レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
2位
1回
2014/07訪問 2014/07/07
気付くと谷町6丁目。
ついに徘徊エリアも広がってしまいました。
で1軒目??
はい、1軒目に伺ったのは、地下鉄谷町6丁目駅から徒歩2,3分
のところにあるお蕎麦屋さん「文目堂」さんです。
恥ずかしながら、店名が読めなかった。
お店は古~い旧家を改造して造られたお店です。でも、古民家ではなく
3階建てのある種モダンな建物。まさに威風堂々という感じです。
事前に確認していなければ、絶対に入れないだろうという重厚感と
趣きがあります。
思い切ってドアを開くと、広く開放的な店内は旧家の名残を上手く
残されており、店内に入っただけで落ち着きます。
ゆったりした玄関のステップを上がると、そこは3間続きの広いスペースが
広がります。その奥にお庭が、そして、左手が厨房スペースです。
各部屋には大きくて重厚なテーブルが設置されています。
お店の接客の方は若いお嬢様がお二人、厨房の様子や何人おられるのかは
窺い知ることはできません。
一番奥のお庭に近い席に座り、メニュー表を覗き込みます。
お蕎麦は、細切り・粗挽きのお蕎麦のみ、これに、おろし、とろろ、
鴨汁等のバリエーションが用意されています。
あとは、日本酒とアテも充実しており、午後の予定がなければゆっくり
してみたい雰囲気です。
お願いをしたのは、細切りの大和芋とろろそば(1,100円)です。
鴨汁そばにも惹かれましたが、後があるので我慢、我慢。
まずは、温かい玄米茶が運ばれます。外は蒸し暑いですが、店内に入ると
何故か温かいお茶にほっこりとしました。
さて、白木の角盆につゆととろろ芋が載せられてやってきました。
時を置かず、お蕎麦の登場です。そば殻が排除されたお蕎麦は色白で
上品なもの。濃い色合いの器のなかで、なんだか輝いて見えます。
まずは、そのままで数本いただきました。お箸で持ち上げた時は
繊細でしなやかなお蕎麦でしたが、口に入れると見た目とは違って
芯の強さを感じます。
次にとろろとつゆをお蕎麦にぶっかけていただきます。
芯の強さとともに喉越しのよさも素晴らしいお蕎麦です。
まさに大和撫子?上品な外見に芯の強さがある。こじつけかな?
で、あっという間に完食。
本当に美味しいお蕎麦です。もっと食してみたいという思いを強く
感じました。
そして、いいタイミングでそば湯が供されました。それも、驚くほど
たっぷり。流石に飲みきれませんでした。
食べ終わっても、もう少し雰囲気を楽しんでいたいと感じたお店は
こちらが初めてかもしれません。
お会計を済ませ、お店を出る私をお店の方が店外までお見送りして
くださいました。最後までなんて素敵なお店なんだろう。
一つお店の方に謝らねばならないことがあります。「店内撮影は他の
お客様の迷惑になりますのでご遠慮ください。」とのことでしたが、
暫くは私一人であったことをいいことに、撮影をしました。本当に失礼しました。
店内がお客様で満たされている場合、あの雰囲気での撮影は不味いですよね。
もう一つ書いておきたいことがあります。
こちらのお店は、お腹を満たすのではなく、心を満たすお店だ、ということです。
ご馳走様でした。
3位
1回
2014/12訪問 2014/12/16
二連泊の東京出張。その場所は浜松町です。
出張の初日、浜松町で昼食後出張先に乗り組むことになりました。
ということで、浜松町の評判のお店を検索している中で目についた
お店が「鯛樹」さんです。ランチは鯛飯一本で勝負されているお店です。
鯛飯といっても地方により違った調理がされていますが、こちらは
宇和島風の鯛飯。今まで食したことがないので、楽しみにしておりました。
お店はJR浜松町から徒歩2~3分というところでしょうか。文化放送本社ビル
の通りを少し入ったところにあります。店頭にたどり着くと、想像していたより
小さな店構え。12時にはまだ時間があったので、並ばれているお客様は
おられません。
店内に入ると奥にカウンター席、さらにその奥が厨房。カウンター席にたどり着く
までに、二人掛けのテーブルが6つ、カウンターに5席がこちらのキャパです。
私が入店した時は、ほぼ満席状態でした。
ランチメニューは鯛飯のみのため、特段注文することもなく鯛飯の登場を待ちます。
小鉢等も付いた鯛飯定食のお値段は、1,100円(税込)。決してお安くはないですが、
それでも惹かれるものがあります。
本日は、鯛飯(鯛のお刺身、つけ汁、ご飯)、じゃこ天、根菜煮、小鉢(お豆腐)、
お味噌汁、お新香というラインナップです。
カウンターの目の前で、調理される様子を見ることが出来ます。驚いたのは、
じゃこ天を注文の都度揚げていることです。なので、熱々が供されます。
さて、目前に宇和島鯛飯定食がやってきました。最初に食したことがあるかどうか
確認いただけ、初めての場合はお作法を説明していただけます。
ご飯の横には、たっぷりのつけ汁。その中に、黄身、海苔が確認できます。
主役の刺身は、7切れだったかな?同じお皿にわかめ、刻み葱、わさびも並んでいます。
つけ汁の黄身を崩し、まずは刺身を一切れ潜らせて、そのままいただきました。
つけ汁は見た目ほど濃いお味ではありません。
さて、本格的に鯛飯を頂く前に、まずはじゃこ天をいただきました。本当はじゃこ!
