Malouinさんが投稿したコート ドール(東京/白金高輪)の口コミ詳細

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『ミヤシュラン』(”ミヤ”って間違ってる? いえ、分かる人にだけ分かります)

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この口コミは、Malouinさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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閉店コート ドール白金高輪、田町、三田/フレンチ

2

  • 昼の点数:4.0

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 3.8
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク -
2回目

2022/02 訪問

  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気3.8
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

☆~二言目には: Orthodox French is Eternal

前回感じた感動が冷めやらないうちの再訪。

お店に関する感想などは前回の”☆~一言目には”のレビューで詳述したので、この”☆~二言目には”では 簡便なレビューで。

前回は朝食を食べ過ぎての訪問で、追加のアラカルトを頼めなかったので、今回はほぼ朝食抜きで臨戦体制で伺う(w

今回も、どの皿も心を幸せにしてくれたが、今日の白眉は、国産牛のテール煮込み 赤ワインソース と和栗のモンブラン。

前者は素晴らしいの一言。 よく煮込まれ柔らかいが肉の旨味を残し、シコシコとした歯ごたえのある食感に仕上げられていて舌が唸る。もちろん灰汁取りは完璧なので臭みは一切感じない。酸味を抑えた濃厚な赤ワインソースと添えられた人参のピューレを併せて頂く。braise系の料理は好きなのでよく注文するが、今まで食べた同種の皿で間違いなく一番舌が唸った。

メレンゲクッキーの上にぎっしりと栗を敷き、その上に栗の味が仄かに香るホイップクリームがかけられた和栗のモンブランは、見た目からでは想像できないその美味しさに驚いた。砂糖的な甘みは抑え気味なのに深く甘い(ちょっと意味不明ながら、そんな食後感)。 

蛇足ながら、コートドールのような店は昨今クラシックフレンチと呼ばれている。相対する呼び方はモダンフレンチらしい。私は古臭さを想起させるクラシックっという呼び方に違和感を感じるので、正統派フレンチあるいはOrthodox Frenchと呼んで欲しいと感じています。

  • 牛テール

  • 和栗モンブラン

  • いとより鯛

  • エチュベ

  • オマール海老のテリーヌ

  • リエット

  • アールグレイの氷菓

2024/12/06 更新

1回目

2022/02 訪問

  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気3.8
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

☆~一言で言えば : Eternal

*** マロワン<Malouin>の Smug tongue,,,,, Just for your information,,,,,

◎心はどれだけ幸せだったか?

昔、たびたびお世話になったが、長くご無沙汰していた店を、お互い元気なうちに再訪しておこうと思い立ったシリーズ第三弾(第一弾はルマンジュトゥー、第2弾は北島亭)。

この日は遅めの朝食をしっかり食べてしまったので、大丈夫かな、、、と思いつつ伺ったが、”ああ、おいしければいくらでも食べられる”を、久々に実感した。このいくらでもフレンチが食べられる感覚はミシェル・ゲラールに3日間滞在し、フルで夜、昼、夜、昼、夜と頂いて最終日に流石に昼は食べられなかったあの時、以来かも知れない。

心は当然に、とても、とても幸せに。やはり再訪しておいてよかった。
近々にここを再訪する事を心に期した。

(蛇足ながら、今のうちに再訪シリーズの第4弾はヌキテパ、第5弾はミクニを予定。まあ、三國はシェフ本人が四谷本店厨房おられる確率は低そうだが)


◎舌はどのくらい唸ったか?

桜海老のトーストでスタート。良い。今度、家で作ってみよう。

長崎産鰆の燻製。
ただの燻製ではない。燻製してから炙ったのだろうが、なんだろうこの食感は。火入れの凄みなのか。量があるのに飽きずに一気に食す。舌が唸る。そえられた紅はな大根は普通だが、名物のエチュべと同じ作りの人参はおいしい。エチュべを追加しようか一瞬迷うほど。

尾長鯛のサフランソース。
この皿が来た瞬間に盛り付けに驚く。ぱっと見は前菜の鰆と全く同じ盛り付けと見映え、、、これは敢えてシェフが攻めているのか? (註:写真で見ていただくと同じに見えそうなので、鰆と鯛と説明を記入)その答えは、食してわかるよ!というシェフの啓示なのか?
食べてみて改めて驚く、確かに、見かけは同じでも全く違う食感と味。そしてこれも凄く旨い。昨今のインスタ映え狙いばかりの料理とは一線を画すこの店の皿の矜恃を知る事になった。
鍋で焼いてからオーブンでグリルしていると思うがやはりその加減が絶妙すぎる。サフランソースも軽いのに濃い。

蝦夷鹿のロースト。
凄く良い肉質と焼き加減。腿。鹿独特の鉄分に溢れたジュと赤ワインのソースに舌が唸る。最近食べた鹿(誰々さんが仕留めて捌いた云々の講釈が盛り盛りの鹿肉も含めて)中で、一番旨かったと思う。それ故に、やっぱり個人的には牛と比較して、どんなに美味しく準備いただいても鹿肉は好きでないという事を再認識する事に(苦笑)。

カカオ生チョコのテリーヌ。
上には原料のカカオの粒がふられている。普通においしい。

MIGNARDISE 
マカロン、生チョコ、クッキーが供されたが、このクッキーに舌が唸る。系統としてはガレットブレトンヌなんだが、生地が非常に軽い、サクと崩れる、そしてバターの甘みが口の中に広がる。まさにサブレ。至福。


◎足が自然と、またここへ来たいと動くか?

ここはもっと頻繁に再訪しないとと、日を開けずに足が自然とここへ向かって動きそうだ。


◎会計担当の我が家の財務大臣の反応は?

I can repeat the same dishes again now.


☆In a word ~一言で言えば :  Eternal

●他の人は言わないかもしれないA straight tip

この日、厠に向かう廊下に掲げられたシェフ手書きのメッセージは、国語についてだった。それは、日本語の乱れを憂いておられるようにも見えたし、C国にeraceされそうなウイグルにエールを送っているようにも感じた。

  • 鹿

2022/02/18 更新

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