beauty_wisdomさんのマイ★ベストレストラン 2014

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

今まではイタリアンで順位をつけておりましたが、今年はフレンチも日本料理も順位に入れさせていただきました。
どの料理・お店も、お料理に対する真剣な思いが伝わってきて、素晴らしい時間を提供してくださいました。
その中でも一番印象に残っているのはホスタリア エル・カンピドイオ。ここほど唸るお店は1年間を通してもなかったです。

健康で料理を食べることができる事態幸せなこと、感謝しながら来年も美味しい料理を食べることができたらいいですね。

マイ★ベストレストラン

1位

ホスタリア エル・カンピドイオ (経堂、千歳船橋 / イタリアン)

2回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2017/03訪問 2017/03/29

幸せな時間。

五反田と恵比寿の間に、ちらりと見える箇所があるのです。
山手線じゃなきゃ味わえないから、みることが出来たらラッキー☆って思う。
そんな心踊る気持ちの中暗い道を歩いて到着した巨匠のお店。
久しぶりの割には、結構道を覚えていた。

ここまで余計な事をしないで、ローマ料理を作る事が出来るのか。。。
と、とにかくウットリする。
前菜だけでワインが空き、もう一本追加。
セコンドまで白で楽しく通す事が出来た。

今回の目的は、
シェフの本をゲットして、サインをもらって、ハグをして、写真を撮る事!
幸せな時間はあっという間に流れ、近いうちの再訪を誓い
火照った身体と心がこの空気で冷えてしまわぬよう、
この日の料理を振り返りながらお店を後にする。

◯ホスタリア風アンティパスト(1,800yen)
◯ペンネパンチェッタロマネクキ風味(1,700yen)
◯牛肉とインゲン豆のローマ風煮込み(2,000yen?)

最高の時間だった。
たぶんなのですが、あたしは一般的に人気があるお店は好みではなく
料理に対する姿勢を含め、お店やシェフ自身が本当にイタリアに染まり
路線がずれていないお店・料理が好きだと思うのです。

お時間があれば、こちらを

オリーブとトマトが合わさると、マヨーネーズではないかと感じる女です。

ねっ、意味分からないでしょっ。。。でもそれでいいんです。
なのでこちらのお店がなぜ☆5.0なの?と理解できない方のほうが多いと思います。
だってどれも全く派手さはなく素朴でかつストレートすぎるのです。
でもそんなお店は他にはなくここだけ、
勝負する必要ないというかしようとしていないゆる〜い巨匠のお店でした。

経堂の駅を下り、てくてく歩いて20分ほど。
ご立派な住宅街でおやっ?っといきなり現れる山小屋のようなお店が今日の主役!
ホスタリア エル・カンピドイオ 。

席はテーブルのみ8席で、今回は他にお客様はいなく貸切状態で
素晴らしい料理を堪能させていただきました。

日本にいるのに、その雰囲気も音楽も何もかもが
イタリアのトラットリアにいるかの感覚です。


○ホスタリア風アンティパスト(1,700yen)
○スパゲッティ・カルボナーラ(1,400yen)
○スパゲッティ・プッタネスカ(1,400yen)
○ブカティーニ・アマトリチェ風(1,400yen)
○仔牛サルティンボッカ・ローマ風(1,800yen)
○若鳥のソテー・ラツィオ風(1,700yen)
○牛の煮込みいんげん豆添え(2,000yen)
○Cafe

今回はすべてお友達に任せめにうをお願いしたのですが
もぅ何をどうこうということは不要で
とにかくとにかくすべてが胸にじゅわりんとくるのです。
いいのです、何がそんなに良いのか?と言われる方のほうが多いのは承知の上なので
とやかく言いません!!また行きます、大好きです。

  • アペロールにお砂糖!
  • アンティパストのハム
  • 二皿目のアンティパスト

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2位

インカント (広尾、白金高輪 / イタリアン、ワインバー)

7回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2021/03訪問 2021/06/06

とにかくすごい。

現在シェフは変わってしまっているので、参考にならなかったらごめんなさい。

イタリア好きのイベントでやって来たインカント。
当時の小池シェフが『イタリア全ての州のお料理をお出しする』と言うのがテーマ。
初めは無理かもと言っていたのに、蓋を開けてみれば全てクリアし凄いことになっていた。

こんな事できるの、、、小池シェフ以外にはいない。

他の店舗で行うメーカーズディナーやイベントで出てくるお料理は
結構雑で、満足出来ないことが多いのに
シェフが作るお料理でそれを感じた事はない。

ただ、量がとにかく多く
途中立ったり少し体操しないと乗り越えられない皿があったのは事実(^-^;
イベントでは頻繁に逢っているけれども
最近、小池シェフの料理をちゃんと食べていないね?という事でお伺いしたインカント。

相変わらずマニアックなめにうのラインナップで
選ぶのが大変なのですが、めにう選びからとても楽しくもなります。

チャルソンスがあれば必ずと言っていいほど組み込み
大好きなジェノベーゼソースがあったので、パスタはその2種をお願い。
セコンドは、サマートリュフをまとったウサギです。

毎回小池シェフのお料理はため息が出るほどの満足感があります。
料理で心が満たされるのは、今のところシェフのお料理がトップ。
今宵も素敵な夜でした。
イタリアの世界に誇るスパークリングワイン、フランチャコルタ。
1200年代から北イタリアロンバルディア州でワインを作り続けている
リッチ クルバストロさん。
その生産者さんが来てフランチャコルタをいただきましょう!
とやってまいりました。

同じ生産者さんのスパークリングワインでも
こんなに泡のキレや喉ごしが違うのかと驚いてしまうほど。
そして凝った料理の数々。満足度が高い夜でした。

お土産にサイン入りのボトルを2本購入し満足満足^^
特別な日に、どこに行きたいか?色々考えても
思い浮かぶのはこちらのお店。

一緒に過ごしだした時間は、まだまだ短いけれども
大分長い間一緒にいるような感じがする。

キラキラした時間にぴったりの、キラキラしたお料理。
二人には大切な時間がここにはある。

昔と変わったという意見もあると思うけれども
確かに変わってしまったことは間違いないのだけれども
変わらないものも多くあるのだから、私はそこを大切にしたい。
だから、またインカントに行く。
数えてみたら、33回目?くらいでした。
紀尾井町に竹石さんが移ってから、少し雰囲気は変わりましたが
相変わらず、色々な郷土料理を作って下さいます。

満足度が高く、心を満たしてくれる小池さんの料理。
最近では、イタリアで続く自身のチャリティーなどのイベントにも
休み返上で参加し、レストラン同様郷土料理を振舞う姿も見かけますね。

この日も色々と楽しませていただきました。
ご馳走様でした。
◎2016.10 Spcri社のワイン会


◎2013.04 初訪

花曇りに浮かぶ月が綺麗な夜だった。
階段を降り、振り返ってから右の手をふる。

帰りたくない

またここに戻って来ようと・・・
思わずにはいられない時間だった。

私の中で、
Fogliolina・・・ほど好きになるお店はないと思っていたのに、
これは魔法か?それとも月の仕業なのか。

仲良くさせてもらっている料理に真剣なお友達が、
海外から帰ってきたお友達との食事の為に
組んでくださったこの日の特別めにう。
※事前にお願いしないと食べる事ができないと思うので、
  その点ご注意して頂きたい。

