ミニミニ大作戦さんが投稿した銀座ウエスト 銀座本店 (東京/銀座)の口コミ詳細

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ミニミニ大作戦の庶民的食文化に関する調査報告書

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銀座ウエスト 銀座本店 銀座、内幸町、日比谷/喫茶店、ケーキ、カフェ

2

  • 夜の点数:4.0

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク -
  • 昼の点数:4.5

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク -
おすすめポイント

チープに見えるけれど、その実は隠れ銀座スイーツの主。

2018/03/09 更新

2回目

2018/03 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

イケメンスイーツ大作戦 第二十六回 -これぞ銀座ウエスト流儀と言える一個-

その昔、駆け出し食べロガーだった頃、モンブラン100個斬り→イケメンスイーツ100個斬りと、そりゃもう甘モノばっか喰い歩いてた。そんな中、私の右脳波にビシバシ共振したのが、ここ銀座ウエストの誉れ高きミルヒーユ(注:ミルフィーユと表記しないのは意図)であった。今でも国内最高峰のミルヒーユだと信じてる。のだが、パイ板にしてもカスタードクリームにしても、決してハイエンドなレベルじゃない。悪いけど。それでも、オーダーを受けてから、この変哲無き部材達がガッチリ組み立てられて供され、昭和清楚なレトロ店内でザクリと切り取って食む時の、理屈じゃ説明できぬ銀座ウエスト固有の説得力が好きだった。だもんで、このお店はミルヒーユオンリーなんだと高を括っていたんだが・・・

【ケーキセット】1200円
【ゴルゴンゾーラのパフ】単品だと380円
土曜の夜の7時過ぎ、もはや超絶ミルヒーユが売切れなのは当たり前。で、仕様が無いからオーダーしたのがこのシュークリーム。なのだったが、一口喰ってビックリした。ここにもいたぞ!!銀座ウエストの七不思議スイーツが。シューはやっぱり、ほぼ変哲無き40歳課長代理的な奴。なのだが、中でゴッテリとぐろを巻くゴルゴンゾーラブレンドの生クリに参った。青かびの風味は嫌みないレベルの爽やかさなんだが、青かびチーズを混ぜ込んだ生クリは、こりゃもうバタクリな舌触り、舌をネットリ覆うこの油脂感はどうだろう。生クリをわざわざバタクリに変身させた上に、とどめの青かびフレグランス。こう言う誰もやらなさそうな所業を、疑いも無く、躊躇いも無く、サラリとやりのけといて延々と続ける。これが正に銀座ウエスト流儀。清楚で地味で懐古な振りして、実は相当にオルタナティヴなところが好きだ。溜まらずお替りして2個喰ってしまった。う~んバタ生クリ。ひつっこい・・・

【カプチーノ】単品だと900円
カップチーノ単品で900円ってのはハイエンド物なら妥当な値付け。で、銀座ウエストのドリンク類はそうか?と訊かれたら、ゴメンけどソー・ファー。じゃ、これも銀座ウエストの七不思議か?と訊かれればノー。これ多分、お替りフリーな高級ドリンクバーシステム故の値付けなのだ。勿論、お腹タプタプまで何杯もお代わりする輩は、銀座くんだりでお茶しないもんだ、との、紳士淑女協定が暗黙に存在してるから、皆さん精々2杯ってところ。なので私も2杯で我慢。それでもこれで450円/杯となって、この環境でお茶できるのなら、実は安いのだ。ハイエンドじゃないけど。

【まとめ】
やはり銀座ウエストは大好きなお店。全てのスイーツを手放しでお薦めはできない。加えて、お薦めメニューにしても、舌嗜好次第でかなり評価が分かれる仕上がり。と言うかこれは銀座ウエストの主張。清楚な振りして、実に骨太な根性と言うか、頑固な拘りが感じられる辺りが、マイ・フェイバリット・パチスリーなんである。銀座ウエスト揺るぎ無し。

