4回
2020/09 訪問
国領:進化し続けるピッツェリア
3年ぶりに訪れる。
草刈正雄のNHK「美の壺」
「日本のうまみ だし」の回
https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2019097469SA000/
に平雅一オーナーシェフが出演していて、
店構えが変わったのに気づく。
今年、同じ国領に
「クレイジーピザ」もオープン。
https://tabelog.com/tokyo/A1326/A132601/13247947/dtlrvwlst/B428562894/
大人数のスタッフになり順風満帆。
初めて訪れたのは15年10月。
人気が出始めた頃で、
3人で死にそうになりながら店を回していた。
平、柴田、中村の3氏。
たまたま顔を出すワインバーが共通で、
その店主の仲立ちで店に行くようになった。
笑うとくしゃくしゃの顔になる平氏と
イケメンで物静かな柴田氏でキッチン、
酒を呑めないのに
ソムリエ試験を目指していた中村氏がホール。
柴田氏は店が落ち着き始めた頃、
ミラノに修業に。
中村氏はソムリエ試験に合格し、
その後なんと好きなIT業界に進み、
今はIT教室をやっているという。
そして、
今ドンブラで使っている皿は
中村氏のお父上が焼いたという。
ホールで健気に動き回る山添氏に聞くと、
2年前に店をリニューアルしたそうだ。
彼女も2年前にチームに加わる。
前は椅子が木で尻が痛かったのだが、
今はクッションがあり快適。
平日ランチも予約必須。
以前は前菜やおつまみメニューもあったが、
今はピザ・パスタセットのみ。
本日の肉料理(3,800円)のみ別注文可。
ピザ4種全てを楽しむ事にして、
ビールで乾杯。
リンゴの酸味がいいアクセントの
グリーンサラダ、
もっちりのふすま入り自家製パン。
グラスワインの白をお願い。
この日は酸味あるドライなタイプ。
ピザは流石に美味い、
ピザ生地の旨味はやはり大したもの。
赤のグラスは
軽めでスパイシー。
ミラノに渡った柴田氏、
コロナ禍で修業先レストランが廃業となり、
帰国することに。
引く手あまたのところ、
なんとドンブラに戻ると連絡。
まずはクレイジーピザで仕事とか。
さっきの山添氏が
柴田氏とここで被ってないのに
彼を知ってるのが不思議。
聞くとなんと、
イタリアで偶然1年間一緒に仕事をし、
帰国するときに
柴田氏から
ドンブラを紹介されたという縁にビックリ。
平氏が語る。
ここ2年で随分ブラッシュアップしました。
今の1万円のコースは
ご満足いただけると思います。
いやいや、
火入れの天才!
前でも十分美味いんだけど、
あれより更にって?!!
現状に満足せず、
進化し続ける姿勢、
大したものである。
頼んだもの:
「マルゲリータ+山利のしらすハーフ&ハーフランチセット」(2,050円+)
「マッシュルーム、生ハム+クアトロフォルマッジハーフ&ハーフランチセット」(2,800円+)
「ビール小瓶」(@1,100円+)
「白ワイングラス」(@800円+)
「赤ワイングラス」(@800円+)
「ホットコーヒー」(@410円+)
小計11,070円
消費税1,107円
計12,177円
ピザに蜂蜜
ビール小瓶@1,100円+
ランチセットのサラダ
ビール小瓶@1,100円+
ランチセットの自家製パン
ランチセットの自家製パン
マルゲリータ+山利のしらすハーフ&ハーフランチセット2,050円+
白ワイングラス@800円+
白ワイングラス@800円+
