まめぞうさんが投稿したル ボークープ(東京/代々木上原)の口コミ詳細

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ル ボークープ代々木上原、東北沢、池ノ上/フレンチ、洋食、ワインバー

6

  • 昼の点数:4.5

    • ¥8,000~¥9,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 4.5
6回目

2020/10 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

代々木上原:テイクアウトも地道に続けながら神無月に人が集い始める

ランチB@4,200円+10%サービス料
アミューズ3品
①前菜2品+メイン+デザート
②前菜3品+メイン
③前菜3品+デザート
④前菜+メイン+チーズ+デザート

私は
カサゴとヒラメのマリネと季節野菜のマリネ
岩手県産牡蠣のムニエルのマリネと青海苔入りのポテトピューレ(+300円)
セップ茸とマロン、ゴボウのキッシュ
鳥取産本州鹿のアッシパルマンティエ

彼女は
同じ前菜に
十勝和牛のフィレステーキ(+1,500円)

好みを覚えていてくれ、
すぐに出してくれた
ビール@800円で乾杯。

この日は海鮮が多いので、
白ボトル+赤グラスでお願い。
ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ボーヌ ブラン2015 5,000円
コート・デュ・ローヌ・ヴィエイユ ヴィーニュ2018@800円

緊急事態宣言中、
テイクアウトに訪れたが、
当時は閑散。

今もテイクアウトを続けながらの営業。
10月に入ってお客が戻って来たそうだ。
この日は
感染症対策をきっちり守りながらの満席。

アミューズ3品が、
温かいオニオンベーコンのケーキ、
ジャガイモの乗ったツナのキッシュ、
ブーダンノワール

しっかりした味でいい出来。
これがあればしばらく待つ事になっても大丈夫。

白ワインは好み通り、
果実味よりもドライ、ミネラル、
酸味が結構あり、徐々にまろやかに。

カルパッチョの魚は無論美味いが、
添えられた野菜がいい。
マイクロキュウリを初めていただく。
瑞々しい。
まるでイタリアンかと。

冷製の牡蠣ムニエルマリネ、
下に敷いたポテトがクミン風味、
マダムが気を効かせて、
このタイミングで
ビール小瓶の冷え冷えの残った分を出してくれ、
このクミン風味にピッタリ。

キッシュは温かく、
秋を感じさせるいい一品。

鹿は挽肉にし、
ジャガイモと一緒にオーブン。
シラーの赤とよく合う。

お代は二人で18,810円。
素晴らしい昼餉をいただいた。

マダムが
先日行った
新高円寺のジージョベーカリーオーナーと
小中の同級生と知りびっくり\(◎o◎)/!
ジージョは東京での営業を11月中旬までにするようである。
現在ジージョはインスタでの予約のみの限定営業。
https://www.instagram.com/gigiobakery/
https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131904/13159110/dtlrvwlst/B427324770/

  • 鳥取産本州鹿のアッシパルマンティエ

  • ビール@800円

  • アミューズ3品

  • ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ボーヌ ブラン2015 5,000円

  • マンマーノのバゲット

  • カサゴとヒラメのマリネと季節野菜のマリネ

  • ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ボーヌ ブラン2015 5,000円

  • カサゴとヒラメのマリネと季節野菜のマリネ

  • 岩手県産牡蠣のムニエルのマリネと青海苔入りのポテトピューレ

  • 岩手県産牡蠣のムニエルのマリネと青海苔入りのポテトピューレ

  • ビール@800円

  • 岩手県産牡蠣のムニエルのマリネと青海苔入りのポテトピューレ

  • セップ茸とマロン、ゴボウのキッシュ

  • セップ茸とマロン、ゴボウのキッシュ

  • 十勝和牛のフィレステーキ

  • コート・デュ・ローヌ・ヴィエイユ ヴィーニュ2018@800円

  • 鳥取産本州鹿のアッシパルマンティエ

  • コート・デュ・ローヌ・ヴィエイユ ヴィーニュ2018@800円

  • 鳥取産本州鹿のアッシパルマンティエ

  • ルイボスティ

2020/12/23 更新

5回目

2020/05 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥3,000~¥3,999
    / 1人

