伺ったら臨時休業であった。
一日臨時休業したから本日は、その分取り返すような忙しさの様だ。

 いつものように鴨南蛮1200円と、妻はお昼のセット1000円。
ここの鴨南蛮は藪系の旨さを彷彿させるので好きな味の一つである。
店内を見渡すと、あらためて活花や雰囲気のセンスの良さに心落ち着く。

 少々時間がかかって注文の品が届く。
相変わらず女将さんは次から次に来るお客様の対応に苦慮されている。
蕎麦を啜ってみると、山椒のピリリとした辛味と鴨の出汁の旨味が口いっぱいに広がる。
新蕎麦と思うが、いつもと同じ蕎麦の味わいで特に変化もなし。
季節問わず同じ食感の蕎麦という事も重要かもしれない。

 この味に魅せられて毎月のように通っているが、
もし行列ができる店まで繁盛されたら正直困ってしまう。
心静かに蕎麦を食す楽しみが味わえる、成田でも貴重な店だから。


 今年もやはりこの蕎麦屋だね・・・の一言で決まったいつもの蕎麦屋。
珍しく今日はお客も少なく、御主人とお話が出来た。
 浅草の並木藪の辛汁とどちらが辛いか比べてみたら、藪が辛くて好きだという話だ。
汁は藪に匹敵するくらい辛いのに、蕎麦は系統が違うような気がしたので尋ねてみた。
答えは一茶庵系だそうだ。詳しいことまでは聞けなかったが、個人的には一茶庵で修業された
蕎麦店が好きなので納得した。
 この2年間飽きもせず通ったが、このいつもの味に癒される新年であった。 


 今年もあと僅か。この店に通うようになってもうすぐ2年。
あれこれ成田周辺の蕎麦屋で美味しい蕎麦を食べてきたけど、やはりここが一番の好みだ。
如何にも蕎麦屋らしい佇まい。千葉では珍しい辛口の汁。色白の美しい喉越しの良い蕎麦。
すべて気楽に蕎麦を食す最適な条件を備えてる。
 今回ははじめて温かい天ぷら蕎麦を食す。房州千倉の鯖厚削りを使用した甘汁の汁と天ぷらが香ばしい。
国内産の石臼挽き粉に玄蕎麦粗挽き粉を加え井戸水で打ち上げたという麺はいつもの通り瑞々しい風味だ。
 

 野山の風情を楽しむ粋な蕎麦屋・・・というタイトルも似合いそうな成田の蕎麦屋。
暖簾の色は三色あり季節によって変わる。生花もきめ細かなセンスが活かされとても素敵だ。
そして食材の季節感も大切にしている。何気ない天ぷらにも季節を感じることが楽しい。
 今回は鴨南蛮蕎麦1200円を注文する。
やや細めで柔らかい口当たりの蕎麦は喉越し良く、出汁の効いた辛目の汁とも相性が良い。
鴨独特の香ばしさがやや足りないが、それがこの店の味として納得できる爽やかな風味だ。
 ここは満腹になるための食事としては蕎麦の量は少なく、大盛もないので結局CPが悪いと感じるかもしれない。
しかしカロリー信仰から解放されて、素材の味の良さと全体の演出が気になる私には、普段食す成田周辺の蕎麦屋としては最高に粋な店だとおすすめしている。


 成田・土屋から国道408号を江戸崎方面へ直進して間もなく、柿渋色した暖簾がかかる小さな蕎麦屋がある。
最初の訪問は平成20年1月下旬で、近くの有名な蕎麦屋の帰りがけに見つけた。
客もいない昼下がりで、愛想の良い女将の声が心地よく感じた。値段も安く良心的で、蕎麦がとても美味しかった。
 その時から季節は移ろい、何度も再訪した。店内にいつも、さりげなく季節の花を飾り、四季の風情を演出している。
天然素材の店内装飾も好印象だ。
 味わう蕎麦はきりりと締まり口あたりも優しい。麺は色白で艶があって美しい。
汁は辛味を大切にした大人の味だ。ここは啜る快感を楽しみたい。
 天婦羅も海老や季節の食材を使い、平凡な野菜を出さない主人の心意気を感じる。
良い油を使っているようでサクと揚がっている。やや辛目のタレで味わう天丼もまた絶品である。
口の中に広がる自然の風味に偽りがなく、本格的な味わいを堪能できる。しかし、残念なことにご飯が売切れの時が多い。
 有名店で味わう絶品な蕎麦を堪能するのも良いが、普段、気軽に食べる蕎麦として申し分ない味とお値段である。とても気分が良く蕎麦を楽しめる店として、成田界隈の蕎麦好きに紹介したい。