苦手なんです。が、揚げたてのじゃこ天は、表面はかりっとして歯ごたえがあり、
じゃこ特有のクセ(風味)も感じません。美味しくいただきました。
さらに驚いたのは、根菜の煮物です。関西風の薄味なんですが、よくお味が
しゅんでいます。(表現も関西風にしてみました。) これには、本当に驚きました。
この味付けで、お店の実力とランチに懸ける心意気を感じ取りました。
味噌汁も然り!全く手抜きのないランチです。
一通りを味わった後、いよいよ鯛飯です。刺身、わかめ等薬味達をつけ汁に
投入!少し時間を置いて、ご飯の上に流し掛けました。あっ!鯛のお刺身は
ご飯のうえに行儀よくならべました。つけ汁も全部流し入れたので、
汁だく鯛飯になりましたが、味付けもちょうどいい塩梅。
スルスル~ッと喉を通り過ぎ、すぐに完食してしまいました。
ご飯のおかわりが可能なら、おかわりをして2度楽しんでみたい鯛飯でした。
これは、東京に来て、いきなりやられてしまった、と思う位充実したランチに
なりました。
お店を出るころには10名位が並んでおられました。
これも、このランチなら納得ですね。
また、夜はお酒と共にお料理が楽しめるとのこと、あの根菜煮の味わいから
すると、他の料理も期待が持てると思います。
いや~、いいお店でした。
ご馳走様でした~。
4位
1回
2014/07訪問 2014/07/22
セルフでも、パンの美味しさ、コスパ、雰囲気ともに申し分ありません
海の日を含む3連休、神戸の実家に帰省し、久しぶりに妻と三宮をブラブラ。
といっても妻のウインドショッピングに付き合うのも辛いので、
お互い自由行動とし、昼時に大丸で待ち合わせということにしました。
さて、ここからが私の出番です。
妻にお粥とクマさんのホテルでのランチを提案すると、お粥がいいとの
こと、渋々大丸近くのお店に向かうと、たくさんの人が待っておられ
ました。
てな経過を辿り、こちらのお店に急遽変更となりました。
前からBMしていたお店で、チャンス到来です。
へ~、こんなところにと思う場所に端正なホテルが出来ています。
向かい側には、チャペルができていたり、神戸は益々お洒落な町に
変貌していますね。
お店に突入するとたくさんのお客様で席は埋まっておりました。
こちらのお店はお店独自の作法があり、これに沿って行動することに
なります。
作法その1 まずは席を確保する。
お店のスペースは1階と2階にあり、ソファー席等ゴージャスな
造りになっています。また、キャパも相当なものだと思います。
私たちはちょうど2階に上がったすぐのテーブルが空いたので
待つことなく確保することができました。満席の場合は、広い
店内で席を探し確保することは大変かもです。
作法その2 パン、サラダの確保とお料理のオーダー、支払い
そのうえで、1階のパンの並んでいる棚からお好きなものを
ピックアップ。好きなだけ取れるのですが、バスケット
の容量から、まずは?4つ程度ではないでしょうか。
(因みに、おかわりは自由です。)
そして、食事の場合は、パン棚の奥にあるサラダをピックアップ。
メインの料理の注文と料金のお支払、飲み物の確保という流れです。
メインのお料理のみ、後からお店の方に席まで運んでいただけます。
当日はくまポチランチ(1,500円(税抜))をお願いしました。
これは、メインがビーフシチューです。他にメインがパスタのものが
ありました。(こちらの方は少しお値段が高かったように思います。)
飲み物は、紅茶、珈琲、いずれもホット、アイスからセレクト可能です。
しかも、こちらもおかわり自由です。
サラダ用のドレッシングやドリンク用の薄切りレモン、シロップ、お砂糖
等は自分で好きなだけ利用できます。
さて、席にお料理を運び、メインが来るまでサラダ、パンをいただきます。
サラダもおざなりなものではなく、ボリューム、内容も申し分ありません。
さらに、パンの美味しさには驚きました。
最近はパンの食べ放題はよく見かけますし、いただいておりますが、
今までで一番美味しいパンではないでしょうか。妻も「やっぱり、神戸の
パンはレベルが違うのかな~」と言っておりましたし、私もそう思いました。
ビーフシチューがやってきました。可愛い蓋つきのポットに入ったシチューは
濃厚なお味、そして、ビーフも結構入っていました。なぜか、お餅も。
パンのおかわり、そして、飲み物も。最初にアイスティーをいただきましたが、
違う飲み物をおかわりすることもできます。レモンティーをいただきましたが、
ポットで供され、たっぷり2杯分はありました。
デザートもついており、当日はクリームブリュレでした。
メインと同時に供されたので、いただくころには表面のカリカリ感が少なく
なっていたことは残念でしたが、お味は申し分ありません。
作法その3 食器の返却
最後に、食器は1階の返却口に自ら運ぶことになります。
基本的にセルフのお店ですが、最初のオーダー時要領がわからず妻の分もひとりで
オーダーしていました。その結果、2つのトレーを運べなくなったのですが、
お店の方にトレーの一つを席まで運んでいただけました。
なにげないことですが、接客に忙しくても、そういうところはしっかりと対応
されています。
