『私的な採点の基準について。』多賀城のミネラルさんの日記

写真は２０１５年元旦の早朝から営業する「長町ラーメン」さんの写真です。

こちらの長町ラーメンさんを最高得点に私は位置づけているのには何点かの理由があります。

先ずは、お店が中心で考える独りよがり的な営業では無く、しっかりとお客様の顔を見て
殆どの提供料理をマスターが調理している点が最高評価の大きな理由です。

一度固まった渾身のラーメンは変わらない味を提供しつつも気温やお客様の好みに沿って
カエシや調味料・麺の茹で具合を感覚で微調整されて居ます。

正に私が思う所の「醤油ラーメンの神様」的な調理技術なのです。

無化調も良いかと思いますが有る程度は調味料を使ってでも安定した味の提供する考えは
重要な採点基準と私は思います。

もちろん、無化調で毎度安定させ美味しいラーメンを提供出来るのであれば一番良いとは
思いますが、原材料費の割高によりメニューの高価格は必死となるかと思いますので
ＣＰ的に高評価をする事が難しくなるかとも思いますね。

又、一度しか行っていないお店で一品しか料理食べないで最終ジャッジを行うのは中々信頼性に
欠ける評価値であり疑問に思いますね。

但し、最低基準の食味をクリアしていないメニューをお客様に提供している場合には
「自分は食べてみたの？」と疑問に思うだけでなく、真剣に調理しているとは思えませんので
再訪しない事や評価点が低くなる事は仕方がない判断とも察しますね。

私は初見３．２程度の評価のお店であれば、きっと自分好みのメニューもあるのかも知れないと
再訪店し別メニューを可能な限り実食し再評価する努力をしています。

真剣に調理されている店主様も多いかと思いますし、又最近では食べログの採点がお店の
売上に大きく左右し場合によっては閉店の危機にさらされる事を実感して来ましたので
好みが大きく分かれる場合には「きっと自分に合わなすぎる料理」と割り切って採点を
しない様にしています。

何度か私のレビューを読んで下さっている方には「察して」いただけているかと思います。

好む方が、そのお店を少数で頻度高く食べに行く事で支える事も出来ますからね。

最近ですと宮城県丸森にある「きくや」さんの実食時は家族４人で思った印象が
麺が伸びていてスープの出汁があまり感じられず普通の田舎のラーメンって印象でしたが
他レビュー様のコメントも見ますと非常に評価が高い？？？

家族での飲食でしたので判断違いは考えにくいので、私が行った日がたまたまスープの出来が
今ひとつであり、又、忙しさから麺の茹で時間が放置的な調理で延びてしまった・・・。
二つの事が重なった結果として「普通のラーメン」と評価しました。

しかしながら、基本醤油のお店ですから麺とスープはきっと家族全員が一緒だったかと
思いますので日を改めないと最終的な判断が出来ないと思いますので実食時の評価で
変動有りの状況ですね。

さすがに二回食べても一緒の感想の場合には周りの評価に左右されないで自分の思っている
採点で固めますね。

勤務地の仙台市内や自宅のある宮城県多賀城市から丸森町に行くのは結構な遠路ですので
中々再食が叶わないのも事実です。
又、１回目の印象で家族は考えますので、ドライブがてらとは言え一緒には付き合ってくれず
再び出向く事が難しくなっています。

正にラーメンは「一期一会」の真剣勝負なのかも知れませんね。

未だ宮城県内で食べていないお店も多数ありますので、ついでの実食以外では他県に
行ってまでラーメンを食べると言う発想は有りません。

それよりは自身が気に入っているお店でも日々味の変化や調理の出来具合が変わりますので
出来る限りリアルタイムで評価していきたい物です。

尚、私が評価する際にはお店の基本的なメニューで評価していますので自身が限定や
特殊トッピングや味を選択した場合にはお店の行こうとは異なりますので出来る限り
評価にはマイナスの影響をしないようにしていますが、看板として提供＆アナウンスしている
料理が食味が落ちている場合には原点での再評価を行っています。

当然ながら進化し美味しくなった時には高評価に変更も随時行っています。

ラーメン店主様には可能な限り毎日提供しているスープやいつもの麺の茹で時間で良いのか
実食して微調整する事をお勧めいたします。

宮城野ラーメンが大好きですので他県からお客様が来店された際には
どちらのお店でラーメンを食べられまして「いやぁー宮城県のラーメンは旨いね」って
言って帰っていただけたらと切に願って毎度採点＆レビューしています。

皆様のお気に入り店の採点がもしも私評価が低くても好みが違うだけと勘弁して下さいませ。

では、日本のラーメンをもっともっと文化として美味しくしていきましょうね。