マッシュルーム、生ハム+クアトロフォルマッジハーフ&ハーフランチセット2,800円+
北海道産蜂蜜
赤ワイングラス@800円+
赤ワイングラス@800円+
ランチセットデザート、ホットコーヒー@410円+
ランチセットデザート
2年目のリニューアルで囲われた
ランチメニュー
2020/09/13 更新
2017/10 訪問
国領:平シェフの融合実験はまだまだ続く
2年ぶりに訪れる。
ちょっと奮発して7千円のコースを予約。
大繁盛である。
スタッフも増えていた。
最近人気急上昇中の
高橋一生に雰囲気の似た
セコンド柴田氏は
昨年イタリアに修行に出たという。
2年前酒が強くないのに
ソムリエ試験を頑張っていた
中村氏も今や葡萄の形の金バッチを襟に付け、
自信満々の引き締まったいい顔になっている。
あの当時3人で
ひいひい云いながら回していたことが懐かしい。
有名店になった今、
働かせてくれと来る経験者、
新人が絶えないという。
生ビールを頼んだ後、
お久しぶりです♪
と開店早々の忙しい時間帯にもかかわらず、
ソムリエ氏は挨拶に来てくれた。
今日のワインはペアリングで
全部あなたに任せるよ、
と彼に振る。
グリッシーニ:
乾燥生ハムとバターを練り込んだ
自家製グリッシーニ。
平チームの遊び心とこだわりを
いきなり見せつけられる。
思ったほど塩は強くなくビールのいいつまみ。
ミネストローネ:
正統派のしっかりした味付けで滋味深い。
フォアグラチョコポテト:
ソムリエ氏が北海道で買ってきた
ロイズのチョコをヒントに
ジャガイモ、トリュフ、
フォアグラ、チョコで作った小品。
フォアグラとジャガイモの味が
メインでポテチ感覚。
さぁ融合が始まった♪
ブリのカルパッチョ:
スペイン白
そのままで十分美味いブリの刺身、
シャインマスカット、茄子、
新生姜、エストラゴンが下に
上の透明なシートは梅。
最初のひと口は思ったより随分あっさりした味。
段々と、マスカットが混じったり、
生姜が混じったり、
エストラゴンが混じったり。
隠し味のイタリアの魚醤が
いいアクセントで和の風味も感じさせる。
合わせた白ワインは
ドライで酸味があり果実味は少な目。
鰤にピタリと合った。
サンマと栗いろいろ:
日本酒生酒
今やサンマはここの秋のスペシャリテか。
2年前に初めて来たときに
この料理にビックリし感動した。
サンマ、その肝、鶏レバーパテ、
粒や粉や泡に変化した栗たち、
カカオニブ
温かいサンマ、
栗と混ざりまったりした味わい、
チョコの香り。
最初スッキリと感じた日本酒が
サンマを食べ進むうちに甘みを感じる。
チキンカツレツ、カプレーゼ風:
ギリシャロゼ
鶏を豚の背脂(ラルド)で包んで
カツに揚げたもの。
トマトをのせ、カプレーゼを意識。
しっかりした味付けで味噌味が主張。
黒ブドウのロゼ、ミネラル感、
酸味がありあっさり、
カツの脂を洗い流してくれるようだ。
キノコのパスタ:
イタリア赤
色々なキノコを使った細いパスタ。
秋の味。
イタリアの赤は果実味たっぷり、
後から少しミネラル感を感じる。
鴨のソテー:
スロベニア赤
低温からゆっくり調理した鴨、
ニンニクと焼きナスのソースが秋の和の風味。
身はとても柔らかい。
スロベニアのカベルネソーヴィニヨン、
タンニン強め。
マリナーラとズワイガニのピッツァ:
オーストラリア泡
ここまでで結構お腹が膨れたので
小さめにしてもらった。
あんな大きな窯で
こんな小さなピッツァを申しわけない。
マリナーラはトマトの酸味がしっかり、
