4回
2021/12 訪問
【再訪】パワーアップしすぎ!派手な事をしてる訳ではないけれど、他の和食とは一線を画す才能溢れる料理!
コロナ禍とかいろいろあって、間が空いてしまったが、やっと再訪出来ました。
以前も美味しかったですが、更に美味しくなっていて感動✨
伸び代半端ないです((⊂(*°ω°*)⊃))
お酒は日本酒をお任せで。
まずは、蒼空 純米 美山錦。
すっきり、そして後から甘みが来る。
一品目は鱈の白子。
昆布の1番出汁で白子を伸ばして白味噌を加えたすりながし、そこに焼いた白子の塊が浮かんでいる。
結構しっかり白味噌とお出汁の味。
そして存在感たっぷりな焼き白子がどかん!
一品からヤバイ!!美味しい〜
二品目は、加賀の加能蟹。
生でお出汁に漬け込んだものと、春菊おひたし。
うんま!お出汁に漬けるっていい!
蟹酢あまり好きじゃないからこれ最高✨
途中で味噌が現れる。
これがまた上品で美味しい♡
三品目は、むかごのお粥。
こんなにむかご食べるの初めて。
ホクホクとして美味しい。
結構塩味は強いかな?
かなりシンプル!
次のお酒はゆきの美人 愛山。
ぬる燗で!
四品目は、香箱蟹真丈の御椀。
まずは出汁だけ、飲んだんだけど、お出汁が美味しすぎて、危うく真丈食べる前に飲み干しそうになった。
危ない、危ない(;´Д`A
真丈は、内子外子たっぷり。
ほわほわで、うんまー♡
お出汁、おかわり希望!!
五品目は、やいと鰹ときにらのぬた和え。
能登七尾の藻塩(ももも塩?)と、生姜醤油で食べ比べ。
断然、塩派!塩が旨い!
鰹もいい感じに脂が乗って皮は絶妙なパリパリ。
嫌な臭みは一切なく、美味い!!
次のお酒は、而今。
六品目、まながつおと胡麻和え。
みりん漬けかな?
七品目は、海老芋の素揚げ。
めっちゃ大きい!(◎_◎;)
と、思っていたら、お腹具合を気にしてくれて、3切れの所を2切れにしてくれました!
でも本当はフルで食べたい程美味しい!!
サックサク、ホックホク、そして優しい甘さが来る✨
八品目は、新潟の真鴨の御狩場焼き。
何やらすごいので焼かれているみたい。
鴨が柔らかい!!
山葵たっぷり付けた方がいい♡
お酒ラストは、農口尚彦!
この日1番好みだったのはこれかな♬
九品目は、鴨のタレ焼きと揚げた葱。
1つ前の鴨とはまた全然違って、それぞれ良い所があってすごい。
濃いめのタレ、そして繊細な辛味がいい。
辛味の招待は黒七味だって。
鴨の食感の表現として正しいか分からないけれど、ザクッと良い食感なの。
添えてある葱は、育てるのに14ヶ月もかかるんだってΣ (⁰ ⌂⁰;)
〆のご飯は、すっぽん粥。
黒い塊みたいなのがかって、それはレバーなんだって。
牛とかのレバーとは全然違う。
めちゃくちゃうんまい!
初めて山﨑さんですっぽんを食べた時、今までで1番美味い!と思って、この日、焼き物がすっぽんではなかったので、ちょっとガッカリしたが、お粥でまたすっぽんの違う美味しさに出会えて嬉しい((⊂(*°ω°*)⊃))
〆はもう一つ♬
漬け卵黄と炙ったわかめのTKG。
うんまぁー(♡♡)
ここに牛しぐれ煮を合わせても抜群d( ̄  ̄)
ただ、白ご飯も食べておきたくて、ご飯だけのリクエスト!
