『親知らずの抜き方(下の歯編)』名犬太一郎さんの日記

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60過ぎて退職~この度再就職。これで大手を振って外食が出来そうです。

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日記詳細

2016.9.14 PM12:45 抜歯開始 13:25終了(実質20~30分)
<<<①日目>>>
治療前、親知らずが3本残っていました。
レントゲン写真は左右逆なので見づらいのですが、
 右上は20年前に抜いたと思うので無し。
 右下と左下は健在だが、2本とも横を向いている。(今回はその左下を抜く)
 左上は小さいながら真っ直ぐ生えていて被せ物が処置されている。
さて、今回は左下親知らずの抜歯となりました。
左下の第2大臼歯の奥が虫歯なのである。
(掛かり付けの歯科医から口腔外科を紹介してもらいました)
下は、上に比べると”かなり大変な事”になるようなので心配で堪りません。
歯茎を切って縫合するのですが、初診でもその日に抜歯までしてくれます。

ここの口腔外科は不思議なクリニックです。
建屋は割烹料理屋さん風です。この季節、木々に囲まれていて建物が見えません。
まさかと思って庭の小路を歩いて行くとお料理屋さん風の玄関が。
玄関にはお香が焚かれています。
待合室では庭園を眺めて待ちます。バードウォッチも池の鯉も観れます。

血圧が高かったので舌下薬で血圧を下げました。看護師さんがまた可愛らしい。(血圧上がっちゃいます)
抜歯中は麻酔注射をするので痛みは全くありません。
細い針の麻酔は何度もチクンチクンされますが耐えられます。
ドリルの振動やリューターの削る音は恐ろしいけど痛みはありません。
かえってトトログチの唇が渇いて切れそうな感じや、
洗浄水を飲まないように咽喉に力をいれることや、
目隠しされて30分以上ももてあそばれる屈辱感(快感?)。

イスに座ってから、「ガーゼ噛んでください。」まで40分。
ガーゼ噛むのも意外に苦痛、それを30分。固く噛みすぎていたかもしれません。
でもおかげで血は止まりました。その後の出血もありませんでした。

会社に急いで戻り残りの仕事を小一時間。
まだ薬局に行っていないので痛み止めは飲めていません。
左頬はかなり腫れてきています。かみ合わせも左だけ高いです。
会社から一番近い薬局へ。
ココが意外に手間がかかりました。(先客無し、後客が2人程度でしたが)
大手チェーンの薬局で、3名体制ですが20分以上かかりました。
その間に麻酔が切れ(術後3時間は経過しています)”痛み出している”のです。
局員さんの接客は丁寧ですが、当の私は”無愛想”になってしまいました。
「夕食後に飲んでくださいね」と言われたので
「今飲みたいのでお水ください」と言えなくなりました。
歯医者さんでは、「1時間後には昼食食べても食べなくても痛み止め飲んでください。夜は11時頃ですね。」
と言われています。1日2回飲むタイプです。
この時間に飲んでも良いとのことなので、車に戻って”生茶”でゴクン。

薬は30分で効き始め、楽チンに。
ここ数日の流動食をお買物。
 ウイダー系(イオン系列の格安ドリンクゼリーチャージ剤)これがベストですね。
 クラッシュゼリーなので噛まなくてOK。そのまま飲めて天国の飲み物です。
 カロリーメイト系(この大きさまで口が開きません、ややツライ)
 野菜ジュース(意外に甘くてカロリー心配)
 温泉玉子(晩酌のおつまみ)
 木綿とうふ
 うどん、鍋キューブ豚骨味噌、長ネギ(鍋焼きうどんでも)
 バナナ(小さ目ですが口が開きません。失敗)
 ヨーグルト(これはOK)
 ポタージュスープの素(クルトンの大きさが良い、こんな程度しか口は開きません)
 豆乳(常温保存が便利です)
 熱さまシート(24時間は冷やします)追加で大箱を購入。
自宅に帰って冷やしておいた熱さまシートをさっそく貼り付けます。
禁断の晩酌(さすがに軽く済ませます)
晩ご飯は歯医者の件は家族も知っていたので、
 「うどん」(乾麺)
 「マーボー豆腐」(甘口)ゴーヤチャンプルっぽいやつ。自家栽培ゴーヤはもうおしまいですね。
夕食もおつまみも同時に摂れて具合いいです。
痛み止めが効いているのか楽です。22時就寝。少し夜更かしですね。
真夜中2:30にやや痛みがあり、痛み止めを服用。