ズワイガニは甘く、
遠くでアンチョビとオレガノ。
生地は軽い。
オーストラリアのスパークリングは
若い日本人男性が作ったもの、
酸味があり軽い。
チーズケーキ:
洋梨と山羊のチーズを使ったチーズケーキ、
蜂蜜が添えられる。
大福:
パンナコッタの上にのった小さな大福。
アンコにオリーブを混ぜ込んで
イタリアを主張させる。
ティラミス:
紹興酒のソースを少し混ぜ込んだという、
フワフワの仕上がり。
彼女はグラッパ、
私は浅煎りコーヒー。
お代は2人で2万4千円ちょい。
最初に来た時ほどのサプライズ感はなかったのは
こちらの口が贅沢になったからか。
なかなか予約が取れなくなった人気店、
驕らずこれからも
どんどん挑戦して行って欲しい。
平シェフと少し話してご馳走様。
生ビール
生ハムとバターを練り込んだグリッシーニ
ミネストローネ
フォアグラチョコポテト
フォアグラチョコポテト
スペイン白
鰤のカルパッチョ
鰤のカルパッチョ
鰤のカルパッチョ
スペイン白
生酒
秋刀魚と栗いろいろ
秋刀魚と栗いろいろ
秋刀魚と栗いろいろ
生酒
ギリシャロゼ
チキンカツレツ、カプレーゼ風
チキンカツレツ、カプレーゼ風
チキンカツレツ、カプレーゼ風
ギリシャロゼ
イタリア赤
キノコのパスタ
キノコのパスタ
イタリア赤
スロベニア赤
鴨ソテー
鴨ソテー
鴨ソテー
鴨ソテー
スロベニア赤
オーストラリア泡
マリナーラとズワイガニ
オーストラリア泡
洋梨と山羊チーズケーキ
グラッパ
グラッパ
浅煎りコーヒー
浅煎りコーヒー
浅煎りコーヒー
浅煎りコーヒー
オリーブを使った大福
オリーブを使った大福
ティラミス
ティラミス
2024/02/09 更新
2015/12 訪問
国領:絶品薪窯イタリアンの悩み
15年12月:
夜のコース
ブリも鹿もその火入れは最高♪
それを凌駕したのがランプレドット!!!
フィレンツェのギアラの煮込み、
向こうではパニーニに挟んで食べるそうだが、
見事に昇華させて濃厚で柔らかく味わい深い素晴らしい一品に♪
前菜1:バーニャカウダ
前菜2:ブリのカルパッチョ
前菜3:ランプレドット(ギアラの煮込み)
秋田産イタリア野菜のタリアテッレ
マルゲ&クアトロ
65℃の鹿
〆のパスタ:アラビアータ
デザートのアップルパイ
15年11月:
予約してランチに出かける。
3千円のパスタ&ピッツァおまかせコースと
サラダ+パン+パスタorピッツァ+ドルチェのランチセット
(パスタ・ピッツァの種類で値段は異なる)がランチメニュー。
ランチセットの方で、
ロッソ&ビアンコのハーフ&ハーフピッツァ2,200円と
サンマのプッタネスカ1,600円を頼み、
どちらもシェアでお願いする。
前回のレバーの経験で
なんとなく鶏のレバーパテ(650円)
も頼んだほうがよかろうと単品追加。
スプマンテ(@680円)で乾杯、ドライで美味い。
サラダは酸味がよく効いたビネガー。
鶏のレバーパテには、
フィグログ
(いちじく・ドライフルーツ・ナッツ・
蜂蜜・アニスシードをソーセージの形に固めたもの)
のスライスがかかる。
やはり予想通り濃厚なレバーである。
これに黒胡椒。
これだけで何杯もワインが飲める。
パスタは薪火で炙ったサンマを
トマト少な目ピリ辛しっかり味のソースで和えたもの。
前回も薪火のサンマをいただいており、
いい味である。
ピッツァは生ハムののったロッソと
桜エビ・アンチョビののったビアンコ、
どちらもしっかり味。
生ハムの肉の旨みと桜エビの甘み、
そこにネギのシャキシャキ感。
赤ワインはさっぱり系と
