1回
2014/12 訪問
新発見(@@)ペルー料理がこんなに色鮮やかで、美味しいなんて。
セピチェ・ミクスト
「冷たい前菜」の3種の盛り合わせ
「インカのめざめ」という高級ジャガイモを丸ごとゆでたもの♪ 高級ジャガイモの断面図!
「ピスコサワー」
ホワイトアスパラガスのスープ
「ロコト・レジェノ」といって、 牛ハツの串やき「アヒ・パンカ風味」 三種のソースが色鮮やか。
「アヒ・デ・ガジーナ」と言って、 親鳥の胸肉と「アヒ・アマリーヨ」クリームというもので、 ペカンナッツを煮込んだもの。そして「セコ・デ・レス」と言って、 黒毛和牛の煮込み。
ホオズキという名のフルーツのシャーベット
「クスケーニャ」というビールは、ペルーを代表するビールのようで、 デザインもペルーそのものです。 王冠とラベルには、ペルーのマチュピチュが描かれていて、 ビンの下部(丁度持つ部分)はなぜか、デコボコしているのですが、 よ~く見たら、世界遺産にも登録しているクスコの石垣が ビンにデザインされているんです。
2014/12/17 更新
このお店、以前から黄色い壁のオシャレな建物が
気になっていていたのですが、
ふらりと寄ったときには、
「予約がないから無理」と断られたこともあり、
リベンジしてみたかったんですね。
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お店に入ると、真っ赤な壁に圧倒されます。
でもうるさくもなく、洗練された感じで、
上手くお店の雰囲気としてなじんでいます。
1階にカウンターと珍しい円形のソファー席。
2階ははテーブル席とソファー席。
メニューを見ると、見たことがない名前ばかり(@@)
そこで人気のペルー料理を少しづつ食べることができる、
5000円のコースを注文。
コース名も「デギュスタシオンコース」。
変わった名前です。
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彼女はコースなんて食べれないと言っていたのですけど、
2人前しかから頼めないことを知り、
「私もコースにする!」と彼女もコースを注文。
「喉の手術をして、
固形物ほとんど食べてなかったのに、大丈夫?」
って確認したのだけど、
「ゆっくり50回かんで、食べるから平気!」とのことで、
大丈夫かな? と思ったけど、
お店の方に「辛い香辛料は全て抜いて調理をしてくださいね」と
お願いをして注文をすることに。
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「まぁ、何がともあれ、乾杯よ!」
ということで、ビールを注文することに。
ビールもなんとペルー産!
「クスケーニャ・トリゴ」という小麦のビール。
クスケーニァって、「クスコの娘」、
トリゴって「小麦」という意味らしい。
外国のビールって美味しいと思えるビールが少ないのだけど、
これはおいしかったぁ。
「クスケーニャ」というビールは、ペルーを代表するビールのようで、
デザインもペルーそのものです。
王冠とラベルには、ペルーのマチュピチュが描かれていて、
ビンの下部(丁度持つ部分)はなぜか、デコボコしているのですが、
よ~く見たら、世界遺産にも登録しているクスコの石垣が
ビンにデザインされているんです。
7~12世紀に作られたクスコの石垣って、
石を積み重ねて壁を作っているようなのですけど、
水一滴も通さないという隙間もない構造なんですよ。
すごい技術です(@@)
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ビールのウンチクだけで随分長くなりましたが、
そのほかに飲んだカクテルの紹介もしますね。
カクテルは「ピスコ」ベースのものを中心に数多く提供されていました。
「ピスコ? お菓子のビスコを思い出してしまいます」
もっちのろん、違いますよ。
なんと、ピスコはペルーが世界に誇る「神の美酒」と呼ばれるもの。
ぶどうを蒸留して作ったアルコール42度前後のお酒なんですって。
何を注文したらいいのかわからなかったので、
店員さんにオススメを聞いて、
「ピスコサワー」と「パッションフルーツサワー」と
「チルカノ」というものをチョイス!
どれもとっても美味しかった!
美味しさのあまりに飛び跳ねそうになりましたね!
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はい!
ペルー料理の5000円のコースの説明に行くわよっ!