  • おかめ蕎麦
  • かげろう
  • 昼ビール…

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6位

胡桃亭 (野崎 / そば、天ぷら)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2008/09訪問 2008/10/14

那須塩原山麓の美味し過ぎる蕎麦屋

 JR野崎駅からタクシーを飛ばして、ごく普通のたたずまいをみせる胡桃亭に入った。店の雰囲気が思い描いたイメージと違っており、わざわざ新幹線を使って来る程の蕎麦屋とは思えなかった。しかも、有名店にある長蛇の行列もなく、日曜の昼時なのに閑散としている。

 せいろ蕎麦(二段)1350円を注文する。店内には7月に値上げした主旨の張り紙があった。そして待つこと約20分、注文の蕎麦をもってきた。

 いつものように蕎麦だけ食べてみる。その味わいや歯ごたえに驚愕する。所謂自家製粉による石臼で挽きあげた蕎麦粉の十割手打蕎麦を何度か食べたが、まさしく蕎麦のエネルギーを凝縮したような歯ごたえと、香りに満ちた美味しさだ。

 但し汁に関しては、出汁が強く蕎麦の風味と合っていない気がした。もちろん好みの話だが、味がしつこく感じる。最後、トロリとした蕎麦湯も単独で飲めるほど濃厚で旨味があり、命の力に溢れた蕎麦を頂戴して幸せな気分になった。

 店からJR野崎駅まで、嵐が来そうな空模様の中、早足で約25分弱(10分という他のコメントがあったが無理と思う)で到着した。さすが栃木県が誇る有名な蕎麦店の味と大いに納得した。観光客が好きそうな客寄せ的な装飾の店とは違い、味で勝負する地道で堅実な店舗のようだ。

  • (説明なし)

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7位

ポルチェリーノ (公津の杜 / イタリアン、パスタ)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 ¥1,000~¥1,999

2010/09訪問 2010/10/31

今夜も楽しく味わいました・・・家庭的雰囲気でもてなす人気のイタリアン(再訪)

 前回の訪問から3カ月・・・久しぶりの訪問でお味の確認。
最近ランチの評判が良くなくなったので気にもなっていた。
平成22年9月下旬の水曜日の夜に訪問。

 今夜も7人ほどの団体の予約があって店内は賑っていた。
奥様は出産を控えて産休中で、ホールには若い男性が応対していた。
 白ワインデキャンタ1800円と3000円コースを注文する。
お任せの前菜盛り合わせに牛肉のラグーのトマトソーススパゲティ、サツマイモのキャラメル・・・プリン。
妻も自分の好きなイワシの食材のスバゲティを注文した。

 今回はスパゲティがとても美味しく感じた。
こんなに熱いパスタを食べるのも久しぶりだ。
さらに美味しさが倍増して至福の一瞬・・・幸せ!
やはりオーナーシェフが料理を作るとレベルが違うような気がする。
 無口だと思っていたシェフは意外とソフトな喋り方で、
料理の全体の質を下げないよう、さらに気を引き締めて味の確認をされてるようだ。

 最後に頂戴したゴルチェのサツマイモ・・・プリンも良かった。
キャラメルがパリパリして香ばしかったが、ホールの若い男性が担当したとのこと。
 今後もスタッフ全員力を合わせて、地域ナンバーワンの店を目指して下さい。

<前回までの口コミ>

 平成22年6月中旬の火曜日の夜、なんか名目をつけて久しぶりにやってきたこのレストラン。
夫婦の間では「仔豚ちゃん」で通じるお気に入りのお店の一つだけど、
きっと店内はガラガラで大歓迎されるなんて思っていたら意外や満席で大間違い!!
 奥様から「料理が遅くなるかもしれませんが頑張りますー」なんて言われて、
とりあえず白ワイン・デカンタサイズ1890円を呑みながらディナーコース2940円を注文する。
 しばらくしてパーニャカウダ、そしてまたしばらくして前菜が届く。
ちびりながら呑んでいた白ワインも無くなり、次は赤ワイン・デカンタ2415円をお願いした。
この赤ワインが結構いけていて、ワインの芳醇な風味に刺激されたせいか、
前菜の味わいがさらに輝きを増してきた。
 そして牛肉の味わい濃厚なソーススパゲティを口にして気分はかなり高みまで高揚した。
どこまで?ちょっと目眩がしそうなヒマラヤの奥地までかな・・・意味不明?
 この界隈の人気店だけあって店内を急がしそうに走りまわる奥さまですが・・・大事な体ですのでご注意くださいませ。