パンツァネッラとパリエリーナ・ピエモンテーゼで
勢いをつけて、満ち足りた時間のはじまり。

○インサラータ・ディ・ノルヴェッティ
  CORDONCHIO 2010 ALBANA DI ROMAGNA
  貴腐ブドウも入っている、ALBANA DI ROMAGNAは
  甘ったるい感じはなく、スッキリとするキレもある。
  竹石さんはこれを”きってくれる”と表現していた。
  料理が運ばれてきた瞬間、チーズの香りがムードをつくる。
  牛・タン、アキレスけん、豚・足・耳などを香味野菜と
  和えた料理でソースはマスタード。
  酸味の中に八角に似た香り甘みが口いっぱいに広がる。

○サングナッチョ
  Ciro Rosato 2011 Librandi
  色まで意識したワインの選択、素敵ですよね。
  血の代りにビーツが練り込んであるので、こんなに綺麗なローズ色。
  肉汁が飛び出さないように、ナイフを交換してくださる。
  口の中で広がる甘いビーツの香りと、肉の食感がものすごく楽しい。
  私が勘違いしていたのはデーツでした。。。
 
○トルテッリ・コン・レ・ドゥエ・コーデ
  Venezia Giulia Kaplja 2004 DAMIJAN PODVERSIC
  そう、今はもうない04でした☆
  通常は洋梨を詰めるそうなのですが、この日は豚とハーブを詰めて。
  セージとバターのソースで、なんて言ったらいいのかなぁ
  少し固めのパスタの食感と、豚肉の舌触りのいい食感が
  とにかく美味しい☆としか言いようがないのですが。

○ビーツのラビオリ
  Girolamo Dorigo Refosco 2008
  ワイン、香りがとっても華やかで凄かった。
  あけたばかりというので、
  その場でデキャンタージュをしてくださいました。
  もちもちのラビオリ、運ばれてきた瞬間薫香がふわっとする。
  見た目でうっとりしちゃう この美しいパスタの形状。
  ソースには黒ケシが入ってまして、ぷちぷち楽しい。
  パスタの中にはビーツやシナモンなどは練り込んであり、
  サングナッチョ同様綺麗なピンク色。
  ミントやワインの相性もしっかり考えているのかなぁ。

○グラーシュ
  Rubeo L'Arco
  ワインが凄すぎた・・・。

○カンノーリ
  Donnafugata Ben Rye


素早い手つき、厳しく合図するその眼差し。

小池シェフが作る料理は勿論のこと、
オーナーソムリエの竹石さんの対応がもう素晴らしくプロで・・・。
使う言葉たちもとても、私の好むものばかりだった。

こんなに簡単にも、すっぽりとはまってしまうものなんだ。

厚みがあると言うか、、、奥行きがあると言うか。。。
信じる事が出来るから
何がどういぃかなんて正直必要がなくて、、、
とにかく全てうっとりで・・・。


心奪われっぱなしの1/6日・・・いつまでもそこにいたいと
感じずにはいられない、incanto - 魅力に満ち溢れた時間だった。


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◎2016.08 新・インカント


◎2016.07 ラスト


◎201604 再訪 楽しい夜


◎201602 再訪 幸せな日々


◎201512 再訪 久々の一人インカント


◎201509 再訪 お誕生日


◎201509 再訪 CAPEZZANA


◎201506 再訪 はじめてのロバ


◎201505 再訪 ぽんぽん


◎201505 再訪 乙女の涙


◎201504 再訪 素敵な夜を


◎201503 再訪 おひさ!


◎201406 再訪 一番いい選択をした会


◎201406 再訪 CASTELLO DI GABIANO


◎201405 再訪 みんなでインカント


◎201404 再訪 いつも心にエビ様を


◎201307 再訪 いちばん


◎201307 再訪 やっぱりこここ


◎201307 再訪 みんな平等


◎201307 再訪 予想外


◎201306 再訪 救って欲しい


◎2013.06 再訪 心にも栄養


◎2013.06 再訪 しきりなおし


◎2013.06 再訪 この日に戻りたい


◎2013.06 再訪 救世主のチカラ


◎2013.06 再訪 全く記憶にございません


◎2013.06 再訪 寝ても覚めてもインカント


◎2013.05 再訪 はまりすぎ


◎2013.05 再訪 甘い罠


◎2013.05 再訪 プレゼント


◎2013.05 再訪 戻ってきたよ

  • (説明なし)
  • (説明なし)
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3位

フォリオリーナ・デッラ・ポルタ・フォルトゥーナ (中軽井沢、信濃追分 / イタリアン)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2015/04訪問 2015/04/26

ずっと、あなたと・・・

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◎再訪_2015.04 ❤ 最後のフォリオリーナ

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◎再訪_2015.01 ❤ 冬は寒いぞ!

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◎再訪_2014.11 ❤ 薪の季節

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◎再訪_2014.06 ❤ 眠かったぞ

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◎再訪_2014.06 ❤ 願いは叶う

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◎再訪_2013.10 ❤ 自惚れか?

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◎再訪_2013.07 ❤ Party♪

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◎再訪_2013.04 ❤ 泡は消えるもの・・・

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◎再訪_2013.02 ❤ ここの意味

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◎再訪_2013.01 ❤ メリハリ

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◎再訪_2012.12 ❤ ジビエ尽し

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◎再訪_2012.09 ❤ 夏の終わり

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◎再訪_2012.05 ❤ 血のつながり

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◎再訪_2012.04 ❤ 安定

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◎再訪_12.02

パールパウダーのように雪が舞う中、黄色いビートルを目指す。
私の心を束縛し続ける、満たされた時間を過ごす為に今日もここまでやってきた。

いつものように夕陽を待ちながらまずは食前酒。
この日はサルデニア産の赤ワインに月桂樹を漬け込み、シャンパンでわったもの。
昨日の夜から食べていなかった食事の満足感がここで花ひらく♪

○Antipasto
 アワビ、ウナギの稚魚をまとった前菜。
 追いかけてくるアワビの肝のソースに、
 蒸した野菜スープの甘みとオリーブオイルが口いっぱいに広がる。
○Antipasto
 鉄を使う意味があるのだろう、、、
 骨に近い鹿のももの上にはベローナのラディキオロッソ。
 隠れているのは36か月パルメザンチーズ。
 ソースは贅沢にもロンバルディアでとれるキャビアに
 マスカルポーネ、頂いている白ワインでのばしたもの。
○Zuppa・Pane
 彼らの料理の中で、スープが一番楽しみ。
 ローストした黒トランペット茸とドライトマトを支えるのは
 仔羊の腎臓や野菜を撹拌し、ホロホロ鳥のスープでのばしたもの。
 そこに一瞬にしてチョコレートが焼けた、甘い香りが広がる。
 笑顔が絶えない中頂くスープは、シャキ!とろ~あま~でメロンメロ。。。
○Primo Piatto
 このフィットチーネは凄かった。。。
 ジビエたくさん♪野生のキジ 胸・もも・内臓(砂肝、心臓、レバー)
 トピナンブール(きくいも)キジの骨スープ、黒トリュフ。
 ソースはこちらも常連の自家製ラドーネルに、白粒コショウをつぶして。。。
 冬野菜、なにプラ?って言っていたかなぁ。(小林さん早口だし友達とも話が尽きないし)
 ワインはRINALDI・Barbera d'Alba2010、、、クラシカルな作り方
 という表現をしていたけど、うむ・・・まだまだ修行が足りない私。