水分量が多くてミネラル感あるお米が美味しい〜♡
デザートは、煎った蕎麦?の牛乳ジェラートと砕いたメレンゲ。
潔いまでにシンプルで、何の飾り気もないけれど、激うまなんだな、これが。
玉露も数回入れてくれて、終わり。
少量多皿が人気の昨今だけど、山﨑さんは一皿一皿をしっかり食べさせてくれる。
それでももっと欲しい!とか、おかわり!って言いたくなっちゃう魅力がある。
久しぶりに来たら、めちゃくちゃパワーアップしてて感激しました✨
ごちそうさまでした!
2021/12/19 更新
2020/03 訪問
春の味覚を先取りで!
10ヵ月ぶりの再訪。
3月と言うのに大きなみぞれ雪の降る寒い寒い週末でした。
弱気にビールやシャンパンではなく(笑)、日本酒スタート。
田中六五の165年記念の限定ボトルでモダンでかっこいいデザイン。
そして一皿目。
生のホタルイカ。
ホタルイカが食べたい!と私の願いが通じたのか、一発目からの登場。
しかも、超絶品。
いきなり心を鷲掴みにされてしまいます。
ねっとりとまとわり付く旨味、噛み締める度に幸せを感じる。
今まで食べたホタルイカの中で1番美味しい!!
二皿目はにえばな。
おかゆみたいな感じ。
そらまめとばちこがたっぷり♡
三皿目は若竹煮。
立派な筍がゴロン!と2切れ。
がぶりとかぶりつく。
シンプルな味わいで筍の香りがしっかりと感じられます✨
四皿目はおつくり。
明石の鯛と赤貝はどこだったかな?
鯛は香りがいい☺︎
赤貝も美味しい◎
ただお醤油だけだと飽きが来るのでお塩とかあってもいいかも?
五皿目は焼物。
金目鯛の塩麹漬けを藁で炙ったもの。
甘い金目鯛とほのかに長い菜の花のソースが相性良し!
六皿目。
鮑のかりんとう揚げ。
葛粉をつけて揚げたものを言うんだって。
そのままでも美味しいんだけど、別添えの肝のソース、
これが絶品♡♡♡
箸でしつこく、かき集めて食べてた。
本当はお皿舐めたいほど(笑)
七皿目はすっぽん。
手で持ってしゃぶり付きます!
三脚みたいな骨が出てきたので立たせてみました(笑)
肩のところなんだって。
〆の炊き込みごはんはせり、穴子。
穴子は後から入れて混ぜ込んでました。
ご飯より穴子の方が多い?!って程、たっぷりで贅沢✨
せりの香りもいい(^^)
〆ごはんその2は白ごはんに好きなお供をのせて。
まずは鶏そぼろ+卵黄。
うんま〜♡
これ、大好きなんです。
前回10ヵ月前に来たと言うのに、これは絶対食べたいと記憶していた程。
おかわりはごく少量で、すじこを乗せてもらったよ。
麹漬けでお酒っぽい香りがほんのり。
もう一回そぼろ卵黄行こうかと思ってたんだけど、気付いたら限界来てた(泣)
諦めてデザート…
出来立てのジェラート。
牛乳が半分になるまで煮詰めたものでミルク感半端ない。
上に乗ってるのは日向夏。
ミルクの甘さと対局のほろ苦い日向夏が大人な味わいをプラス。
他の和食屋さんに比べると、山﨑さんは品数は少ないものの、ひとつひとつをたっぷりと味合わせてくれる。
あぁ、やっぱり美味しいもの作るなって確信しました✨
2021/12/19 更新
2019/05 訪問
嫌いなものすら好きになる。若き天才が腕を振るう素晴らしい和食。
最近グルメな方達から必ず、名前の上がる何かと話題の山﨑さん。
オープン3ヶ月でミシュラン1つ星を獲得。
既に来年3月まで予約が取れないらしいのですが、グルメなお友達のおかげで伺う事が出来ました。
まだオープンして数ヶ月、真新しいモダンな感じなんだけど、厨房が昔のおうちを感じさせる土間?のような造りで何とも居心地がいいです。
料理をしている様子もよく見えるので嬉しい!
乾杯はシャンパン★
ほっき貝、渡り蟹、黄身酢和え。
しその花の香りがいいアクセント!
