5回
2023/04 訪問
千歳烏山:相変わらず美味な台湾中華を堪能
2004年に台湾から来日した謝天傑氏
何気に「所ジャパン」(23年3月で放送終了)を見ていたら、
出演していたのでビックリ\(◎o◎)/!
https://mezamashi.media/article/15124832
https://www.instagram.com/tokoro_japan8/reel/Cpjf11rAMV2/
中華数珠つなぎという企画で、
飯尾和樹がレポーターになり、
「バーミヤン」全メニュー開発の福島シェフが
西荻窪「中国料理 仙ノ孫」を紹介。
そのシェフが
ここ「天天厨房」を紹介。
謝天傑氏が
学芸大学「中華銘菜 慶(チン)Qing」を紹介。
そのシェフが
練馬「Chinese Tapas hachi」を紹介。
そのシェフが
西荻窪「中国料理 仙ノ孫」を紹介。
その時、
謝天傑氏は奥さまと出演したのだが、
後で聞いたら謝天傑氏が夫婦出演を志願したとか。
で、その若い奥さまは元々天天厨房のお客さん。
今は子どもさんがいるのでお店には出てないが、
二度ビックリ\(◎o◎)/!
18時に予約して出かける。
最近HPを閉鎖し、
FB・Instagramでは営業情報、近況だけで
料理などの様子が分からず、
1年前のように
あらかじめ
キジハタを頼んでおくようなことは出来なかった。
予約名を告げて案内されたカウンター席が
丁度、謝天傑氏が調理する
かぶりつきのシェフズテーブル!
まだ客が埋まる前だったので、
色々聞き出すことができた。
以前は
本人が好きな日本酒を沢山並べたり、
ワインも色々揃えたりしていたのを
種類を厳選。
キジハタが去年は3,700円くらいで仕入れていたのが
今は5千円以上となり、
一匹丸ごと客が注文してくれればいいが、
大抵半身。余らせると大損になるので、
コースに組み込むことはしても
予約で仕入れることはやめたとか。
客に期待させてもいけないとHPもやめ、
FB・Instagramに絞ったそうだ。
つまり堅実路線に舵を切ったということ。
ウクライナ侵攻による
水道光熱費、食材費の高騰も背景にあるのだろう。
我々は頼まなかったが、
前菜メニューの中の
旬の贅沢盛り合わせ@1,650円
がおススメ。
立派な赤エビを始め
6種くらい豪華に並んで
いい酒のアテになっている。
ある程度事前に組み立てて来たが、
メニューも入れ替わってるので
台湾ビール2本
と前菜3点盛り
だけ先に頼む。
台湾メンマ、
フレッシュ搾菜、
クラゲの頭の酢の物。
メンマが
通常ラーメン屋で食べてるものとは全く違う。
もっと大きく、
色が白い。
上品な薄い味付け。
搾菜が前回よりは少し塩が強めか。
クラゲ酢はさっぱり。
酸辣シャキシャキ芋と
大山鶏烏龍茶燻製煮を狙ってたが
この日はなし。
で、
大山鶏の冷製生姜葱ソースかけ
期待通り大きくブツ切りにした鶏に
生姜葱ソース、
これも上品な仕上がりで美味い。
5年紹興酒を温めてもらう。
目の前でマコモダケをそぎ切りにし揚げ始めた。
昔夏にジーパイをテイクアウトで頼んだ時も、
店に着いてから揚げ始めてくれたのを思い出す。
結構な量のマコモダケのフリット、
これはビールでしょうと台湾ビールをもらう。
からりとさっぱりと、
台湾塩を少しつけると味がギュッと引き締まる。
肉圓ことバーワン。
皮にさつまいも、片栗粉。
中の餡には豚肉とタケノコ。
甘めのタレの上にのって
温かくプルプルで出て来た。
彼女はさっぱり蜂蜜のような香りの
紹興酒をロックで
私は少し深みのある紹興酒をロックで。
バーワンは豚まんが腸粉に入ったような感じ。
10年物紹興酒を温めて出してもらい、
黄韮と海老の塩炒め。
上品な味付けで海老はプリプリ。
謝天傑ワールドを堪能させていただいた。
