まめぞうさんが投稿したしおて(東京/豪徳寺)の口コミ詳細

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しおて豪徳寺、山下、梅ケ丘/そば、居酒屋

2

  • 夜の点数:4.0

    • ¥6,000~¥7,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.0
2回目

2025/08 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

豪徳寺:ご機嫌な蕎麦前♪

一年ぶり、
2週間前に週末を2名で電話予約。

行ってみたら
案の定本日満席の札。

前回同様、
失礼ながら雰囲気は
バーなおにいさんと
八百屋なおにいさんの二人オペ。

予約名を告げ、
入ってすぐ左の4人テーブル席に案内。

リーズナブルに和の
生、焼、揚、煮を楽しめる
蕎麦屋は非常にありがたい。

最初はビールで乾杯は外せない。
刺身は頼むから日本酒もいただきたい。
すぐに出るもの、時間のかかるものを見極め、
まず頼んだのは
瓶ビール、辛口日本酒、
刺し盛り、ポテサラ、南蛮漬け、鴨焼き。
揚げ物は後で頼むことに。

ヱビスの瓶、
味噌が入った蕎麦寿司がお通し、
乾杯♪

ほどなくポテサラ。
米粒より小さい蕎麦の実だが、
その主張はしっかり、
手作り感十分のポテサラ。

穴子南蛮漬け、
割と酢が効き、肉厚の穴子、
いい酒のアテ。

刺し盛りが届く。
ここはひと切れのサイズが大きい。

この日は
カツオタタキ、ヒラメ、ハモ湯引き、イサキ、水ダコ
辛口の日本酒で合わせる。

美女は日本酒を続け、
私は焼酎に替える。

鴨焼きが届く。
いい火入れでジューシー、
酒が進む。

追加した野菜天ぷら、
塩でいただく。
アスパラ、ズッキーニ、ナス、カボチャ、サツマイモ、タマネギ
水分たっぷり、素材の旨みがよく出ている。

〆はもりとかけ。
蕎麦の風味たっぷりでいい仕上げ。

もりだけでなくかけにも濃厚な蕎麦湯をいただく。

席でクレカでお支払い。
大満足でご馳走さま。

この日頼んだもの:
お通し330円x2
刺身盛り合わせ1,260円x2
韃靼そばの実入りポテトサラダ550円
穴子の南蛮漬け880円
青森産バルバリー鴨焼き1,650円
季節野菜の天ぷら1,210円
もり蕎麦830円
かけ蕎麦900円
瓶ビール800円x2
武勇830円
阿部勘830円
喜正830円
青一髪ソーダ割り760円
宮之鶴ロック800円
青一髪水割り700円
合計15,550円

  • もり蕎麦830円

  • 瓶ビール800円

  • お通し330円

  • 韃靼そばの実入りポテトサラダ550円

  • 穴子の南蛮漬け880円

  • 武勇830円

  • 刺身盛り合わせ1,260円x2

  • 青森産バルバリー鴨焼き1,650円

  • 季節野菜の天ぷら1,210円

  • かけ蕎麦900円

  • そば湯

  • 冷蕎麦茶

  • テーブルセッティング

  • カスターセット

  • 武勇

  • くわがた

  • かぶとむし

  • 青一髪ソーダ割り760円

  • 阿部勘830円

  • 宮之鶴ロック800円

  • 青一髪水割り700円

  • かけ蕎麦900円

  • 七味

  • ハモ湯引き

  • カツオタタキ

  • イサキ

  • ヒラメ

  • 阿部勘、宮之鶴

  • 青森産バルバリー鴨焼き+黒七味

  • 喜正

  • かけ蕎麦900円七味投入

  • そば湯

  • この日の刺身

2025/10/27 更新

1回目

2024/04 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

豪徳寺:あめこやが引き継がれていたことを知らず5年

江戸の蕎麦前文化は
素晴らしい事に気付かされたのは
食べログを始めてから。

蕎麦をいただく前に
タネ物と云われる蕎麦に乗る具、
板わさ、鴨肉、卵、天ぷらをツマミにお酒をいただき、
最後に蕎麦で〆る。

蕎麦の前にいただくから蕎麦前。

江戸の職人は長屋住まい
上方の職人は住み込み
という違いから、
江戸では
仕事を終えてから自分の家に帰る前に
蕎麦屋で一杯ひっかけてく
という文化の違いが生まれたらしい。

私は関西出身なので、
麺は蕎麦よりうどんと云う事もあり、
この蕎麦前文化を長らく知らなかった。

次第に蕎麦前も単に種物だけでなく、
刺身やお浸し、魚の一夜干し、揚げ出し豆腐など
種物以外の食材を使った料理も増えていく。

蕎麦前をやってる蕎麦屋では、
刺身、焼き物、和え物、揚げ物と
和食の技法のひと通りの料理が楽しめる。
最近和食はお高い所が多いので、
そういう意味でも蕎麦屋は重宝する。

2016年頃、
小田急線豪徳寺駅そばに
「あめこや」
https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131813/13040810/dtlrvwlst/B144367563/
という蕎麦屋を発見し、
その蕎麦前に大いに満足した。

その後、どんどん人気になって行くのだが、
2019年の9月に何の前触れもなく
「あめこや」は店を閉じてしまった。

私は笹塚の「蒼凛」や上北沢の「旗幟」
をもっぱら利用していたので、
「しおて」が「あめこや」の後継として
店を居抜きで引き継ぎ、
2019年11月から営業を開始していたことを全く知らず
ただただ「あめこや」が閉店したことを嘆いていた。

