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夜の点数:4.5
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¥2,000~¥2,999 / 1人
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料理・味 5.0
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|サービス 4.0
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|雰囲気 4.0
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|CP 4.0
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味5.0
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| 雰囲気4.0
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| CP4.0
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| 酒・ドリンク- ]
極上とはまさにこの事
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特上ロースかつ
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山盛りのキャベツ
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付け合わせ
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2015/12/23 更新
柏市で肉を食べたいという友人の希望で、東京に戻る途中に立ち寄った。
午後6時半に店に入ると席はほとんど空いていたが、すべて予約席で埋まっている状態。
それだけの人気店とは知らずに飛び込みで入ったので、結果的に待ちは1時間以上である。
店内で待っている間にも、電話でどんどん予約が埋まっていく程の状態には圧巻させられる。
厨房に立つ大将は食を極めた巨匠のような風貌で、常に全体を見渡して状況を把握している様子である。
1時間以上経ってからようやく席に通され、既に決めていた特上ロースかつ定食をオーダー。
メインのロースかつの他、ご飯、ドレッシングの種類、漬物か食後のアイスクリームが選択できる。
そこに赤だしと揚げ出し豆腐が付いて、2000円である。
ご飯は白ご飯と青じそが選べたので、まずはシンプルに白ご飯にしておいた。
付け合わせに、キムチ、切り干し大根、千枚漬けの和え物がテーブルにセッティングされている。
どれを取っても居酒屋の一品にも肩を並べるほどの味わいで、これから出てくるすべてに期待が膨らむ。
小鉢に入っていて脇役であるはずの揚げ出し豆腐も、割烹の一品を思わせてくれるほどのレベルである。
キャベツは一緒にシソが和えられていて、これでもかと言わんばかりに山盛りで提供される。
千切りにされたキャベツは空気感があって、ふわっとしていてみずみずしい。
ドレッシングは食欲が増進しそうな梅じそマヨネーズにしたのだが、かけるだけでサラダに変わる。
間もなくして、主役の特上ロースカツが登場。
分厚くわらじのような大きめのとんかつで、見た目も結構なインパクトが感じられる。
断面がよく見えるように盛り付けられており、少しピンク色が残ったまま出されるのは良質の証である。
一口目は、是非塩で食べることをお薦めしたい。
ソースやポン酢も用意されているが、塩だけでも十分と言える肉質である。
こんなに柔らかいとんかつは、今まで一度も食べた事がない。
食べているのがとんかつというのを一瞬忘れるほど、衝撃的な口当たり。
豚がここまで柔らかく調理されているのは、信じがたい事実である。
かなり厚みがあるロースかつだが、軽くて脂っこくないのが不思議でたまらない。
ご飯と赤だしは、おかわりが可能である。
青じそご飯も食べてみるとさっぱりしていて、とんかつによく合うように作られている。
赤だしは風味豊かでキレがあり、これもおかわりをするほど食が進む仕上がりである。
食後はおしぼりの交換と一緒に、口直しに青じそ茶を出してくれる。
抹茶アイスは濃厚で、一緒に添えられているシリアルも香ばしくこだわりを感じられる。
定食ながらも、まるで一連のフルコースのようである。
行き届いたサービスと料理すべてに隙がない素晴らしさで、非の打ち所が全く見当たらない。
とんかつを食べるのに予約は必要なのか、という固定概念を完全に払拭された。
ここでとんかつを食べるには、予約が必須である。
1時間以上待ったことを忘れさせてくれるほどの極上のとんかつなので、長く記憶に残るのは間違いない。