テーブルでクレカでお支払いして御馳走さま。
この日頼んだもの:
前菜3点盛り990円
大山鶏の冷製生姜葱ソースかけ880円
マコモダケのフリット880円
バーワン990円
黄韮とプリプリ海老の塩炒め1,680円
台湾ビール@690円x3
台湾紹興酒5年カラフェ1,280円
即墨老酒700円
黄中皇10年800円
台湾紹興酒10年カラフェ1,800円
席料@300円x2
合計12,670円
黄韮とプリプリ海老の塩炒め1,680円
前菜3点盛り990円
台湾紹興酒5年カラフェ1,280円
大山鶏の冷製生姜葱ソースかけ880円
マコモダケのフリット880円
台湾ビール690円
バーワン990円
即墨老酒700円
マコモダケのフリット880円
黄中皇10年800円
バーワン990円
マコモダケのフリット880円
台湾紹興酒10年カラフェ1,800円
黄韮とプリプリ海老の塩炒め1,680円
カスターセット
謝天傑氏
2024/10/05 更新
2022/01 訪問
千歳烏山:素晴らしき謝天傑の世界
ついこの間、
宣言下の中テイクアウトを愉しんだと思ったら
それは一昨年の話であった。
時の経つのは早い。
2004年に台湾から来日した謝天傑氏、
和食の修業もした後、
2013年に天天厨房をオープン。
電話予約して、
蒸し魚をお願いしておいた。
通常は18時オープンだが、
17時半でもOKということで出かける。
口開けの客、
手指消毒してカウンター席に案内。
バイトの方々が学校卒業で何人も辞めていくので
今はシフトを組むのが大変そうで、
この日は謝さんと女子の二人オペ。
コロナ禍で客足が安定しないので、
現在生ビールは休止中ということで、
台湾ビールを2本注文し、乾杯。
お通しは
焼き餅にイクラがのったもの。
イクラの味付けはさっぱり。
謝さんが、
仕入れてくれた立派なキジハタを見せてくれる。
楽しみである。
飲みながらチョイスしたのは、
アボカドとクリームチーズの胡麻たれ和え
千切り豆腐とパクチーのさっぱり和え
台湾干し大根とネギ入りの卵焼き
少しずつお客さんが入って来る。
客の様子を見ながら、
料理を出す。
しかも作り置きはなく、
一から丁寧に作り始める。
真面目な性格が出ている。
その分、待たされることもあるので
あらかじめ上手にオーダーするのがいい。
この日はオペが少しバタバタだったので、
お酒もボトルで頼む。
8年物紹興酒を温めてカラフェで出してもらい、
アボカドをつまむ。
胡麻の味が強いかと思いきや、
クリームチーズが上手に中和、
砕いたナッツが幾つも入り、
いいツマミ。
干し豆腐とパクチー、
さっぱりした味付け。
10年物紹興酒のボトルを温めておいてもらう。
卵焼きが出てくる。
自家製台湾干し大根の賽の目切りが中に。
味付けはこの干し大根の塩味を使っているので
卵焼き自体はさっぱり。
目の前でキジハタが蒸し上がりそうなタイミングで、
黒酢豚を追加しておく。
立派な
キジハタ豆鼓蒸しが届いた。
香港風の醤油蒸しもできるが、
ここは台湾風の豆鼓蒸しで。
謝さんは大きなキジハタを一匹仕入れていたので、
他のお客さんもこの日だけのスペシャルとして、
キジハタを楽しめ、ラッキー。
ソースの味付けは上品で、
ハタのトロトロの旨みを楽しむ。
眼肉、唇、
コラーゲンたっぷりな部分もしゃぶる。
酒が進んで幸せ。
酢豚が届く。
豚とサツマイモだけ。
ホクホクで旨みたっぷり。
機嫌がいい謝さんが、
好きな奈良の酒、
風の森をみんなに振舞ってくれた。
最後に美味しいお茶をいただき、
大満足。
この日頼んだもの:
席代@300円x2
アボカドとクリームチーズの胡麻たれ和え660円
千切り豆腐とパクチーのさっぱり和え790円
台湾干し大根とネギ入りの卵焼き1,200円
キジハタ豆鼓蒸し2,400円
黒酢豚1,500円