  • ゴルゴンゾーラのパフ

  • ゴルゴンクリームてんこ盛り

  • ゴルゴンゾーラが混ざってほぼバタクリ

  • 意地でも拘る断面取り

  • お替りフリーのカプチーノ

  • フリージアが活けられた店内は別世界

  • 清楚レトロな昭和の生残り

  • 銀座の主のいにしえパチスリー

2018/03/09 更新

1回目

2013/11 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人
  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

いけめんスイーツ大作戦 第二十六回 -銀座ミルヒーユ対決、後手-

甘モノツアーin東京 第七回戦(最終戦)

旅程はコチラ→食べログレビュアーズ甘モノ遠足「第一回甘モノツアーin東京」
概要はコチラ→食べログレビュアーズ甘モノ遠足はやはり楽しかった。

2013年11月3日

さて、第一回甘モノ遠足もいよいよファイナルステージ。今朝、銀座を後にした作戦隊は、再び夜のザギンに戻って来た。作戦開始時の総員六名、現在員三名、三名は志半ばで名誉除隊。結局、生存率五割の熾烈な戦いであった。こうして三名で顔を見合わせるならば、"はぁ、さもありなん・・・"と言った感じの面々だけが、やはり生き残っているのだ。←ど~いう意味ですか!?(- -#)

【ミルフィーユ】\420
何回やって来たか分からぬが、食べるのはいつもミルヒーユ。て事で、肝心の味わいについては、以下の既報分を参照されたい。

本当は六名全員に、ココの悶絶ミルヒーユを食べてみて欲しかった。だから開幕戦に持って来たかった。でも、幹事がそれやっちゃイタイでしょ!?なので不利な最終戦でも仕方ないと思ったワケ。だがどうなのよ~(@。@)、六回戦を経て来て、今ウエストミルヒを食べてみても、やっぱりニヤニヤするほど旨いじゃないの!!カスタードをパイ板で挟んだら直ちに、概ね五分内でナイフを入れるシャリシャリミルヒは、毎度悶絶のフレッシュさ。溜まらんわ・・・

今回の甘モノ遠足で実証したかった事。それは、生ケーは作り手が提供してから如何に早く食べるかで旨さが決まる、であった。勿論、焼き菓子などは一晩馴染ませた方が良いものがあるだろうし、生ケーだって全てがそうだとは言わない。とにかくパチシエ殿は、今食べてくれっ!!と言うタイミングで生ケーを提供してるハズなのだ。一流になればなるほど。本来は、散々持ち歩いて死にかけの生ケーなど、食べて欲しくはないハズなのだ。

ハッキリ言って、どんな極上生ケーでも一、二時間持ち歩いていたら、死ぬ。本来の味じゃない。だから、著しくテイクアウトを制限する、イデミ・スギノのやり方も理解できないではない。但しそれは、ちゃんとイートインできるスペースを確保してるからできる事。売ってサイナラのイートインできないケー屋は、例えお見送り付きでも土台は二流だ。私がそう言い続けてるのには、そんな理由があるのだ。

本音を申し上げれば、テイクアウトしたイデミ・スギノより、組立てて五分で食べるウエストミルヒの方が相当好きだ。満足感がある。このミルヒ、凝った事は何もしていないし、きっと原料だってさほど高級じゃなかろう。でも、毎回、確実に感動できる。生ケーはイキモノだ。握り寿司や、ステーキや、ラーメンなんかと同じだ。提供された時点で、減算タイマーのスイッチは押されている。チックタック・チックタック・・・

【願い】
日本のパチシエの皆さん、どうかイートインできる環境を整備して下さい。そうすることで、貴方の作品はずっと素晴らしい評価を受けるでしょう。箱の中でダレて行く生ケーは可哀相です。それでもなお、「売ったらサイナラ」と言うのであれば、私は断固として外ケーします。生ケーはイキモノだ!!買ったら、すぐに喰う!!外ケー万歳!!