代々木上原:ギッチョンチョンはテイクアウトでも健在♪

6年前、
スタッフが枯渇していた大変な時期に
初めて訪れた。

その時、和ませてくれたのが
フリーで入って来た80代と思しき婆ちゃん二人。

河豚のフリットに大満足した婆ちゃんたちは、
「ところでどっこいギッチョンチョン」
と至極ご機嫌。

それから何度か訪れ、
シェフ、マダムにようやく認識してもらえるようになった矢先、
今回の感染症禍。

ここも他の店同様、テイクアウトも始めた。

当日11時前にメニューアップ、
受け取りは1145~1430、1700~1900。
電話受付は10時~20時。
5千円以上はクレジットカード可、
それ未満は現金かPayPay。

日々メニューを眺めていると、
大幅な変更はないのに気づき、
前日19時に電話。

マダムと
その場であるないを確認しながら注文。

前菜盛り合わせ6品」(2,800円+税)
ヒラマサのカルパッチョ、仔羊のパテ、
鴨のスモーク、ラタトゥユ、
レンズ豆とポテトのサラダ、キャロットラペ

盛り合わせの場合、
量を単品の6割か7割にするので、値段もその比例配分。

サーモンとアスパラソバージュのキッシュ」(1,200円+税)
冷たいままなので、自分でオーブントースターで温める。

ポークジンジャー単品」(900円+税)
ご飯抜きだと100円引き。

ブイヤベース」(2,400円+税)
テイクアウトにはクスクスは付かない。

合計7,884円

魚系が強いこちら、
今回はそちらにも注目。

旨みたっぷりでコスパも抜群♪
大満足。

緊急事態宣言が解除されようが、
しばらくは
イートインとテイクアウト
の二刀流で進めるとのこと。

  • ブイヤベース2,400円+税

  • サーモンとアスパラソバージュのキッシュ1,200円+税

  • 前菜盛り合わせ6品2,800円+税

  • ポークジンジャー単品900円+税

  • サーモンとアスパラソバージュのキッシュ1,200円+税

  • 仔羊のパテ

  • ポークジンジャー単品900円+税

  • レンズ豆とポテトのサラダ

  • ラタトゥユ

  • 仔羊のパテ

  • 鴨のスモーク

  • キャロットラペ

  • ヒラマサのカルパッチョ

  • ポークジンジャー単品900円+税

  • ブイヤベース2,400円+税

  • 前菜盛り合わせ6品2,800円+税

  • 前菜盛り合わせ6品2,800円+税

  • 美味そうなワイン

  • ソーシャルディスタンスを取った店内

  • みんな頑張れ♪

  • テイクアウトメニュー

2020/06/10 更新

4回目

2020/01 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

代々木上原:あれから6年、盤石♪

平日昼に訪れる。
空いてるかと思いきや、
いつの間にか満席に。

大したものである。
若い人たちが楽しそうに食事。

中3人、外2人の万全の体制。

ここのプリフィックスは楽しい。

4品の3,500円のメニューAは
アミューズ2品
①前菜1品+メイン1品+デザート1品
②前菜2品+メイン
③前菜2品+デザート
食後のお飲み物付

いつものように②でお願い。

マダムはこちらの好みを覚えていてくれ、
ビール、ドライな白、果実味の赤。
彼女は
金美人参のブランマンジェ、コンソメ、ウニと共に
私は
ショウサイフグのマリネと季節野菜のマリネ
二品目はどちらも
エスカルゴバターを包み込んだ自家製干鱈のブランダードのコロッケ
メインは
スペイン産オリーブポーク肩ロースのギネスビール煮込み

きちんとしたしっかり味で申し分ない。

6年前、オープン仕立ての頃に来た。
当時は今より更にメニューが多く、
それをたった二人で回していて大変な状況。
グルメな方々が混乱したサーブに大いに文句を言っておられた。

あの時、隣の席に、
かなりのお歳の婆ちゃんが二人、
食堂に入るようにこの店にフリーで入って来て座った。

ところがどっこいぎっちょんちょん
と楽しげな会話が繰り広げられ、
とても豊かな食卓風景。

ある瞬間、
二人の会話が突然止まった。

ん?