台湾ビール@600円x2
紹興酒8年カラフェ1,400円
紹興酒10年ボトル4,000円
パクチーモヒート890円
合計14,640円
キジハタ豆鼓蒸し2,400円
10年紹興酒ボトル4,000円
お通し@300円のイクラ餅
台湾ビール600円
アボカドとクリームチーズの胡麻たれ和え660円
千切り豆腐とパクチーのさっぱり和え790円
台湾干し大根とネギ入りの卵焼き1,200円
キジハタ豆鼓蒸し2,400円
黒酢豚1,500円
8年紹興酒カラフェ1,400円
アボカドとクリームチーズの胡麻たれ和え660円
台湾干し大根とネギ入りの卵焼き1,200円
キジハタ豆鼓蒸し2,400円
黒酢豚1,500円
パクチーモヒート890円
サービスしてくれた風の森
サービスしてくれた風の森
黒酢豚1,500円
サービスの東方美人茶
サービスの東方美人茶
ジンが並ぶ
2022/03/05 更新
2020/07 訪問
千歳烏山:台湾料理の雄でテイクアウト♪
ここもオープンして7年。
テイクアウトとイートインの併用。
土日は昼のテイクアウトも。
前の日に予約して出かける。
ポリ袋有料なので持参。
台湾トリカラ、ジーパイは到着してから調理開始、
丸ごとかカットか聞かれるのでカットでお願い。
ルーロウ飯も最後に調整。
なるべく出来上がりを食べてもらいたいという配慮。
夜はクレジットカード可だが
昼は現金かPayPay。
PayPayで3,500円お支払い。
前菜3点盛り(よだれ鶏・干し豆腐・メンマ)800円x2
鶏排(ジーパイ)800円
基隆焼売(キールン)400円
魯肉飯(ルーロウ)700円
メリハリのある味付け。
よだれ鶏は結構辛い、同梱の茄子で中和。
メンマはちゃんと発酵して、らしいその味、柔らかい。
干し豆腐はパクチーと良い相性。
台湾のファミチキ、ジーパイは
揚げ立てをカットしてもらった。
五香紛が上品にかかり、ふんわりいい感じで仕上がる。
基隆(キールン)は台北の北東の港町、
シェフの地元、ここのシュウマイには
アジかイワシか青魚のすり身が入ってる。
そのままで十分美味い、
ユリネかクワイか、シャキシャキ感からクワイか、
大粒で入ってる。
魯肉(ルーロウ)飯、
タレが濃過ぎず上品な仕上がり、
豚肉はホロホロ、
美味しくいただく。
変わらず上等の味付け、
美味しくいただきご馳走さん。
魯肉飯(ルーロウ)700円
鶏排(ジーパイ)800円
前菜3点盛り(よだれ鶏・干し豆腐・メンマ)800円
基隆焼売(キールン)400円
魯肉飯(ルーロウ)700円
鶏排(ジーパイ)800円
基隆焼売(キールン)400円
前菜3点盛り(よだれ鶏・干し豆腐・メンマ)800円
基隆焼売(キールン)400円
前菜3点盛り(よだれ鶏・干し豆腐・メンマ)800円、鶏排(ジーパイ)800円、基隆焼売(キールン)400円、魯肉飯(ルーロウ)700円
鶏排(ジーパイ)800円調理中
2020/08/01 更新
2015/11 訪問
千歳烏山:マジメ、美味しの魅惑の新進台湾料理
15年11月:
とっても美味しかったので再訪。
牛スジとハチノスのスパイストマト煮込み800円+税
牛スジが完全コラーゲン状態になっていて、ハチノスはとろとろ。
やや八角は感じるもののそれほどスパイシーではなく、トマトのいい酸味。
臭豆腐の春巻@500円+税
これはかなりの臭い、クサヤ系の臭い。
発酵野菜に漬け込んだという。
金時草の台湾黒胡麻油炒め1,100円+税
出来上がりの見た目より味は全然濃くなくあっさりしんなり、生姜が効いている。
八角は感じず、ゴマ油もほとんど感じない。
ラム肉とパクチーの沙茶醤炒め1,300円+税
全く中華味ではない。ここのサーチャージャンは舌平目と海老から作ったペースト。
クミンも加えて炒めてある。ラムにはやっぱりクミンは合う。イケてる味。