やや重系をそれぞれグラスでいただく。
ドルチェのパンナコッタが
生クリームのみで作ってあり
とっても濃厚なのが印象的。
ラテ@420円でお代は10,750円。
沢山の笑顔ももらって大満足。
15年10月:
調布市国領にあるイタリアン。
駅南口から徒歩3分ほど。
京王線国領駅は新宿から来ると結構不便。
各駅しか停まらず、
手前のつつじヶ丘駅で
下手したら4本くらいやり過ごさなければならないので
イライラする人も。
国領自体が今マンションがどんどん建ち、
京王線地下化により駅前も発展中。
若い家族の多い街なので、
お店には家族連れも多く、
ファミレスのような雰囲気にもなってしまう。
広尾、恵比寿あたりのリストランテの雰囲気を期待すると
がっかりするかもしれない。
が、それらにも劣らない、
実に素晴らしい料理を提供してくれる。
くしゃくしゃの笑顔になる
イタリアンシェフと
物静かでちょっとかっこいい
フレンチシェフのツートップ体制。
立派なソムリエを目指すスーツ姿の
真面目なホールマスターの3人で店を回していた。
予約電話を入れた時はコースではなくアラカルトでお願い。
なぜならコースはかなり量が多そうなので
年寄りの我々にはキツイと思ったから。
予約した18時に店に入ると既に先客2組。
BGMはジャズピアノ。
ヱビスの生(@570円)を2つ注文し、
ホールマスターと料理の組み立てを相談。
この日のメインの肉は松阪豚と蝦夷鹿、
松阪豚をまずは選択し、ピザとパスタの相談。
少し小さめのピザをハーフ&ハーフで出してくれることになり、
マルゲリータとクワトロフォルマッジォにする。
パスタはムール貝にする。
前菜はおまかせでお願いした。
生ビールが出てきて乾杯♪
アミューズはタラーリというスナック菓子のようなもの。
ピスタチオサイズで、
口に入れるとグリッシーニに油脂を加えての塩気と甘み。
カリカリと食感もよく美味しい。
前菜は3種になったとのこと、
魚が多いということで
白のグラス(@1,000円)をお願い。
ソービニヨンブランでミネラル感もあるということ。
やや果実味。
1品目の前菜はカンパチのカルパッチョ。
少し熟成の入ったカンパチに
エストラゴンで味付けした新生姜、蒸しナス
を底に敷いてあり、
シャインマスカットが添えられ、
青柚子オイルがかけられているという。
おいおいそれだけ味を重ねて大丈夫かい?
と思ったが、
食べてビックリ。
ピリリとする生姜は味は強くなく、
茄子も主張は少ない。
あくまでカンパチをメインに味を重ねていきましたよ、
深くて旨みたっぷりの味という感じ。
イタリアンとフレンチの融合である。
前菜2品目は
ロトリーノ、生ハム・マスカルポーネ・柿和えにバルサミコ酢ソース。
デザートっぽいが、
爽やかで美味しい。
生ハムの塩気をマスカルポーネと柿で
今度は鹹味と甘味の相殺という感じ。
やや重めで果実味のある
赤ワインということで3本持ってきてもらい
「ヴィニェーティ・デッレ・ドロミティ レーボ」6,300円にする。
前菜3品目は
サンマと鶏レバーパテに
削った栗を雪のようにかけたもの。
今度はこれはイタリアンとフレンチのせめぎあい。
濃厚同士がぶつかり合う。
レア感の残ったサンマを薪窯で火を通し、
レバー感の強い鶏レバーパテを重ねている。
サンマの塩気、
レバーのねっとり感が
ぶつかりあって
濃厚なしっかり味が引き出された素晴らしい一品。
次はピザとパスタ。
するとホールマスターがやって来て、
パスタを更に量を減らすので2品にしませんか?