休日等お客様が多い時は、些か落ち着かないかもしれませんが、平日のお客さんが
少ないときの雰囲気は最高ではないでしょうか。
そこに、時間制限なしでパンと飲み物がフリーなんて、夢のようなお店です。
しかも、パンもお料理も申し分のない美味しさです。
またすぐに行きたいお店になりました。
ご馳走様でした~。
5位
4回
2025/09訪問 2025/10/23
もう何度も利用しているCOOKA。
同期の仲間、更にお勤め時代の先輩方との飲み会は
こちらで開催することにしています。
なので、ほぼ2回/年の定期訪問になっています。
既にリタイアしてる仲間との飲み会なので、
平日の夕方5時と開店時間からフルで利用する
ことになります。(これもお決まりのこと)
その様に利用してこそ、こちらのお店の良さを
満喫することができるのです。
平日なので制限時間もなく、また、早い時間で
あればスタートからゆっくりとお料理のセレクト、
会話を楽しむことが可能です。
だた、2年?3年?前からかな、アルコール
飲み放題の時間だけが2時間制になったことは
少し残念です。
料金も年々アップしておりますが、爺(私)、婆には
シニアー割りという強い見方があります。
(注意が必要なのはホテルへの直接予約でないと
適用されないこと)
事前予約をした際、これもいつも通り他の席から
少し隔離されたテーブルをリクエストします。
隔離されているので、席上から外の景色を
眺めることはできないのですが、周りに遠慮なく
お喋りをすることができるのです。
予約の際、当日は時間差で団体のお客様が2組
居られることが伝えられました。
騒がしくなるか少し心配しておりましたが、
ノープロブレム!お料理のピックアップを
含め全く心配はありませんでした。
前置きが長くなりましたが、飲み放題は最初に
手首にペーパーブレスが巻かれ、これが飲み放題
の印籠になるのです。
こちらのビュッフェのお気に入りの一つは
お料理を取るストレスがないこと。
並ぶことはほぼ皆無。
ドリンクも然り。
あっ!休日はわかりません。
お料理も一流ホテルのビュッフェ。
当然ですが、あれ?と思うお味のものはありません。
全て美味しくいただくことができます。
数年前から作りたてのパスタ、ピッツァに加えワゴン
サービスも登場しました。
伺った時は北海道フェアーで帆立、ジンギスカン、
スープカレー、味噌ラーメン等々の食材が登場。
また、万博が開催されていたこともあり、
珍しい各国のお料理も並んでいました。
当然スイーツも申し分ありません。
COOKAの投稿で毎回記載しているかもですが、
初訪問で食したピスタチオジェラートの美味しさ。
その衝撃はいまだに忘れることができません。
当然、今回も頂戴しました。
仲間との語らい、そして、素晴らしいお料理に
時間を忘れ、21時をと~に過ぎておりました。
何時間居るねん!
これも何時も記載しておりますが、こちらを利用
すると2次会(茶会)もこの場所でそのまま出来るし、
そう考えると平日利用のコスパは悪くはない!
と結論付けすることができますね。
ただ、そろそろお店を変えないと
幹事役の怠慢が指摘されちゃうかも(笑)。
何時もご馳走様で~す。
昨年に引き続き、9月末、10月初旬とCOOKAでお食事会。
そのうちの一つは私が幹事役なので、連チャンはほぼ計画的犯行
になる、のかな?
昨年から少し料金改定等もありましたが、それでもまだまだ
コスパもよく、平日の時間制限なし(一部改訂ありー後ほど触れます)、
ロケーションを考えると申し分ありません。
2次会で場所を変える必要もないし、スイーツ・ソフトドリンク等
も食べ放題であることを考えると幹事役としても楽ちんなんです。
最初に料金体系について触れておかねばなりません。
大人 7,000円、シニア(65歳以上(私は適格者)) 5,250円、
小学生 3,000円、幼児 1,000円(3歳以上)。
アルコールは2時間制で 1,800円。
何時から改定されたかは未確認ですが、昨年食した時はすべてフリーで
7,800円だったと記憶しています。それに、アルコールの飲み放題も
時間無制限でした。
なので、アルコールを飲まれない方 & シニアの方はそれほど
大きな値上げではありません。ただ、アルコールの時間制限だけは
気を付けねばなりません。
ただ、COOKAのHPを見ると期間限定の特別価格が設定されている
期間(但し平日)もあるようで、その期間が狙い目ではないでしょうか。
当日は爺の集まりだったので平日の5時に予約をおこない、営業時間
をフルで楽しめるように画策しました。
流石に平日の5時から入店されるお客様は疎ら。でも我々と同様の
狙いを定めたお客様が来られていました。
昨年との違いはアルコールの飲み放題2時間制がセレクトできる
ことです。区別するために、アルコールオーダーのお客様は
紙製の腕輪を付けることになります。アルコールカウンターで
それを提示のうえオーダーするシステムになっていました。
(なるほどね)
で、2時間が過ぎるとその腕輪が回収されるのです。
冷静に考えると2時間制とはいえ、ホテル系のビュッフェの
飲み放題のお値段としては高コスパではないでしょうか。