庭にでて、ちょっと休憩。
下のお子さんがお昼寝から起きて、寝ぼけ顔に頬スリスリして暮れゆく森の景色を見る。

○Secondo Piatto
 凄いの、来ました。
 野生の山シギ、小とりです。
 下に添えてあるホウレンソウの中にも、ニンニクなどの野菜と炒めた内臓が。
 余すところなく、全て頂きます・・・そう脳みそまでも、そして口ばしまでも。 
 赤玉ねぎのソースは、鴨のフォアグラ入りの天然酵母パンを使い
 そして指まで使い、余すことろなく頂きます。
○Formaggi
 羊のちちで作った、PECORINO STAGIONATO・6か月。
 ウイキョウの種を使ったリキュールに漬け込みオーブンで焼いたリンゴと。
 焦げたチーズの臭みと、グラッパナルディーニが凄いマリアージュ。
 負けじとリンゴも追いかけてくる。 
○Dolce
 やさしいサトウキビの甘みのカフェゼリーと、マスカルポーネチーズ。
 こんなにたくさんの角切り黒トリュフは、ピノグリージョソースと合わさって
 ビターチョコレートのよう。
 見た目以上に、カフェの香りがやわらかでトリュフの食感が香ばしくも感じる。
○Caffe
 今宵も終盤、イチジクとアプリコットの酸っぱさにアマーロがやさしく酔い討ちかける。
 ほのかなレモンの香りと、軽いマスカルポーネチーズの余韻を残し、61%カカオのチョコで締めくくる。

日常の中の非日常、、、今日もまた、何物にも代えがたい至福の1/4日。

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◎再訪_11.07

ハイシーズンは、トラットリアとして。

森の中のフォリオリーナ
主役はケイパー
ゆっくりいきていこう

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◎再訪_11.05

こんなに幸せな時間をいつも過ごすのに、私って忘却の生き物。。。
ここで味わった時間をフリーズして、記憶を蘇らせたいときにそっと取り出すことができたなら。
・・・でも、それができないからまたここに来る。

ハルニレテラスから歩いて来たと話すと、葉子さんはそのしんどさを共感してくれた。
シェリーを入れたスプマンテで喉を潤し、生気を取戻す。
そして今日も始まる。

○Antipasto
  やわらかいにんにくの香りと共に運ばれてきた、カエル。
  この一皿に、カエル1匹使用しているという。
  カエルを覆うのはとうもろこしの粉。
  ふくらはぎと高ももによって食感が違い、私はももの方が好き。
○Antipasto
  カルドンチェロ茸の下にはエスカルゴ。
  余り貝を食べない私だけど、エスカルゴは貝の仲間になるのか?
  トカイ(白ワイン)と合わせて頂くと、不思議な苦味の後味になり面白い。
○Zuppa・Pane
  うれしい!冷たいスープだった。
  パンの中にはアニスが混ざっている。
  ゴルゴンゾーラチーズをキリッと〆ているのは、
  一緒にに攪拌された緑の粒胡椒の効果だろう。
○Primo Piatto
  フランス産であるという、栽培された野生のアスパラガス。
  その上に上品に盛られているパスタは勿論自家製。
  ぷりぷりの食感を楽しむ傍ら、旨味がくちい一杯に広がるのは
  子牛のあばらで取ったスープでパスタを茹で上げているからなのか。
○Secondo Piatto
  以前来た時に味わった事のある、自家製ラルドの香りと一緒に運ばれてきたのは
  スペイン産のイベリコ豚、脇に添えられたムースは白アスパラガス。
  肉の上に乗せられた小粒のトマトの酸味と、ソースや豚から出る脂の甘味が非常に相性がいい。
○Formaggi
  何のチーズだったか・・・思い出せないのが悔しい。
  一緒に添えられているのはカリフラワーで、ピスタチオとカラスミをまぶしてあった。
○Dolce
  パッションフルーツと、山羊のチーズで作ったグラニタ。
  主張されていない甘味は、オレンジの花からとったハチミツ。
  ほのかに香るラム酒と、パッションフルーツが合うとは。
  切ないながらも、前向きな印象。
○Caffe
  このアーモンドにはいつもやられてしまう。
  チョコレートが抱きしめているのは、今日はナツメヤシと塩。

この日は非日常と言うより、小林家の日常を味わった。
穏やかで、平和な家族なのだと感じた。

先月来た時はまだ芝はなかった。トラットリアの準備のために庭に芝を植えたと言う。
軽井沢の夏はどんなだろうか。

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◎再訪_11.04

全ては必然で、全ては自己中心的でまわっている、そう思う。
愛とは何か?そんなものはどうでもいい。

でもさぁ愛とは何か?
こたえはひとつなのだろうか、現実に存在するのだろうか。

そろそろ呼吸を始めようか・・・春にはそんな勢いがある。
優しく包み込むように、今夜も始まった。

○Antipasto
  ババレーゼを抱きしめているのは、
  薪ストーブの灰の中で蒸し焼きにされた、トロペアの赤玉ねぎ。
  苦味のあるRiborrajarraのソースにはRhubarbも含まれており、
  Rhubarbの酸味が・・・とろけるババレーゼを引締めている。
○Antipasto
  不思議な食感を持つ腎臓と一緒に運ばれてきたのは強烈な脂の香り。
  鋭い棘を持つアーティーチョークのローストには、
  香りの正体である、チンタセネーゼの自家製ラルドーネを絡めている。
  後味がさらっとするのは、ラズベリー酢の効果だろう。
  嗅覚と想像力では脂ギッシュなはずなのに、まさに紙一重。
○Zuppa・Pane
  お楽しみのスープは、白いアスパラガスとロビオラチーズが主体。
  キャビアの柔らかい塩味と、きりっと締まった焼塩が上手くバラスがとれている。
  山羊のチーズは得意ではないけれど、フレッシュだからか緑の胡椒のせいか・・・気にならない。
  トミーノチーズが入ったパンといただくと、この上ない世界へと連れて行かれる。
○Primo Piatto
  優しい苦味を持つRadicchioの中には、厚めに切られたトスカーナ名物のPici。
  Radicchioをあけた瞬間、ふわっ広がる香りはピスタチオとゴルゴンゾーラチーズから。
  同じくトスカーナ産の野生のアルパラは、春を感じる季節の食材。
  アカシアの薪がもくもくと立ちこみ、自分がスモークされている感覚に。
○Secondo Piatto
  Sardegnaを凝縮させた、12ヶ月熟成のPecorino Sardo Maturoと乳飲みの仔羊のロースト。
  確かに羊臭くない優しい味がする、ここにもアスパラが使われていた。
  仔羊はあばらの部分と背肉の部分とがあったけれども、私はあばらの方が好み。
  仔羊をローストした時にでた脂をベースにソースを作ったと言っていた。
  そこまで計算され、この一皿に集約されているかと思うと説明に着いて行くのが精一杯の自分が不甲斐ない。
○Formaggi
  Testun Al Baroloと合わせたのは厚めに切られたシャキシャキのPuntarelle。
  シェリーで作ったお酢とアンチョビ?えっチーズに、、、なんて想像を遥かに超えた驚き。
  これをサカパの23年と一緒に頂くのだと言うのだ・・・もう何が何だか解らない。
○Dolce
  ペルノが茴香の種から出来ているとは、、、お酒を覚えてこの10年程今まで知らなかった。
  かわいいピンクのスープに浮かぶのは、そのペルノに漬けこんでできた杏のゼリー。
  赤い粒胡椒って、ドルチェにも使われるんだね。
○Caffe
  甘い無花果を抱きしめているのは、シェリーで漬けこんだまろやかな酸味を物マンゴー。
  追いかけてくる甘味は、ナツメヤシや岩塩を解かしたチョコレート。
  これで今日も終わってしまうのかと思うと、、、切ない甘さに感じる。