肉そぼろビーフン950円+税
八角の香りが漂うが、食べるとほとんど感じない。
細いビーフンにほろほろのそぼろ肉。
今日も美味しくいただいた、ビールと紹興酒ボトルでお代は2人で10,360円。
15年8月:
京王線千歳烏山駅界隈は中華屋がとても多い。
中華屋で瓶ビールを頼み、餃子やレバニラをつつきながら競馬新聞を赤ペンで汚す時間は至福である。
京王線沿線の中華屋を探す時に参考にしているのは、杉並・世田谷を牛耳っているとろきちさん。
その中華レビュー↓
http://goo.gl/aef6y5
ところが、とろきちさんの大きな手からもこぼれていた中華屋を発見!それがここ「天天厨房」
あまりレビューもあがっていないお店なのだが、みてると知ってるレビュアーさんがアップしていた。
神出鬼没の食べログ界の荒俣宏こと、kennnyさんのレビュー
http://tabelog.com/tokyo/A1318/A131809/13161412/dtlrvwlst/6814571/
そして、中華といえばこの人で間違いないという、みにたろうさんのレビュー
http://tabelog.com/tokyo/A1318/A131809/13161412/dtlrvwlst/7632865/
週末18時2名で予約して行ってきた。
我々が口開けの客、一番奥のカウンター席に座る。
長いJの字カウンター10席、テーブル席4席の小さなお店。
若者3人が予約なしで店に来たが、満席だと断られて帰っていった。
1980年、台湾生まれの謝 天傑 (シャ テンケツ)がオーナーシェフ。
店のHPでの紹介をここに転載すると、
”台湾高雄の調理師学校で台湾料理・中華料理をはじめとする料理の基礎を身につける。卒業後は広東料理レストランやタイレストランで勤務。2004年和食を学ぶため来日。誠心調理師学校卒業後、青森・熱海・赤坂などの和食料亭にて経験を積み、食材の大切さや丁寧な下ごしらえ、旬の感覚を学ぶ。2012年より1年間、経堂「パクチーハウス東京」にて料理長を担当。”
男女二人がシェフをサポートするが、料理は謝ひとりで作る。
事前に、メニューやレビューを検討し、みにたろうさんにもお聞きしたが、数多くのメニューに目移りする。
彼女は一番搾りプレミアム生(590円+税)、私は台湾ビール(500円+税)を頼む。
お通し(@300円+税)は唐辛子と和えた柿ピーと酢漬けピリ辛キュウリ、キュウリはおかわり可とのこと。
まずは乾杯し、のどを潤す。
干し豆腐は入れてくれと頼み、シェフきまぐれの前菜3種盛り合わせ(1,500円+税)と蚵仔煎(牡蠣と旬野菜のオムレツ)(1,000円+税)、5年紹興酒カラフェ(1,100円+税)のぬる燗をお願いした。
私はもう一本台湾ビールを頼み、彼女は紹興酒にチェンジ。
シェフ自ら、前菜盛合せの皿を持って来てくれ説明してくれる。ザーサイを入れると4種。
干し豆腐の香味野菜和え
細い細い干し豆腐は、適度にしっとりし弾力もあり、食感も味も良い。パクチーがしっかり主張し、夏にピッタリ。
半熟ピータン豆腐
豆腐は沖縄の島豆腐ということだが、水分は十分残ったもの。ピータンは臭みなく、ほんのり甘めのソースでナッツも入り非常に上品な仕上がり。
チェリートマトの酸梅湯ソース、青キュウリ、桃の香り
非常にさっぱりした爽やかな仕上がりのソース、梅、キュウリ、桃の風味。チェリートマト自体が甘く食が進むひと品。
青ザーサイ
やや辛めだが塩は搾ってあり、上品な酒のつまみ。
化調は一切使っていないうえ、野菜にも非常なこだわりがあるのを感じた。
BGMは様々なPOPの台湾語カバー曲が流れる。
大瀧詠一の「幸せな結末」台湾語バージョン
https://www.youtube.com/watch?v=YS9j6IMFYkE