見たら、
フグのフリットの余りの旨さに言葉を失っていたのだ。
そして今日この日、フグのマリネ、
新鮮でコリコリ、マリネ具合も尖がらず優しすぎずいい塩梅。

あぁ、あの婆ちゃん二人あっての
この店なんだなぁ、
と少し感慨深く。

お代は2人で19,844円
ちょっと呑み過ぎかw
ご馳走さまでした。

  • アミューズ

  • ハートランド瓶

  • 白グラス

  • 白グラス

  • ショウサイフグと季節野菜のマリネ

  • 金美人参のブランマンジェ、コンソメ、ウニと共に

  • エスカルゴバターを包み込んだ自家製干鱈のブランダードのコロッケ

  • エスカルゴバターを包み込んだ自家製干鱈のブランダードのコロッケ

  • 赤ボトル

  • エスカルゴバターを包み込んだ自家製干鱈のブランダードのコロッケ

  • 赤ボトル

  • スペイン産オリーブポーク肩ロースのギネスビール煮込み

  • スペイン産オリーブポーク肩ロースのギネスビール煮込み

  • ルイボスティ

2020/02/12 更新

3回目

2018/12 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

代々木上原:ぎっちょんちょんから4年

いまや名店のここも辛い時期があった。
2014年4月、えぇこれだけ準備するの?!
とびっくりするくらいの前菜・メインの種類。

が、当時スタッフが足りず、大変なオペになっていた。
戦々恐々としてた店内、
近所の定食屋に入る雰囲気で、80代の婆さん2人がフリーで訪れ、隣に座った。
店と相談しながらメニュー組み立て、
美味い美味いと楽しそう。
2人の会話も弾む。
すぐ隣なんで、否が応でも聞こえてきたのが、
ところがどっこいぎっちょんちょん
和ませてもらったw

ハートランド小瓶(700円++)
を2本注文し乾杯。
気温は低いが風もなく陽光が差し、
ビールがピッタリ。

ランチA(3,500円++)
前菜2+メインでお願い。

彼女は
ブリの幼魚メジロのマリネと秋野菜のマリネ
豚もも肉とホロホロ鳥、鶏のせせりのテリーヌ モルタデッラ風
ロゼール産仔羊モモ肉のソテー ゴルゴンゾーラソース

私は
新サンマ、マロンのタルタルと生ハムのムース ミモザ仕立て(+800円++)
しまふぐのフリテュールと曲がりネギのマリネとヴィネグレットソース
ドルチェポルコ豚バラ肉の赤ワイン煮込み

ワインはマダム・シェフと相談して
ラ・プローズ コート・ドゥ・ラングドック・ルージュ(6,200円++)

アミューズは
クグロフ焼きニョッキ
クグロフはビスケットのようなもので、
スモークしてあり、中にベーコンの粒。

焼きニョッキは中に
コラーゲンたっぷり豚の頭、テットが入っている。
マスタードの香り。

ワインはビオで果実味があり、ボディもあって旨い。

最初の前菜のサンマ、
タルタルのサンマ、
タブナートソースでねっとりした仕上がり。
栗の渋皮煮とサンマの肝ソースがのる。
いい味わい。

2番目の前菜、
しまふぐは肌理の細かいカダイフで揚げられている。
いわゆるフレンチドレッシング、ビネグレットソースが添えられる。
サクサクでジューシー、旨いフライ。
ビールが進みそうw

