2回
2017/04 訪問
3人以上で行かないとオーダーできないレパートリー!
2017/05/07 更新
2016/09 訪問
My世界ランキング2位のフライドチキン
私は「鶏の唐揚げ」が大好きです。
3歳の時、生まれて初めて食べた「鶏の唐揚げ」がここ京都鴨川畔の北京料理店です。
ずっとそれがMy世界ランキング1位でしたが、数年前にロサンゼルスのRoscoe'sの登場により現在は世界ランキング2位。
Roscoe'sはSoul Food(黒人の魂の料理)の「サザンフライドチキン」なのに対し、
ここ東華菜館は中国・北京料理の「軟炸鷄」です。
もも肉の唐揚げ、皮は見事にパリパリで中はジューシー、これは「サザンフライドチキン」と同じ路線です。
多くの方はそれをペッパーソルトで食べますが、私は「辛子酢醤油」で食べます。
これは幼少の頃、祖母に教えられた食べ方なのですが、抜群にうまいです。
3歳の時は「酢醤油」だったと思いますが、小学生頃から「辛子酢醤油」に昇格しました。
北京料理は揚げ物と焼き餃子がポイントです。
北京の食通の友人に食べさせたところ、
「揚げ物と焼き餃子は旨い」
「この春巻きは旨いが北京には存在しない」とのこと。
英語では(主にアメリカの中華街)春巻きのことを「Spring Roll」または「Egg Roll」と言いますが、
広東料理などで見られるパリパリのブラウンの硬い皮の春巻きが「Spring Roll」だとすると、
日本の北京料理店で供する卵生地(クレープのような)の春巻きが「Egg Roll」なのかもしれないと
私てきには考えてます。
北京に存在しないが日本の北京料理店で見られる「春巻=Egg Roll」については目下調査中です。
中国の東北地方、内モンゴル自治区出身の友人が、「自分のおばあちゃんの得意料理だったよ」と言ってることから、
そちらにルーツがあるのかもしれません。
何れにしても、「軟炸鷄」「炸春捲」は日本で一番うまいと思います。
他にも「焼蝦仁」「炸丸子」「煎餃子」などオススメです。
京都の初夏〜早秋までの風物詩である「床」、鴨川に張り出したバルコニーでのディナーは気持ち良いですよ。
そして最後に、この店のエレベーターは現存する日本最古のエレベーターです。
手動のジャバラの扉が二方向に開きます。
京都とパリは「時が見える場所」だと思います。
歴史の狭間で極上の北京料理をご堪能いただければ幸いです。
最後まで読んでいただき感謝です!
Peace on Earth,
masarucci
「軟炸鷄」
「炸春捲」
「焼蝦仁」
「炸丸子」
「煎餃子」
「芙蓉蟹」甘酢ソースを別添えにして、私は辛子酢醤油で頂きます
「八宝菜」
「軟炸鷄」倍盛り
「五色炒飯」
「牛奶炖青菜」
「抜絲地瓜」
「炸元宵」
「乾焼明蝦」
2017/05/07 更新
2人で行くと食べるものが決まってますが、今回は大食漢3人で行ったのでいつもはオーダーできないレパートリーを写真追加しました!