2020年に入り、
コロナ禍により飲食店は
丸三年闇の時代に突入し、
そのせいもあり
「しおて」の情報は私にずっと届かなかったのだ。

が、
蕎麦に造詣の深い重鎮レビュアー蓼喰人さんの
「しおて」再訪レビューを24年3月に拝見した時に衝撃が走る。
https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131813/13243771/dtlrvwlst/B426210508/
すぐさま蓼喰人さんにお聞きしたら、
「あめこや」で働いていた人が引き継ぎ、
きちんと「あめこや」の系譜を引き継いでるとの事だった。
そしてあめこやの主人夫妻は
蕎麦栽培に集中する為に店をやめ岡山に移住したと云う事も知る。

ただちにお店に電話を入れると、
非常に当たりのいい男性が応対し、
18時から2名予約することができた。

懐かしい
細くくねってる緩やかな坂の商店街をあがって行く。
店も色々入れ替わってはいるが、
飲み屋が多くどこも活気がある。

懐かしいファサードの前に立つ。
あめこや時代と同じ姿にワクワク。

ドアを開け、
予約電話を受けた
ジャズバーのバーテンダーのような雰囲気の
男性に予約名を伝え、
入口すぐの4人席に座る。

一巡目は既に満席。
カウンターに若いカップルが座ったが、
それ以外は年配者が客層。

店内も当時のままである。
瓶ビールグラス2個とまず注文し、
乾杯して喉を潤しながら
メニュー検討に入る。

お通しがなんと
あめこや時代と同じ蕎麦寿司。
ちゃんとそこにはオマージュが。
中には甘めの蕎麦味噌。

季節野菜ののおひたし、
刺身盛り合わせ2人前、
本鱒の木の芽焼き
刺身を頼むので
辛口の阿部勘と喜正もそれぞれ頼んでおく。

BGMはジャズ、
ハービー・ハンコックがメイン。
https://www.youtube.com/watch?v=cSr7lkg4tQw

この日のお浸しは金時草、
茹で汁が紫色になる緑色野菜、
いい味わい。

刺身が2人前をひと皿に盛って出てきた。
この日は
本鮪中とろ、ほうぼう、金目鯛、
あおりいか、白みる貝、ホタルイカ

一人前ひと切れずつなのだが、
ひと切れがかなり大きい。
個人的にはこのひと切れを
もう二つに割って欲しいくらい。

刺身が抜群に美味い♪

マグロがそう好きではない私も唸るほど
いい熟れ具合でスジもなく口の中でほどける。
イカが甘い、柔らかい。
ホウボウが一番新鮮か歯応えがある。
ミル貝が貝のいい甘さとキュッと弾力、
皮目を炙ったキンメがこれまた旨みたっぷり。
ツマは大根ではなくずいき。

辛口の日本酒とよく合う。

ぷっくり身の厚い焼いたマスが出てきた。
ホクホクの仕上がり、上品な甘み、
木の芽は山椒の若芽、
一緒に食べるとガツンとくる。

出汁巻き卵とタケノコの揚げ出しを追加、
美女は日本酒を続け、
私は焼酎蕎麦湯割り。

出汁巻き卵はシェアされて
2つの皿で出される。
関東の甘い厚焼きではなく、
京都の出汁巻き卵は
いい具合の仕上がりで美味い。

揚げ出しは
やや甘いだし汁に
揚げたタケノコ、ヨモギ麩、
煮たフキ、菜花、
大根おろしと木の芽。

菜花と蕗のほのかなエグミを
大根おろしとだし汁が上手に整えている。

仕上げは
もりそば2枚とワサビひと皿。
福井の蕎麦で緑がかった色合い。
例によって
ほんの少しのツユを蕎麦猪口に入れ
薬味は入れずに蕎麦をいただく。

ツユは穏やかな味わい、
蕎麦はよく締まって美味い。

充分に白濁した熱々の蕎麦湯が届く。
見た目よりはさらりとしている。
蕎麦猪口に蕎麦湯を入れ、
ツユを少し垂らし、
ここでネギとワサビを入れる。

あぁ美味かった。
最後に温かい蕎麦茶、
テーブル会計をしてご馳走さま。

二巡目は打って変わって若い客層に変わった。

この日頼んだもの:
お通し@330円x2
金時草のおひたし550円
刺身盛り合わせ@1,260円x2
本鱒の木の芽焼き1,430円
奥久慈卵の出汁巻きプレーン990円
筍と蓬麩の揚出し1,540円
もりそば830円x2
わさび50円
瓶ビール800円
阿部勘770円
喜正770円
群馬泉880円
春霞ハーフ420円
そば焼酎そば湯割り660円x2
合計14,360円

  • もりそば830円

  • 瓶ビール800円

  • お通しの蕎麦寿司330円

  • 金時草のおひたし550円

  • 阿部勘770円

  • 刺身盛り合わせ2人前1,260円x2

  • 喜正770円

  • 刺身盛り合わせ2人前1,260円x2

  • 本鮪中とろ

  • 金目鯛

  • ずいき

  • 群馬泉880円

  • そば焼酎そば湯割り660円

  • 本鱒の木の芽焼き1,430円

  • 奥久慈卵の出汁巻きプレーン990円シェア後

  • 筍と蓬麩の揚出し1,540円

  • 春霞ハーフ420円

  • もりそば830円、 わさび50円

  • もりそば830円

  • もりそば830円

  • 蕎麦湯

  • 蕎麦湯と薬味

  • 蕎麦湯

  • 蕎麦湯に薬味

  • 蕎麦茶

2024/05/28 更新

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