2回
2016/08 訪問
拍手喝采
◎再訪_2016.08
凄く良かった
◎再訪_2015.09
ヴァリアンテ
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◎再訪_2015.07
とても安定してきましたね。
お伺いする度に、進化している感じがします。
パスタは勿論ですが、フォアグラもトロけてました。
そしてプラスで頂いたキアニーナはとてもいい苦味で面白かったです♪
and パンナコッタも絶品!
今回いただいためにう。
カルネ クルーダ バットゥーダ 一口スタイルで
パーネ カラザウのプロシュートサンドイッチ
甘鯛と平貝と まくわ瓜 平貝の肝のブロード仕立て
兎のポルケッタ仕立て 軽いポレンタクレームとジャンボ兎のレバー アグロドルチェ風
フォアグラの低温ロースト 林檎のマルメラータとスライスコンポート
稲藁の薫香をまとわせたチーズのアニョロッティ ダル プリン
キタッラ クラシッコ アッラ アマトリチャーナ風
鴨のロースト
パンナコッタ
サラメ ディ ショコラータ
カントゥッチ
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◎再訪_2017.05
彼の料理は何度かいただいたことがあるけれど、
ちゃんとお客としてお伺いするのは今回が初めてだ。
高すぎる大きな扉を開け、オーダーメイドの藍色のカーテンの先には
立派な一枚板のテーブルにオープンキッチンが広がる。
床を見ると手の込んだコンクリート打ち。
ここで1日1組限定のイタリア料理を味わえる。
郷土料理を食べ歩き、古風というか、、、
昔ながらのマンマの味を出すお店を好むようになった。
現代的な料理が嫌いなわけではなく、ただ郷土料理に比べ薄っぺらく感じるだけなんだ。
イタリアに修業にいっても、何をしたいのかわからないまま
模索しながらシェフをしている人も中に入るというのに、
こちらのシェフは独学で郷土料理を習得し、現代的な要素も取り入れイタリア料理に仕上げてくる。
郷土のベースは崩さず、ここまで洗練された料理を出すことができるものか?
ただただすごいとしか言いようがないシェフだ。
口の中に広がる料理は、新鮮な素材を丁寧な仕込みで準備して楽しませることを設計している。
個人的にこちらの好みを知り尽くしているから、
こちらに寄り添う形になっているのかもしれないと感じてしまうのだけれども
実はそうではなく、ちゃんと万人にうける設計に仕上がっているのだ。
シェフはワインにもこだわっている。
料理に合わせてアッビナメントしてくれて、そのマニアックさにも誰もが楽しめる要素がある。
丁寧な料理の説明も聞き逃してはならない演出。
1日1組限定では勿体なほどだけれども、1日1組限定じゃないと
ここまでのモノは楽しめないのだろうと納得できた夜だった。
==今回の料理==
○Stuzzichini(+500yen)
稲藁の薫香をつけチーズのアニョロッティ・ダル・プリンを一口で
パーネ・カラザウのプロシュート・サインドイッチ
通常は 4-5種類程度で配合するチーズは、
「カステルマーニョ、リコッタ、パルミジャーノ、グラナパダーノ、
マルツォリーノ、ペコリーノ、ブリー、国産クリームチーズ」の8種類
この時は 北イタリア産のチーズ入荷状況が悪かったので イタリア外のチーズを含め
納得いく味に調整していたところ 結果として 8種類のチーズをつかうことに……
○Antipasto
岩魚のアスティ風 バニェットと春菊の素揚げを添えて
フランス料理の影響下にあると思しき ムニエル的調理
鮮度の良い生食可なヤマメなので 皮目側からのみ入れ 身は余熱による加熱のみ
バターをたっぷり溶かした湯で茹でたじゃが芋、刻んだ茹で卵、ピエモンテ風のバニェット
素揚げの春菊を添えてある。
○Antipasto
赤ハタのローストをマテ貝のブロードで
赤ハタは オリーブオイルをひいたフライパンに 少量のバターを投じ 蓋をして
バターが揮発した際に生じる水分で蒸し焼き
ブロードは マテ貝からひき アンチョビ、コラドゥーラ、白ワインなどで調味
ブラックオリーブやトマト等も崩し煮し 風味を加え姫人参、ズッキーニ添え。
○シェフからの贈り物
鰆のカルパッチョ フランボワーズビネガー風味
旬の鰆を フランボワーズ風味のビネガーでマリネしたシンプルなカルパッチョ。
○Primo Piatto
ブシャーテ ペスト・ロッソ シチリアを意識して
シチリアで食べられる螺旋状のパスタ。
生地は 南イタリアらしく セモリナ粉ベースだけれども
国産石臼挽き粉 臼かおりを半量程配合とのこと。
ソースは イタリアで広く食べられている ペスト・ロッソですが シチリアを意識し
トラパーニ風と呼ばれるもの程ではありませんが ニンニクを入れ パン粉をまぶしてある。
○Primo Piatto
豚頬肉のアニョロッティ・ダル・プリン
豚頬肉を90℃で3時間コンフィとし 手ほぐしした後
リゾット、パルミジャーノチーズ、ほうれん草等と一緒に 手捏ねで作ったファルスを
00粉と卵黄のみで作った リッチな生地で包んでラビオリとしたもの。
○Secondo Piatto
ホロホロ鳥 ペヴェラータソース 春の山菜 コシアブラ添え
ヴェネト州の料理・ホロホロ鳥は三段回火入れ。
ソースは 鶏の肝と心臓を刻み 炒め ホロホロ鳥のスーゴを含ませるように煮詰めたもの。
○Dólce
ティラミス
サヴォイアルディ(貴婦人の指)というビスケット生地に
エスプレッソマシンで淹れた エスプレッソコーヒーを染み込ませてある本格仕様だけれども
使っているエスプレッソ豆の風味とサヴァイオーネに関しては
日本人向けに 多少 軽い仕上がりに調整してある。
○Café
ホンデュラス・デ・カフェ
variante
だぁとおそろ
始めはロゼ
稲藁の薫香をつけチーズのアニョロッティ・ダル・プリンを一口で。パーネ・カラザウのプロシュート・サインドイッチ
岩魚のアスティ風 バニェットと春菊の素揚げを添えて
赤ハタのローストをマテ貝のブロードで
鰆のカルパッチョ フランボワーズビネガー風味
ブシャーテ ペスト・ロッソ シチリアを意識して
豚頬肉のアニョロッティ・ダル・プリン
ホロホロ鳥 ペヴェラータソース 春の山菜 コシアブラ添え
ティラミス
ティラミス中身
小菓子
サオール
お箸で
パーネ
テーブルセット
トンナート
フォアグラ
エスプレッソ
2016/11/05 更新
探究心を持ち続け活躍するシェフは、リストランテとしてもオステリアとしてのお料理を提供してくれる。
今回は、手動のスライサーをゲットしたとの事でお伺い。
車一台はゆうに買えるほどの金額のスライサー、それにあったハムをスライスしてくれる。
知識もすごいから、食材や調理の話を聞きながら直を過ごすのもとても楽しい。
この日のお気に入りは、ほっこりズッパ。
とそが寒いから、あたたまるものをと優しい言葉を添えて。