5回
2020/10 訪問
緒方×松茸の破壊力に涙腺ならぬ、唾液腺が崩壊。★5つじゃ足りない位の感動を味わいました。
松茸を目当てにこの時期に予約を入れたのですが、口コミやInstagramをチェックしていてもなかなか松茸がUPされていない・・・
年々、松茸は採れなくなっているし、時期も遅くなっていると聞いていたので冷や冷やしていましたが、予約1週間前になり、松茸を投稿している人が現われだした。
よし、これは絶対に来るぞ。
そう、期待して店に向かった。
時間の10分前くらいの到着。
早いかな~とウロウロしていたら、別の組が入っていったので、私達も入店する。
カウンター全員揃っていてまさかの最後でした(笑´∀`)
席に着くと、松茸のお披露目~~~~~!
良かったー(T-T)
しかもこれが、他では見た事がない程、大きい。
ただ大きければいい訳ではない。
適度に傘の開いたこれが香りがよく感じられるとの事。
和歌山県富貴の松茸。
富貴だなんて、地名が既にありがたい(笑)
丹波と同等クラスの良質な産地なんだって。
乾杯は日本酒で。
みむろ杉。こちらも和歌山。
松茸と産地を合わせたのかな?笑
甘めでラムネのような爽やかさもある✨
緒方さんがおもむろに、目の前のお皿に枯れ草(藁?)を無造作に置いていく。
すると、そこで現われるのがいきなり松茸!
そう!あの巨大な松茸!!
焼き芋みたいに紙に包まれていて、それをガサガサ開いて手渡ししてくれます。
もうね、笑っちゃう程、巨大(笑´∀`)
驚くのは大きさだけじゃない。
熱々でかぶり付くと香りがファッと立つ。
噛み締めると甘み、美味しい松茸のお汁が出てくる。
ジューシー。こんな量一気に食べるなんて贅沢すぎる!
ありがたいやら美味しいやら、一瞬で緒方ワールドに引き込まれるのである。
続くお椀は渋皮栗と菊の花。
蓋を開けるとお出汁のいい香り。お出汁を一口・・・旨い(T-T)
栗はそれはそれは甘く、「何で渋皮なんて名乗ってるの!」って怒りたくなる程、甘い。
粒の大きく、甘くてやばい。
お出汁だけ飲んでも美味しいけど、栗と合わさると別物。
本当に美味しい。
お造りは明石の鯛と迷い鰹。
歯応えのある鯛は皮付きでこの皮がプリプリコリコリ食感で美味しい!
塩とすだち、山葵で。
鰹は辛子醤油で。
葱の存在感がすごい!
辛子醤油も美味しくて、お行儀とか気にしなくていいなら舐めたいくらい(笑´∀`)
甘海老も大きい~~~!
甘くて濃くてたまらない。
醤油は一応出されているけど、いらない位。
味噌をチューチュー吸ったら最高!
湯葉と鱧。
湯葉で湯葉を包んで揚げたもの、油揚げみたいに見えるけど全然別物。
うまいなー・・
茄子そうめん。
トゥルントゥルン。
これはもう飲み物。
喉越しを楽しむ。
次のお酒はリンク。
シーバスリーガルの樽で仕込んだ日本酒なんだって。
確かに香りがすごいのよ。ガツンと来る。
子持ち鮎は天ぷら?素揚げ?したのを目の前で炙り、熱々に。
タレがまた美味しい。
山椒の入った甘めの醤油?みたいなの。
ここで土鍋登場。
炊きたてのご飯に後入れでフレッシュな松茸をバサッと入れる。
つやつやの光り輝く松茸ご飯。
香りが半端ない。
ご飯も美味しい。
柔らかめ、水分多めの炊き具合。
これがね、もう美味しすぎて衝撃。
あまりに美味しすぎて、私の身体が異常を来した。
唾液が溢れて止まらなくなってしまったのだ(゚Д゚)
美味しすぎて涙腺ならぬ、唾液腺が崩壊した。
恐るべし、緒方。
ここでおかわりの確認があり、迷っている内に完売。
今でも後悔している。
お腹いっぱいでもすべきだった。
でも、まだまだ〆は続きます。
いくらご飯。
醤油じゃなくて塩?
