3回
2018/05 訪問
東京に、転居はしたがココに来る(珈琲少年)
4月から始まった東京暮らし。都心ならではの利便さは存分に享受しているんだが、ちょっと困ってるのは好みの珈琲豆を中々見つけられぬ事。どうやら東京時流はシングルオリジンの浅煎り。そりゃ淹れてみれば豆キャラはアホでも分かるんだけど、私にはピーキー過ぎるんである。もっと抑えて欲しいんだよなぁ・・・そんなにトンぎられても舌が疲れるだけなんだけどなぁ・・・そんな感じ。で、ブレンド系に手を出してみれば、今度は没個性な安牌ブレンド。う~ん、単に探す根性が足りぬだけなんだろうけど。で結局、月に2度勘定になる週末別荘暮らし(←言い方もあるもんだ。単に帰省だろっ!!)の度に、ついついコーヒーボーイに足を運んでるコーヒーオヤジ(気持ちは珈琲少年なんだが)・・・
【No.178ビターショコラ(フレンチプレス)】380円
オリジナルブレンドのフルシティロースト。ただでさえシック(厚め風味)な豆を、ダメ押しのフレンチプレスで淹れて貰う。こりゃもうガッチリ分厚い味。雑味まで存分に連れ出した淹れになるので、珈琲ヲタには異論があるかもしれないが、これくらいガチ淹れしたのが飲みたい日だってあるのだ。ま、あくまで気まぐれ好みの世界。十人十色の、しかも日替わりブレブレな嗜好品なんだから、どだい珈琲なんて。ともかく今日はこれが飲みたかった訳で、カップの底に残った豆残渣でトルコ珈琲占いの真似事なんぞしてみよ~か♪と悪ふざけできるのも、珈琲を愉しんでる証左でしょ?ああ、アイ・ラブ・コーヒー♪
【バウムクーヘン(乳糖製菓謹製!!)】180円
バウムが店内に並ぶとは珍しいじゃないの。どういう風の吹き回し?・・・と思いつつ、反転させラベルをチェックして、こりゃたまげた!!なんと東京の自宅から徒歩圏内の、知る人ぞ知るバウムの殿堂、工場直売スタイルが異彩を放つ乳糖製菓のバウムじゃありませんか!!何でまた、週末帰って来た山口でコイツに出合うかな~(・・)メガテン・・・伺えばコーヒーボーイ店長殿がサーチして仕入れられたとのこと。ま、出来栄えと言うか味わいは、いわゆるベーキングパウダーを多用した典型的ジャパニーズスタイルの庶民派B級バウムだから過度な期待は禁物。それでもない、遥か東京からこのバウムを仕入れて並べてみるセンスは、B級甘モノ捜査官の私としては・・・誠に嬉しいし、ちょっと尊敬してしまう。
【まとめ】
気取らずもダラけちゃいない店の雰囲気。店員さん達の、可愛くもナチュラルな接遇。絶妙にマイ波長と共振する甘モノセレクトセンス。ちょっと古風で素朴な珈琲嗜好。しかも相当にリーズナブル。ここいら辺りが、束の間の山口別荘過ごしの間にも、ついつい足を運んでしまう理由なんだろう。で、きっちり豆も買い込んで、日曜の最終便で東京に舞い戻る。ちょっと優雅な生活じゃあありませんか!!皆さん。(x_x) ☆\( ̄ ̄*)バシッ☆\( ̄ ̄*)バシッ☆\( ̄ ̄*)バシッ
乳糖バウムと合わせて至福のセット
No.178ビターショコラ(フレンチプレス)
墨田区の都市伝説的バウム工場謹製
焼きはベーキングパウダー多用の典型的ジャパニーズバウム
本日の珈琲占いは大吉!!←それっておみくじだと思うけど・・・
梅雨入り前の束の間爽やかオープンカフェ仕様
2018/06/07 更新
2018/03 訪問
わが街に、スタバは出来たがココに来る(珈琲少年)
ん?何、このサブタイトル?と思われたならば、どうか前報のサブタイと見比べて頂きたい。
(きっと前報のサブタイをご確認中と拝察します。手数をお掛けして恐縮至極)
そ~言うことなんである。私は断固として珈琲屋では珈琲が飲みたいのであった。雨降りの祝日夕方、僅か数席のカフェながら、並び知らずのこのカフェの、何時もの席に腰を下ろしてまたそう想っている。蓼食う虫も・・・(x_x) ☆\( ̄ ̄*)バシッ
もとい、人の好みは千差万別。
【No.532ドミニカパラオナAA(フレンチプレス)】400円