無償の愛を注がれて成長したのかと想像する。
たかが味覚と捨て台詞を残しても、その才能は素晴しい。
いくら味覚が肥えていたとしても、その料理を提供できなくては加工業はやってはいけない。
私たちはその愛に踊らされているのか、いやそれでもいい。
それを求めてここまで来ているのだから。

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◎再訪_11.02

日常の中の非日常を感じるため、中軽井沢へと向かう。
中目黒での”Fogliolina della Porta Fortuna”を含めると今回が4度目となる。
「森の中でRINASCERE(再生)致します」
と教えていただいてからすぐに予約をし、待ちに待った1ヶ月半だ。

森の中と言うだけあって、辺りはしんっ・・・としている。

耳に入ってくるのは、自然の情景ばかり。
鳥の声、風の声、薪の火が弾ける音、、、それくらい。
この無音で軽く透明な空気でさえ、小林シェフの話す非日常の演出のひとつだ。

前と同じクロスの色、テーブルに椅子。
この空間だけで、記憶が蘇り、昂揚してしまう。

食前酒を頂きながら6時間半にも及ぶ『至福の時間』が始まる。

唇から零れる丁寧な料理の説明は、今日は私たち4人だけのもの。

○Aperitivo
  ミルトの香りが抽出されたウォッカに、味が均一になるように数回に分けて
  冷えたスプマンテ(FRANCIACORTA)を注ぐ。
  カルボナーラに似た奥の深い香りと、すっきりとした喉越し。
○Antipasto
  真空ではない、紙に巻かれた鮮度の高いフォアグラに味付けは塩だけ。
  添えてあるのは野生のきのこ・シャントルを
  フォアグラからにじみ出た脂だけで、サルビアと一緒に炒めたもの。
  シャントルについた苦味に、フォアグラがバターのように溶けていく。
○Antipasto
  アワビからでた旨味、オイルをたっぷりと吸った野生の米は、
  ホロホロ鳥の卵黄で膜が張られ、1皿なのに味の変化を楽しめる。
  肝も一緒にストゥファートされたアワビもやわらかい事。
○Pane
  スープと併せて出されたのは天然酵母のパン。
○Zuppa
  小林シェフの作る料理の中でも、スープが最も好き。
  アーティーチョークのフリットに、カチョカバロのスープ。
  濃厚なチーズと、鶏でとったスープの鶏和は言うまでもない。
  パンと一緒に食べると、ピリ辛のサラミの味でまた楽しい。
○BARONE RICASOLI Casalferro 2007(バローネ・リカーゾリ カザルフェッロ)
  トスカーナ、メルロー100%のこの赤ワインは、パフォーマンスがかなりいい。
  華やかな香り、ふくよかな果実味。温度によってもいい具合に変化する。
○Primo Piatto
  春を感じさせる、キレイな緑のちりめんキャベツの中には、
  ファジャーノ(雉)とゴルゴンゾーラの香りを抱込んだリゾット。
  ファジャーノはクセはなく、トロトロ。
  崩すと一気にゴルゴンゾーラの香りが広がり、胡椒が一体感を与えている。
○Pane
  胡椒の話で盛上がる。
○Secondo Piatto
  山鳩・・・胸ともも肉。緑、白、赤。イタリア国旗の色。
  4人とも言葉を失う。ため息が出るほど素晴しい。
  今思い出すだけでも、記憶の中で味が再現される。
  未熟で優しい緑の胡椒のパンと、酸味があるチョコレートも隠れた演出。
○Formaggi
  カラスミの上に、ペコリーノ サルド マトゥーロ
  をのせただけ、ただそれだけなのにはまるんだ。
○Dolce
  牛乳、蜂蜜のスープに洋ナシのグラニテが溶けだす。
○Grappa
○Caffe
  添えられていたのは、Aperitivoのウォッカで浸したドライ無花果のチョコレート。

火照った身体を冷やすためテラスへ出る。
夕日が沈み、漆黒の空には輝く星。
手を伸ばせばRigel位には届きそうな程、空が近い。

この日、小林シェフと話をしていて、森の中での再生の意味がわかった気がした。
東京に戻っても、料理でここまで余韻に浸れるのは、彼らから創り出されるものが極上という証拠。

艶やかと言うより、熟成・・・冒険ではなく深く真直ぐにぶれない、
”Fogliolina della Porta Fortuna”は、私の心を束縛し続ける。
それが激しく心地いい。

  • キャビアはオシェトラ
  • 悩殺されました
  • 蝦夷鹿ではくやまと鹿のタルタルです、で!白トリュフデス。。。凄いっす。そう言えばパイを食べるのは初めてかもしれませんねー、生のピスタチオも香りが良くってくすんでいて素敵☆

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4位

岩さき (烏丸御池、二条城前、丸太町(京都市営) / 日本料理)

4回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 昼の点数: 4.9

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 ¥15,000~¥19,999

2020/03訪問 2021/02/06

いわさき

長野 だいせっけい
岐阜 れいせん

桜茶
先付 車海老 平貝 菜花 うるい 茗荷 
桜台の白子 ポン酢
引き揚げ湯葉 炒ったうにかけ
平目 甘鯛 トロ
お椀 うぐいすしんじょ
鱒の南部焼き 魚の出汁に黄身の繋ぎ
しらむしに明太子のせ
金目鯛 かぶら 九条ネギ
ローストビーフ
ごはん
毎年お伺いしている岩さきさん。
いつも紅葉の時期にお伺いしていてのですが、あまりにも街に人が多くて
あまり京都を楽しめなくなったので、今回はずらしてお伺いしました。

ランチで何時もお伺いするのですが
レベルを一つあげたコースにしてもらいました。

大好きなカツオも食べることができ大満足です。
ご馳走さまでした。

松の実湯
菊水のお酒
鱧 ほうれん草 松茸
焼きなす
かつお刺身
剣先イカ 甘鯛
真薯
さわら幽庵焼き
むかご、栗、銀杏
湯葉銀杏、金目鯛とオクラの焚き合わせ
お肉の低温調理
ごはん

とうこうどう
みつはし

三重
岐阜 醴泉
長野 大雪渓
京都 英勲
秋にお伺いすることが多い岩さき。
今年は紅葉の時期ではなく、桜の時期に京都に行くことにし
岩さきも初めての春。
素材は違うものの、安定した美味しさがここにはある。
特にタイの白子とお椀が非常に良かった。