シャンパン、ワイン、カクテルも飲めちゃいます。
両日とも丁度 ミートフェスなるものが開催されており、
肉食の私にとっては願ったり叶ったり。
アルコールもドリンクもお客様が疎らなので吟味の上
じっくりとセレクトすることができました。
お料理はローストビーフ、生ハム、ビーフストロガノフ、
ポークスペアリブ、牛ハラミねぎ塩だれ、etc.etc.。
定番のものに加えお肉料理が多く並べられていました。
いつも思うことですが、ホテルのビュッフェ、どのお料理
もお味は申し分ありません。サラダ、デザート、そして、
ジェラートと大満足の品々。
前回からワゴンサービスも行われていますが、お味はそれなり。
何度行ってもトータル的にイチオシのビュッフェであること
には変わりがありません。ただ、平日の夜限定の感想です。
(ランチや休日には食したことがありません)
それに景色もいいんですね。
レストランの入口手前から西側を望むと天気の良い日は
明石海峡大橋の橋脚まで確認することができるのです。
夕日の写真が撮れたので掲載しておきます。
平日の夕食には何度も伺っていますが、お料理を取るのに
並んだ経験は皆無です。
三方よし、どころか四方よしの素晴らしいビュッフェです。
(あくまで個人的見解です)
いつもご馳走です。
ひょんなことから9月下旬、10月初旬の2週連続で
COOKAでディナーをいただきました。
といっても、一方は私が幹事役でした。
COOKAでディナーを頂いたのは、6,7回目でしょうか。
そうですね~、ビュッフェ形式のレストランでは一番の
お気に入りかもです。
その理由は
1. 平日の夜は時間無制限
営業開始5時から終了の9時まで滞在することが可能
2. お料理のレベルが高い
大阪マリオット都ホテルのレストランなので当然
3. 平日のネット予約なら20%オフ
通常は7,800円なのですが、事前のネット予約なら
6,240円での予約も可能
4. 景色が素晴らしい
あべのハルカス19階から見渡せる景色、夜景、
天候に恵まれれば(なんとか)明石海峡大橋を
望むことができる
ということで、両日とも平日の5時、営業開始時間に伺いました。
流石に一番乗り。平日の5時に伺うと暫くの間は数組のお客様
のみ。(その時の状況にもよりますが、両日とも同じ状況でした)
とても広く、キャパも大きいので、料理のピックアップに苦労
したなんてことはこちらでは経験しておりません。
(※ あくまで平日のディナーです)
なので、両日ともにじっくりとお料理を確認し、自分のペースで
ピックアップすることができました。
アルコールも然り。ビールはもちろん、シャンパン、ワイン、
ウイスキー、カクテル(種類は限定されますが)、モクテルまで。
ビールは自動サーバーで注ぎ入れることになりますが、金属製の
ビアジョッキーはサーバーの下の保冷ケースに用意されています。
お料理の味わいは、ビュッフェとはいえレストランのシェフ
手作りのもの、全てのお料理が申し分ありません。
お料理の種類はそれ程多いという訳ではないのですが、ギャル曾根
でもない限り全部を制覇することはできないかもですね。
まて、定期的にフェアー等が開催されており、スペシャルメニュー
も用意されています。
お料理の一例を挙げると、
ローストビーフ、かつおのたたき、ミートパテのパイ包み焼き、
マッシュルームときのこのポタージュ、鮭ときのこのア・ラ・
クレーム、蟹と銀杏の洋風茶碗蒸し等が並んでいました。
他にも、焼き立てのピッツァ、パスタ、ラムカレー、お茶漬け。
生野菜、パン、グラススイーツ、ケーキ、モンブランetc.,etc...。
そうそう、久し振りだったのですが、以前にはなかった小籠包の
ワゴンサービスも供されていました。
初めて伺った時に驚愕したのは、ジェラートバー。数種類のジェラート
が用意されており、勿論、食べ放題です。初めて食してその美味しさに
驚愕したのはピスタチオのジェラート。
ジェラートの種類は若干減ってはいましたが、ピスタチオは健在でした。
ピスタチオとマスカルポーネだったかな?チーズ系のジェラートを
堪能しました。
気付けば両日ともほぼ9時近くまで居座っていました。
キャパがあるので、平日なら満席になることも少ないようで、
少人数の飲み会なら気兼ねをする必要はないかもです。
(あくまでお上品に振る舞う必要はありますが)
こちらでの飲み会なら、幹事も予約するだけでOK。
飲み放題の時間制限やお料理の提供具合を気にする必要も
ありません。お値段も飲み放題ということを考えるとお高く
はないと思います。
ただ一つこれからの季節、お鍋と日本酒という御仁には不向き
かな?。
ご馳走様でした~。
行きたくてしかたがなかったCOOKAで夕食をする機会を得ました。
もちろん事前予約をしての入店です。
平日のディナーは時間制限なし。土日は2時間の入れ替え制になっています。
お値段は、税・サービス料込で5,800円。えっ!やっぱり高い!!って私も
最初は思いましたが、アルコールを含むフリードリンク付きです。
なので、冷静に考えると結構リーズナブルと言えるのではないでしょうか。
今回は結論を先に記載しますが、お勧めです!!