ラストは新蕎麦でさっぱりと。
デザートは滋賀の銀杏を使ったもの。
どら焼きみたいなあんことか中に入ったものかと思いきや、中身はない。
この皮だけ。
皮はほぼ銀杏みたいなものらしい。
めちゃくちゃ銀杏の香りが濃く、ほろ苦さのある大人な味。
松茸の緒方さん、ヤバイです。
何かもう、感激しすぎて帰り道テンションがおかしくなった。
お腹いっぱいなのに、もっと食べたい!もっと食べたい!と、脳も胃も要求している。
ホテル近くの飲食店に入ろうとしたが、いっぱいで断念。
これ以上食べたらヤバイよ・・・と、何とか気持ちを落ち着かせてホテルへ戻った。
正直、松茸には全く魅力を感じていなかった私。
しかし、主人がずっと、「緒方の松茸は違う」と言い続け、やっと今年訪問出来た。
本当に格別で衝撃が走った。
これは緒方でしか、味わえない感動だと思う。
お土産で緒方せんべいいただいたよ。
パクパクつまめるおかきとかあられサイズ。
ホテルでソッコー完食(笑)
後から知ったけど、OMAKASEで売ってるみたい。
2020/10/11 更新
2020/03 訪問
春満開!筍三昧♪貝三昧♪
過去訪問の投稿です。
久しぶりの再訪^^
乾杯は鄙願(ひがん)。
まろやかだけど、少しクセがある?
単純ではない味わいが面白い。
調べてみたら結構レアなお酒らしい。
さすが、緒方さん✨
そして現われたるはお皿から生えているかのような筍。
にやりとしながら、「かぐやひめです。」と言い、目の前に置かれる。
そしてその皮を開くと、山椒の香りがフワッと漂う。
筍がたっぷりと乗せられた飯蒸し。
京都塚原の筍でふんわりを柔らかい。
目の前にはこれからの料理に使われるであろう美しい白い筍が置かれているのにうっとりした。
お椀。
大胆に切った玉葱が浮かぶ。
お出汁はしっかりと味がし、濃い。
玉葱が甘く、お出汁との相性も◎
おつくりは金目鯛と雲丹。
金目鯛は千葉房総、雲丹はどこだったかな?
赤い皮目が美しい金目鯛、食べずとも濃厚さの伝わる雲丹、
合わせて食べるのがもったいないと思うのだが、一緒に食べると・・・
最高!!
甘い・・・雲丹はやはり濃い!
続いてまた巨大なものが登場(笑´∀`)
大きな貝はたいらぎ貝の殻、中には貝づくし。
赤貝は山口、本ミル貝は?、ホタルイカは岡山。
貝は香りが良く、肝も最高に美味い。
ホタルイカも甘い、味が濃い。
本ミル貝は炙ってあるのがまたいい。
よく目にするミル貝と本ミル貝とはまた別物らしい。
あまりないらしい貴重なもの。
小さなお猪口が渡される。
これは筍のお出汁。
甘い!!香りがすごい!!
食べていなくても筍を全身で感じるような感覚。
続くは若竹煮。
自然な甘み、そして香り◎
お出汁をまとったわかめもツルッと美味しい。
今年の筍は1週間くらい早いとの事。
はじめから大きく(筍は大きい物がいいそう!)、柔かく、出来がいいらしい。
もし自分で購入する際は大きくて先が緑ではなく、黄色いのがいいなんて情報も。
たいらぎ貝。
あの大きい殻の中身がここで登場です(笑´∀`)
愛知県知多半島のもの。
巨大な貝柱、周りだけ焼いてあり、中はほっくりと。
そしてコロンとした天ぷら。
その正体は人参。
甘い!甘い!甘い!!