次はいつになるでしょうか。
京都へ行く際は、必ずに。

桜茶
先付
帆立、赤貝、蛍烏賊、大徳寺ふ、ポン酢のジュレ黄身酢あえ
土佐酢、天然のタイ、モンゴイカ、タイの白子
お椀、蛤のしんじょ
桜鱒の南部焼き、ワサビの葉、胡麻、煮汁にきみ
しらうち・白魚、餅米
鍋、塚原の筍、ワサビの花たい、生麩、茗荷がアクセント
サーモンと鳥貝、一寸豆、ワカメ
ご飯
お菓子
生ビール・お酒2合
◎2015.10_再訪(夜・15,000yenのお料理)

去年お伺いしたのはランチでしたが、そのランチがとっても気に入ったので
今年は夜お伺いさせていただきました。

今年(2015年)に入ってから写真撮影NGになってしまったので、
UPされているモノは昨年のランチの料理です。

春にも増して、秋花粉がひどく
観光中ずっと鼻水とくしゃみと咳と戦っておりましたが
岩さきに着くなりこの三者、治まってしまいました^^

他の方のれびうで、お嬢様がご結婚のため夜いらっしゃらないと目にし
残念な気持ちでいたのですが、ラッキーなことにこの日はたまたまお店にいらっしゃいました♪

しんじょうを丁寧に作る。
ご主人が卵白を手で泡立てる音と共にスタートです。

○先付
 焼鱧・松茸・ほうれん草を柚子風味の吉野葛で合わせて。
○向付
 天然平目・くじ(甘鯛)をポン酢と土佐醤油で。
 平目の歯ごたえがとても凄い!!
○椀物
 鱧・海老・ホタテ・銀杏・木耳・丹波シメジ
 がはいったしんじょう。
 この一皿を頂けるだけで、岩さきに来る意味がある。
○鉢肴
 子持ち鮎を酢橘で。
 とっても小ぶりですが、お酒の味を引き立てる。
○鍋物
 鱧・湯葉・なめこ・舞茸にみつばのお鍋に
 丹波栗と銀杏のご飯。
 季節はまだ追いついてきませんが、この皿は秋一色。
○お肉
 丹波牛ロースをワサビやミョウガと一緒にさっぱり頂きます。
○お魚
 蒸し鮑・車海老・帆立貝・ゆば栄螺の黄身酢よせ。
○食事
 すっぽんちいめんに、香の物が付いた新米。
 おかわりして3杯いただく❤
○水菓子
 瀬戸内マスカット・レインボーキウイ・梨
○お酒
 ビール
 松の司(滋賀)
 醴泉(岐阜)
 英勲(京都)
 松の翠(京都)
 播州一献(兵庫)

楽しお酒と、美味しいお料理と、今宵も素敵な時間。

見えなくまるまでちゃんとお見送り、ありがとう。
またお伺いいたします、ごちそうさまでした。

_________________________________________

◎2014.10_惚れた理由・・・

『あぁ、幸せだなぁ』
と思わせてくれるお料理と

『こんな女性を目指したい』
と憧れるユーモアもある魅力的な女将とお嬢様と。

また来たいと思わせる料理・空間・サービスは
ここで過ごす時間と共に、じわりじわりと心を支配してゆく。

器ごとに押し寄せる美味しい料理に感動しながら、
幸せな時間が積み重なる。

惚れ過ぎて、
すっぽんちりめんまでテイクアウト。

今度は夜にまた来まする。

__________

※ハーフでケンゾウのワイン(asatsuyu、紫鈴)も飲める。
※夜は着物で。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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5位

レフェルヴェソンス (表参道、乃木坂、広尾 / フレンチ)

1回

  • 昼の点数: 4.6

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2014/05訪問 2014/05/21

眩しすぎる時間

『今日はおこし頂き、ありがとうございました。』
カジュアルなコックコートに身を包んだ生江史伸シェフが登場する。
薬のせいでかなり目がぼやけていたけれども、
長瀬智也に笠原将弘シェフの要素を少し足したその彼は
画像で見るより実物の方が遥かに男前だった。

身振り手振りを交え
一つの質問に対して丁寧に応えてくれ
左手のひらにホクロがあったことを覚えている。

頂いたコースはよりみち。
とても納得できる料理だった。

「よりみち」
○桜鯛、桜海老、新玉葱、新わかめを2口で
 口に含んだ瞬間、玉葱の甘みが広がる。
 桜鯛の食感と、桜海老の鋭さが口で混ざり合うのも面白かった。

○はじまり~
 蛍烏賊とプチベール、ホンダワラ、
 塩漬けレモンのエミュルション、本わさび、紀州梅の泡
 本当は最近良く蛍烏賊を頂いているので、
 避けて通りたい食材だった。
 でも驚き!こんな透き通った状態で蛍烏賊が出てくるとは思っていなく
 同じ食材でここまで興奮出来て逆に良かった。
 レモンの酸味と異なる酸味の梅泡とのマリアージュもとても良く
 イキナリ胸ぐら掴まれた。

○定点~
 丸ごと火入れした蕪とイタリアンパセリのミユルション、
 バスク豚のジャンボンセック&ブリオッシュ
 蕪になぜそこまでこだわるのかなー、と疑問に思っていたのだけれども
 実際そこまで意識はしていなかったと言う。
 オープン時考えためにうが、お客様に受け入れられ
 お店は一度もスペシャリテとうたっていなかったのに、
 結果的にスペシャリテになったとのこと。
 今回いただいた蕪は、驚くほど瑞々しくて甘いだけではなく
 後味が苦く完成されていた。
 季節によって変化があると言うので、今度は夏にもう一度と思う。

○アップルパイの様に#13~
 牛頬肉のブルギニオン、サントモール、フォアグラ、椎茸、胡桃、
 人参とミントのソース、時期のサラダ(60種類)
 甘酸っぱいアップルパイが、料理として成り立っている。
 フォアグラやパイはそこまで好きではないので
 コースを悩んだのだけれども・・・見た目に惹かれお願いした。
 サラダがたっぷりで、時折感じるリンゴがさっぱりさせてくれて
 重たさを感じず、選択の後悔を味わう事無く楽しめた。

○春の畑へ~
 とちおとめと空豆のクレーム・オ・ブール、
 煎茶のメレンゲ、マンダリンオレンジのアイスクリーム
 塩の効いたバタークリームが空豆味!というダブルの意表。
 とても苦い煎茶のメレンゲはほろほろでこれをいちごと一緒に口に入れると
 複雑さがなくなるからまったくわからない(๑º ロ º๑)

○おしゃべりのひととき
 ドンパッチが中に入ったチョコは30分お任せキャンディのよう。
 ブルーマールの説明を、サービスの方にしてもらったのですが
 終始英語で(◞‸◟ㆀ)
 半分くらいしか分からなかったのだけれども
 とにかくブルーで居られる寿命が短く5秒と言うこと。


美味しいとか、好みだとかいう以前に
とても納得の行く料理だった。
めにうの名前のつけ方とかを見ると、鳥肌が立つような・・・
自分の好みとはかけ離れているお店だと思ったのだけれども
ここまで非の打ち所がないと、そんなのどうでもよいかと思ってしまう。
分子ガストロノミーも好みではないのだけれども、
結果的にそれをやっていても悪くないと思えるのは、
伝統的な要素も捨てていないという事と、料理に対しての情熱が
シェフとの会話の中で伝わったからなのだと思う。