<<<②日目>>>
やや寝不足です。眠りも浅かったと思います。
朝飯は、バナナ、ウイダー、
昼飯も似たようなものです。
痛み止めは午前10までは効いていたようです。
段々微妙な痛みが始まり、痛み止めを飲むと段々消えていく。真綿で首を絞められてる?
歯科嫌いが虫歯の痛みに耐えられずにリューターされに行く、そんな痛みではないけれど。
12:30痛み止め服用。効くまではちょっと長めで1時間くらいかかりました。
午前は疲れやすかったです。
午後は薬のせいか眠いです。
晩酌しちゃった。

<<③日目>>>
殆ど痛みは無くなっているけど、不快感はあります。
熱さまシートは寝る時だけ。冷やすのは血行が悪くなるので24時間までのようです。
痛み止め飲まなくてもいいくらいだけど、昼食後と寝る前には飲んでます。
晩酌しました。

<<④日目>>
ホッペの腫れは相変わらずですが、大分落ち付いて来ました。
腫れは固めになって頬の筋肉を感じます。
これといった痛みは無いものの、口が開けられないのでまだおちょぼ口で食事。
歯ブラシも大分接近出来てるような気がします。
そろそろ痛み止め飲むの止めようかな。
炎症予防の薬は昼に飲めばおしまいです。

<<週末>>
ホッペタの腫れは見た目OKなのでマスク外しました。
さて、土日恒例の外食朝食。
土曜は山岡家の朝ラーメン。うどんみたいな物なのでOK。
日曜は松屋のカレー。スプーンで吸い込んでなら食べられました。OK
敬老の日も松屋で岩倉スペシャル。プラのスプーンでは上手に食べられません。
 お肉とご飯は別々でないと口のスキマに押し込めません。だから”たまごかけご飯状態”でした。

<<<⑩日目=抜糸>>>
まだ口は大きく開けられません。ハンバーグ類は無理です。
朝食は流石に朝ラーは止めて、松屋の牛とじ丼。これにもスプーン付いて来ます。
朝9時。抜糸は5分でおわります。麻酔はしません。
ただ、「う~ん。糸取れちゃいましたか?」???
糸が見えなかった様子。埋まっていたのかな?
糸を切ってから引っ張りますが”痛い”です。ズズズズと抜きます。これが予想以上に怖い。
ほっぺたの内側を噛んでしまっているのでそれが口内炎みたいに痛いし、
口が開かないのに無理して開けているのでそっちも痛いです。これが最後だと我慢しました。
話好きな先生なので抜糸後30分は口腔衛生のお話でした。
(残りの親知らずもサッサと抜いた方が良いとのこと)

<<<感想>>>
流動食は甘い物ばかり。カップのヨーグルト、PETの野菜ジュース、小腹バー、クラッシュゼリー・・・
カロリーを摂るのが目的ですが、糖分、糖質、カロリー摂り過ぎは心配。タンパク質不足も心配。
口さえ大きく開けられれば何でも食べられるのに!

右下の横向きと、左上の真っすぐタイプが残っています。抜くべきでしょうか?
上は掛かり付けの歯科で抜けるようです。
右下はやはり口腔外科で抜きます。
聞いていた話に比べて痛みは有りませんでしたので早目に抜いてしまおう、とは考えています。
とは言えさてさて、現実はどうなることやら。怖がりですので・・・
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