2回
2016/09 訪問
江戸前: 六十年の指 大将の握る、これぞ握り。「鮨處 寛八」にて、好みを・旅る
・この地で、世話になることになり、鮨屋のお気に入りが必要だ。 < 近所鮨候補 調査 >
この地の主的な観に 赴任の挨拶をとの、想いをよせて、、
寿司デビューは「 寛八 」さんと、決めていた。
・・なかなか訪れる機会が、ないなか、買物の帰り道.・・・
秋葉での生活は、食料調達所が、御徒町に集中「 吉池・松坂屋・多慶屋 」この3軒を回る。
・・買物が長引き もう6時になろうかという時間。裏通りを歩いていると、「鮨處 寛八」と。
味見していくのも~いいのでは、「 大丈夫ですか~ 」
「 はいっ いらっしゃい~ 」いいね、声もいきがよい。
粋な大将の握る江戸前な鮨「鮨處 寛八」お任せと、お好みでいける。
昼休みは特に設けず、暖簾は出したままだそうな、ということは、何時でも戴けるような気配。
カウンターに一名の先客、狙い通りだ。夜の戦闘開始前な雰囲気
「こちらにどうぞ」と、カウンターセンターに。
「 お飲み物は 」と、取敢えずビール、KとA 麒麟古式を
グラス、うすはりだー♪。 口当たりが、好いのよ~グラス迄気遣いみえ。
渇いた~ 心身指先に染みい渡る 黄金色麻酔
滅多にない補給 こんなに 美味かったっけ・・・
あては、やさしい酢の物と玉。
お店を見渡すと「 片喰 」と思われる家紋が。寛八と 誇らしげに。
ケースの、たねも氷で冷やされている、いい店だなぁ。
握って戴こうかな、メニューがない、
あれっ、事前情報で決めていた・・・メニュー名が、、えー浮かばない..
間 が ・・マズィ、
「 お任せ、できますか 」すんなり承認が出て、の
・ここで、大将がお出ましに、「 何かお嫌いなものは 」
「 葉っぱ以外、なんでもいただけます!」と・宣言しました。
もう少し、ご年配な想定でいた 大将~
矍鑠というのが、失礼に感じる、バッリバリな現役元気。 生涯現役の鑑のよぅ。
大将に「 撮影させて戴いて、構いませんか 」と、お訊ねしました。
「 どうぞ~♪ 」、今時だからね、慣れていらっしゃる 感じ・・。
// 調子に乗って「 最近は~撮影する人は、多いのですか 」と、つい訊ねると...
「 あまり、居らっしゃいませんね 」と・意外なお応え、、シーン。
すっかり「 食事撮り 」が身についてしまった私、引き下がれんし..。
「 無粋で、すいません 」と、撮影開始ーパシャ。訊いてしまうと・・・な。
「 縞 鯵 」から もー夏なのよね~
!!・シャリとの、ハーモニ~ いいわ、
‘ ほろっと、ほどける ’ 口内で滑らかに~ほどけてゆくーー
そういえば、鮨というものは、舎利と種の一体で、戴くものだ、った。
シャリは、はりっとして、酢が効いており、鮨だね~流石なうまさ
握りの締まりが絶妙、空気感のある握り、久しぶりに「 握り 」とはな思い。。
「 赤貝 」が美味 貝の甘みが 好きやなぁ 鮨としていい
「 くるま 」まきの茹ですみ待ちです、さっそくバチっと。
すると、大将が即戻されて、尾を外されて、再登場。
ええっ~大将 そこまで 気を遣われて、タイヘンだな_
「 また、撮るの? 」と、「 へへ 」ビフォーアフターよね。
「 中とろ 」
上質な、鮪しび。4日目な美味さ、蓄養臭がどこまでもない・そりゃそうだ、
落着かせ仕事を経た 好い仕事、まろやかなお味~
見た目より、数段美味い本鮪 寝技も長けている~
「 鮪づけ 」--
「 いくら 」--
ペースが早目、食すのを見計らって、即握られる
ふふん JRさんを彷彿 さっさと喰う鮨 なのか・・・
ちまちま飲みたいなら居酒屋へ的な、、鮨屋感を感じつ
呑み禁日、気兼ねなく食事鮨でも、いける店だ。
「 穴子 」--
「 玉子 」いまどき珍しい、鞍掛けでの登場。
まず一貫供される、これは撮影用で、
そく戻され 一口にお切り戴いての、再登場。
どこまでもどこま~でもな、気遣い さら~っと 粋だ。
海老のほのかな香りを愉しむ玉子焼き、丁寧な加減。
ここで「 まぐろ巻 」一応の 〆な。
剥き身ではなく、鮪を細く捌いて纏めたタイプ、これのみ醤油のお勧め があり
初めて醤油でいただく。 鮪味を、愉しめる巻でした。 海苔までも 旨し~。
もったもっつあしてると、「 海苔が・湿気るょ 」と、アドバイ.シー、小声でそっと粋だ。
なれちゃったので「 大将、写してもいい?」と、お訊ねすると
「 それは、ちょっと 」「 そりゃそうだな 」「 恥ずかしいし、」「・!・」
・・・ん、イヤでも ダメでも~ない ような、 少年な感じ~。
「 じゃぁウマク撮れば いいのね♪ 」と、撮らせていただきました。
( 掲載しない予定が、先日TVに堂々出演、なので載せます )
・・・なにを 戴こうかな~、期待が発情する、
ここから「 じゃあ、お好みで お願い 」。
すると、大将からお薦め がある..
「 鰯が、いいのがある 」とのことで...