ビュッフェのお料理はどれを食しても美味しくいただけます。また、アルコール類も
質は悪くありません。極上ジェラートの種類も多く、飲めない方でも十分に楽しむ
ことができると思います。
さて、まずは地下1階のあべのハルカス(近鉄百貨店)の手前にあるホテル、
オフィース専用エレベータで19階へ。そこはマリオット都ホテルのロビー
になっていますが、そのフロアーの南西側がCOOKAになっています。
お店の受付で名前を告げると席まで案内いただけますが、店内に入るまでの
エントランス??が長く、そこを歩いている間に期待感が更に高まります。
店内は南西の窓側に沿って席(約200席)が設えられており、壁面はもちろん
ガラス張りで明るく、また、外の景色を楽しむには十分な高さです。
ビュッフェ形式のお料理は、オープンキッチン部分では暖かいお料理が
中央にはサラダ、前菜系が美しく並べられています。お料理自身が美しく
盛られていることに加え、カラフルでかつ上品な店内に穏やかの気持ちになります。
ビュッフェ形式の場合いつも気持ちが焦ってしまうのですが、ここではそのような
気持ちになることはありません。
また、こちらでは他のビュッフェにありがちなお料理を取るのに並ばなければならない
ということがほとんどありませんでした。
まずは、生野菜と前菜を上品に(私なりに)盛り付けます。ドリンクはまずはビールを
いただきました。よく冷やされたカップに自らビールを注ぐことになりますが、
ご心配なく。ワンプッシュするだけで、泡立ちのいいビールを自動で注いでくれます。
続いて前菜系、お肉系と食べ進めましたが、どれもこれもハズレなし。特に肉系
は流石の美味しさ。何度も食したい気持ちにさせられました。
フリードリンクということでビールだけでなく、泡、白、赤ワインはもちろん、簡単な
カクテルなら作っていただけます。一通りいただいちゃいました。
で、最後にいただいたこともありますが、ジェラートの種類の多さと美味さには
ビックリです。20種類位あったのではないでしょうか。これらが、大きな円形の
冷凍庫に入れられクルクル回っています。
こちらは、係の人にお願いをして小さなカップに入れていただくのですが、
一度に3~4種類くらいはいただけます。ピスタチオのジェラートはピスタチオそのまま
のお味にびっくり。どれを食してもウマウマです。種類も多いので何度もいただきました。
気付けば滞在時間3時間30分。このお店、2時間ではもったいない。
出来れば平日に時間を気にせずに優雅に食したいお店ですね。
ご馳走様でした~。
6位
1回
2014/10訪問 2014/10/30
あべのHOOPの1階にあるタルトのお店です。
繁盛店で、グランフロントでは長蛇の列になっているやに聞いています。
どこで手に入れたかは失念しましたが、こちらのお店の商品紹介パンフ、
まるでフルーツのお花畑のように鮮やかな色合いのフルーツタルトが
並んでいます。
男の私でもその美しさと美味しさ(そうな感じ)に、心を奪われてしまいました。
そして、そのお値段にも目をむきました。
購入する機会を伺っておりましたが、ついに、購入の口実を見付け、週末の夜に
決行しました。
近鉄阿倍野橋のターミナルを抜けてHOOPに向かうと、1階の対面西側に
可愛らしいお店を発見。このお店が、キルフェボンであることは一目瞭然です。
店頭に立つとオッサン一人では場違いなお店。でも、この歳になるとそんなことも
お構いなし。照れくさいよりも、食欲の方が勝っているのです。
店内に入ってすぐのところに、細長いショーケースが設置されています。
その中にパンフに掲載されていた色鮮やかなタルト達が並べられています。
ベタな表現ですが、「フルーツの宝石箱」です。何時までも眺めていたい衝動に
駆られてしまいました。
なんだか目移りがして、何を購入しようか決心がつかないのです。
すべてをじっくりと見定めて購入したのは、季節のフルーツタルト(691円(税込))
と赤いフルーツタルト(615円(税込))。
タルト2つでお値段は1,306円。美しい女性??いえ、タルトは高くつきますね。
季節のフルーツタルトは色とりどりのフルーツが載せられています。
一方赤いフルーツタルトはベリー系フルーツで統一された色合いに心が奪われました。
可愛いお姉さんにお伝えすると金属製の立派な番号札を渡され、暫し、ウェーティング。
と思ったらすぐに番号を呼ばれレジカウンターに向かいました。
カウンターから右手をみると、厨房スペースがあり、こちらで調理やオーダー品の
カットをされているようです。
自宅に帰り、早速にいただきました。
もう、お味は見た目通り、フルーツはフレッシュ!!フルーツのみでも一級品のお味です。
これにフルーツのフレッシュさと甘味を引き立たせるクリームとタルト生地。
季節のフルーツタルトは各々のフルーツの味わいが楽しく、赤いフルーツタルトは酸味の
あるベリーが大人の風味を醸し出していました。
正直に言うとね、周辺&底辺が固い生地で出来ているタルトより、普通のケーキの
方が好みなのですが、このタルトは別格です。
クリスマスはこのタルトにしようかな~、なんて、本気で思いだした、今日この頃です。
ご馳走様でした~。
そうそう、こちらのお店でイートインもできますが、タルトにドリンクをお願いしたら、
幾らになるんだ~?
