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昼の点数:4.0
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~¥999 / 1人
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料理・味 4.5
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|サービス 3.5
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|雰囲気 4.0
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|CP 3.5
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.5
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| サービス3.5
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| 雰囲気4.0
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| CP3.5
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| 酒・ドリンク- ]
いけめんスイーツ大作戦 第八十回 -一点に合焦する凝縮感、これぞイケスイの迫力-
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ムッシュアルノー
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何ともクセの強い積上げ
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シェフ独自の世界観が展開する
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この角度からだと点支持に見えるデコチョコ
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断面取り頑張ったが、どうしようもなくブサメン
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2014/03/17 更新
数えて三度目の自由が丘スイーツ遠征もこれにて一区切り。これまで食べた自由が丘ケー達の中では、僅差であるが最も唸った一個で締めくくりたい。こう言うシブケーに時たま出会えると、イケスイ大作戦やってて良かったなと、そう思うのだ・・・
2014年2月20日
スイーツ名店が散在する東急沿線。このエリアでコアとなるのが自由が丘。古くからの老舗連が根を張るスイーツ聖地に、新しい息吹を吹き込む新店が現れては消え、また現れる。そんなのが私のイメージ。じゃあ、老舗って何処?う~ん・・・恐らく最古参組となるだろう、今やオバサロンと化した白山や、FC事業展開のモザルトはちょっとパス。そうなれば、原点カカオ、聖クレール山、そしてここ、パリの目覚めが老舗御三家だろう。いや、あくまで私の認識であって、一般にはどうだか知らんのでご容赦をm(- -)m
【ムッシュアルノー】\620
Appearance:
何でコイツをチョイスしたのか!?近くの公園で箱から出したら一瞬後悔。ついさっき何かの閃きでチョイスしたのは間違いないのだが、決して外観で選んだんじゃないなと思いたくなる。それほどけったいな外観。複雑極まる構成で、その凸凹に目がチラチラ。老眼の焦点も合い難い。しかも全身これでもか!!と言うぐらい真っ茶色。これまでに不思議系イケスイには何度も遭遇したけれど、これはもう別格的佇まい。もう前衛オブジェである。
Structure:
ベースはキャラメル味のダクワース。その上にヘーゼルナッツクリームを乗せ、更にご丁寧にキャラメリゼ。これを土台として、いよいよ積上げ開始。先ず、糊&スペーサーの役目を果たすミルクチョコを蛇の様にウネウネ。その上にミルク板チョコを敷いて接着。これを繰り返して、ミルク板チョコが二枚積層される。板チョコ屋根の上に盛られるのはオレンジ風味のカカオクリーム。その真ん中に、トドメのクリリン板チョコをブッ刺して出来上がり。しかし何でここまで頑張るかなぁ。診せるため?それが違うんだよなぁ・・・
Taste:
奇妙奇天烈にも映るこの一個、ところが口に運ぶや否や、その秘めたる実力が暴発する。クリーム塗り&キャラメリゼのダクワースのモッチリ食感。板チョコ多層体のペキペキ食感。カカオクリームの少し硬めでヌルッと滑らかな舌触り。それらが口の中で混ざり合い、見事に凝縮して行く感じ。更には、アーモンドパウダー、キャラメル、ミルクチョコと、マッタリ味の揃い踏みも、その凝縮感を加速させる。そして唯一の微かなアクセント、薄く広がるオレンジ風味が素晴らしい。驚く様な意外性は感じ難いのだけれど、実はかなりの工夫の賜物なのである。コイツ相当ジブい。昨日今日の若僧には出来ない自身に満ちた手業である。恐れ入りましたm(- -)m
Summary:
複雑怪奇な構成に惑わされるが、実は恐らく、練りに練って絞り込まれた素材である。それを用いた凝った造りは、決して見た目の為だけじゃ無いって事が、食べてみたら良く分かる。そのギュッと濃縮したような仕上がり、全てが一点に合焦する迫力は圧巻。今の自由が丘エリアにあって、洗練&繊細系の代表がエム子とするならば、対するコイツは一昔前の親方気質。シッカリとした線の太さは、恐らく金子シェフのキャラそのものだろう。