メインの豚バラ赤ワイン煮。
美味しい無農薬野菜もいい仕事、
上品ないい味に仕上がっている。

カフェは私はルイボスティ、
彼女はラベンダーのハーブティ、レモンひとつで
アジサイのように青から紫に色が変わる。

お代は
2人で18,295円、
あぁ美味かった♪

  • ドルチェポルコ豚バラ肉の赤ワイン煮込み

  • ハートランド小瓶

  • クグロフ、焼きニョッキ

  • ラ・プローズ コート・ドゥ・ラングドック・ルージュ

  • ラ・プローズ コート・ドゥ・ラングドック・ルージュ

  • メジロのマリネと秋野菜のマリネ

  • 新サンマ、マロンのタルタルと生ハムのムース ミモザ仕立て

  • 豚もも肉とホロホロ鳥、鶏のせせりのテリーヌ モルタデッラ風

  • しまふぐのフリテュールと曲がりネギのマリネとヴィネグレットソース

  • ロゼール産仔羊モモ肉のソテー ゴルゴンゾーラソース

  • ドルチェポルコ豚バラ肉の赤ワイン煮込み

  • ラベンダーティ

  • ルイボスティ

  • クグロフ

  • 焼きニョッキ

  • クグロフ

  • 新サンマ、マロンのタルタルと生ハムのムース ミモザ仕立て

  • 新サンマ、マロンのタルタルと生ハムのムース ミモザ仕立て

  • しまふぐのフリテュールと曲がりネギのマリネとヴィネグレットソース

  • しまふぐのフリテュールと曲がりネギのマリネとヴィネグレットソース

  • しまふぐのフリテュールと曲がりネギのマリネとヴィネグレットソース

  • シェフのお母さんの無農薬茄子

  • ラベンダーティの色の変化

  • ラベンダーティの色の変化

  • ラベンダーティの色の変化

  • ラベンダーティの色の変化

  • ラベンダーティの色の変化

  • スープをずっと見つめるシェフ

  • ゆっくりとミンチ

2018/12/21 更新

2回目

2018/04 訪問

  • 昼の点数:4.3

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス4.3
    • | 雰囲気4.3
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク4.3
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

代々木上原:絶望を乗り越え、押しも押されぬ名店でランチ

丸4年ぶりに訪れる。

あの頃、シェフとホール、たった二人で回すのに、
前菜は8種、メインは5種、チーズ・デザート3種も用意したため
大変なオペになり、不満を漏らす客もいた。

私たちが行った時は、メニューを絞った直後だが
それでもオペは大変だった。
店にとっては絶望的な状況。

あの時、傘寿を越えた婆さんが2人、
大衆食堂の感覚でここに訪れていたのが懐かしい。

予約名を告げて入店し、ビックリ!
キッチン2人、ホール3人という盤石の体制、
当時はオペの大変さでカウンター席には人を入れなかったが、
今日は満席、テーブルも満席。

ランチは3品の2,700円Aと4品3,700円B、
税込でサービス料が10%。

前菜6種+、メイン4種+、チーズ・デザート5種
今は余裕のラインナップ。

ハートランド小瓶(@700円)
を2つお願い。

2人とも3品のランチにし、
赤ワインのボトルは
ラングドック フォジェール(4,500円)
深いボディ、果実味、酸味、いいバランスで美味い。

アミューズは
クグロフ風ケークサレ、焼きニョッキ
硬めに焼き上がったケークサレはスモークの香り、塩気。
焼きニョッキは酸味がピリリ、豚の頭を使っていて滋味深い。

美女の前菜は
新玉ねぎのブランマンジェ うに、グラニテトマト バジルの香り
蛤と菜の花のロワイヤル

私は
カレイのマリネ、ふき、貝類のタルタル ふきのとうのタップナードソース
桜エビ、牛アキレス、大麦、モッツァレラのコロッケ タケノコのサラダ

このマリネ、カレイがプリプリで身が厚い。
春の最後の蕗の薹が癖がありながら苦み少なくいいハーモニー。
かなりの旨みを感じ、赤ワインにも十分合う。

コロッケは割るとモッツァレラがとろーり、
フレンチらしい濃厚な旨みが口いっぱいに広がり美味。
アンチョビクリームソースがワンポイントの塩気を演出。

イタリア産ドルチェボルコ豚バラ肉のプレゼ ニース風
弱火でゆっくり蒸し煮して、脂を十分落としたバラ肉。
旨みがしっかり。
添えられたニース風ソースは卵が使ってありしっかりしたいい味わい。

食後のカフェをいただきまったり。

これで2人13,310円は随分コスパがいい。
絶望を乗り越えた先に歓喜があった。

是非また来たい♪

  • 桜エビ、牛アキレス、大麦、モッツァレラのコロッケ タケノコのサラダ

  • ハートランド小瓶(@700円)

  • クグロフ風ケークサレ、焼きニョッキ

  • マンマーノバゲット

  • クグロフ風ケークサレ

  • カレイのマリネ、ふき、貝類のタルタル ふきのとうのタップナードソース

  • 新玉ねぎのブランマンジェ うに、グラニテトマト バジルの香り

  • ラングドック フォジェール(4,500円)

  • ラングドック フォジェール(4,500円)

