mariannneさんが投稿した佐々木(東京/新橋)の口コミ詳細

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まやのグルメ・酒場日記

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佐々木新橋、内幸町、銀座/日本料理、海鮮、かに

1

  • 夜の点数:4.6

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.7
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.2
      • |CP 3.8
      • |酒・ドリンク 4.4
1回目

2025/06 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.2
    • | CP3.8
    • | 酒・ドリンク4.4
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

実直で誠実で、大将の熱意伝わる料理に感動❗️少量多皿で旬を味わう、上質な京風割烹料理店。

10秒でわかる「佐々木」

▶︎これぞ和食の真髄!本物の割烹料理を堪能!
▶︎少量多皿で旬を味わえるおまかせコースが秀逸!
▶︎粋な接客とおもてなしが素晴らしい大将の人柄も◎

銀座の一等地にあるビル6階でひっそりと営業する
常連さんで賑わう京風割烹料理店「佐々木」。

この道40年以上の凄腕の料理人 佐々木進さんと
お弟子さんが二人三脚で腕をふるい、旬の食材を
使ったその日限りのコースを堪能できる名店です。
2006年に開店以来(2016年に今の場所に移転)、
違いのわかる大人たちが集うお店として
知られ、愛されているのだそうです。

お料理は、メニューのないおまかせコースのみ。
少量多皿で、決して派手さはないけれど実直で誠実な
料理人魂を感じる本物の味を堪能できます。

店内は、大将とお弟子さんの華麗なる調理捌きを
間近に見られるカウンター席に加え、ゆったりできる
テーブル席、接待にぴったりな個室もあります。
高級感と品がありつつも、ほっとできるアットホームな
雰囲気もあり…不思議な魅力を持つ大人の空間です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いただいたメニューは、こちら‍♀️

▶︎「おまかせコース」18,700円

 ※ドリンク割愛、お通し、サービス料などなし
 ※税込価格、2025年6月訪問時の内容です
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

食べログには「約10品」と表記してありましたが、
今回は全部合わせて21品ありました…え?え?え?

▶︎帆立

スタートは、大ぶりで分厚い帆立から。
熟成されているようで、旨みがギュッと詰まっていて
口に入れた瞬間、海の旨みを感じることができます。

▶︎野菜の煮物

ひと口大に丁寧に切り揃えられた根菜やこんにゃく
などを品のある優しい味付けで炊かれた煮物。
飽きのこない味付け、パーフェクトな食感の良さで
永遠に食べ続けていたいほどのおいしさです。

▶︎刺身盛り合わせ

平目、鮪のトロ、炙り水蛸、蒸し鮑、甘海老、
アオリイカと全部で6種類の盛り合わせ。
毎日市場に出向いて大将自らが仕入れる
鮮魚は、どれもそのおいしさに間違いなし!

▶︎こしあぶらの混ぜご飯

ここで、山菜の女王と呼ばれるこしあぶらを
使った小さな小さな混ぜご飯が登場。
見た目は決して華やかとは言えないのだけど、
食べてびっくり、おいしすぎて悶絶!!
最近は四季の移り変わりを感じている暇もなく
次の季節に行ってしまいますが、こうして
春の終わりをしみじみと感じられる幸せよ…。

▶︎鶏とかぶらの煮付け

驚くほど口当たり滑らかでしっとり柔らかい
ささみとかぶらをほんのり甘みのある味付けで
煮付けたなかなか見かけないこだわりの逸品。

▶︎稚鮎の塩焼き

血合いの部分のほろ苦さと身のふわふわ感と
甘みを同時に味わえるこの時期だけの特別な食材を
シンプルに塩焼きで仕上げた、極上の一品。
パサつくことなく身はふっくらで、最高…。
こういったシンプルな一品にこそ、大将の
腕と丁寧な仕事ぶりを伺うことができますね。

▶︎百合根の玉子豆腐

薄くスライスされたホクホクの百合根と
優しい甘さの玉子豆腐は、定番メニューとのこと。
夏にぴったりな心地よい冷たさと滑らかさ。

▶︎焼売

こちらも、「佐々木」定番のスペシャリテメニュー。
皮を細かくカットして具材の周りにまとわせた
アーティスティックな見た目からして素晴らしい逸品。
中のあんは玉ねぎ、ひき肉、長ネギ、椎茸とシンプル。
それなのに唯一無二のシャキシャキ食感で、これは
ちょっとびっくり…すごい焼売に出会ってしまった。

▶︎とうもろこしの天ぷらと季節野菜

とうもろこしの芯ごと揚げることで甘さをギュッと
閉じ込めた天ぷらは、驚愕の甘さとシャキシャキ感。
付け合わせのトマト、枝豆、南瓜も絶品!
特に南瓜は、今の時期は静岡県の田中さんという
農家さんのみやこ南瓜を使用するらしいのですが、
これが驚くほどホクホクでしっとりしていて、
パサパサ感皆無で、あと引くおいしさなんです。

▶︎なすの揚げ浸し

とろっと感となす本来の食感どちらも堪能できる
ちょうどいいかたさのなすを揚げ浸しにし、
ピリッと辛い万願寺とうがらしと合わせた
辛味と甘みのハーモニーが素晴らしい一品。
お出汁もおいしすぎて、もう箸が止まらない!!