そしてほんのり甘酸っぱい。
日本酒を追加。
福井県の花垣。
100年以上の歴史ある酒造のものらしい。
個性的な味がするが、美味い。
窓が開けられ、「コロナ対策ですか?」と他のお客様が聞くと、
「いや、七輪が来るんで。笑」と言い、大きな七輪が現われる。
ぐじを笹で包み、焼き始める。
焼いてる時からいい香りが漂い、食欲が刺激された。
ホワホワの身は甘く、パリパリの皮がアクセントになる。
〆は3種類、迷わず、全部!
1つ目は毛蟹のごはん。
海苔と一緒にいただきます♪
海苔はちぎってかけてもいいと、仰っていたけれど、
面倒くさがりな私はご飯をぐるっと巻いてかぶりつきました(笑´∀`)
2つ目はおそば。
北海道と広島のそば粉をブレンドしているそうです。
そばの香りが立ち、みずみずしく美味しい。
3つ目は白魚の卵とじ丼。
これは飲み物です。
余裕で完食★
以前来た時に衝撃を受けた鯖寿司がいただけなかったのは悔やまれる。
次に期待したい。
最後はデザート。
「夜桜」と名付けられた美しい水羊羹。
桜に見立てた部分は道明寺。
何て風流なんだろう。
やっぱり緒方さんは最高でした。
また、次の季節を楽しみに京都を訪れたいと思います♪
2020/10/02 更新
2018/11 訪問
京都一好きなお店です。
初めて緒方さんで間人蟹に出会ったあの衝撃から早2年。
やっと再訪できました。
初めて訪れた日は運命的で前日だか当日、キャンセルが出て行けたんだよね。
そしたらその日が蟹解禁の日でいきなり初物にお目にかかる事に。
しかも、通されたのが個室でそれがまた雰囲気が良くてさぁ…
普段は大将とお話したいし、見たいから絶対カウンター派だけど、ここの個室は特別だなとか思い出にふけりながら始まり始まり。
いきなり蟹からスタートとかニクいなぁ〜
2枚目のは蕪だったか大根の炊いたの。
柚子の香りがいいんだよね。
紅葉狩り。
目の前でこの紅葉をふぁって散らして現れるお造り。
もう何なんでしょね、この演出。
ため息でるわ。
ぐじの焼き物。
何て美しい皮の焼き目なんでしょう。
身もホワッホワに柔らかくて歯がいらないやつ。
蟹のオンパレード。
甲羅からの足。
ホワッホワでいい香りでとにかく美味しくて緒方さんで蟹食べると他で食べられないって思ってしまう。
他でも間人蟹に問わず、ブランドタグ付きの蟹は食べてきたけど、ここがNo. 1!
日本酒に焼き蟹の足ドボン!
こーゆー系(ヒレ酒とか)はあまり好きじゃないけど、
蟹と日本酒の香りが立って相性抜群で美味しかった。
好きすぎます。
甲羅にかにみそ、そしてそこに日本酒!
日本人に生まれて良かった〜の瞬間(笑)
かにみそって何でこんなに美味しいんだろう?
えび芋ちゃん。
これを初めて食べたのも緒方さんだったかな。
とにかくシンプルでお芋の甘さ、ホクホク感が感じられる逸品。
でも結構大きいのよ。
だから後半で出てくるにはちょっと辛いって時々思っちゃう。
好きすぎる鯖寿司。
今のところ、鯖寿司No. 1は緒方さんです。
私の知る東京とかの鯖寿司よりも酢が柔らかくて何とも上品なんだよね。
鯖もジューシーで2年前に食べてからずっと忘れられなかった。
〆のご飯が選べるんだけど、お腹パンパンで鯖寿司さえ食べられればいい…そう思っていたのに耳慣れない牡蠣かつ丼の誘惑。
だってカキガールだし、食べない訳にはいかないじゃん。
とゆー事で追加。
何と銀杏の和菓子!