蚵仔煎(牡蠣と旬野菜のオムレツ)
とろみのあるものがかかっているが、これは浮き粉だろう。牡蠣の香りがプンプンする。
玉子の焼き具合が絶妙で、とろとろ過ぎず、硬過ぎず、牡蠣をしっかり包み込んでいる。
ほどよい甘さに加え、酸味も感じるソースで、口一杯に牡蠣と玉子の味が広がり、非常に食べやすい。
途中で8年紹興酒ボトル(2,800円+税)を常温で注文。店内が満席になり、サーブに時間がかかるだろうと思ったので、ボトルで常温の早めの注文。
ソフトシェルクラブと帆立の避風塘炒め(1600円+税)も頼んでおく。
案の定、タイミングよく料理を出せないほど注文が集中してきた。
後で思ったが、一人で料理を作るなら、もう少しメニューを絞ってもいいのかもしれない。
ソフトシェルクラブと帆立の避風塘炒め
出てきた料理は炒めと云うより揚げ物、ちょっとイメージが違った。
後で調べたら、
「避風塘とは台風のときに船が風を避けて避難する場所のことで、賑わう港を指す。避風塘という料理は、香辛料入ったパン粉をまぶして揚げた料理」
揚げ物ではあるが油っこさは皆無でカラッと揚がっている。パクチーがしっかり主張し、ホタテが甘い。
ソフトシェルクラブをカエルに変更することも可能だそうだ。
〆に食事メニューということで、みにたろうさんから聞いていた台湾バーガーか黄金鶏スープの汁ビーフンにしようと思ったが、この日はなし。
あんかけそば2種ならできるということだったが、我々には量が多そうなので、方針変更、炙りカラスミ(1,100円+税)で飲みを続けることにした。
ダルマ正宗長期熟成古酒(450円+税)を追加、私はそのまま紹興酒。
炙りカラスミ
炙ったカラスミは初めて。これは日本のカラスミではなく台湾から取り寄せたものだそうだ。
日本では唐墨と表記するが台湾では烏魚子(オーヒージー)と表記する。
ひと口目の塩は薄く感じる。炙ったことで香ばしさが出て、カラスミの上品なうま味がさらに美味く感じる。
さすがに、何切れも食べていると、やっぱり塩を感じるけど(笑)、これは美味いや。
というところで今日はお勘定、お代は12,680円。
次回は翌週から始まるという台湾料理名物にしてこの店の看板メニュー、三杯雞(醤油、黄酒、ごま油を使った鶏肉土鍋料理)を頂いてみたい。
帰るときに、謝シェフが出てきて色々と説明してくれ見送ってくれた。
美味し真面目な台湾料理、また来てみたい。
牛スジとハチノスのスパイストマト煮込み800円+税
臭豆腐の春巻@500円+税
金時草の台湾黒胡麻油炒め1,100円+税
ラム肉とパクチーの沙茶醤炒め1,300円+税
肉そぼろビーフン950円+税
ソフトシェルクラブと帆立の避風塘炒め1600円+税
前菜盛り合わせ1,500円+税、干し豆腐の香味野菜和え、半熟ピータン豆腐、チェリートマトの酸梅湯ソース、青ザーサイ
蚵仔煎(牡蠣と旬野菜のオムレツ)1,000円+税
炙りカラスミ1,100円+税
お通し@280円+税
牛スジとハチノスのスパイストマト煮込み800円+税
臭豆腐の春巻@500円+税
金時草の台湾黒胡麻油炒め1,100円+税
ラム肉とパクチーの沙茶醤炒め1,300円+税
肉そぼろビーフン950円+税
紅麹
お通し@300円+税
ソフトシェルクラブと帆立の避風塘炒め1600円+税
台湾ビール500円+税
5年紹興酒カラフェ1,100円+税
辣油と黒酢
5年紹興酒カラフェ1,100円+税
8年紹興酒ボトル2,800円+税
ダルマ正宗長期熟成古酒450円+税
ダルマ正宗長期熟成古酒
マスターの背中
2015/12/08 更新
夜のアラカルト狙いで平日18時に予約。
アラカルト予約の場合は前菜盛り合わせがマスト、
代わりにお通し(お茶と茶菓子)がサービス。
謝天傑氏、台湾人スタッフ、
この日初日のバイト君に加え奥さまがいた!
