レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
2位
1回
2013/03訪問 2013/04/01
とある土曜の昼下がり、気が付くと谷町六丁目の空堀商店街に佇んでいるではないですか。
なんちゃって。
偶然ではありますが、最近立て続けに「旧ヤム邸」さんがTVで紹介されており、
我慢できずに行っちゃいました。
通勤途上からは大分寄り道になるので、時間が自由になる土曜日の昼に突入です。
場所は、地下鉄谷町6丁目から空堀商店街へ。少し歩いていると店頭に行列が
出来ているので、すぐに発見することができます。行列が出来ていなくても、昭和初期
の商店街にあるような店構え、商店街のなかでも異彩をはなっています。
案の定、店頭には行列が。といっても6名位だったので、運がいいのかどうかわかりませんが、
私が入店して以降も行列が途切れることはありません。
10~15分後に席に着くことができました。
席は、入口すぐ左手の二人席です。(残念ながら、お一人様です)
ガラス張りの木の引き戸、入口付近の席はいわゆる土間に設えられています。
土間を上がったところにカウンター席、カウンターの奥が厨房、カウンター席の左手に
二階に上がる階段があります。
二階のキャパはわかりませんが、それほど、大きなお店ではありません。
ランチメニューは店頭に掲示されており、並んでいる時に熟考することが可能です。
当日のメニューは以下の通りです。
1) ラムとポークのスパイシーキーマ
2) 茄子サルサのせほうれん草キーマ
3) 香味塩キーマ チーズ仕上げ
4) 万願寺とうがらしのサラットチキンカレー (ちょっと不正確かも)
お願いしたのは2,3番のカレーです。
ご承知?の通り、辛口は苦手なので4種類のルーから辛味の少ないもの2種をお願いしました。
最初からルーが2種類のランチメニュー(カレー膳880)円)を狙っておりましたので、
単品メニューについては、確認しておりません。
ご飯は、サフランライスと玄米からセレクト可能です。今回は、見た目の鮮やかさから
サフランライスを大盛り(+100円)でお願いしました。
こちらのお店のスタッフさんは若い女性の方々ですが、慌てず丁寧に接客されており、
好感がもてます。
暫く待たされてカレー膳が運ばれてきました。ビジュアル的にも美しいカレー膳です。
面長で大振りの器の中央にサフランライスが鎮座しています。
そして、サフランライスに2種のルーが寄り添っています。
小皿には玉葱のピクルス、小鉢二品、そして、ヨーグルト。上手く纏まっています。
辛口であることを覚悟しながら、サフランライスにルーを絡め口に運びましたが、辛いと
いうよりスパイシー。種々のスパイスの香りと味が口から鼻腔に広がります。
通常のカレーとは一線を画するカレーです。確かに美味い!!
また、添えの玉葱のピクルスは、スパイスで占領された口の中をさっぱりするには
もってこいです。このお味は、先日伺った「若草カレー」でいただいたものと同じお味。
これも大好きです。
そして、最後にスパイスで高揚した心と胃袋をクールダウンするためのヨーグルト。
イケメンのカレー膳、レトロな店内、女性を虜にすること間違いなし。
おじさんも少しやられました。
ご馳走様でした~。
3位
1回
2013/07訪問 2013/07/10
勤め先のご近所で雰囲気のよさげなお蕎麦屋さんがヒット!