▶︎本ズワイガニ

大将が奥の方でせっせと向いて、食べやすいように
カットして提供してくれる蒸した本ズワイガニ。
蒸したてなので、何もつけずにそのまま食べることで
カニ本来の旨み、甘みを味わうことができます。
こんなにおいしいカニを、こんなに食べやすく
カットして提供してくれるお店、他にある?
大将の愛と優しさに、ズキュンしてしまいました。

▶︎イカ飯の天ぷら

「佐々木」定番のスペシャリテメニューの一つ。
目の前の大皿においしそうなイカ飯が並んで
いるなあと思っていたら、いつの間にやら
天ぷらに仕上げ、甘めのタレをかけて提供。
ひと口味わえば、もうそれはちっちゃな天丼!
もちっとしたもち米とイカが衣をまとうことで
より一層一体感を感じることができ、これが
本当においしくって、衝撃を受けました。

▶︎ポテトサラダ

こちらも、「佐々木」定番のスペシャリテ。
マッシュポテトの如くねっとりと仕上げられた
きめの細かいポテトサラダに、パリパリの
いぶりがっこを巻き、さらにゆかりをかける
という、シンプルでありつつ斬新な一品。
食感、香り、味わい、どこまでも考えられています。

▶︎鱧の湯引き 梅肉添え

しっかりと下処理されているであろう鱧は、
荒めにカットされているのにフワッフワで
小骨をほとんど感じることなく味わえます。
ねっとり濃厚で爽やかな酸味が心地いい
梅肉と共に味わえば、一気に京都の夏。

▶︎子持ち昆布 みょうが添え

大海原で自然の営みの中完成された、子持ち昆布。
プチプチと歯触りいい数の子と旨みたっぷり
昆布とのタッグは、これ以上ない酒のあて。
そこにたっぷりの刻みみょうがをのせて
味わうのですが、これがもうおいしすぎ!

▶︎小メロンの酢醤油漬け

「魚が焼けるまで時間がかかるので、どうぞ」と
いただいたのは、小メロンを酢醤油で漬けた一品。
ポリっポリの食感と酸っぱさに、グッと来ます。

▶︎銀鱈の西京焼き、時鮭の塩焼き

メインは、その日仕入れた旬の海鮮から選択OK!
その中から、おすすめの時鮭と銀鱈をチョイス。
(一人一品ずつ頼めるので、夫とシェア)
「ときしらず」とも呼ばれる初夏にだけ獲れる
貴重な時鮭は、ふっくら脂のノリがよく、絶品。
皮までおいしくて、お酒が進みます。
そして銀鱈の西京焼きも、言わずもがな最高!

▶︎鮭といくらの親子丼

〆の食事も何種類からか選ぶことができ、
いくら丼も、鮭丼もあったのですが、
ここは迷わずいいとこ取りの親子丼を選択。
大粒のいくらは、皮が薄く、口に入れた瞬間に
プチッと弾け、旨みが溢れ出す極上品。
語る必要のない、言葉にならないおいしさでした。

▶︎蟹汁

食事と一緒にいただいたのは、先ほどいただいた
本ズワイガニでお出汁をとった優しいお味噌汁。
飲んだ瞬間、反射的に「ほぅ〜」と体から
ため息が出てしまうほどのおいしさです。

▶︎宮崎県産マンゴー 時の雫

デザートは、貴重な宮崎県マンゴー「時の雫」。
糖度は驚きの17度超えで、素材そのものの味が
パティシエが仕上げる究極のスイーツ。
盛り付けも素晴らしく、その美しさ、華やかさ、
おいしさにうっとりしながらごちそうさまでした!

▶︎最後に

大将が心を尽くして提供するお料理の数々は、
どれも本当に素晴らしく、和食の本当の魅力を
教えてくれる、そんな貴重なお店のように感じました。

銀座で本物の和食を味わうなら、絶対にここです!

ごちそうさまでした!

  • イカ飯の天ぷら

  • 稚鮎の塩焼き

  • 焼売

  • 本ズワイガニ

  • 〆の鮭いくら丼

  • 刺身盛り合わせ

  • 帆立

  • 帆立

  • 野菜の煮物

  • 野菜の煮物

  • 平目

  • 炙り水蛸

  • 酒蒸し鮑

  • こしあぶらの混ぜご飯

  • 鶏とかぶら

  • 鶏とかぶら

  • 百合根の玉子豆腐

  • 焼売

  • とうもろこしの天ぷらと季節野菜

  • なすの揚げ浸し

  • ポテトサラダ

  • 鱧の湯引き 梅肉添え

  • 子持ち昆布

  • 子持ち昆布

  • 小メロンの酢醤油漬け

  • 銀鱈の西京焼き

  • 時鮭の塩焼き

  • 時鮭の塩焼き

  • 蟹汁

  • 蟹汁

  • 時鮭といくらの丼

  • マンゴー(時の雫)

  • ビール

  • 日本酒

  • 日本酒

  • 緑茶割り

  • 店内

  • 目の前に並ぶおばんざい

  • 目の前に並ぶおばんざい

  • 入口

  • ビル入口

2025/06/30 更新

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