  • 桜エビ、牛アキレス、大麦、モッツァレラのコロッケ タケノコのサラダ

  • 蛤と菜の花のロワイヤル

  • イタリア産ドルチェボルコ豚バラ肉のプレゼ ニース風

  • イタリア産ドルチェボルコ豚バラ肉のプレゼ ニース風

  • 岐阜各務原小麦家のパン

  • ルイボスティ

  • コーヒー

  • 今年最後の白アスパラ

2018/05/25 更新

1回目

2014/04 訪問

  • 昼の点数:3.6

    • [ 料理・味3.6
    • | サービス3.3
    • | 雰囲気3.6
    • | CP3.7
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

代々木上原:ところがどっこいぎっちょんちょん

ランチはどれでも3品で2,700円と4品で3,700円(別途サービス料10%加算)というプリフィックス。
シェフ一人、ホール一人でお店が随分慌しいと聞いていたので、行ってみて、自分を含め4席以上なら3品、4席未満なら4品と考えていた。

代々木上原駅南口に出て、井の頭通りを越えた住宅街。
ハチ公バス(丘を越えてルート)の通り道でもある小さな商店街の一角にある。

フランス国旗がはためくのですぐにわかる。12時半に予約。
ドアを開けるとすぐテーブルが並ぶ。

ホール担当のお兄さんに上着を預け、奥の二人席。
先客は食事が始まったばかりのカップル2人、食事の後半戦に入った女性3人の二組だったが、我々のすぐ後に女性3人が入ってきて計4席となったので3品にする。

飲み物のメニューが渡される。
サービスのタイミングのずれを予測し、ハートランドの小瓶(@620円)を2つと
赤ワインのボトル、ブルゴーニュピノノワール’08ミッシェルマルタン(6,200円)も同時に頼んでおく。

ビールはグラスに注がれてすぐに出され、乾杯。
料理のメニューを渡され、ちょっと驚く。

事前にHPのメニューでチェックしていたのだが、大きく入れ替わり、メニューの数も絞られていた。
後で聞いたら、以前の数多くのメニューでは作る方もサーブする方もかなり負担がかかっていたので3日前に思い切って絞ったそうだ。

前菜は以前の7+季節もの1から6に、メインは5から3に、チーズ・デザートは3から2に。
後で感じたが現状の2人体制ではこれで正解だろう。近いうちに3人体制になるそうなので、それからまた徐々に増やせばいい。

美女は
スクランブルエッグのムースと青のりのジュレ うに添え
薩摩若しゃも手羽先のコンフィと帆立貝とスミイカのパヴェのサラダ仕立て 柑橘類のソース
沖縄ロイヤルポーク バラ肉のキャラメリゼ

私は
茹で上げ白アスパラ ハーブのヴィネグレット
フォアグラのソテー マンゴー添えバルサミコソース
沖縄ロイヤルポーク バラ肉のキャラメリゼ

いずれも前菜2+メインという組み合わせに。
BGMはオールディーズ、もしかしてシェフはリーゼント?とカウンターの向こうを見たが、そんなことはなかった(笑)

アミューズは「ベーコンとチーズのクッキーとブーダンノワール、リンゴソース
クッキーは油脂が少なく、ベーコンの味はほのか、チーズ感は十分あるが強くはない。
ブーダンノワールは血は少し弱めだがジューシーに仕上がり美味しい。リンゴソースは弱く甘みは少ない。

「マンマーノ」の少し炙ったバゲットが出される。
赤ワインが出される。ブルゴーニュのピノでルビー色、少し酸味の強いタイプ。

前菜一品目
スクランブルエッグのムースと青のりのジュレ うに添え
茹で上げ白アスパラ ハーブのヴィネグレット

美女のカクテルグラスのスクランブルエッグはきめ細かく濾され、ほんの少し塩が強いもののいい味だそう。

ホワイトアスパラの茹で具合は丁度良く、パスタでいういい具合のアルデンテ、ジューシーな味わい。
ハーブドレッシングなので酸味がありさっぱりとした仕上がり、ホワイトアスパラでこういうソースは初めて。

前菜二品目
薩摩若しゃも手羽先のコンフィと帆立貝とスミイカのパヴェのサラダ仕立て 柑橘類のソース
フォアグラのソテー マンゴー添えバルサミコソース

美女の手羽先は大ぶりで柑橘ソースであっさりした仕上がりだという。
ホタテとスミイカを練り込んだスティックバーが添えられる。

フォアグラの火入れは丁度良く、表面カリッ、中フワフワ。
マンゴーが甘いかと思ったら、少し酸っぱいもの。さっきのアスパラといい、シェフは酸味好きか?