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最初は「セピチェ」というのが来ました。
ペルー料理を全く知らない私には初めて聞く料理名。
ペルーやメキシコで食べられる、
ラテンアメリカで食べられる魚介類のマリネですって。
セピチェ・ミクスト(単品だと2000円)が来ました。
イトヨリ(本日の鮮魚)と海老、蛸、イカ、さつまいも、トウモロコシが入っていました。
トウモロコシが横一連の粒が連なった状態で出て来たのが、
斬新~! ビックリ~(@@)
酸味が強かったけど美味しかったです!
ぺろりと完食!
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次は、「冷たい前菜」の3種の盛り合わせが来ました。
この三種類の彩りが素晴らしい。
抹茶色のような緑、黄金色に近い淡い赤茶色、そしてなんと、ピンクに近い紫色!
見た目にも楽しい~~~!
(1)抹茶色の正体は……?
なんと「インカのめざめ」という高級ジャガイモを丸ごとゆでたもの♪
普通のジャガイモよりかなり小さく、甘い味がします。
それにオコバソースだっけな?
ペルーのハーブから作られた
緑色のソースがかかっていました。
一番上には黒いオリーブのスライス、
ソース部分にはキューブ状のチーズがのっていて、
盛りつけも花まる!
(2)黄金色に近い赤茶色の正体は……?
ムール貝のエスカペーチェという料理。
ムールのワインビネガーとタマネギのマリネですね。
赤ワインと唐辛子で味付けされている感じ。
盛りつけも、透明のスプーン状のお皿に入っていて
一番上に、うずらの卵がのっているの♪
かわゆいのだ!
(3)タコのペルー産紫オリーブソース
ペルー産の独特の紫オリーブソースが、見た目は驚いたけど、
食べてみたらすっきりと美味しい。
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メイン料理が来ました!
メインは「ロコト・レジェノ」といって、
牛ハツの串やき「アヒ・パンカ風味」(単品だと1600円)!
アヒ・パンカとは、ペルー独特の赤い唐辛子!
牛ハツはごろんと薄めのものが2切れ、串にささっています。
お皿には、
オレンジ、緑、黄色の三種類のソースがかかっています。
このソースの彩りが、串やきを引き立てます。
肉は食べやすかったですね。
50回かんで食べると言った彼女の方が
私より、早くに食べ終わっていたほどですし!
3種類のソースの正体は、
オレンジと黄色は唐辛子、
緑は先ほど説明した、ペルーのハーブ、オコバソースです。
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メインのあとにスープが来ました。
クリーム色のスープ。
このスープはというと……、珍しや!
ホワイトアスパラガスのスープです。
もちろんペルー産。
ホワイトアスパラガスがペースト状になった感じで、
濃厚でした。
口に入れた瞬間、アスパラガスの風味がふぁ~んと広がります。
喉の手術をしたばかりの友人は、スープばかり最近食べていたようで、
(スープストックのお店で1万円以上買い込んでいた程、毎日スープを飲んでいた!)
「これ、一番食べやすい!」と笑顔300%で喜んで食べていました。
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スープの後にごはんが来ました。
真ん中にプリンのように盛られたごはんの両脇におかずが。
その1つは「アヒ・デ・ガジーナ」と言って、
親鳥の胸肉と「アヒ・アマリーヨ」クリームというもので、
ペカンナッツを煮込んだものでした。
真ん中のごはんは、日本米を浸かっているけど、
ガーリックなどを使ってペルー風にアレンジをしているとか。
残りのおかずは「セコ・デ・レス」と言って、
黒毛和牛の煮込みです。
コリアンダーソースがかかっています。
いやぁ、こういう味付け、普段食べないから、新鮮!
日本人の味覚にも合います☆
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さいごは、ホオズキという名のフルーツのシャーベット。
さっぱりとしつつも甘い。
でも結構大きめの薄い氷が入っているので、
これには予期せぬものが口の中にはいってきた感じで少し驚いた!(@@)
でもきっと、シャーベットを冷やすためのものなのでしょうね。
こういった細かな心配りもいいね!
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と……、こんな感じで、大充実のペルー料理のコースでした。
これで5000円だったら安いのでは?
コスパ女王も大満足(*^▼^*)