7位
1回
2014/06訪問 2014/06/19
ついにその日がやってきました。
時は平日の2時頃、所用で平日に会社を休み、妻と二人でまさに満を持しての訪問です。
流石に平日の昼下がり、道頓堀界隈の人通りも少なめで、そして、大人気店のこちらの
お店もお待ちのお客様は一組のみ。ここで、思わず「来てよかった~」と思いました。
そして、すぐに席に着くことができました。席に着くといっても御承知の通り、立ち食いの
お店です。皆さんが食されてるテーブルの狭い間を縫うようにして、我々のテーブルに
たどりつきました。
メニューは事前学習済み。前菜やピザ等には目もくれず、まずはメイン2品、その上で
お腹に余裕があれば、次の品をオーダーするという戦術です。
でお願いをしたのは、もちろん、で活オマール海老のスパイス焼(1,480円)、牛サーロイン
のロッシーニ風(1,280円)、そして、プレミアムモルツの生中です。
この価格それなりのお店でテーブルに座って食せば、安くても2倍、一流店なら3倍は
すると思われます。そうそう、こちらの価格表示は税抜き価格です。
オーダーの品が届くまで、もう、周りをキョロキョロ。やはり、多くの方が、オマールか
ロッシーニを食されています。周りを見ているだけで、テンションあげあげ。
ワンドリンク制ですが、結構ボトルを開けられている方がおられます。ワイン好きの方は、
1本頼まれたほうがリーズナブルな価格設定になっています。
また、笑っちゃったのはサラダです。大きな木の器に山盛りのサラダが盛られています。
他のものが食せなくなりそうです。頼まなくてよかった。
キョロキョロしている間にまず、生中とお通し(300円/人)のパルミジャーノ・レッジャーノ
が登場。これは、やはりワインかもしれませんね。
するとそれほど間を置かず、ロッシーニがやってきました。分厚いお肉にフォアグラ。
思わず、久しぶりっ!てフォアグラに声を掛けてしまいました。
見るからに濃厚なソースがたっぷり。お肉の下にはポテトのペーストが見えます。
分厚いお肉はミディアムレアな感じ。ナイフで切り分けいただきました。
お肉はそれほど上質ではありませんが、それでもお値段を考えると破格のお味。
フォアグラやソースのお味も申し分ありません。舐めつくすようにソースを掬い取り
いただきました。
ちょうど食べ終わる頃にオマール海老がやってきました。スパイシーロ-ストとのことでしたが、
スパイシーさはそれほどでもなく、オマール海老本来のお味を損なわない程度に調理
されています。それほど大振りではありませんが、それでも心とお腹を満たすには
十分なボリュームです。
喧騒のなかでの立ち食いではありますが、そんなことは気にならず、料理の美味しさ
とアルコールに陶酔してしまいました。
ホント、し・あ・わ・せ。
ここで私は白ワインを妻はレモネードをお願いし、まだ、入りそうということで、贅沢パスタ
(ワタリガニ、うに、オマール)をお願いしました。
やってきました。平打麺にトマトソースがたっぷりと絡まっていますが、それだけではなく、
ワタリガニ、うに、小振りではありますが、オマール海老が見て取れます。
小皿に取り分けていただくと、ワタリガニ、うに、オマールの濃厚な味がトマトソースに
染み渡っています。少し歯ごたえの残るパスタに濃厚な香りと風味、不味い訳がありません。
こちらも、ソースを残さずいただきました。
食してみたいメニューはたくさんありましたし、まだまだ入りそうでしたが、安価といえども
(このお店では)高額商品ばかりを食したことから、後は次の楽しみに取っておくことにしました。
さて、こちらのテーブルはお二人様サイズです。また、手荷物は一番下に収納、
メニュー等もそちらへ。一番上のテーブルは2皿とドリンクを置けば一杯です。
なので、一度にたくさんオーダーしない、また、いらないものはテーブルの2段目に
収納することが賢く利用するコツのようです。
また、お通し代がかかること、ボトル以外のアルコールは他店とそれほど変わらない
お値段であることも頭に入れておかれる方がいいのではないでしょうか。
今はすぐにリピしたい気分ですが、平日の夜とか休日はまだまだ行列なんでしょうね。
うん、素晴らしいお料理と価格です。
このお値段でも、立ち食いで2倍のキャパ、滞在時間を半分にすれば、4倍の集客に
なります。これが、このお店の戦略ですね。なんてことを考えてしまいます。
理屈はなるほどですが、いままで誰も思いつかなかった。
ご馳走様でした。
8位
1回
2014/10訪問 2014/10/07
谷町四丁目第5弾
週末の谷町四丁目へのお出掛けも折り返しになりました。
今回も事前にお店を検索しお蕎麦か、らーめんかと迷いましたが、
11時に開店するらーめん店「うえまち」さんでランチをいただくことに
しました。
当日は、谷町六丁目で下車し、そこからお店に向かいました。こちらからの
方が近い感じでしたし、最終目的地に向かう方向になるので、こちらから
テクテク。
でも、それ程遠くはありません。谷六の交差点から西に向かい、上町筋へ。
上町筋を100m程北上した、道路の東側にお店があります。
ちょうど開店時間にお店の前に到着しました。
想像していたより、狭い間口ですが、赤いテントと暖簾に「うえまち」の文字が
掲示されています。いざ!店内へ。
私がお店に入る直前に先客が1人入店。なので、私は2番目のお客ということに
なりました。お店は、狭い間口の通り、奥に細長くカウンターのみのお店です。
お店のキャパは8席だったでしょうか。想像していたより、狭い店内です。
奥から3番目に腰をおろし、シンプルなメニュー表を確認します。
メニューは中華そば(醤油・塩)、和え麺、つけ麺、それにしろご飯、TKGに
瓶ビール。トッピングは煮豚のみ。それに、お昼限定で黒豚の炊き込みご飯
といういさぎよさ。
