2回
2023/04 訪問
まさにここは秘密基地!外見は昭和の古い古民家、中に入るとラグジュアリーなミシュランの天ぷら屋さん!
見るからにジャパニーズシークレットレストランという感じを出し、外国人の観光客にとって心惹かれる演出のせいか、私が来た日は、みんな外国人。ミシュラン1つ星で、海外のメディアにも色々と取り上げられているらしく。そして私も外国人の友人から誘われたという。笑
もちろん、日本人にも美味しいと感じさせる天ぷらです。
まず出てきたものは、低温調理された茨城で採れた貝と千葉の菜の花。とろみがある出汁は生姜が効いてて、温かな貝と菜の花の調和が良い。
お造りは、淡路の鯵、小さな小鉢だけれど鯵のボリュームが半端ない!ここは天ぷら屋だよね?鮨屋だと思わせるレベル。
3品目は、天ぷらの車海老!来ました、天ぷら。カリッとした香ばしさと甘みがまざりオリジナルのお塩でちょうど良い。海老天の巻きは、美味しい!の一言。車海老の顎足の天ぷらは、えびせんのようなサクサクとした感じ!
山形のこしあぶらという山菜は、さくさくっと軽いかみごたえ。
あわびの肝のソースと北海道の鮑のしゃぶしゃぶは、自分が好きな硬さでしゃぶしゃぶする。海の幸を感じる海の味、コリコリと食べ応えある。食べ終わったらおむすびの天ぷらを入れてリゾット代わりに。スプーンで天ぷらおむすびを崩してたらおむすびより多い大量のウニを入れてきた。きゃーすご!海の味が直に伝わり美味しかった。
小さい玉ねぎは、シャキッとしてて甘く、塩のゼリーとキャビアがかかった白エビは、見た目はすごくエレガント。群馬の芽キャベツの天ぷらは、キャベツ・お好み焼きソースがあると完全にお好み焼きだと思ったり!他に栃木のしいたけは、香ばしい醤油と温かしいたけがホッとする味。
そして最も、WOWだったのは、湯葉で包んだシャトービリアン!一つ目はこしょうとともに。2つ目はお塩とともに。これは、外国人も含め驚くほどの喜びに満ちていた。肉を天ぷらにするという発想は海外にはあまりなく、その時点で驚いていたけれど、お肉のあっさりそしてジューシーなところが、まさに〆の前のメインとしてふさわしかった。(〆のご飯は、おにぎりにしてお土産として持って帰りました)
円安で恩恵を受けている外国人の友人が東京に来た際にはぜひ連れて行ったら外装の秘密基地と内装のラグジュアリーのギャップ、そして本格TEMPURAに喜ぶと思います。(もちろん日本人もね!)
2023/04/29 更新
今回で3度目のリピートとなるミシュラン星付き天ぷら店に再訪!
特に心に残ったものをご紹介。
名物の「海老天海苔巻き 和牛牛ヒレ 雲丹」。この一品があまりにも素晴らしく何もいえない。濃厚な雲丹の風味と、絶妙な火入れ加減の和牛ヒレが、カリっと揚がった海苔巻き海老天と完璧なハーモニーを奏でていました!
その後も次々と美しい天ぷらの数々が運ばれ、驚きの連続。車海老の天ぷらや、車海老天海苔巻、ぎんなんはどれも揚げたての香ばしさが際立ちます。
お造りの海苔天(漬けまぐろ、うに、キャビア、山葵)のとっても贅沢な組み合わせが、口の中で旨味が広がる一品!忘れられません。
箸休めには、鮑の肝ソースでいただくシャブシャブ、濃厚な鮑の肝ソースが絶妙で、これだけでも満足度が高い一品。
松茸や和牛シャトーブリアンの天ぷら、アスパラ、鱚(キス)など、季節感あふれる具材が丁寧に揚げられ、それぞれの食材の良さを引き出していました。
最後に登場したのは「トマトご飯」と「天ばら」。ボリューム満点で、すべてを食べきるのは難しかったですが、少し食べた後は、おにぎりにして持ち帰らせていただきました。
どれも美味しく感動ばかり、またリピートしたいです!!