今日はナッティなドミニカを濃厚フレンチプレスで。No.532、つまり中米カリブ海沿岸豆(code 5)のミディアム・ロースト(code 3)で濃厚度は9段階の軽い方から2番目(code 2)。なのだが、アメリカンローストの割には望外に酸味は穏やか。で、ドリップだともっとずっとマイルドだろうが、フレンチプレスなので結構シックな濃厚感。豆キャラを無視した淹れ方かも知れないけれど、結果として、ちょっと角丸なソリッド感が出てて割と好みな味わい。豆も淹れ方に依って違うキャラを見せるんだな・・・などとブツブツ。なるほどザックリしたナッツ入りビスコッティに波長が合うもんだな~(「なるほど」の意味する所は後述を参照されたい)。
【ビスコッティ】250円
アーモンドにクルミに、とにかくナッツがギッシリ。香ばしいビスコッティにはナッティな1杯をって店員お姉さんのお薦めで、前述の通りドミニカ豆を選んだ次第。と言う事で卑しい私は、やはり珈琲だけじゃ何となく我慢できない所があって、可能であれば甘モノと組み合わせて楽しみたい。やっぱりそうであってこそ色んな珈琲が楽しめるんじゃないかなと。
【結論】
我が町にスタバは出来たがここに来る。そりゃそうでしょう、私は珈琲飲みたいんだから。と寛ぐ休日の雨降り午後。誠に落ち着く。何ともリラックス。で彼方には、カウンターを起点に相変わらず行列してるスタバが。人の好みは千差万別なんである。
2018/03/23 更新
2017/04 訪問
わが街に、スタバは無いがココがある(珈琲少年)
何だか妙に珈琲レビューづいてるこの頃。もちろん珈琲は生活に不可欠なのだが、その殆どは平日仕事中に消費しているところ。ところが、久しぶりに週末バイカー生活を始めて見ると、一休みにカフェへ寄ってから帰るか・・・って思うことがしばしば。普段クルマで移動してる時はさしてそうは思わないのが摩訶不思議。てな訳で今日は、200km程のプチツーリングの帰り道、自宅まであと30分ってところで一杯引っ掛けて帰ることにした。もちろん珈琲だが。
このお店、既報の通りこのエリアじゃトップクラスの老舗珈琲専門チェーン店。基本は珈琲豆の量り売りを生業とされているのだが、どの店舗にも一応簡易的なドリンク・イン・スペースが設けられる。そんな中でもこの店舗、もはやカフェといっても良いくらい着座環境が抜きん出ている。店舗前の歩道上にはオープン・カフェ・スペースもあって、中々雰囲気良し。
【本日のコーヒー】410円
今日の豆はNo.754 コロンビアクレオパトラSUP。コロンビア≒エメラルドマウンテンと言えば馴染み深いか。深めローストのアラビカ豆だから、甘味、苦味、コクがほぼ正三角形にバランスした味わい。なので厚みを感じるけど突出感がないグッと落ち着いた雰囲気のボディである。そこに一口啜るだけで感じられる、柑橘風味がオンされるのがクレオパトラ銘柄のフォーマット。実にスムースな舌触りである。仕事中にPCと睨めっこしながら啜る珈琲も、食後に舌を落ち着かす珈琲も、ケーキの相棒としての珈琲も、どれも捨てがたい日々生活の清涼剤。それでもこうして、ストレート珈琲のみに意識を傾けつつ啜れば、ローストしてる職人の姿が、コロンビアの山肌珈琲園の仮想情景が、フッと頭を過ぎったりする心の余裕が生まれるのだ。だから、たまには珈琲だけで我慢しなきゃならん。
【まとめ】
このお店の買いは、庶民価格でありながら、そんな珈琲との会話がキチンとできるところにある。悪いがスタバじゃそれは無理だ。このお店の珈琲豆バリエーションの多さと、410円で提供される珈琲として期待以上の豆質は、1961年創業の老舗珈琲専門店としての意地なんである。
本日のコーヒー(No.754コロンビアクレオパトラSUP)
引きの苦味にシトラス系の風味
ドリンクメニュー
ちょっとしたデザートや焼き菓子もあり
爽やかな店内
もう少し夜が長けりゃ良いんだが
山口県では老舗の珈琲専門店(創業1961年)
街一番の洒落通り沿いカフェ
2017/04/22 更新
珈琲好きの期待を裏切らぬ珈琲少年
2018/03/23 更新