3回
2022/04 訪問
もはや哲学。生き様がカッコイイ。
久しぶりの天寿し。
お昼の訪問です。
最初に言ってしまうと、めちゃくちゃ良かったんです。
前回ももちろん美味しかったんですが、別格でした。
おまかせスタート。
箸休めできゅうりが置かれます。浅めのぬか漬けかな?
にぎりは、中とろから。
シャクッと独特の食感からのとろ〜ん。
大とろは、脂がすっきり。しかし美味しい。
ここ最近で食べた鮪の中で、断トツ美味しくてビックリ。
そして、天寿しの代名詞とも言えるイカ!
包丁を入れ、綺麗な細工。
そこへ雲丹をちょこんと乗せ、がっつりカボスを絞る。
そんなにかける?!って思うんだけど、通常のカボスよりも大きく、
色もオレンジ色で強い酸味はない。
そしてカラフルな錦胡麻を散らす。
1つのにぎりがアートのよう。
いかの甘さ、雲丹の旨味、胡麻のプチプチ食感に、爽やかなカボス。
あっ晴れ(/・ω・)/✨
ここでお吸い物。
江戸前にはないタイミングの影響。
そして続くは、海老。
ほんのり生感の残る火入れ。
半生状態で、ぶりんぶりんの食感。
鯖は、上に赤紫の茗荷と羅臼昆布。
煮蛤の軍艦。
3月から軍艦・手巻きは、二番手のだいちゃんが担当する事になったらしい。
ちょっと緊張感がある姿が初々しい。
(一緒に行った方が親交があるので、余計に緊張してたみたい。笑)
ひらめにも、しっかりカボス。
そして、柚子胡椒が効いているのも面白い!
これは何だっけ?炙ったお魚。
山葵と柚子胡椒をちょびっと、そして梅ちょこん。
甘い脂、身はほわほわ。
漬けは、ねっっっとり!
出汁の香りがする!?付けてるお醤油かな?旨味炸裂。
キスは、さっぱり。
北海道浜中の雲丹。濃すぎずいい甘み^^
にぎりで食べた海老の頭をカリカリに焼いたものをつまみで♬
カボスの甘さと香りがいいアクセント。
初鰹は、かなり厚めに切って存在感たっぷり。
ここでお味噌汁も。
さざえは、オクラを乗せて流れ星みたいな可愛い姿で。
鯛には、肝を乗せて、めちゃくちゃ濃厚な味わいに。
鰻、めっちゃデカい!!
女性は半分カットでつめと塩&梅✌
たっぷりのネギトロを手巻きで!
パリパリの海苔と、脂の乗ったトロが最高(∩´∀`)∩
玉子焼きと、メロンが出て終わり!
天寿しは、お酒が出ないのが当たり前となっているが、
今まで、その理由に触れていいのか、分からず、聞けずにいたけど、
大将から、その理由について聞けて、その哲学に感服。
「鮨屋だから鮨を食わせる。お酒を出すならつまみを出さなきゃならないし、お酒はいつでも出せる。だから、お酒は出さずに、鮨だけにぎる。」
お酒出した方が利益は上げやすいのに、あえてそのこだわりを曲げない姿もすごいと思ったし、生き様がカッコイイ!
私もその思いに応える為にも、真剣に鮨に向き合おうと思った。
その他にも「遊んだらその分働けばいい!」
そんな名言も面白かった。
遊べるのなんて、体力ある若いうちだけだよ~って(笑)
レジェンドなんて簡単には言うけれど、美味しいのはもちろん、
この人間力が本当素晴らしいな~と、改めて惚れ直したのでした!
そして、前回行った時よりも、更に美味しいと思った。
ペーペーが言うには恐れ多いけど、いまだに進化し続けているんだと感じた。
また、伺います!
それまで、元気でカッコよくいてください\(^o^)/
2022/04/18 更新
2020/03 訪問
【唯一無二】オーラ溢れる大将のにぎる究極のオリジナル。足算のバランスが完璧な芸術品級のにぎり✨
初めて訪れた小倉。
そして初めて訪れる天寿し。
美味しんぼやクッキングパパにも登場し、その時の原画?が壁に飾られていました✨
準備が整い、着いた順に好きな席を選び、着席をします。
早いもの順なので早めにお店に着かれる事をオススメします。
私達は最後だったので選べませんでした。
カウンター6席のみなので全席からちゃんと大将は見えますし、お話も出来ますが、
やっぱり真ん中に座りたかった(笑´∀`)
飲み物は聞かれず、お茶が出されます。
お酒が出ない事を知らなかったのでちょっと驚きました^^;
でも、初めてですし、集中してお鮨を楽しみたかったので問題なしです。
にぎりのみ!15貫。
中とろ(三宅島)
大とろ(三宅島)
赤いか
車海老
〆鯖
帆立
平目
太刀魚
中とろ
さより
鰆
さざえ
鯛
雲丹
白子
穴子
巻物
いきなり鮪からのスタート。
「お腹空いてて一発目が鮪って本当美味いですよね」
大将か、お客さんが言ったか、定かではないですが、本当そんな感じ。
改めて鮪って旨いな~と感じられます。
中とろ→大とろと出てきましたが、大とろは珍しい塩味。
しっかり脂が乗ってるから塩でさっぱりってのもいいもんだ◎
天寿しスペシャリテ★いか★
いか嫌いの私ですら、一生に一度は食べたいと願ったにぎり。
色とりどりの胡麻や雲丹に彩られた華やかさたるや!!