最初の3人組の女性が帰り、かわりに80代の杖をついたばあちゃん二人が入って来た。
予約はなくご近所の友人同士である。我々の隣に座る。

ホール男性が飲み物を聞くが、ばあちゃんは、料理にセットかい?
いいえ、別料金です。あぁじゃぁ水、水がいいよ。

続いてメニューの説明をしようとしたら、ばあちゃんが制し、やわらかいもん、やわらかいもん出してくれればいいのよ。
ホール男性がキッチンに行き、シェフと相談。

「スクランブルエッグのムースと青のりのジュレ うに添え」
「茹で上げ白アスパラ ハーブのヴィネグレット」
「フグのフリット」
に決定したようである。

こちらのメインディッシュ、「沖縄ロイヤルポーク バラ肉のキャラメリゼ」が届いた。
バラ肉なので脂もたっぷり、火入れはまずまずで、豚臭さもなくいい味わい。

キャラメリゼなので甘い仕上がりかと思ったら、キャラメルは弱くあまり甘くはない。
野菜はシャキシャキの仕上がり。

食後に彼女はハーブティ、私はコーヒー
ゆっくり食事の余韻を楽しんでいたら、隣のばあちゃんの所にメインが届いた。

女はいくつになっても女、ばあちゃん二人は来た時からずーっと喋り続けている。
このレストランのいい評判でやって来たことに始まり、スパッとホワイトアスパラが切れないのでナイフに毒づいたり、政治批判をしたり、手と口が止まらない。マンマーノのバゲットは皮が硬いと真ん中をくりぬいて子供みたいに食べている。
おかしかったのが、そのひとりのばあちゃんの口癖が「ところがどっこいぎっちょんちょん

しかし二人とも上手にナイフとフォークを使っている。自分の親の世代にしてはハイカラだ。
そんな二人の会話がある瞬間、止まった......

あれっ?とそちらを見ると、フグのフリットを頬張っていた。

美味かったのである。
美味過ぎて言葉がなかったのである。そんな光景を久々に見せてもらった♪

シェフがテーブルに挨拶に来た。笑顔を見せる。
確認したら、料理は甘くせず、さっぱり酸味を入れて飽きないようにするのがポリシーだとのこと。
それで今日頂いた料理の合点がいった。

客はカジュアルな雰囲気の人が多い。
近所の方に愛されるお店ということか。

安いプリフィックスかと思ったら
ところがどっこいぎっちょんちょん、美味しかったよ♪という人もいれば

美味しいと聞いて行ったら
ところがどっこいぎっちょんちょん、サービスがもうひとつという人もいれば

オペレーションが大変と聞いて行ったら
ところがどっこいぎっちょんちょん、なかなか美味しいじゃないのという人もいる。

お代は14,124円。
近所で気軽にフレンチを楽しみたいという時にとてもピッタリなお店である。

シェフもホール担当も外まで見送ってくれた。
ご馳走様!

あなたもぎっちょんちょんしてみれば(笑)

  • ベーコンとチーズのクッキーとブーダンノワール、リンゴソース

  • ベーコンとチーズのクッキー

  • ブーダンノワール、リンゴソース

  • 茹で上げ白アスパラ ハーブのヴィネグレット

  • フォアグラのソテー マンゴー添えバルサミコソース

  • スクランブルエッグのムースと青のりのジュレ、うに添え

  • 薩摩若しゃも手羽先のコンフィと帆立貝とスミイカのパヴェのサラダ仕立て 柑橘類のソース

  • 沖縄ロイヤルポーク バラ肉のキャラメリゼ

  • マンマーノのバゲット

  • ハートランド小瓶

  • ブルゴーニュピノノワール’08ミッシェルマルタン6,200円

  • ブルゴーニュピノノワール’08ミッシェルマルタン

  • ハーブティ

  • コーヒー

2014/05/07 更新

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