との申し出、当然受ける。
確かに隣のピザと比べると
小さめのピザがハーフ&ハーフで出てきた。
マルゲリータのトマトソースがトロトロ、
全粒粉の生地が旨みがありとっても美味しい。
クワトロフォルマッジォには
自然派の北海道産蜂蜜をかける。
チーズの塩気が強くなく、これもイケてる。
パスタ1品目は
バンクーバー産ムール貝にハーブを効かせた平打ちパスタ。
このムール貝がとっても大きくてプリプリ♪
生姜に近いハーブ味で
全体的にしっかりした味付けでいい味。
パスタ2品目のニョッキは
届けられるや否やキノコの香りが凄い。
柔らかいニョッキには
キノコのフレークがかけられ、
ポルチーニやヒラタケの味が濃厚で素晴らしい。
ホールマスターが
メインの量とドルチェを聞きに来た。
ドルチェは不要で
メインの量も少な目でお願いする。
いちいちお腹具合を確認してくれるのがうれしい。
メインの松阪ポーク肩ロースのロースト
が出てきてビックリ。
薄いピンク色!
おいおいほぼ生じゃん。
聞くと65℃で時間をかけて低温調理し、
薪窯で燻煙。
付け合わせのローストされた椎茸は立派、
小さな粒マスタードがかけられる。
ポークは肉用ナイフですっと切れる。
中も当然ピンク色。
いただくとまるで生ハムのよう。
肉は甘くやわらかく滋味深い。
塩気は当然あるが強くはない。
王様椎茸はジューシーで美味い。
粒マスタードのプチプチ感もいい。
あぁ、お腹具合も丁度良く大満足。
最後にサービスで
自家製青柚子チェッロを出してくれた。
結局@5千円仕立てのコースになり
飲み物込みでお代は19,440円、
妥当な値段である。
人気が出てきた今、
若い家族連れを相手にするのか
食通を相手にするのか
どっちの方向に向かうか悩みどころである。
間違いなくお勧めの店である。
ランプレドット(ギアラの煮込み)超美味♪
ブリのカルパッチョ
65℃の鹿!
前菜1:バーニャカウダ
前菜2:ブリのカルパッチョ
前菜3:ランプレドット(ギアラの煮込み)
秋田産イタリア野菜のタリアテッレ
マルゲ&クアトロ
65℃の鹿
〆のパスタ:アラビアータ
デザートのアップルパイ
ビアンコ&ロッソランチセット2,200円
サンマのプッタネスカランチセット1,600円
ランチセットのサラダ
鶏のレバーパテ650円
サンマのプッタネスカランチセット1,600円
ランチセットのパンナコッタ
鶏のレバーパテ650円
自家製パン
ランチセットのパンナコッタ
スプマンテ@680円
赤@1,000円
赤@1,050円
カフェラテ@420円
ランチメニュー
ランチメニュー
サンマと鶏レバーの伊と仏のせめぎ合い
低温調理&薪窯燻製のピンクの松坂ポーク肩ロース
味を重ねに重ねたカンパチのカルパッチョ
生ハム、マスカルポーネ、柿での相殺アッサリ味
クワトロフォルマッジォに北海道産ピュアな蜂蜜
バンクーバーのぷりぷりムール貝
香って香って香ってのふんだんなキノコのニョッキ
レアなサンマを濃厚に蒸して更に濃厚な鶏レバーパテを重ね、栗のカツブシかけ
アミューズのタラーリ
前菜①カンパチのカルパッチョ
前菜②生ハム・マスカルポーネ・柿和え
前菜③サンマと鶏レバーパテに栗の雪
プリモ①小さめマルゲリータ&クワトロフォルマッジォハーフ&ハーフ
プリモ②ムール貝の平打ちパスタ
プリモ③色々キノコのニョッキ
セコンド松坂ポークの肩ロースロースト
ヱビス生@570円
白グラス@1,000円
赤ボトル6,300円
サービスの自家製青柚子チェッロ
大きな石窯
ディナーメニュー
ディナーメニュー
2024/07/15 更新
神楽坂の「クレイジーピザ」
https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13268166/dtlrvwlst/B483507999/