早速に昼食に伺いました。
最寄りの駅はJR阪和線鶴が丘駅から2~3分というところでしょうか。
ちょっとお店があるとは思えない場所に、案内等がなければお店とは思えない
外観のお店があります。上品な造りの一軒家という感じです。
お店には2台位?の駐車スペースがあり、当日は外車が駐車しておりましたが、
店頭にはママチャリが何台か停めてあり、そのギャップが面白くもありました。
さて、敷地に入り最初に目に着くのが、狭いながらも小粋な中庭です。
そして、ドアを開けて店内に入ると、まるで別世界。
和モダンな造りの店内に驚かされます。
お店の外とのギャップに最初は驚き、そして、惹き込まれてしまいました。
店内右手にはテーブル席が、左手にカウンター席があり、カウンター席の
対面の大きく開かれたガラス戸の外には決して広くはないですが、
庭のグリーンが鮮やかです。
さて、当日いただいたのは、海鮮丼とお蕎麦のセット(1,100円)ですが、
海鮮丼の他にしらす丼、天丼、天むすとのセットメニューがあり、お蕎麦も
温かいものと冷たいものがセレクト出来ます。
海鮮丼にはしらすもトッピングされているのですが、私は食せないので
抜いていただきました。
そんなに待たされることもなく、海鮮丼、盛りそばが登場しました。
夏らしく日焼けした蕎麦はお洒落な板の上に美しく盛られての登場です。
そして、こちらも上品に盛られた海鮮丼。ボリュームはありませんが、
お蕎麦といただくには、十分な量ではないでしょうか。逆にこちらのお店で
ボリューミーな丼がでてきたら、雰囲気にそぐわないことになってしまいます。
まずは汁につけずそのままお蕎麦をいただきます。荒々しく、歯ごたえの
あるお蕎麦。汁に少し付けていただくと、さらに蕎麦の味が引き立ちます。
美味しい!
海鮮丼も悪くはありません。
そして、最後は蕎麦湯をいただきました。
こちらのお店はお蕎麦だけではなく、雰囲気もご馳走と思えるお店です。
お店の方の立ち居振る舞いも雰囲気同様、上品で優雅なように思えます。
夜は美味しいお酒、あての一品、そして美味しいお蕎麦もいただけるようです。
何時伺おうか、と考えている今日この頃です。
至福のひと時でした。
ご馳走様でした~。
4位
1回
2013/08訪問 2013/08/23
妻の実家に帰省。何度か訪問をトライしていたお店です。
昨年もトライしてみましたが、お盆はお休みをされているようです。今回、駄目
もとで電話を入れると営業されていました。
ということで、妻・義母と3名でランチに伺いました。
場所は、幹線道路から旧道に入った集落にありますが、幹線道路にも「邑居」
の看板が掲示されております。(でも、注意深く見ておかないと見過ごすかも)
旧道に入るとお店の前にも看板が掲示されているので、すぐに発見することが
できると思います。
さて、お店(といっても田舎のお家の佇まい)の横の道を入り込み裏手にある
駐車場に進むことになりますが、皆さんが記載されているようには入口が
少し狭いので注意が必要です。入り込んでしまえば、駐車スペースは
十分な広さが確保されています。
お店といっても民家の1階を一部手直しされた店内。玄関口でスリッパに
履き替え、店内に入ると1階部分の3間にテーブルが設えられています。
白木張りにされた床に2人掛け、4人掛けテーブルが設置されているなかで、
我々が通されたのは一番奥の間にある大きな6人掛けテーブルです。
12時半に伺いましたが、各テーブルはほぼ先客で埋まっていたように思います。
お昼のメニューは基本的に煮込みハンバーグと牛タンor 牛肉の赤ワイン煮の
コースになっています。
コース料理の構成は、Aコースがメイン + サラダ、ピクルス、ご飯とAコース
にスープとコーヒーが付くBコースがあります。
お願いをしたのは、牛タンと牛肉の赤ワイン煮のBコース。赤ワイン煮は
Aコースが1,800円、Bコースが2,300円となっています。
料理を待つ間に店内を物色。アンティークなものも置かれていますが、一番興味
を惹いたのは、ランプ達です。アンティークでお洒落なランプ達が店内を彩っています。
とそこにトマトの冷製スープが運ばれてきました。よく冷えたトマトスープでお口の
中はサッパリ、すっきり。トマトの刺激で更に食欲が増しました。
お次は自家製ピクルスとご近所の野菜サラダです。オール野菜のラインナップ。
ソフトな酸味が心地いい手作りのピクルス、ありふれてはいるけれど何故か温かみの
感じる野菜サラダ。十分なボリュームですが、身体がさらに野菜を欲していました。