サービスもレストランの中でもレベルは高いのに堅苦しく無く、
それでいてフレンドリーすぎでもない。
詳しく料理の説明をしながら、自分の意見も取り入れる・しゃべれる。
それも偏ったものではなく、お店全体でそれが出来ている。
レベルが高い。

困ったぁー、雰囲気も良くて大満足だぁ。

  • ようこそ!
  • チョットまってて
  • 半個室へ

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6位

パティスリー リョーコ (高輪台、白金台、高輪ゲートウェイ / ケーキ、シュークリーム、洋菓子)

2回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 3.9

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 1.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 ¥2,000~¥2,999

2017/05訪問 2017/06/29

予約制になったRyoco

以前は人でごった返していたRyocoの店内ですが、
完全予約制になったので、予約した人が順番に取りに来る風景に変わっている。
ショーケースに何も並んでいない状況は非常に寂しい。

brithdayケーキにRyocoを選択。
色々迷った挙句、チェリーのタルトを予約しました。

予約当日、品川駅から歩きお店につくと接客の方がお客様と電話をしております。
奥にはシュー生地にクリームを絞り入れるパティシエールの姿が見え
私たちが入ってきたのを気づいているはずなのに、しかと。。。
仕舞いには出てくるのが嫌なのか?扉を閉めて自分の仕事に没頭する次第。
電話は一向に終わらず、10分近く待たされる。
その後2組のお客様が来ても同じ状況。
やっと終わった電話、入店した順番もわからない接客の人にため息がでる。

散々だな・・・・。

うちに帰ってチェリーのタルトは、ピスタチオの風味も重なり
甘酸っぱい中にコク深く美味しい。
クリームはゆるゆるのふわふわで、かなりベストな仕上がり。
やっぱりRyocoおいしい。

美味しいのにもったいない、教育が行き届かない接客の悪さ。
◎再訪_2014.05

誕生日ケーキはRyocoで❤︎と思ったのですが、
あいにく、、、今年は水曜日でお店がお休み。
なのでスパイダーマンを観たあと
散歩がてらRyocoへ行ってみました。

18:00近くだったでしょうか…
ショーケースはスッカラカン。
かろうじて残っていたのが3種類。
焼菓子とケーキをふたつ買って帰りました。

◯ココ
◯タルトフロマージュ
ふたつともとても軽い口当たり、味で、
あたし的には物足りない気もしたのですが
良い意味で現代風な仕上がりだと思います。
味に問題無いのですが、仕上がりは少し雑ではありました。

◯フィナンシェ
◯ケークオランジュ

やっぱり、目的地をRyocoとして沢山の中から選ぶ!
方が良いのかもしれないですね。

____________

◎2014.03

多分なのだけれども
フランス菓子を勉強した人や
フランス菓子が好きでよく食べる人は
ここの仕事のパフォーマンスの高さに気付かないはずがないと思う。
味の好みはあると思うのだけれども
ちゃんと伝統的な基本を残して、今も取り入れてる。

久し振りに、ここまでハマるお菓子に出逢った。

次から次へと入店するお客様。
男性1人でも全く問題ない、スッキリした店内に
奥へと続くショーケース。
店内は少し窮屈と感じるかもしれないけれども、
ショーケースの扉には鏡がついているから、視覚はゆったりなんですの。

奥まで行って、気に入った商品をお店の方にお願いする。
パンでクロワッサンを基準にしているように、
フランス菓子ではシューを基準にしている。

スペシャリテは品切れだったので、
面白い!と思ったレシフを買っていただきました。

◯レシフ(560yen)
生地の代わりに大きなマカロン^ ^
挟まれているのは、ヌガークリームと、ピスタチオのブリュレ。
しつこい甘さがかなりいいのだけれども、
ヌガーの香りが高く、ピスタチオは弱めに感じた。

◯シューアラクレーム(210yen)
シューの上にはアーモンドの生地をまた絞って焼いているよう
さくさくの食感と、アーモンドの香ばしさで美味倍増☆
クレームパティシェールの色は濃い黄色なのだけれども、さっぱりしている。
粉糖もしっかりふってあって、トドメの甘さを引き立てている。

実はこの後タルトもいただいてのですが、
ここのタルトカナリレベルが高い。
サブレとシュクレのあいだくらいのサクサク生地に、
重たい皮なしダマンドが詰まっていて
色も強く見た目でもバッチリ決まっている。
親指使いがお上手!
しっかり角も立っていて素晴らしいfoncer、
山崎先生と堀田先生に褒められます^ ^

全体的には、リキュールは控えめで砂糖の甘さはしっかり出してこれぞ、洋菓子です。

飴を使って食感を変えていたり、シャンティと蜂蜜を合わせて練乳のようにしていたり
香りは自然なアーモンドやバニラですっきり。

お菓子の伝統は崩さず、無駄な事はせず
彼女なりにホンの少しだけアレンジされている。
ここまで惚れたら何も考えず、☆5.0でも良かったのだけれども
焼き菓子の種類が少なかったのと、他にもまだ食べてみたいので
今のところは☆4.5で❤︎また行くね、Ryocoちゃん。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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7位

アピシウス (日比谷、有楽町、銀座 / フレンチ)

2回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.4

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.7
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥20,000~¥29,999

2018/05訪問 2018/06/01

ありがとう

おめでとうの会はどこが良いか?
とご要望をいただいたので、リクエストしたアピシウス。
もうはじめのアンチョビオリーブから美味しい!ので、もう一度行きたいと思っておりました。

事前にスペシャリテのコンソメのスモールサイズをお願いしており
旬のフランス産ホワイトアスパラ、スープにリードボーを組み合わせ
お腹いっぱいと言いつつも、チーズにデザート、小菓子のワゴンに誘惑され
食後酒とともに堪能致しました。

ディナーだったので、大人の雰囲気かと思いきやわりといやらしい感じのお客様などもおり
ランチで楽しんだ方が、楽しめるかも?と感じてしまいました。

うっとりした夜になりました。
記念日に予約したアピシウス。
前日に確認のお電話もいただきました。

少し予定より早く到着してしまったのですが、快くエスコートしてくださいます。
地下へと続く入口に近づくと、手動なのに自然と扉が開きお化粧室をするーして
美しい花を通り過ぎ、全体が見渡せる一番奥の席に着きました。

初めてのお店の場合無難にコースをお願いするのですが、
魅力的な料理が多かったのでアラカルトで♪
まずはシャンパンで乾杯し、グラスでワインをお願いします。
シャンパンと一緒に出されるオリーブがとぉっても美味しいんです☆
ちなみにグラスワインは赤・白各3種類あり2,000yen代から4,000yen弱でした。

○アミューズ・鱧のフリット、トマトのソース
 酸味を感じさせないさっぱりしたトマトのソースに
 ふわっふわの鱧のフリット、一口なのに幸せな一皿。

○雲丹とキャビア、カリフラワーのムース、コンソメゼリー寄せ(6,480yen)
 オープン当初からあるこちらのスペシャリテ。
 全てがビシッバシッっとキマッテル味でめちゃくちゃおいしぃ。。。

○鴨のフォアグラのポワレ、コーヒー風味のサンブーカソース、ミルクブヨシュ添え(7,030yen)
 率先してフォアグラを食べないのですが、亀のスープと悩んだ挙句こちに決定。
 写真ではわかり辛いかもしれませんが、
 ブリオッシュのうえにはカダイフが添えてありました。
 蜜のようなアルザスの白ワインとのマリアージュも良く、溶けてしまいそう。