「 鰯 」
目を閉じてシミジミ戴くが、生な鰯感は、ない・・
とろっと上質な種になっている~旨し
蛸のお薦めが
「 柔らかく煮た蛸 」・・・そうだ、こちらのウリでもある、
握りを戴いても、尋常であれば口内に蛸のみ、残るものだ。
硬い蛸が、口内に残らないよう・食せるように、仕込まれている。
大将が「 ふつうは、蛸が口に残ってしまうでしょ 」
確かに、シャリと一体に なくなった・・・
鮨は。「 ネタとシャリ一体で 」食すもの。 ということを追思..
ここに、大変拘っておられるのが、、伝わってきます。 所謂、指で摘む握り。
「 鮪づけ 」
湯霜造りよりも、深く熱が入っている
煮熱を通した仕事もの ねっとり
「 鰹のいいのが、、」と
「 鰹の藁焼き 」
東京では手に入らないので、送って貰っているそうな藁で、、
「 あおり烏賊 」
丁寧に包丁が入って シャリとの一体感 烏賊なのにほろっとなくなる。
「 あおり烏賊のげそ 」煮ての薄切りで供される、
柔らかい煮烏賊だ~、、仕事なネタが続いて、更にとなると・・・
・・お好みな つもりが、、、、お薦め、式に・・なってな。
扉を 開けると 何時も熟女な さすがに感も、わくもの~
寝たねたが 延々・・「 起きている娘は、居らぬのか 」とな思いが、でるわな..
、
聊か、、新鮮種も、挟みたいなぁ~ リセットしたく・・なる..
!.「 生とり貝 」を訊ねると、「 もう終わりですね~」と、
引越しで、どたばたしていたら、1年待ちかよ~ 一気に萎え?
出されるままに戴く 食べ続ける・・・お任せだ、お好みでは ナイ。
よって、早いものだ 〆の「 かっぱ巻き 」
程よく仕込まれた、ほのかな香りと極めて細い胡瓜、シャリとの一体感。
「 胡麻を纏った沢庵 」
それと「 花豆の蜜煮 」が供された なかなか好い、食後のおさめ、
気を遣われているのが じんわり最後まで、心地よい食事でした 45分
あ~旨かった ログ的になにがと、、特段のタネは、よぎらない--しびダントツ...
当に鮨として、大将の半世紀な指先から、、生まれる、価値な “ にぎり ”
伝統の佳さ堪能。 進化とは、望みがうむものと 痛感。
「お昼は現金のみで よろしくお願い致します」と表示が。
お代は、1枚でツリあり~、勧められるまま、食べ過ぎた かも。
「 これからもよろしくお願いします、ごちそうさまです 」
店を出て、外のメニューを見たら・・・
「 特松30 」と、これだよコレ。 、2つ食べれば、よかったと。
「 コース55~」と よく見て入りましょう。
ツレを連れて、お昼に伺い「特松30」を、戴くようになりました。
江戸前な絶妙な握りを愉しむ、のであれば、お昼が、とてもお勧め~~
「 鮨本来の仕込み種と、舎利の一体感を 愉しめる握り 」 好いお鮨やさん「鮨處 寛八」
本鮪しび よき仕事逸品
縞 鯵
赤 貝
うす はり~よい
車は尾つきで、撮影用!
撮影後、尾を外してくださる・
鞍掛けにて、、
撮影後、一口に、二度手間・
仕事のされた、しび この容姿
鰯 仕事で別物になって
名物、蛸の柔らか煮
鰹 藁焼き
赤身の湯通し づけ造り
あおり烏賊
鮪 巻き
名物 寛八かっぱ
分厚い一枚檜 カウンター
ムードのある、鮨屋さん
お元気大将 承認済強要かも~
食 是 即 鮨
2017/06/16 更新
・そういえば、寛八行ってなかったね。
夜はお馴染みさんで、何時も満席なのね。
ついつい足が遠のいていた、昼だ!ヒルズ族しよう。
以前は、
昼休みは特に設けず、暖簾は出したまま、
オジャマすれば戴ける形態でしたが、今は2時半迄。時代よね。
夜に、お好みを戴いたのだが、
お任せ~お好みなつもりが、お勧めだった。 - ;)
それで、印象にやや、魅力を知らぬまま終了な感じに。
今になって、
色々な店で、鮨を戴くうちに、
舎利・握りは、、エアー感が異なる。
此方を超える握りに、
出会わない事に、気付いた。ジャーン・
舎利が絶妙なのね。
舎利の強さ加減、べたつくことは一切ない。
口にいれて、ほどける加減が、唯一・絶妙。
今時だから、ネタが良い店はあるのよ。
鮨と言うのは、握りという。
大将の握る、これぞ握り。握り,空気が異なる。
舎利とねたを握るが鮨、くう気で空気絶妙です。
少し前ので、季節感はずれてます。
・特松
縞鯵、こち、鰹、漬け、穴子・・
今風のネタ感はないのね、
よくもわるくも、伝統の 江戸前・
味噌汁が改めて美味い。
「 ひもとがりの巻き 」
昼のお決まりに付くものと思う。
これが、妙にいい~感じ。
夜のには出ないのね、おそらく廉い用かもね。
大将曰く、握りとは、
「 ねたと舎利が同時に 無くなるもの 」
意味が判ってきたと、です。
大将の知識は「 鮨・辞典 」といって差し支えない。
そういえば、「 鮨本 」を出版されています。完売./
出版記念の大将像が店番しているのよ。
また、大将はけっこう話好きなのね。
ちょっと訊いたら、
3分は、説明してくれる感じ。
私も半世紀、鮨ってるが、
考えて食べてないから、勘違いも思い違いもある。
大将は、
現役60年を越えて、未だに現役。生き字引=
教えてもらえる事が、少なくない。
立派な握りを戴いて、講義は無料、おまけ/
帰りは、「 ありがとう、ございました~ 」