に行き、
9年ぶりに柴田正幸君に会ってきた。
その報告にと
ドンブラボーのランチを予約。
初めて訪れたのは2015年で、
まだまだ世の中には知られず、
平、柴田、中村の3氏が
ヘロヘロになりながら頑張っていた。
それからここは徐々に有名になり、
幾つも支店を出し、
今や押しも押されぬ
ピッツェリアの名店となった。
2年ぶりくらいかと思っていたら、
なんと4年も経っていた(汗)
ランチセットを
ピザとパスタそれぞれを頼み、
2人でシェアすることにして、
ピザは
マルゲリータ1,815円と
熟成ジャガイモ3,000円
のハーフアンドハーフ
(足して2で割ると2,557.5円)。
パスタは
春野菜のオイルベース2,640円
にする。
ランチセットは
これにサラダ、パン、ドルチェが付く。
ハートランド小瓶880円
を2本頼み乾杯♪
サラダが届く。
春から初夏を感じさせるいい雰囲気。
パンは
全粒粉のピザ生地に
フスマやチーズを混ぜて焼いたもの。
ややもっちり感があり、
塩も強過ぎず、
お酒のアテにもなる。
ハートランドをもう一本追加し、
白ワイングラスも頼んでおく。
パスタをシェアした状態で、
平君自らサーブしてくれた。
入ってるタケノコが、
和の技法で出汁で炊いたものですとのこと。
へぇなんで?
と聞くと、
今、月に何回か
和食店で修業させてもらってるんですとの返事、
若手同様追い回しからやってるんですよ、
火入れの名人が
まだまだ自分の幅を広げるために
努力するとは頭が下がる。
その店は
「東山無垢」
https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131701/13286250/
最初は機械メーカーに勤め、
和食に転じた後、
横浜「日本料理鶴寿」
で7年間料理長を務めるまでになった
三島立己氏が独立して出した店。
池尻大橋と中目黒の間、
山手通り
フレッシュネスバーガーのそばに「東山無垢」はある。
さて、
パスタには様々な春野菜が入り、
カラスミがたっぷりかかる。
神楽坂で食べた
柴田君の
コシアブラとシラスに
カラスミのオイルスパ
とはまた趣きが違い、
向こうがフレンチっぽいのに対し
確かにこちらは和食っぽい。
美味しいパスタ。
白ワインが
アルザスリースリングと云う事だが
ドライでミネラル感たっぷりで
我々の好みとドンピシャ。
ピザが届く。
神楽坂とはピザ生地も違う。
後で平君に聞くと、
完全に柴田君に任せてるので、
味も材料も全く違いますとの事。
普通、
本店支店の味を統一するのが日本的だが、
それぞれの店の責任者に味を任せるというのは
インド料理と同じコンセプトだ。
モティやサムラートなど
インド料理のチェーンは店ごとに味が違う。
インド人は元々自己主張が強く議論好き、
支店でも料理長が自分の個性を出したいから
味が違って当たり前なのだそうだ。
ドンブラの全粒粉のピザ生地は本当に味わい深い。
定番のマルゲリータはもちろん間違いない。
生ハムをふんだんにのせた
熟成ジャガイモは
確かにジャガイモの旨みがたっぷり、
私の好みだ。
赤ワインのグラスを
軽めのをと頼んだら、
これが目隠ししたら
白ワインだろうという感じで、
酸味がありドライな感じで美味い。
ティラミスをいただきご馳走さま。
クレカでお支払い。
平君が手を止めわざわざ見送りに。
聞くとここドンブラも長いので、
場所を移そうかと検討したらしいが、
父親の鉄板焼屋を譲ってもらった
この場所は変えないと決め、
大幅リニューアルをするそうである。
この日頼んだもの:
ランチパスタ2,640円
ランチピザ2,558円
ハートランド880円x3
白ワイングラス990円x2
赤ワイングラス990円
合計10,808円