そうそう、野菜サラダにはカレー味に染められたもやしも潜んでいました。
そして、メインの牛タンの赤ワイン煮とご飯が登場です。
お皿に盛られた牛タンがこちらもたくさん盛られた野菜達の間から少しだけ顔を
覗かせています。もちろん、牛タンは歯ごたえを残しつつも柔らかく煮あげられ、
牛タンの味を損なわないソースも秀逸の味わいです。
牛タン、野菜達の余韻を楽しみつつ、最後にミントのハーブティをいただきました。
ボリュームは少ない訳ではないですが、野菜と牛タンをもう少しいただきたい
思ってしまうのは、お料理のレベルが高い証なのではないでしょうか。
そして、最後はご夫婦で玄関先までお見送りいただきました。
なんだか、田舎の知り合いのお家に食事に伺ったような気分になりました。
ご馳走様でした~。
5位
2回
2022/06訪問 2022/07/18
此方に初めて伺ったのは営業を始めてすぐの2013年。
それから何度か伺っておりますが、営業を始められて
すぐに人気店になり、予約が必須のお店になりました。
暫くして、すぐ近くに「HANARE」なる支店?も営業を開始
されました。今回、平日の夕方にダメもとで伺いましたが、
幸運にも「HANARE」のカウンターに潜り込むことができました。
本店??側を覗くと「HANARE」に確認に行かれ、一人なら
対応可能とのこと。本店?のすぐ横の細い通路に入り込むと
5mほど先にお店の入口が確認できました。
「HANARE」が営業を始められてからは初めてです。
なので、久しぶりに食することになります。
店内に入り込むとスペース的には本店側と同じくらいの
狭いスペース。キャパはカウンター席が9席、テーブルが
1卓設えられており、キャパは6人だったでしょうか。
カウンター席、テーブル席にはすでに先客がおられました。
まんま さんはコスパが売りになっていますが、それ以上に
感激するのはカウンター席の付け台がガラス板になっている
こと。初めて伺った時は余りの美しさに感激した記憶が
残っています。
「HANARE」でも同様にL字型の付け台がガラス製に
なっていました。まんまといえば、これ!
まず、生中をお願いすると同時に付きだし(いかとワカメの
酢の物)が供されました。これアテにメニュー表を確認します。
お願いをしたのは、おまかせにぎり 5貫(980円)。
苦手な魚があるので、これを伝えると対応いただけました。
これに2貫追加をし、食したネタは海老、中トロ、鯛、金目、
帆立、ヒラメ、イカという面々。
どのネタも申し分ない美味しさで、普段使いの100円寿司
(近頃はこの値段では食せないですが)との違いを思い
知らされます。
裏天王寺ではしご酒をするつもりでいたので、軽くつまんで
お店を後にしました。裏天王寺という場所柄もあり、
相変わらずコスパは申し分ありません。
ただ、気になったのは喫煙可能ということです。
場所柄止むを得ないところなのでしょうが、食している
横で喫煙されると、お寿司の味わいは台無しになります。
こればかりは天に運を任せるしかないようですね。
ご馳走様でした~。
週末の夕食難民。JR天王寺で途中下車、今回は北口方面に自然と足が向かいました。
向かった先は昭和チックな路地にある「sushi呑み処まんま」さんです。
過日に一度覗いてみたのですが、満席で諦めたことがありました。
今回、お店の中を覗くとカウンター席に空席が。ラッキーです。
一人であることを伝え、いざ、カウンター席を陣取りました。
本当に狭いお店です。カウンター席は8席ほどでしょうか。あと、本当に小さな
テーブル席が2、3置かれています。
寿司屋では、やはりカウンター席に座らないと、楽しさも半減するように思います。
そして、こちらのお店は、カウンター席が素敵なんです。
カウンターには大きくて分厚いガラスの板が設置されています。握りはこのガラスの
上に置かれます。照明に照らされ煌めくガラス、その上に置かれる握りは、
ビジュアル的には幻想的とも言えます。(写真を見てください。)
通常ではせせこましい小さなお店を、このガラス板がお洒落な空間に変えています。
さて、まずは生中。お酒のアテに、米茄子揚げ出し(500円)、と長芋ステーキ(450円)
をお願いしました。
が、これを待ち切れず、いくつか握ってもらいました。
こちらの店主さん、かなりのイケメンです。
そんなことはさて置き、握りの登場です。
まず、美しい握りです。そして、クリスタルの輝きが握りを更に引き立たせています。
小振りの握りを口にほり込みます。
美味い、旨い、甘い!