昨年3月に
「所ジャパン」(23年3月で放送終了)を見ていたら、
謝天傑氏が可愛い奥さまと出演していたが、
その頃は子育てで奥さまは店には出てなかった。
https://mezamashi.media/article/15124832
https://www.instagram.com/tokoro_japan8/reel/Cpjf11rAMV2/
オープン間もなく、
我々を一番奥のカウンター席に誘った後、
恐らく子どもさん達の世話だろう、
1時間ほど中抜け。
台湾ビールを2つ頼み、
前菜盛り合わせは予約済なので
その後何を頼むか検討しながら乾杯♪
前菜盛り合わせの皿がそれぞれに届く。
・酔っぱらい海老
・ピータンムース
・レバー
・干し豆腐
・和牛の牛スジ
・シャインマスカット白和え
いずれも
沙茶醤(サーチャージャン)に代表される
台湾風味の味付けだが、
和食を学んだだけあって、
風味付けが上品で素材の旨みがよく出ている。
私は台湾ビールをおかわりし、
彼女はドラゴンハイボール(紹興酒の炭酸割り)。
追加したのは
蒼蠅頭(ツアンイントウ)と呼ばれる
ひき肉と花ニラの台湾ピータン炒めと
奥さまがこれはおススメと云って中抜けした
パリパリ鶏。
ひき肉炒めは
具材は細かくカットされ、
旨みの後に結構な辛味が追いかけてくる。
酒が進むというやつ。
パロパリ鶏は
北京ダックのような見事な飴色、
4つに骨ごとぶつ切り、
青山椒のソースと金柑ソースが添えられる。
見た目通り
外はパリパリ、
中は鶏の旨み。
カウンター台に
店で漬けた割り材の
ガラスポットがいくつも並んでいたので
その中から彼女は
旬のフルーツビネガーの炭酸割り
私は
山椒と生姜をミックスしたような
台湾特有の香辛料マーガオ(馬告)でレモンを漬けた
天天レモンサワー。
旬のフルーツは
レモン、キウイ、無花果などで
赤紫に染まりさっぱりして吞みやすい。
マーガオのレモンサワーは
レモンの酸っぱさが抑えられ
全体的にすっきりした仕上がりになっていて
こちらも呑みやすい。
天然真鯛の清湯汁ビーフンを頼んだら、
この日は売切れ、
セイコガニ炒飯を頼んだら、
この日の予約客の分で終わり。
で、
まだここでは食べてなかった
台湾屋台料理の牡蠣のオムレツに。
そのタイミングで奥さまが復帰。
一気に空気が引き締まる。
それまで台湾人スタッフが
今日初日のバイト君に丁寧に教えていたが、
それを越える奥さまのマシンガントークに
バイト君の背筋がシャキッとし
しっかり動き始める。
奥さまが我々のテーブルをちら見してから
流暢な中国語で
旦那と台湾人スタッフにマシンガントーク。
2人の返事に
「牡蠣オムレツ」
と云う日本語が含まれてたので、
我々の前には
それぞれドラゴンハイボールのグラスはあるも
料理の皿が無いので
「コノ フタリノ チュウモンハ トッテルノ?」
とでも云ったのだろう、
慌てて男2人がちゃんと取ってますと返したのだろうw
牡蠣のオムレツ、
大ぶりの牡蠣がトロトロの玉子に包まれて出てくる。
このとろみは片栗粉ではなく
バーワンに使うタピオカ粉だろうか
プルプル感が強力、
美味しくいただく。
食後にサービスの
台湾烏龍茶と茶菓子に
オーストラリアの干しブドウ。
謝天傑氏の料理の技に加え
奥さまのマネジメント能力が加わり
これは強力ではないか。
帰りに謝天傑氏に
所ジャパンに出てた奥さまだよねと云うと
いやあの頃とは違います!
と苦笑い気味にその大きな成長を認めていた。
この日頼んだもの:
前菜盛り合わせ1,650円x2
蒼蠅頭(ツアンイントウ)ひき肉と花ニラの台湾ピータン炒め1,320円
大山鶏パリパリ鶏2,200円
牡蠣のオムレツ1,540円
台湾ビール790円x3
天天レモンサワー690円
旬のフルーツビネガーサワー690円
ドラゴンハイボール780円x3
合計14,450円