 秋も深まった10月の下旬、同じ職場の仲間と夕食をここで食べることにした。もうこの店の味の傾向も十分承知だし、まず失敗することのない堅実な店だからだ。こじんまりとした狭いテーブルだが気分は高揚して話もはずむ。
 いつものパーニャカウダの野菜をキャッキャ言いながら口にしたり、各自注文したパスタの味を絶賛したり、白ワインの魔法で気分は軽やかになり最高のディナータイムとなった。
 私も牛のほお肉のパスタのまろやかで濃厚な味を楽しみ、椿豚の弾力ある肉質の味わいを堪能したり、ソムリエ奥さまのお勧めのロゼワインで最後は締めて、人生の喜びを感じながら皆で公津の杜駅まで歩いて帰った。
 今年も何度かお邪魔したが、ますます美味しくなるような料理に来年も目が離せない。


秋の気配を感じる9月の訪問。今回で6回目になるがとても美味しく頂戴した。
 今回注文した魚介のトマトソース・スパゲティは、私が今まで食べたトマトソース系の中でも最高の部類であった。どうも缶詰のようなトマト味が苦手だったが、ここは自然のような味わいで素直に食事が出来た。
 また健康を気遣う妻のために、メニューリストにはない油脂分の少ない冷製スパゲティ料理を用意して頂いた。本当に忙しそうな調理場なのに、ある素材とはいえ手間をかけるのは大変だったと思う。感謝するとともに、ますます素敵なレストランになったと感じている。


 病院帰りの遅いランチだが気分転換に再訪してみた。奥様族で埋まる平日の午後だったが上手く着席できた。いつものAランチ。そろそろ新鮮な気分も抜けて評価も厳しくなるところだが、正直、ソーセージのクリームソース・スパゲティを食べた時、あまりもの美味しさに感動した。豪華なサラダ、コーヒー、デザートがついてこの値段で本当にイイの?と質問したくなるほどリッチな気分だ。
皆様の評価が高いのもうなづけます。

 春の気配濃厚な休日の昼食、Aランチの温野菜サラダと海老・帆立の塩味スパゲティを注文。 
 ボリュームのある温野菜のサラダの味付けは軽く、自然の旨味を楽しむ。これだけでも健康的で食べる価値がのある。そして沢山の海老がちりばめられたスパゲティ!以前より味付けの輪郭がハッキリして、しかもサラリとした味付けなので、最初の一口から美味しさを感じる。デザートも三種類用意されており、パンナコッタのクリーミーな味を堪能した。
 妻も私も、この味と価格なら最高という気分になり、満足度の高い昼食に幸せな気分であった。

 今回は、会社の同僚とランチを楽しんだ。二種類のハムのサラダやツブ貝の塩味を活かしたスパゲティのAコースを註文した。髭を生やしたご主人が一生懸命調理されていて、思わず応援したくなる。ここの味の印象は、一口食べてすぐ美味しいと感じる即物的な味付けではない。じっくりと味わって料理を楽しみ、最後に良い味加減になるように計算されていると想像する。

 平成19年の春に初めてお邪魔した客席20席ほどの小さな店。店の名前は「仔豚」の意味らしい。その時クスクス・コースを註文したが、どうも味が合わなかったのか印象になかった。
 次はディナーに入ってみた。金曜日の夜、そこそこ客席は埋まっていて活気があった。ソアーベ地方の白ワインに、カルボナーラと豚肉料理のコースを註文する。間もなく、パーニャカウダが出てきた。くせのあるアンチョビーとガーリック味のソースを温めて、新鮮な野菜をからめて食べるわけだが、ソースの味が強く野菜の風味がわからない。本場イタリアの野菜料理だそうだが、味が強烈でワインがすすむ。
 カルボナーラは黒胡椒と濃厚ソースとのからみがポイントだが、もう少しバターまたはチーズ味がほしい。椿豚料理は素材の味を活かした美味しさで、モチモチ感が魅力だ。
 美人でクールなタイプのソムリエ奥様がおすすめ上手なので要注意だが、素敵な夜を満喫した。
 

  • H22年、9月
  • H22年、9月
  • H22年、9月

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8位

寿司栄 総曲輪店 (グランドプラザ前、中町、大手モール / 寿司)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2008/08訪問 2008/09/02

