ミニミニ大作戦さんが投稿した千里眼(東京/東北沢)の口コミ詳細

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ミニミニ大作戦の庶民的食文化に関する調査報告書

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千里眼東北沢、代々木上原、池ノ上/ラーメン

1

  • 夜の点数:4.0

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2016/06 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

ジロリアンへの道 第二回 -良くも悪くも大衆化の方向に歩む?トップ・オブ・触発二郎-【再々々訪】

千里眼にとっての一大事。あの頂上ブランドである浅草開化楼麺から自家製麺に切替わるのだから。そんな話を聞いてこの方、早く試したくて仕方なかった。しかし何で今になって自家製麺なん?店主殿の目指す方向が変わったから?それともコストダウン?と言うのも、その筋ではトップブランドである浅草開化楼麺は妙に仕入れ価が高いと盛れ訊く。小口のラー店なんかだと、強気の高値見積もりでとても採算に合わぬ事もあるらしい。ま、ジロリアンとしては、当然前者であると硬く信じて疑わないのだが・・・

2016年6月30日

平日夜営業の口開け直後の店着で10数名待ち。ま、このくらいなら当然でしょ。と、余裕をカマしたのが裏目に。実は、行列に紛れていた数名の外国人若者がとんだ曲者であった。二郎系など良く知らぬのに人気店だからとやって来た風情で、着丼した盛りを見て目が点状態。揃いも揃って30分以上掛かって、それでも半分程しか喰えずにギブアップ。お陰で、彼らに続く行列は全く進まぬ始末。結果、この日も平気で1時間以上の並びとなってしまった。こんな調子じゃ、お店側も盛りを減らして回転数上げなきゃ商売にならんでしょう・・・

【ラーメン(大、そのまま)】830円
遂に対面できた千里眼自家製麺。もちろんキッチリ調査するために茹で前400gの大盛りで。ちなみに、冷やし中華用の麺は変わらず浅草開化楼のままである。とにかく興味津々だった自家製麺の仕上がり具合。浅草開化楼麺よりも撚れが強くて若干太め、更に麺色も濃いもんだから、見た目はグッとビビッドで上出来。撚れがかなり強いので手繰り易い麺質じゃないが、一旦口にてしまえばその食感は思いのほかモチ度を主張した角の取れたマイルド指向。見た目の高品質感と引き換えに、あの独特のワシ食感は希薄になった。要は、千里眼≒浅草開化楼麺≒ワシ二郎系的なキャラを自ら捨て去る様な変身ぶり。

一方の豚汁は、相変わらず千里眼パワーが全開の極上品。豚骨ガンガン煮の濃厚出汁ベースにかなりの背脂が乳化するものの、舌には極上醤二郎の如く、鋭いカエシの切れ味が伝わって来る。喉越しは乳二郎なのに、醤二郎的な尖がったパンチも共存する。このバランス感と言うか老練な程の完成度には相変わらず唸らずにはおれない。ちょっと気になったのは豚のクォリティ。神豚の代表格とも言える千里眼豚の神々しさが、今夜の豚には希薄である。量と言うよりも質の点で。これが日間差であれば良いのだけれど。

【まとめ】
分かり易い個性は一歩引けてしまったが、自家製麺故のカスタムチックな高品質感と、間口が広がった様な麺キャラのバランス感。恐らく、従来より旨くなったと感じる方の方が多かろう。触発二郎系のトップブランド千里眼の一杯は、このようにして老若男女に受け入れられ易い方向に微調整された。マニアなジロヲタとしては、少しだけ複雑な心境であるのは事実。それでもやはり、この一杯は触発二郎の先頭集団に在るのは間違いない。

2015年5月18日

【ラーメン(追加豚2枚、ヤサイ、ニンニク、アブラ)】910円
マシアブラ&粗め摺り下ろしニンニクを混ぜ込んで、カエシをチョイ垂らしてから口に押し込むヤサイがバッチリ旨い。モヤシだからとバカにできぬ千里眼流のハイレベル。2枚買いマシて計3枚になった極厚豚バラ煮は、相変わらず何時喰ってもネ申月豕領域。いや~猛烈に旨い。茹で前300gの浅草開化楼麺も、最後もうチョイ足らないと思えるベスト加減。茹でる直前に破袋される生麺の表情も、流石の工場製量産品と言った感じの均質さ。だからこそ、いつもほぼブレぬ味わい。正に工業化製品の正義を見る思いである。今夜の豚汁は、千里眼にしてはかなり男気風情。ゲンコツと恐らくモミジまでぶちこまれたガッツリ豚骨出汁に、結構強めのカエシ。喉越しにグインとくるしょっぱさと重さの競演。この豚汁も千里眼ならではの出来栄え。もう、二郎系としての高みに上り切った千里眼に、果たして次の境地はあるのだろうか・・・いやはや最高の一杯である。