【謝辞】
今回の甘モノ遠足、お忙しい中、企画にご賛同下さりご一緒下さったマイレビュの皆様に、心より御礼申し上げます。やっぱり食べロガーで良かったなと実感した一日でしたm(- -)m

【予告】
当初は一回限りの甘モノ遠足のつもりでしたが、参加者の方々から、第二回目を是非!!とのお声掛けを下さるとなれば、これは、やらん訳にも行かぬでしょう。て事で明けて2014年春、第二回甘モノ遠足会を実施する予定です。次回は私も~、という方がおられましたら参加方法はメチャ簡単。下記コミュにご参加の上、管理人の不肖ミニミニ大作戦までご連絡下されば、どなたでも腕噛む。いや、ウエルカムです。2014年春、桜咲く東京で、骨の髄まで甘~く蕩けませんか?私達と!!

甘モノ遠足コミュはコチラ→甘モノ食いだおれの会

おしまい(^ ^)/~

2012年10月13日

青山の人気カフェ、ウエスト青山ガーデンの親である。新橋駅に近い本店は雰囲気最高。これ迄イートインしたケーキ屋の中では、ミニミニ的にベストワン。懐古調と言うには、その設えは余りに自然レトロで、完全に昭和な雰囲気のまま、清楚にして飾り気なく私を出迎えてくれる。椅子やテーブルのみならず、レジカウンター、オーディオセットまで、全てが飾らないレトロスペクティヴ。クラシックが静かに流れる昼下がりの居心地良さは満点である。ドリンクお代わり自由なのも珍しい。

【ミルフィーユ】\420
Appearance:
コレ、ミルヒーユと言って差し支えないの!?余りにも他とかけ離れた佇まい。上下の薄焼きパイの儚いほどの薄さ。その二枚のパイでそっと挟まれるのは、搾り出しの金口跡がキッチリ残った少なめウネウネカスタードクリーム。上面に隙間なく振られるパウダーシュガーは可視光に散乱させて、目に痛いほど白い。これは、どっから眺めて見ても、ミルヒーユの常識的デザインからは逸脱してる。ミルヒーユ本体の後ろには、控えめに鎮座する生クリとマスカット(冬季は苺)。このアクセサリーが皿全体を優雅に引き締める。

Structure:
究極のシンプリファイド・ミルヒーユ。二枚の薄焼きパイに挟まれたカスタードクリーム。たったの三層しかない。これ以上簡略化できない、スーパーけちんぼミルヒーユは、もはや侘び寂びの境地か。

Taste:
このシンプルミルヒーユの価値はその味わいにある。ミルヒーユの最大の欠点である食べ難さ全く感じさせないばかりか、パイとカスタードクリームの風味が断然活きている。何故か?答えは極めて単純で、それはオーダーを受けてから始めてカスタードクリームが挟まれるからである。そう、このミルヒーユはテイクアウト出来ないシロモノ。イートイン前提が成し得た味わいなのだ。ナイフのポイントで突っつくだけで、サクサクと容易に切り分けられる乾いた薄パイは、何とも繊細な食感と立ち上がるバターの風味が素晴らしい。カスタードクリームはさして凝った味わいではない。脂肪分は少なめで懐かしささえ感じる、プルンプルンのアッサリクリーム。絞りたてのフレッシュさが何とも好ましい。

Summary:
これまで食べたミルヒーユの中では文句無しに食べ易く、また香り高い。作り立てで食べる事の正義を、またも実感させてくれた逸品。半分食べた所でお代わりコールしてしまった。こう来られると、前報のフランス勲章ミルヒーユなんてどうでも良い。純日本流ミルヒーユの圧勝。これほどの極上スイーツが、何故に世間の評判を呼ばぬのだろうか・・・もう呼んでるって!?

  • ミルフィーユ(2013年11月3日)

  • シンプル極みのレシピ(2013年11月3日)

  • 今の時期は巨峰添え(2013年11月3日)

  • 純白の積雪ミルヒーユ(2013年11月3日)

  • シャリシャリと相変わらずキレの良さ(2013年11月3日)

  • ミルフィーユ(2012年10月13日)

  • 掟破りの最少3層重ね(2012年10月13日)

  • カスタードクリームの薄パイ挟み(2012年10月13日)

  • デコレーションはイートインの特権(2012年10月13日)

  • サクサク切れる稀有なミルヒーユ(2012年10月13日)

2014/09/01 更新

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