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夜の点数:5.0
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料理・味 5.0
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|サービス 5.0
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|酒・ドリンク 5.0
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[ 料理・味5.0
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| 酒・ドリンク5.0 ]
あこがれのひととき
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2013/05/06 更新
いつかは伺いたいと思ってはいても…
機会がないと、伺う事は出来ないと思っていたお店でした。
そんなある日のこと
友人からお誘いのお言葉をいただき
伺う事が出来ました。
「未在」
わくわくと、はやる気持ちを抑えながら
京都行きの新幹線に飛び乗りました。
さて、京都駅からタクシーに乗り込み
目指すは、円山公園・長楽寺の参道付近・・・
静かな緑が生い茂る
気持ちよい風を感じながら
お店へと向かいました。
心地よい雰囲気が、ますます期待高まってしまう・・・
お店につくと、趣のある佇まい。
素敵なお庭
一歩敷居を跨いだ瞬間から空気が違う
なんと、気持ちが良い事か
もうすでに、おもてなしが始まっているのです。
17時45分
お店の中に案内され
店主である石原さんのお出迎え
期待に胸が膨らみます。
今日は、思う存分 「 未在 」 の世界を堪能しましょう
カウンター席に腰掛け 塩香煎 を振る舞っていただきました。
さて、お食事が始まります。
茶会席膳 店主である石原さんからの丁寧なご説明がありました。
まずは、石原さんの故郷である 島根県産の天日乾燥の無農薬米 をいただいて下さいとの事。
炊きたてのご飯 甘い香りに食欲がそそられ・・・ 箸がすすみます。
そして、赤味噌仕立て 胡麻豆腐のお椀 豆腐の上に辛子がのせられてました。
溶かさずに一口。 甘みのあるお味噌汁 辛子を溶かすと、さっと味わいが変わって面白い汁になりました。
胡麻豆腐も、柔らかくとても美味。
向付 白和え でしょうか? ナッツ?のような物が振りかけられ、香ばしく面白い。
お酒は止めようと思っていましたが、友人が頼んだ 未在の「 純米大吟醸 伏見??」 を。
かわいらしい杯を石原さん自ら差し出され、いただきました。
甘い香りに、ますますそそられ
フルーティな味わいが、お食事ととても美味しく感じさせてくれました。
さて、すばらしい 魯山人の器が目の前に・・・
そして、大きな鉢が2つ。 私と友人の前に差し出されました。
美しく盛りつけられた、お造り
食べて良いものかと、迷ってしまいました。
お造りの内容です 2つの鉢には、私と友人の分 2人分が盛られてありました。
1つ目の鉢には、明石の鯛 大トロ(真ん中だけを贅沢に使い、筋を取り、京の辛み大根が添えてありました、そして鮪の皮の炙り焼、槍烏賊 そして烏賊を胡麻で和えたもの
2つ目には、さっと酢じめしてある しめ鯖。おろし生姜が添えてありました。
未在のお造りには、お醤油皿はありません。
醤油の煮凝り(昆布の風味が良い感じ)を少し箸で切って巻いていただいたり
塩酢・鯛の肝(胡麻油がかかってました) もう一つは・・・ポン酢のような感じでしたが、忘れました。
最高級の真鯛のうまみといったら・・・ 何と表現して良いかがわかりません。
椀物 鱧とお麩でしょうか???
この鱧 一口食べたら口の中で溶けてしまいました(笑)
焼物 黒毛和牛 でした。このお肉、柔らかくて美味しい~!
箸休め ホタルイカと葱の酢味噌がけ サーモンと淡路産の新玉葱 煮鮑
ハ寸 きれい~! 思わず食べて良いのか、悩みました。 鯛の粽 鴨 アマゴ 雲丹・・・
最高級の食材をふんだんに使ってあるすばらしいお料理でした。
強肴かな? 筍の炙り 甘くて柔らかい~! 贅沢に振りかけられていた、鰹節が旨みを強調してました。
ココまで来ると、お腹も膨れてきました(笑)
そして楽しみにしていた ご飯 焦がし湯をかけて、お茶漬けの用にいただきました。
何杯でも食べちゃいそうでした(笑)
そして、デザートが始まりました。
まずは、柏餅風のお菓子 水饅頭のよう・・・ 餡は 空豆。香りも味も空豆でした。
甘すぎず、大変美味しいお菓子です。
そして、これまた楽しみにしていた・・・
石原さん自ら点てて下さる 未在特製の お抹茶
お茶の苦みも濃さも香りも・・・ すばらしい。
泡立ちも見事です。
そして 果物 何10種類もの果物を使ってありました。
そして苺(あきひめ) 赤ワインのコンフィチュールがけ・・・ 苺好きな私には、たまらない1品でした。
そして シャーベット ・・・
すべていただき終わると、まるで夢の中にいるようでぼーっとしてました。
すごい!
こんなにすばらしいお料理は、ココでしかいただけません。
季節ごとに伺いたいと思いました。
自宅への帰路の間も、呆然としてました。
今回誘ってくれた友人には、たくさんの感謝の気持ちでいっぱい
嬉しかった~!
本当に 本当に ありがとう