お願いをしたのは、醤油(720円)の煮豚トッピング(380円)&黒豚の炊き込みご飯
の小盛り(180円)です。因みに大盛りは280円になります。
〆て1,280円とらーめんにしては大奮発。煮豚はいいお値段ですね。
お店は店主さん(男性)と女性2名の3名で営業されています。キャパからすると
2名でもいいような、と勝手に考えながら待つこと7、8分。
らーめんと炊き込みご飯が同時にやってきました。
第一印象は、シンプル!そして、シンプル イズ ベスト!ですね。煮豚を追加
トッピングしたので、煮豚で麺が見えない状態ですが、視界に入るのは、煮豚、
その間から垣間見える麺、青ねぎ、そして、煮豚の下にメンマが潜んでいました。
煮豚もビューティフルです。チャーシューではなく、煮豚と掲示されているのも
納得です。煮豚の断面は、モチ肌ならぬモチ豚のように滑らかで美しい。
逸る気持ちを抑えながら、まずはスープをいただきます。醤油ベースに間違い
ない色合いのスープですが、清らかに澄んでいます。ズズズッ~、口に入れた
途端に体内に取り込まれていくようなお味です。
醤油の味わいがするも、まったくカドがありません。シンプルで、潔い味わい。
昨今の複雑な味わいのするらーめんとは一線を画するお味。
らーめんの王道のお味なのですが、これを極めたらーめんではないでしょうか。
食したことはないのですが、評判の出身店のお味を継承しているのでしょうね。
煮豚も見ての通り滑らかで優し~いお味。この歳でチャーシュー追加すると
流石に最後は飽きてくるのですが、こちらの煮豚はそんなことは全くありません。
麺も然り。喉越しのいい美味しい麺。
すべてがインパクトのあるお味ではないのですが、多分、飽きることのない美味しさ。
評判になることも納得です。
そして、黒豚の炊き込みご飯のお味も、旨味(甘味)のある秀逸の炊き込みご飯でした。
お肉を使った炊き込みご飯は、脂っぽい味がでていることが多いのですが、
こちらの炊き込みご飯は豚の脂身のお味は感じません。
丁寧にしっかりとした仕事をされているのでしょうが、それを見せない、感じさせない
でも、食すれば一目?(味)瞭然。
ご馳走様でした~。
9位
1回
2014/02訪問 2014/02/24
私の実家近くの水道筋商店街の東口付近で特定日のみ営業をされていた
こちらのお店が、阪急王子公園駅近くで新規開店されたとのこと。
ちょうど所用で実家に帰った際に伺いました。
自宅から徒歩では距離があることから、車で向かいました。
お店は阪急王子公園駅西口を出ればすぐのところにありますが、近辺には
複数のコインパーキングあり、駐車場所に困ることはないと思います。
外観はしゃれた喫茶店というところでしょうか。
事前に電話を入れておりましたが、伺った時は満席で空きスペースが
出来たら優先的に入れていただけるという感じのようです。
運よくすぐに空き席ができたので、ほとんど待つこともなく入店できました。
お店は、ガラス張りの明るい雰囲気ですが、入口対面に厨房スペース、
その前がカウンター席(5席)。左手にテーブル席(10席)が用意されています。
お店の方は若い(恐らく)ご夫婦です。お店の雰囲気同様さわやかな笑顔で
迎えていただきました。特に、奥様はチャーミング(死語?)で、優しさが溢れていました。
テーブル、椅子ともにスペースは広くはないですが、膝かけが置かれていました。
さて、メニューを物色。カレープレートはチキンとエビが用意されていました。
連れはチキン(1,000円)を私はチキン&えび(1,300円)をお願いしました。
あわせて、私は白米に変えてハバト(タイ産ジャスミンライスにナッツ、揚げた野菜等の
混ぜご飯(+200円))をお願いしました。
暫くして、副菜がライスの周りに載せられたプレートとルーの入った器が登場しました。
単純なカレーとは違い、プレートに載せられた副菜(レンズ豆のカレー、大根の煮物
オクラの和え物、ココナッツのふりかけ、揚げせんべい)、お初です。
どんな味がするのかワクワクします。
まずは、ルーをスプーンに掬い、一口。それほど辛くはありませんが、スパイシーさが
時間差攻撃を仕掛けてきます。
その後、副菜を少しずつ味見。辛くはありません。次の作業はライスと副菜を
混ぜ込むことです。ルーなしのこれだけでもいけそうです。
各ルーには大振りのチキンとぷりぷりのえびが潜んでいました。
交互に食べ比べましたが、お味に大きな違いは感じませんが、ベースのルー
のなかにチキンとエビの旨みが密かに溶け込んでいます。
辛みはそれほどでもないですが、食べ進めるうちに汗が噴き出てきました。
(私は発汗がいいのです)
カレーとともにさいの目に切られたピクルスが供されましが、箸休め的に
いただくには最適の品でした。お味だけでなく、色合いもよく、パクパク
いっちゃいました。
そして、最後にキリパニ(ヨーグルト&椰子の花蜜)が供されましたが、
スパイシなお口を整えるにはベストなお味。もう少し食べたかったな~。
お料理はカレーだけではなく、以前の仮店舗からメニューも増えたようです。
食している間に店主さんが鉄板で何やら調理をされておりましたが、結構、
大きな音が若干気になりました。
お店を後にする時もやはりご夫婦の爽やかな笑顔が印象的でした。
ちょっと奥さんのファンになっちゃったかもです。
お店を出るころには2~3組のお客様が待たれておりましたが、このお店、
繁盛し続けるでしょうね。
ご馳走様でした~。
10位
1回
2014/06訪問 2014/06/29
堀内チキンライス!前から行きたかったお店です。
それとね、通勤電車の中からお店が見えるの。だから、余計に行きたかったの
ですが、一つ難関が。
通勤途上駅の天王寺から少し歩かねばならないのです。オジサンににとっては
結構な障害になるのです。肉体的に?いえいえ、精神的にというか、面倒なのかな?