ネタの美味さを考えるとコスパは抜群です。
握りは1貫、80円~用意されておりますが、安いからと言ってもそのお味は、
やはり回転寿司とは一線を画しています。
久しぶりにこんな握りを口にすると、100円の回転寿司には戻れなくなりそうです。
特に驚愕したのは、金目鯛の握りです。口にほり込んだ時に脂の旨味が口の中に
広がり、そして、金目鯛とシャリが溶けるように喉を通り過ぎて行きました。
アルコールを二杯いただき、一品もの二品、お寿司をいくつか摘まみ、〆て3千数百円。
握りのコスパに比べ、一品ものは普通の感じがしますが、それは、握りが安価
だから余計にそう感じるのだと思います。
私が入店後、時を置かず満席に、席が空いていたことはラッキーだったようです。
ちょくちょくお邪魔することになりそうです。
カウンター席を予約の上、伺いたいお店です。
ご馳走様でした~。
神戸に帰省した際伺ってみたいと思っていたお店です。
数日前に予約をして伺いました。
実家(六甲)から山麓バイパスへ、天王谷ICから有馬街道におりて北上。
驚くほど短時間で菊水ゴルフクラブに到着しました。
クラブハウスの間を通り抜け更に直進、広くはないですが、馬場にいる
お馬さんを眺めていると、「ガーデンレストラン風舎」に到着です。
ここでワンポイントアドバイス。
風舎さんの少し手前に広い第二駐車場がありますが、臆せず車を進めると
建屋直下に駐車場があります。
もし、ここが満車の場合は、第二駐車場に戻ればいいのです。
(駐車スペースをやり過ごせば、そのまま第二駐車場へ戻ることができます。)
小高い丘の上に可愛い建屋が見えます。そのレストランまでのアプローチ、素敵です。
木々、芝生、まるでおとぎの国に迷い込んだようです。
予約時間に少し早かったのですが、快く迎え入れていただき、また、テラス席も
準備できるとのこと。テンションがあがりました。
室内を通り抜け、お庭へ。綺麗に手入れされた芝生。テラス&庭に設置されたテーブル
では先客が優雅に食事をされていました。
10月半ば、晴天のなか屋外でいただく食事。
そして、眼下には和歌山まで見通せる眺望。来てよかった!と思える瞬間です。
お願いしたお料理は、メイン(魚・肉料理)をセレクトできるランチコース(2,300円)。
本日の内容は、
前菜 : 旬の秋刀魚の自家製スモークサラダ仕立て
スープ : ミネストローネ
メイン : 岩手産鱈のパイ包み焼き(ヴァンブランソース) or
熊本産りんどう豚のローストポーク(アップルソース)
デザート : パンプキンプリン) 飲みもの(珈琲、紅茶)
正直何をだされても美味しくいただけるロケーション。
そして、スタッフさんのサーブも鮮麗されていました。
お料理に関して、前菜は私の苦手な秋刀魚の燻製でした。追加料金で違うものを
お願いしようと思いましたが、すでに品切れとのこと、秋刀魚が苦手である旨
お伝えするとサーモンに変更していただけました。
最初に供されたパン(バケット)もおかわりが可能なようですが、我々がお願いしたときには、
こちらも品切れ状態でした。(少し前のお願いしたお客様は1回のみ供されておりました。)
こちらの一番の売りはやはりロケーションの素晴らしさということになりますが、お料理に
関しても、お値段に値する美味しいお料理でした。
我々の伺った前日は、貸切でウェディングパーティーが行われていたようですが、
こんな素敵な場所で、パティーができれば一生の思い出になるでしょうね。
やはり、春、秋の季節のいい時に屋外でいただくのが最高だと思います。
デートの食事にもってこいですよ。
夜景もいいでしょうが、昼間に一度行っておかないと道中がちょっと大変かも、です。
ご馳走様でした~。