【まとめ】
着座するだけでワクワクするお店。喰えるだけでシアワセな一杯。

2013年11月5日

「ミニミニさんは、未だ千里眼の旨さに気付いてないからなぁ・・・」

私の二郎師匠のお言葉。師匠に絶対服従の私は、「はは~、恐れ入りました」m(- -)mとひれ伏すのみ。思えば一年前、総本山、「ミタジ」で幕を開けた、私の二郎修行。事もあろうに、未だ二郎の右も左も分からぬ分際で、二軒目にアタックかけたのが、師匠にとってのラー聖地、「千里眼」、その挙句、まあ旨いんじゃないの的な、何様レビュー。まぁ、無謀と言うか、恐いもの知らずと言うか・・・

師匠の一年間に渡る有り難い教えに報いる為にも、千里眼の再評価をせねばならん。一昨日、蒲田で喰った二郎インスパの余韻を引き摺ったまま、京王代々木上原から、看板間際のお店に向け猛ダッシュ。てか、駆け付けてみたら閉店時間になっても行列できてるし・・・何なのだ、この人気は(@。@)・・・

【豚ダブルラーメン(そのまま)】\980
ちょっと、画像を見て欲しい。何て素晴らしい盛りなのだろう。この六枚豚の、神聖さすら漂う並び。もう、見ただけでノックアウト。いやん♡、早く口に入れたい~(@。@)カモン・ベイベ~。昨年の記憶が蘇る、トロリン、ガシガシが絶妙な層状を成す、もう満点豚野郎!!ザクザクモヤシとトロガシ豚を、混ぜるでもなく共喰いしてるだけで、もうシビレまくりのエクスタスィ~。ホンマ走って来て良かった(ToT)

焦る気持ちを抑えつつ、麺をほじくり出したなら、懐かしきかな開化楼麺。箸で掴んで、グワッと持ち上げる時の感触からして特異。中野で喰った、某インスパ系の開化楼麺とは、とても同じとは思えない。この煮しめ色、触感、独特の麺臭さよ。ワシワシ喰いながら、きっと、絶対ニヤニヤしてたに違いない。もう、帰す言葉もないじゃんか・・・

まだ続く。ゲンコツとモミジをグラグラやった、この極乳二郎汁。もはや二郎のセンスとは明らかに異なる、千里眼独自の世界。凝縮したかのような濃密さ、それでいてスムースな味わい。フワッと香り立つ醤油。ド~っと喉を通り越して胃に溜まって行く。これだけ途中でダレ感無く、完飲できてしまう豚汁は、この一年を振り返ってみて殆ど無い。あ~、もう無くなっちゃった・・・

【まとめ】
一年間食べ歩いて見て、千里眼に舞い戻ると、その完成度の高さに圧倒された。初訪の印象とはハッキリ違う、打撃的満足感。麺、汁、豚、全てにおいて隙が無い圧倒的完成度。総本山「ミタジ」直系、二郎らしさの最高峰と思っている「コガジ」、二郎総帥の呪縛から開放され、二郎インスパとしての頂点を極める「千里眼」、この二軒、もう双璧と言って良いのじゃなかろうか。

師匠、こんなんじゃまだまだダメですかね!?(^ ^;)ゞ

2012年10月13日

マイレビュアー殿が心酔されるこのお店、ホントは今夜マイレビュアー殿に連れてって貰うつもりだった。だけど、氏のお仕事都合で敢え無く見送りに。しかし予定は予定、今回の東京胃もたれの旅の最大目的なのだ。今更止めれるか!!とうに日の暮れた駒場を、ヨタヨタ、ウロウロ・・・あった~(ToT)