あおりいかと蓮根の飯蒸し。
うまぁ〜ほわほわ。。。
飯蒸しが好きなのですが、いかを合わせてるのは初めてです!
次のお酒は日本酒に!
お酒は一緒に行ったメンバーの中に詳しい人がいたのでお任せ♪
はじめ、小さいボトルの方、純米をいただいたんだけど次に大きいボトルの本醸造のが出てきて、
あれ?間違い探し?みたいになったら2本並べてくれました(笑)
そして飲み比べ♪うーん、どっちも好き!←ただの酒飲み
あいなめとうるいのお椀。
うるいって聞くと、うちの庭にわんさか生えてたなぁ…って記憶。
でも子供の頃はあの苦味というか、香りというのか、苦手で食べられなかったのね。
このお椀をいただいた時に私、大人になったんだなって実感しました。←
宍道湖産の鰻と原木椎茸。
鰻が美味しいのはもちろんなんだけど、椎茸がすごい!!!
思わず、「私、椎茸あんまり好きじゃないけど、これ美味しい!」「私も!」と言って顔を見合わせた。
本当に美味しいお店では嫌いな物も好きになってしまうんだよなぁ。
次のお酒は雅山流。
半身だけ塩麹漬けにした金目鯛。
4日熟成したものを藁で焼いて香り付け。
カリフラワーのペースと。
すごく脂が上品で美味しい。
食べながら味が変わっていくのが面白い。
冷たい茶碗蒸しはあさりのお出汁で炊いたまめ、焼いたベビーコーン。
見た目はちょっと地味だけど、すごく美味しいんです!
焼いたすっぽん。
フライドチキンみたいに手掴みでと。
いや、これ旨い!今まで食べたすっぽんの中でNO.1。
お腹もきつくなってくる後半だけど、ペロッとでした。
そして〆のごはん達が始まります。
2.5kg超えの太刀魚の炊き込みごはん。
何とも華やかな姿。
でも私、他の方のpostでほたるいかの炊き込みだと思い込んでて「ほたるいかじゃない!」って言ったら「それ、先月(4月)です」ですって(T-T)
あぁ、ほたるいかの食べたかったなぁ。
予想が外れたのはさておき、とろとろに炊かれたご飯と脂の乗った太刀魚の相性抜群!
こりゃ、飲める飯系だな←とか言ってますが、次の〆ごはんを前に限界来そうでおかわりは出来ず・・・
魅惑のごはんのお供!
筋子、すっぽんの卵、醤油漬けの卵黄、そぼろ。
もう目からハートがダバァ〜って流れ出しました(笑)
ごはんのお供は4種類。
それぞれ単品ずつ食べても良し、組み合わせても良し。
迷って聞いたら、卵黄+そぼろ、筋子+すっぽん卵がオススメと。
その2通りをお願いしました。
やばいやばいやばい(;。;)旨すぎる!!!
筋子はあまり好きではないけど、これ旨いんです。
どっちの組み合わせも最高。
しかし、他の人達からは全乗せ!人気が飛び交っていて。
結局、全乗せも食べたい!と追加でお願いしてしまいました(笑)
全乗せも最高〜。
どれも負ける事なく、存在感を発揮しながらもちゃんとまとまってる。完璧です。
デザートは潔いほどシンプルなほうじ茶のジェラート。
ほうじ茶の粒々が見えるのに食感は全くなくて滑らか。香りもしっかり。
大人…。
玉露は1杯目は44度、2杯目は70度と温度を変えて茶葉の変化を楽しみます。
品数は多くはないけれど、満足度が高いです。
他の大好きなお店でも品数が多すぎて後半ノルマみたいななる事が多々あって。
しんどいから品数減らして値段も抑えてくれないかなぁなんて思ったりするけど(笑)、山﨑さんはバランスがいいと感じました。
(いや、お腹いっぱいはいっぱいなんだけどね。無理とか無駄がない!)
山﨑さん、ごちそうさまでした。
2021/12/19 更新
2022年は予約が取れなかったので、1年空いての再訪です!