いかはもちろん、彩りをプラスする薬味?達の香りもいい^^
半茹での車海老。
頭を取り、下処理され、茹でているのにまだ動いているんです・・・驚愕。
江戸前の蒸し海老とはまた別物で生感があり、フレッシュで美味しい!
〆鯖は炙り、刻んだ羅臼昆布が乗っていて脂の乗った鯖と昆布のネバネバの組み合わせは
今までに経験した事がなく、面白い。
ここでお椀も。
澄んだスープが沁みます。
大きな帆立は煮蛤のような甘いツメを垂らして。
これまた珍しい!!
平目は大葉が挟んであり、淡泊な白身を香りで包み込む感じが良かった◎
太刀魚は梅肉でさっぱりと。
ここで再度、鮪の登場。
鮪の漬け、これが絶品!!
鰹?鮪?の出汁の香りがかなり強めの醤油で味付けされていて、この香りと鮪の相性がたまらない。
そして妖艶に光りを放つほど、つるんと滑らかな見た目。
口に含んだ時の舌触りにも驚いた。
この日、1番美味しかったもの★
きす?は柚子胡椒。これも珍しい。
美しい姿にもうっとりする。
海老の頭はカリっと焼かれていい箸休めに。
鰆も絶品!!
西京味噌なのかな?ちょっと甘い味がまた食欲をそそった。
さざえはオクラが乗っていて、ネバネバ食感。
鯛は肝が添えてあり、かわはぎのような感じ。
もちろん絶品!!鯛の肝って初めて食べたかも?
雲丹と白子は選択制。
両方でもいいですよ、の言葉に全員が迷う事なく、両方を選択!
雲丹は軍艦を作る際、海苔を斜めにして留めるのが印象的。
何でそうするのか、聞けば良かった・・・
白子は熱々で、熱いですから気を付けてくださいと言われるのですが、
鮨はすぐ食わねば精神で、大将の助言虚しく、熱々!!ってやるオチ(笑´∀`)
少し冷まして、小籠包のように穴を開け、吸い出しながら温度を確かめ、慎重にいただきました。
穴子は男性と女性で出し方が違って、男性はそのまま大ぶりの1本をツメで。
女性には半分に切り、ツメと梅肉の2種類で出してくれました。
実は穴子だけに限らず、男性と女性でにぎりのサイズを変えていたりと、
細やかな気配りがありました。
伺うまでは勝手に怖そうな頑固親父をイメージしていたのですが、
すごく柔らかく、ユーモアもあって楽しかった!!
席に着いた時はオーラに圧倒され、ビビりまくってましたけど。笑
写真撮ってもいいですか?と、お伺いをたてると「美味しそうに撮ってくださいね」と、ニコリ。
もうこの瞬間にキューーーンです。
にぎりのみ15貫、値上げしてちょっとお高いなとは思いますが、
これからも予約さえ取れるのであれば、大将に会いに行きたいと思えるお店でした。
神様に会えた!はじめはそう思っていたけど、
帰りにはおじいちゃんに会いに帰ってくるからね!そんな気持ち。
これからも身体に気を付けて頑張ってください★
2020/03/04 更新
お昼の貸切会!
全員、東京から召喚しました(笑)
中とろから始まります。
鮪はこの日は津軽海峡。
この時期の鮪は、甘みと酸味。
大トロ 塩で。上品な甘み。
嫌な脂っこさなし!
いか 躍動感!!飛魚の卵とかぼすを大量に絞る。
美味しい〜((⊂(*°ω°*)⊃))
プチプチの胡麻もいいし、複雑な味わい・香り。
車海老 ぶりんぶりん!
鯖は上に刻んだ昆布。
帆立 かなり濃いめ甘めのツメが良く合う◎
しっかり山葵もツーン。
アラ 柚子胡椒の良い香りと刺激。
太刀魚 梅。
鮪の出汁に漬けにした鮪の漬け。
鮪を濃縮したような強烈な旨み!!
キス シャキシャキっと食感。柚子胡椒。
ふぐ白子は、めちゃ熱(笑)
気をつけながら幸せを噛み締める。
海老頭 カリカリに焼いて。
ばふん雲丹 北海道 えぐみなし、甘さー!
鰹 薬味。
サザエの上には、オクラが可愛く飾られます。
鯛と鯛の肝。肝がレバーみたい!
肝まで余す事なく使う事で漁師さんに喜ばれるんだとか。
穴子は、タレと梅。
最後はねぎとろの手巻き。
鮪がたっぷり!!
たまご焼きに、デザートはメロン。
このメロンがまた美味しいし、天寿しに来た~って気持ちになるんだよね(笑)
天野大将のオーラは本当すごい。
いるだけで、かっこいい。
この席に着くと、何ともありがたい気分になるんだな。
美味しかったし、感動。ごちそうさまでした。