【豚ラーメン(カタ、ニンニク、アブラ、カラアゲ)】\850
やはり未だ、マシコールの勇気がないのである。標準の豚ラーにカラアゲ添加のみ。キャベツメインのジロラーと違って、コチラはモヤシ。マシコールしてないので、なんちゅう事無い標高である。このモヤシ、そのままだと水くさいが、トッピングされたドロドロアブラを絡めると、とても具合が宜しい。刻みニンニクはデフォ量でも結構なガッツンパンチとヒリヒリ感。溜まらんなぁ。良く煮込まれた煮豚は、脂身が相当混ざるものの、それにしては塩分控えめでサクッと食べ易い。鶏豚スープも同じ。煮込みが強くて角が取れたマイルド感が印象的。ここら辺りは、n数が少なくて恐縮だが、三田「ラーメン二郎本店」よりは、妖怪度が控えめで一段食べ易い。

一方、ココに来たかった最大の理由は、このバサバサモゴモゴ極太麺。実は浅草開化楼麺デビューの一杯なのである。豪快と下品の境目ギリギリの独特かんすい臭。ズルズル手繰る、と言うよりガバガバ喰い付く様にしか味わえ無い極太麺はやはり相当個性的。始めて口にする味わいに、我が舌は大喜びの、あっという間の手繰り切り。ココで我に帰って気が付けば、丼の中に残ったスープが妙に橙色。何じゃ?と思えば、トッピングしたカラアゲ(唐辛子入りの天かす状のビッツ)が鶏豚スープに溶け出した事による様だ。そのせいもあって、橙色のスープは相当にかなり増粘しちゃってる。しかもキムチラーメンの様な風味。コイツはちと好みとは掛け離れてしまった。私にはカラアゲなしで十分である。

【まとめ】
念願の浅草開化楼麺は想像通りの個性。三田「ラーメン二郎本店」に続き、二郎系は僅かに二件目なれど、その世界が魅力的であると決定的に理解できた。もう片足浸かっているみたい。いや、両足か?確かに荒っぽ過ぎるから、細やかな輪郭など感じる事はできない。だけども、そんな理屈じゃなくて、この丼に対峙して喰い尽くす快感に気付いてしまった今、もはや後戻りはできない。どうしよう(- -;)・・・

  • ラーメン(大、そのまま、2016年6月30日)

  • 老練さすら漂い始めたシブ盛り(2016年6月30日)

  • 豚はボリュームダウン傾向で少し残念(2016年6月30日)

  • 遂にご対面の千里眼自家製麺(2016年6月30日)

  • 遂にご対面の千里眼自家製麺(2016年6月30日)

  • 相変わらず切れ味抜群の頂上乳二郎(2016年6月30日)

  • 相変わらず切れ味抜群の頂上乳二郎(2016年6月30日)

  • ラーメン(追加豚2枚、ヤサイ、ニンニク、アブラ、2015年5月18日)

  • いつものネ申月豕(2015年5月18日)

  • 今夜はヤワ目の開化楼麺(2015年5月18日)

  • デフォでタップリ量(2015年5月18日)

  • 乳化度具合もここならでは(2015年5月18日)

  • バッチリのこる骨髄カス(2015年5月18日)

  • 豚ダブルラーメン(2013年11月5日)

  • 素晴らしい盛り!!(2013年11月5日)

  • もやしは最高にザクザク(2013年11月5日)

  • 最高の豚地獄(2013年11月5日)

  • 臭い、ゴワい、旨い、流石の開化楼麺(2013年11月5日)

  • もう何も言うことなし!!(2013年11月5日)

  • 多分、究極の乳二郎汁(2013年11月5日)

  • バッチリ残るゲンコツとモミジの残渣(2013年11月5日)

  • 閉店時間でまだ並ぶ・・・(2013年11月5日)

  • 豚ラーメン(カタメ、ニンニク、アブラ、カラアゲ)(2012年10月13日)

  • まんず大人しい標高(2012年10月13日)

  • モヤシに絡むアブラ(2012年10月13日)

  • ニンニクに絡むアブラ(2012年10月13日)

  • カラアゲに絡むアブラ(2012年10月13日)

  • 豚の山(2012年10月13日)

  • もう、何が何だか・・・(2012年10月13日)

  • 特異臭を撒き散らす開化楼ぶっと麺(2012年10月13日)

  • 湯気吐く開化楼ぶっと麺(2012年10月13日)

  • カラアゲが溶けたスープはキムチ風味(2012年10月13日)

  • ごちそーさま(2012年10月13日)

  • 土曜20時で外行列無しは意外(2012年10月13日)

2016/07/09 更新

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