1回
2018/05 訪問
青山で見つけた最高のモダンフレンチ！メインだけではなく、野菜もショコラも美味しい
2018/05/07 更新
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今日のランチは、外苑前。
ネットで見かけとっても素敵なお料理だったので、ワクワクしながら伺ってきました。
Meilleur Avenir a Tokyo（メイユー アヴニール ア トウキョウ）
青山の路地裏にあるフレンチレストランです。外苑前駅いちょう並木方面出口4b出口から、赤坂消防署入口交差点を渡り、青山小学校の先道沿いにあります。こんな場所に小学校があることにもビックリですけどね。
お店は地下ですが大きな看板が出ているので迷うことはありません。
こちらのフレンチレストランでは、「最良の未来＝より良いレストランを目指す」ことをコンセプトとし、平本健一シェフの地元神奈川県平塚の無農薬野菜や全国からの産地直送の食材を使ったお料理が楽しめるお店です。
古典的なフランス料理ではなく、モダンフレンチのお店のようです。
ランチタイムは3200円,6500円、10000円のコースとなりそれにサービス料（5%)と税金がプラスとなります。
地下の店内は、白を基調とした落ち着いた雰囲気です。
テーブル席は4人掛けが二つと2人掛け2つ、それにカウンター席と、空間は広いのですが少な目で隣の人の会話が気にならないような配置となっています。その他に和モダンな個室が三部屋あるそうです。
今日は3200円のコースを頂きました。
どのお料理も驚くほど美しく、芸術的な盛り付けです。
■サラダ
畑をイメージした一皿だそう。
人参のコンフィ、ごぼうのキャラメリゼ、桃と梅の花と一緒にグラスに挿しているのはローズマリーのサブレ。
手前の方は、蜂蜜のビネガーを土に見立て、フレッシュな生野菜がのっています。
その周りに掛かっているのはアンチョビとブラックオリーブの粉末なんだそう。
なんて手の込んだ一皿なんでしょう。
そして、お野菜がこんなに美しく大変身するなんて。
ただ美しいだけじゃもちろんありませんよ。
食べれば、その新鮮さがよく伝わってきます。
野菜の甘さ、旨さをダイレクトに感じることが出来るのです。
■前菜 シェフのスペシャリテ
スペシャリテという言葉にピッタリなまたまた絵を描いたように素晴らしい一皿です。
温泉玉子と焦がしバターのカプチーノ仕立て
手前側は黒ゴマのピュレに豆がたっぷりと乗っています。
カプチーノ仕立てのお料理に出会うことはよくあるのですが、自然なグリーン色の泡は見た目だけではなく、口の中でシュワっと溶け
楽しさも感じられるのです。
■メイン 藤沢ブランド豚「みやじ豚」のロースト
豚肉のローストはよく出るお料理ですが、トッピングがまたまた素晴らしい。
なんと小松菜とケールの素揚げがのっているのです。
この二つの青菜を素揚げにしてしまうというアイデアに驚きです。
そんなお料理に出会ったことがありません。
さらに、下部には、アスパラやのらぼう菜のボイルと食感を変えて添えています。
のらぼう菜を使う辺りも地元野菜への愛を感じますね。
ソースはブランデーを使ったフォンドボーで、豚肉は厚切りなので見た目以上の食べ応えがあります。
■デザート
自家製ショコラソースにソルベ、くるみのガレットショコラブランなどの盛り合わせになっています。
ショコラパウダーがね、とっても濃厚でこんな美味しいチョコレートは食べたことがないってほどの美味しさなんです。
■ミニャルディーズ
今までと打って変わって、和のアレンジです。
羊羹2種（黒糖と白いんげんと言ったかな？）に苺とマスカルポーネのタルト、フランボワーズのマシュマロ、西京味噌のフィナンシェがフィンガーフードサイズでワンプレートにアレンジされ出てきました。
デザートが二皿出てくるだけでビックリなのに、どちらも手が込んでいます。
どのお料理も驚くほど美しく、運ばれてきた瞬間笑顔が思わず零れてしまいました。
こんなに素敵なフレンチコースは初めて食べたかも。
そして、何より驚くのがお値段がリーズナブル過ぎること。
サービスもテーブルにシェフがご挨拶に来てくださり、さらに退店時にはわざわざ見送りまでしていただきとても丁寧な対応でしたよ。
今、このお店に今足りないのは知名度だけなのかもしれません。
実力のあるシェフなので、時間とともに予約の取れない人気店となるでしょうね。
ごちそうさまでした。