銀杏ってあのまま食べるか茶碗蒸ししか頭になかったけど、デザートにしてしまうなんて!
はぁー、幸せな時間はあっという間。
思わず、東京帰りたくないなぁ…とか思っちゃいます。
ごちそうさまでした!
2020/06/29 更新
初めて緒方さんに来た時の蟹が忘れられず、この季節を選んで訪問。
今年は間人蟹が捕れず、この日を最後に1週間、漁が休みになるとか・・・
間に合って良かったーーーー!
日本酒スタート☆彡
みむろ杉(奈良)
不思議なまろやかさ。
でも、カッカするアルコール感はある。
はじめはウーンと思ったけど、飲み進めていくと甘み感じ始め、
更に料理と合わせると、どんどん美味しくなってくる!
もちろん蟹は間人蟹♡
これは香箱蟹というのか?
早速、1品目から蟹。
美味しい~♡
この為に来た甲斐があったと、幸せを噛み締める。
御碗は柚子とかぶら。
まさかの柚子皮がごろん!
かぶらは荒く砕いて食感しっかりめ。
お出汁も美味いし、ゆずの嫌な強さがなくて美味しい!
かぶをメインにする所は多いが、まさかの柚子皮が主役になっているなんて。
さすがだわ~
明石の真鯛はへしこか醤油で。
めちゃくちゃ肉厚な身!
えんがわ甘~い♡
ゴリゴリといい食感。
岩手産のくもこ(たらの白子)はまるっきりの生で。
やばいやばいやばい。
うますぎる。
泣きそうなほど美味しい。
濃厚・・・臭みは一切なく、旨味が全開。
まろやかで上品なクリーミーさがたまらない。
お次は焼き蟹、足の付け根の所。
香りもよく、蟹本来の味わいが感じられる。
ちょっと食べずらいけど(笑)
もう気にせず、しゃぶりついて食べる!
次の日本酒は天穏。
まろやか。
焼き蟹 足その1。
香り〜!
身がほわほわ♡
1つ1つの繊維をしっかり感じられる程、身が詰まっている。
蟹の爪酒。
これは酔っちゃう~
足その2。
こちらはすだちを絞っていただきます。
ほわほわ~甘みが引き立つ✨
蟹のはさみは刺身で。
かに酢も付けるの忘れて食べた(笑)
よって、かに酢は後付けで!
ずっとしゃぶっていたい美味しさ^^
甲羅にはたっぷりの蟹味噌。
甘くてまろやか。
でも旨味爆発!!
更に焼きたての足の身も入れてくれます。
美味しすぎて辛い(T-T)
ここに日本酒入れて蟹杯酒!
もう何か、潰されてもいいって思ってしまう(笑)
富田林の海老芋。
甘くて柔らかくてほわっほわ~
京野菜だけど、富田林が1番いいんですって。
栗のように甘い!
〆は3種類。
蟹味噌ごはん、鯖寿司、蕎麦。
迷わず、全部!!
まずは蟹味噌ごはん。
蟹味噌を贅沢に絡めたごはんは濃厚でたまらない。
お酒も勧む(笑)
お米はちょっとアルデンテな感じ。
ちょっと作ってみた!と、出てきたのは明太子。
粒がめちゃくちゃ小さくて、今まで食べた事がない程、滑らか( ゚Д゚)
繊細で味わい深い。
ほんのり香る柚子もいい。
白ごはんが欲しくなり、おねだりしたが、ごはんはなかった(T-T)
鯖寿司、これ絶対に食べたかったもの。
緒方さんに初めて来た時に食べて、ここから鯖寿司好きが始まったのだ。
やっぱ美味い!!
鯖が全然違う!
まろやかな酢飯、香ばしい海苔、鯖!
完璧です。
お蕎麦は細く、白く、繊細。
最後は焼きわらび餅。
表面の香ばしさがいい!
きなこも美味しい◎
あーーーーー
たまらん。
やっぱ大好き。
蟹の季節はいろいろ食べ比べているけど、緒方さんが別格♡