前置きはさて置き、JR天王寺東口から歩くこと10数分。ド派手な看板がなければ
薄汚い民家(ごめんね。)が、堀内チキンライスさんです。
恐る恐るサッシのガラス戸を開けて店内に入ります。ちょっとうす暗い店内は、
左手に4人掛けのテーブル席が2つ。右手にカウンター席が6つ。こじんまりとした
お店です。カウンター席に先客がお二人おられましたが、お一人様故、カウンター席を
陣取りました。
お店の方は、どちらもチューリップ帽を被られた若いご夫婦です。今時、チューリップ帽は
ないよな~、とも思いましたが、調理をされるための衛生面を考えてのことだと思います。
テーブル席が結構簡易なものであったり、メニューがファイルブック、またメニューが記載
されたメモがカウンターの上の桟に張られている等々、特段形式にこだわらずお店を
営まれていることが見て取れます。
また、カウンターがガラス張りになっており、カウンターの下の棚に漫画本が並べられて
いたり、こういった点でもユニークなお店です。
食するものは事前に決めておりましたが、一応メニュー表をペラペラ。ここは初心貫徹で
海南鶏飯(750円)をお願いしました。海南鶏飯はシンガポール風のものですが、他に
タイ、ベトナム風のチキンライスも用意されています。
あと、チキンライスだけではなく、チキンキーマカレー、ナシゴレン等エスニックな
ご飯ものメニューが並んでいました。
店内に漂うエスニック独特の香りを楽しみながら暫く待っていると、海南鶏飯が
やってきました。その存在は認識していましたが、シンガポールに旅行した際にも
食するチャンスがなかった一品です。
角盆にチキンライス、お味噌汁用のお椀に入れられたスープ、そして、チキンの
つけダレ3種類が載せられての登場です。
まずは、ジャスミンライスのほのかな香りが鼻をくすぐります。かすかなら香りなのですが、
心地いい香りは食欲をそそります。ジャスミンライスのみを一口。上品に旨味。
これだけでも食せるほど、美味しく思いました。
が、主役をほっておく訳にはいきません。まずは、3種類のつけダレ(生姜、唐辛子、醤油)
をペロペロ。摩り下ろした生姜、醤油はかどが立っていない独特の風味。唐辛子ダレは
予想通り激辛ダレでした。
チキンにタレを付けていただきます。このタレが淡白なチキンの風味を際立たせるようです。
どのタレを浸けていただいてもウマウマですし、醤油ダレと生姜の両方を浸けていただいても
美味しくいただけます。
私は、プルプルした鶏皮は余り好みではないのですが、こちらのチキンは抵抗なくいただけました。
チキンは勿論美味しいのですが、ジャスミンライスの美味しさが特に印象に残っています。
これは、大盛りをお願いすべきでしたね。
また、スープはゴマ油の風味が心地よく、美味しくいただけましたが、笑ってしまったのは、
器の内部の朱色がはげ落ち、黒い部分がむき出しになった器であったことです。
そんなことには構わず活用されているところも、エスニック風かもしれませんし、お安く
提供されている要因かもしれません。
惜しむらくは、駅からもう少し近ければな~と思います。
でも、日本で食せる本格派のチキンライスであることは間違いありません。
ご馳走様でした~。
東京への宿泊出張の夕食に伺いました。
東京で仕事をしている知人と久しぶりに食事を取ることになり、その知人が
こちらのお店を事前予約してくれていました。
事前予約が必要な人気店です。
場所は大門の交差点から、少し細い通りを入ったところです。関西人なので
詳細説明はご容赦を。
店頭に立つと、成る程、この界隈には似つかわしくないお洒落なビストロ、
って感じを漂わせています。
店内に入ると右手に厨房スペースが、左手にテーブル席、更に突きあたりから
左側にテーブル席のスペースがあるようです。知人は4席しかないカウンター席を
事前予約してくれておりました。このカウンター席は厨房の様子が窺えるので
楽しいですね。
さて、コートを預けて席に着くと、スタッフの方が丁寧に主なメニューを説明して
くれるではないですか。せっかちな関西人としては、少し戸惑いました。
説明時、出来れば事前にオーダーいただいた方がスムーズにお料理が提供できる
とのことでしたので、「グリーンサラダ」「サーモンの??なんだっけ忘れちゃった」
「いも豚肩ロース」をお願いしました。
そして、飲み物は泡をグラスでお願いし、久しぶりの再会に乾杯!
まずはグリーンサラダ。色彩も鮮やかです。そして、赤カブ?かな、の甘味に
驚きました。野菜の味わいを損なわないドレッシング。これからの料理に期待が
持てる一品でした。
サラダを食し終わると、絶妙なタイミングで次のお料理が運ばれて来ました。
生のように見えるサーモンの周りはこれまた色鮮やかな野菜達が。
崩すのがもったいないビジュアル!暫し眺めた後、サーモンを切り分け、
いただきました。これは、低温調理してるのかな?それとも、マリネ?
生のようにトロットした食感の虜になりました。
そして、真打の登場です。こちらのお店は、特に豚肉が美味しいことで評判なのです。
やってきました。ボリューミ-です。なかなかの迫力。
で、ちょっとたじろいでいたら、お店の方がカットして、出してくれました。まあ、自分たちで
カツとしたい気持ちもあったのですが、それを伝えるタイミングを逸してしまいました。
これも、美味いであろうことは、一目瞭然です。若干レアさが残る豚肉は柔らかく、
肉の旨味をしっかりと感じることができます。
確かに美味い!どうしてだ!ブランド豚はどちらでも食せるし、やはり調理法かな?
評判がいいのもなっとくです。一人占めしたい位美味しかったですね。
この間ワインの白と赤をいただき、もう一品いただくことに。お願いしたのは、海老と
マッシュルームのオーブン焼きです。供されるときに頭からすべて食してくださいとの
案内があり、成る程、皮ごとすべて食することができ、海老の美味しさを逃がすことなく
堪能することができました。
すべてのお料理が美しく、そして美味しくて、食するのに夢中になってしまいました。
これは、評判になるはずです。関西にあれば通ってしまいますね。
それが、残念です。
ご馳走様でした~。