富山で寿司三昧

 まだ明るい夕方5時頃お邪魔する。店内の照明が少々暗いが「いらっしゃい」という威勢の良いかけ声が頼もしい。「禁酒・禁煙」に徹した店なので、安心して寿司に集中できる。コースは総、曲、輪とあるが、土曜日のせいか、総だけ用意できるとのこと。妻は総コースを、私はお好みで注文する。添えられたウリのお新香の塩っ気が効いて食がすすむ。メロンだそうだ。ブリをたのむと「冬だけです」と返事される。御尤もで。シロエビやカンパチ、さんま、しゃけ、たこ、イカ、アナゴなど注文すると素早く反応し握ってくれる。酒を飲まない分、ペースも早い。昔の寿司屋で見かけたことがある目の前の噴水?で指を洗う。
 妻曰く、今までさんざん食べた寿司の中でも最上クラスとのこと。富山米で握る鮮度の良い地魚は旅の思い出に最高だが、冷静にみると一寸褒めすぎだと思う。とにかく越中富山に来た時、ここのお寿司は外せない。

  • (説明なし)

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9位

みのひろ (京成臼井 / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 ¥1,000~¥1,999

2008/08訪問 2008/08/06

京成臼井駅前で多彩な和食を楽しむ

 臼井駅近くの小料理屋で、調理人とサービス担当の男性二人だけの小さな店だ。今回はランチを目的にお邪魔した。メニューは豊富だが、前回美味しかった名古屋風「鰻のひつまぶし」と、鮎の塩焼きが付いた「麦とろ膳」を注文。
「ひつまぶし」は、やや小振りの徳島産鰻の旨味が口の中でとろけて広がり、相性の良い出汁つゆに山葵など薬味を入れて、夏の味覚を堪能する。また「麦とろ膳」の鮎も香ばしく、とろろ芋と麦飯とともに戴く。夏の暑さに疲れた胃袋にも優しい味わいであった。
 以前にも書いたが、美味しい店は、大型店舗ではなく、個人が経営する志高き小さな店舗から生まれると思う。それには美味を追求する心が必要だ。そしてこの店の味付けと品格は水準以上と感じている。前回食した時、鮎の塩焼きは、素材の良さに塩味の旨味が生きた上品な味であった。そして揚げたての海老天ぷらは、サクとして口当り爽やかな風味、「鰻のひつまぶし」は初体験であったが味わい深さに感動した。専門店顔負けの味で、今年見つけた店でもベストにランクされる。酒が呑める方ならもっと楽しい食事となるだろう。

  • (説明なし)
  • ランチ・鰻のひつまぶし
  • ランチ・麦とろ膳セット

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10位

よし野 (公津の杜 / とんかつ)

1回

  • 夜の点数: 3.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 3.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999

2009/12訪問 2009/12/16

牡蠣フライが最高!素材の味で勝負する実力店(再訪)

 牡蠣フライが猛烈に食べたくなった。しかもトンカツも食べたい!それならばこの店しかない・・・平成21年12月の夕飯に選んだ店がこの店だった。店舗に華やかさはないが味の店として好きな店だが相変わらず素気ない雰囲気が漂う。
 しかし、ジューシーな牡蠣の美味しさと潮の香りは素晴らしい。プクっとした身の厚さがあってはじめて味わえる美味しさだ。衣もサクっとして香ばしい。これで1100円は安いと思う。
 ロースカツ定食にも不満はない。しっかりとしたパン粉で揚げたロースカツの味は庶民的で満足感が高い。今年も様々な店でトンカツの味を堪能したが、成田周辺では良心的な店と思う。

<今までの口コミ>

 平成20年8月早々昼間にお邪魔する。今回は仕事仲間との楽しいランチだ。注文は全員ヒレかつ定食。個人的にはロースカツが好きであったが、改めて肉質が柔らかくジューシーなヒレ肉の魅力の虜になった。しかもボリュームの大きさにも圧倒される。今回は上司のご招待で御馳走になったが、本当に価値のある食事だったと皆も満足していた。

 この店はR51の公津の杜や富里方面の分岐の一角にある。結論から言えば、「ご主人しっかりと良い仕事をしてますね」と言いたくなる職人の店だ。カツの衣がびっしりと密度濃く揚がっていて芳ばしい。素材も品質の良い肉の味わいだ。そして海老フライや牡蠣フライもお奨めだ。衣の中に旨味を封じ込めて、口の中一杯に広がる海のエキスを贅沢に堪能できる。とにかく自分達だけの秘密にしたくなる味の店だ。


追加情報:場所は千葉県成田市、定休日は水曜日

  • 21年12月
  • カキフライ・アップ
  • 21年12月

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