○フランス産仔鳩のベカス風に仕立てのロティ(6,940yen)
 大好きな鳩はカベルネと一緒にいただきました。
 見た目も素敵でしょ?どっしりと重たい、素晴らしい皿でした。

○フレッシュミントティ
 デセールは食べることできなかったので最後はお茶だけ。
 でも、ミントティでさえすんごぉい満足!
 こんなに香りがいいミントティを今までに味わったことがないです。

お客様の層もとてもよく、とっても素敵な幸せな時間でした。
記念日には外さない全てにおいて満たされるお店です。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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8位

鮨菜 和喜智 (円山公園、西28丁目、西18丁目 / 寿司)

6回

  • 夜の点数: 4.9

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 ¥20,000~¥29,999

2021/03訪問 2021/06/06

惚れて、ほてって。。。

両親を連れ4人でお伺いしました。
とにかく大好きです。

#つまみ
茶碗蒸し カキとカブラ
松川カレイ
銀杏の塩茹で
ごうすけ キングサーモン
真鱈の白子のスリ流し
カラスミ炙り
大トロ炙り

#握り
鮑 米あり
ずあいがに 握り
鰤 握り
鮪 握り
あん肝奈良漬
ホッキ貝
ボタンエビ
雲丹・いくら
キンキ
あなご
白甘鯛のスープ
大トロの巻物

#お酒
マルタ
上川
上喜元 百舌鳥(mozu)
秋鹿

札幌に行くついでにではなく
和喜智に行くために札幌へ。

ついも唸る美味しさを味わえ、とても楽しい時間を過ごせます。
次回は秋頃。


・お酒
マルタ 夕張
じょうざん 福井
上川大雪 特別純米

・つまみ
ホタルイカとこのわたの茶碗蒸し
ひらめ
蒸し鮑
のど黒 山わさび
ホタテ 卵巣 精巣添え
甘鯛と筍

・握り
桜鱒
金目鯛
毛蟹 雲丹混ざり
中トロ
小肌
サヨリの干物
ボタン海老
北寄貝
羅臼の雲丹
キンキ
お味噌汁
穴子

東京で、あまり良い鮨に出逢えなく鮨を食べに北海道へ。
札幌に行くというか、和喜智さんに行くと言った方が正しいかもしれません。
以前は築地から魚を仕入れていた事もありましたが、今はほぼ道内の魚を使用してます。
それでも、一仕事しているのでカナリの満足度です。

次はいつ行けるのかなぁ。

牡蠣と湯葉の茶碗蒸し
松川カレイ
蒸し鮑、肝ご飯
八角
白子のすり流し
つぶ貝
うにいくら丼
長崎のカラスミの炙り

#ここから握り
縞鰺
ニシン
中落ち入りトロ
磯辺焼
ホッキ貝
ルモンのボタン海老
あん肝
キンキ
穴子 ふわふわ
カジキと岩海苔のお吸物
札幌に行くことになったのは、辻井伸行君のdébut10周年コンサートが目的。
東京公演はすぐに売り切れてしまい、何時も購入することが出来ない。
なので地方遠征、どうせなら美味しい食事も楽しみたいので札幌公演に。

札幌に来たら予約必須となった鮨 和喜智。
雪が舞う中、一歩一歩踏みしめながらお店に辿り着く。

何時もは日曜日のランチ、この日は初めての夜だった。
シンガポールから来た4人組と一緒に。

来るたびに好きになる和喜智の料理。
探究心を忘れず、つまみにも握りにも一捻り仕事をしている。
また、執着しない潔さも素晴らしい。
これでいいと思ったらそれで終わってしまう。
でもここは、いつも前を向いて歩き続けている。
だからまた行きたいと思うのだ。

_____


♯つまみ
牡蠣と湯葉の茶碗蒸し 内子のソース、わさびを添えて
平目・エンガワ 白子醤油
鮑 肝ソース ごはん 鮑の煮汁で
太刀魚 ポン酢 柚子
ヤリイカ煮付け
ホタテの磯辺焼き 精巣卵巣
サワラ蒸し 菜の花のソース

♯握り
平目
金目鯛の炙り
〆たアジ
あん肝 わさび多めなのにあまぁーい❤︎
小肌
白子
ボタン海老 沖漬け
赤身
雲丹
蛤スープ あられ のり
のどぐろ
干瓢


お酒
燗 まる田(夕張)
冷 二世古
冷 まる田
◎2016.10

お鮨を食べに北海道へ。
今年は祖母の法事で夏に網走に行ったので、2回目の北海道です。
季節が違うと、魚も変わりますが和喜智さんは研究をしながらつまみも美味しく
仕上げてくださるのでとても大好きです。

日曜日は昼だけ営業しているので、非常に助かります。

○つまみ
 函館 鮑、釧路の雲丹丼
 カマス、大根おろしに醤油とばちこ(ナマコの卵巣を干したもの)
 蟹と寄せ湯葉、卵じたて
 あん肝と奈良漬を、混ぜたもの
 シャリにウニを混ぜたいくらご飯
 蒸したきんきにナス味噌、出汁

あん肝に奈良漬をみじん切りにして混ぜた一品は、とっても素晴らしい発想☆
驚くほどに相性が良かったです。

○にぎり
 白甘鯛、縞鯵、秋刀魚の麹漬け
 スモーキーな鰤、磯辺焼き、中トロ、大トロ
 ホッキ貝、甘鯛出汁のスープ、ボタンエビに青卵を
 のどぐろ、穴子、握り鉄火巻、玉子焼き

○お酒
 まる田 特別純米、二世古、長野 大信州

他のお客様が帰宅し、色々と大将とお話をさせていただきました。
こういうお話が出来るのも楽しみの一つです。

#宮川
#ひめしゃら
#香川 すしとも
#岡山 えん
#課題店


◎2014.12
札幌食べ歩き最終は和喜智さんへ。
ランチもディナーも同じスタイルでやっているお店は
L字型カウンター8席のゆったりしたお店。
お任せで昼ビルしながら頂きました☆

○つまみ
 蒸アワビ、上にはアワビ肝ソース!
 しめ鯖炙り、スモーキー!
 ミニいくら丼、軽く醤油で洗ったぁだけぇ!
 スルメとイカと毛ガニ、昆布だしと山わさびまで混ぜちゃって!
 自家製カラスミ、濃厚で美味しすぎる!
 白子ぽん酢、超ミルキーで新鮮!
 牡蠣のオイル漬け、変化球で面白くかつ牡蠣の旨さが凝縮されている!
 きんきみそ、オニギリにしたい!

○握り
 甘鯛の秋刀魚軽い昆布じめ
 赤身の軽い漬け
 中トロ
 かすぼだい
 ボタン海老
 しゃこ
 煮だこ
 ホッキ貝!
 ウニ軍艦
 味噌汁
 きんき炙り
 穴子、酸味があった
 鉄火巻き
 伊達巻

めちゃくちゃ凄い量でさすがにお腹いっぱいになりました。
貝類を好んで食べないないのですが、
握りで出たホッキ貝はこの日の上位に来るほど印象に残っている。

祖母が北海道出身なので、小さな頃から親戚から届く北海道の海産物を食べて育ったけれども
プロの手にかかるとここまでも進化するものなのだと改めて考えさせられた鮨だった。
大将も色々なお店を食べ歩いているようで、楽しく会話をしながら食事ができた。
今までで一番好きなお寿司屋さん、必ず再訪したい!