お酒は、日本酒でペアリングみたいな感じで料理に合わせてお願いしました。
1品目 淀大根(聖護院大根とも言う)のふろふき。
下には玉味噌。
玉味噌が甘いので柚子の苦味を当てるんだとか。
そこに合わせるお酒は、磐城寿(イワキコトブキ)の2013年ビンテージ 山田錦45。
燗で提供され、パーンと強烈なお酒臭。
いきなりスタートからこんな強いの出すのも珍しいけど、ただこれが玉味噌に合うのよ!
面白い合わせにワクワク胸が高鳴る。
2品目 飯蒸し カラスミ天ぷら 百合根炭火焼き。
これ、美味しかったな~!
餅米に百合根の炭の香りがよく合う^^
カラスミの塩気は控えめで上品✨
次のお酒は、日高見。
すっきり軽やか。
このグラスのカットかっこいい!!
3品目 焼いた白川甘鯛 香りで蕗の薹。
胡麻豆腐にも蕗の薹を練り込んである。
まず、出汁が美味しい!!
鯛の香りと蕗の薹の苦味が複雑に絡み合う。
ふうって息を吐くと鼻から抜ける蕗の薹の香りのパワーがすごい!!
次のお酒は、〆張鶴 大吟醸 ゴールドラベル 宮尾酒造。
ほのかな甘みで控えめか?と思うが、その後、広がる華やかさがあるお酒。
4品目 石川県ズワイガニ(加能蟹)。
生で届いた蟹をおひたしのように出汁に浸したもの。
身がとにかく、ぶっとくて食べ応えあり!
口に入った瞬間の多幸感がすごい。
下には春菊のおひたし
蟹の甘み➡︎春菊の苦みと、味の展開が飽きさせない。
5品目 とらふぐ白子 すっぽんの出汁。
出汁は、くず粉でとろみをつけてある。
うまぁ!出汁うまぁ!
そして大きな白子の贅沢感!
味が濃いとかではないけど、ご飯入れて雑炊にしたい。
一滴も残したくないの。
癒しの味。
次のお酒は、作 NOUVEAU 新酒。
これ好きだな←と言いながら細かいメモがないw
6品目 猪とつくね芋の揚げ物。
つくね芋を衣にし、猪のミンチを包んで揚げたもの。
下は蕪みつば?の裏漉し、熟成みりんと熟成黒酢。
何かちょっと、アートな見た目✨
お芋の衣は、ほくほく美味しい!
そして、その中にゴロゴロとあるお肉がワイルド!
(大きめカットで食感強い!)
めちゃくちゃ贅沢なコロッケ的な感じ!
次のお酒は、無窮天穏 齋香 出雲杜氏 板倉酒造。
すっぽんに合わせて。
コクと深み・旨み・・・好き!
7品目 すっぽん炭火焼き。
手掴みでむしゃむしゃいくので、フィンガーボールも用意されるんだけど、それがほうじ茶!
手前に肝があって、これがやばかった・・・
ふわって柔らかいの。もっと歯応えあるかと思いきや。クセとかも何もないし。
あと、お麩みたいの何だ?と思ったら、地味だけど、まさかの激うま!!
山椒練り込んだお麩なんだって。
8品目 蟹雑炊。
どんだけ蟹入れるの?って位、ドサドサと!
器の底には蟹味噌。
うまぁ(⋈◍>◡<◍)。✧♡
蟹のおひたしのあの蟹の出汁で炊いた。
はじめはそのまま食べて、途中で蟹味噌と混ぜると味が更に豊かになる!
9品目 京都菜の花炭火焼き 混ぜごはんに卵黄漬け。
ご飯のお供に牛しぐれ煮。
炙って香ばしい香りの菜の花の存在感が抜群!
しぐれ煮を乗せて食べるのもいい◎
シンプル白ご飯にも卵黄漬けやりたい…(既に腹パンだが)
甘味は、牛乳のジェラート。
牛乳を煮詰めて、ミントの隠し味。
上から苦味のあるレモンをたらり。
出てきた時は、でか!って思うけど、空気のように軽くて、一瞬で食べちゃった。
1年以上ぶりの山﨑さんは、相変わらず美味しかった(∩´∀`)∩