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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9位

ロッシ (麹町、市ケ谷、四ツ谷 / イタリアン)

1回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2014/09訪問 2014/10/02

もう食べる事が出来ないかなっ、モチェッタ

ヴァレッタ・ダオスタ州の料理が期間限定でいただけるというので
急遽行ってきたのはロッシ。
四谷から歩いて10分弱のところにあり、
とっても落着いた大人の雰囲気のお店でした。

※今回の料理はグランドめにうではないので、
 お店に行っても必ずある訳ではないですのでご了承ください。

○ハムの盛り合せ3種
 ハムは「フェッタータ」と確か説明がありましたが
 詳細は確認できませんでした、ごめんなさい。
 サッと解ける脂身ラルドと一緒に添えてあったポレンタは新食感☆
 焼きポレンタよりも柔らかく白玉に似柔らかさ、新鮮でレベルが高かっ。

○モチェッタ
 エゾ鹿肉のハム、これが1ヶ月熟成で今回の主役。
 脂身がある訳ではないのに非常にねっとりした舌触りでとろとろ。
 こんなすごいものを今まで食べたことない感覚。
 きっとこの先食べる事が出来ないほどの逸品。

○鮎のコンフィ
 今年初の鮎、ソースはバーニャカウダーで
 野菜がとても甘くって☆名わき役でした!

○枝豆のグラタン
 グラタンと聞くとマカロニ入りのホワイトソースを絡め
 焼きあげたものと想いがちですが、そんなシンプルなものではなく
 新食感!コンテチーズがとろけていてざっくざくカリカリなんです。
 クロカンテって言っていいのかな?面白いでしょっ。

○チーズフォンデュ
 ヴァレッタ・ダオスタ州特産のフォンテーナチーズを使用したフォンデュ。
 見て分るようにトリュフがふんだんに削られているので香りもとても豊かな1皿。
 日本人向けに軽めに仕上げたとシェフがおっしゃっておりましたが
 見た目以上に軽くってぺろりといただけました。

○カルボナータ
 メインは鹿肉のローストとワイ煮込み。
 レバーのように濃厚、ポーション少な目ですが(そのようにお願い)
 たっぷり存在があってレベルが高いったらありゃしない。

○ドルチェ
 津軽りんごの赤ワイン煮込みにバニラアイス、パイののっていました。
 ヴァレッタ・ダオスタ州にはコレと言ったドルチェがないことから
 今回は地方にちなんだドルチェではなかったですが美味しかった~。

料理に合わせワインを提供してくださったのですが、
このソムリエさんもすごかった!
最後に分ったのですが、同じ葡萄で縛り考えてくださった。
今回はワイン込みでコースを組んでくださったのですが、飲むペースが速い私には
グラスが空けばすかさず足してくれたり、目薬を服にこぼしてしまった姿を見過ごさず
炭酸水を含んだトルションを渡してくれたりと気配りもプロ。

最後にはシェフとゆっくりお話させていただき、
ちゃっかりサインも戴いてお開き。
11月~は鳩とトリュフを食べにまた行きたいと強く想い、空を見上げると細い月が輝いていた☆

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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10位

レ セゾン (日比谷、内幸町、有楽町 / フレンチ)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2014/05訪問 2014/05/22

幸せいっぱい

バースデーランチでやって来た帝国ホテルにあるこちらのお店。
平日にもかかわらず、お店は稼働率が良く
わたくし同様記念日としての利用、
20名程のビジネスランチ、家族でお食事とかなり用途は様々。

品のあるお客様が多く、年齢的にも少し上の方が目につきました。
最近行ったフレンチではいちばんクラシックな雰囲気。
建物自体、新しくないけれどもとても丁寧に扱われて来たことがわかる。

ロゼのシャンパンで乾杯するとシェフが挨拶に来てくださり
「マドモアゼルー」と握手をしながらお祝いのメッセージをくれる。
はじめに挨拶に来てくださるお店は初めて。
帰宅のタイミングはバラバラで、お客様によってご挨拶出来ない場合もあるから
比較的手隙の時間が取れる食事のはじまりに、この様なサービスはアリだと思う。

アミューズを頂きながら、丁寧な料理の説明な始まる。
今回頂いたのは、プリフィクス形式だった。

○前菜 ENTREE
 ホワイトアスパラガスのミモザ仕立て トリュフオイル風味
 冷たいヴルテ ライム風味のギモーヴ添え
 とても立派なホワイトアスパラのボイル。
 玉子で花にみたて、ソースを目の前でかけ仕上げてくれる。
 トリュフオイルは感じなかった。
 アスパラは甘くて瑞々しいのだけれども、ほんのり苦い後味だった。
 ギモーヴが苦手なので、もう一品の鱒のタルタルと迷ったけれども
 ギモーヴを抜いてもらってでも、こちらを選択して良かった。

○魚料理 POISSONE
 オマール海老のケネルと菜の花
 海老の旨味が濃縮された魚料理、スープは海老の味噌も加わってとっても深い。
 緑は菜花のクリームで、中には白身魚のはんぺんが海老を包んでいる。

○肉料理 VIANDES
 白味噌をラッケした兎の背肉と腿のフィナンシェール仕立て
 グリーンアスパラガスと濃厚なジュ
 もう一つの乳飲みの仔羊と迷ったのだけれども、
 この春食べる機会が多分あるだろうと、今回は兎を選択。
 淡白で軽く、海老の一皿とは真逆なのに
 この絶妙な火入れで綺麗に仕上げられたピンクに興奮し
 味わいは深いものになった。

○チーズ FROMAGES
 チーズ盛合わせ
 デセールでは無く、チーズもデフォルトで選択可能!
 ワインも兎では無く、チーズに的を絞ってカベルネをお願いしました。
 4種類も?こんなに沢山??盛ってくれるの(o^^o)
 蝋燭のたったケーキも頂き、なんとも…幸せな誕生日です。

クラシックなお店なので、料理がついていけるかなぁ
と少し心配していたのですが、シェフがシャンパーニュ出身のため
仕上がりは軽かった事もあり、とても美味しく頂きました。

とにかく全てが美味しかった…。
アミューズの一欠片しかないフォアグラも、
小菓子の小指の爪程のオペラも、
ポーションが小さいだけでちゃんと仕上がっているから凄い。

ホテルだからか、相性が良かったのか
サービスもとても満足できました。
こちらのレベルを会話で見分けながら、対応してくれる。
料理の説明もしっかり細かく出来るし、最近ウチらが行った
他のお店のあんな事…こんな事…を楽しく嫌味なく話せたり
とても気持ちが良かった。

記念日の場合、席に着く前に記念撮影をしてくれ帰りに写真を印刷してプレゼントしてくれたり
蝋燭で『ふぅー』ってする瞬間の写真を撮ってくれたり
驚く程サービス精神旺盛!
不要な場合も大人な対応をしてくれるからとてもやりやすいと思う。

24人までであれば個室で結納や法事などにも対応出来るとのこと。
特別な日に是非、大切な人と使って欲しいなっ。

  • ロゼのシャンパンで乾杯!
  • バケット
  • アミューズは生姜のムースとフォアグラパテ

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