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茶寮 宝泉松ケ崎、茶山・京都芸術大学/甘味処、和菓子
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昼の点数:4.5
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¥2,000~¥2,999 / 1人
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料理・味 4.0
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|サービス 5.0
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|雰囲気 5.0
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|CP 3.5
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.0
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| サービス5.0
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| 雰囲気5.0
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| CP3.5
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| 酒・ドリンク- ]
いけめんスイーツ大作戦 第八十八回 -圧倒的偏差値の遊星からの物体X-
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わらび餅
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謎の知的アメーバ生命体
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信じられぬ・・・
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伸びだ・・・
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取れたぁ~!!
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2014/04/19 更新
イケスイ大作戦。残すところあと十三回。最終回までに、是が非でも回っておかねばならぬお店が京都に二軒あったのだ。今回はそのうちの一軒。その口コミ数と総合評点の積で見れば、食べログでは全国ランキングトップのスイーツ店と言って良かろう。ここに比べれば、あのコイデも、アテスエも、アジキでさえも、所詮どんぐりの背比べの二位グループ争い。しかし一体、何がそこまで評価されるのか!?とくと確かめてやろうじゃないの。
2014年3月22日
いやはや何とも京都らしい。門構え、アプローチ、土間、小上がり、座敷と、民生旧家屋を実に嫌味無くアレンジして、まず極上の空間を創り出しておられる。しかも、100人中99人は心地よいだろう、完璧な接遇教育。観光客が大挙して押し寄せるお店を、こんなレベルで維持するには、相当の時間とカネが無ければ出来ようはずがない。
【わらび餅】950円
Appearance:
イートイン専用メニューにして、これこそこのお店の名物。これを食べにわざわざやって来たってお客さんの多いこと。しかしてその有体は、驚愕のスライム・アメーバー・ワラビモチ。半液体のように熊笹の葉に同化した、見たことの無い質感。気泡をプツプツ含んだ、怪しさ一杯の不可思議なチャコールグレーの色合い。巷に溢れ返るわらび餅母平均からの偏差は著しい。そう、5σは偏差している。
Structure:
このグロさ・・・(x_x) ☆\( ̄ ̄*)バシッいや、この黒さは、恐らく純国産の特上わらび粉100%使用によるもの。末端では100g、2~3,000円で取引される超高級品だ。敢えて漂白や精製をせず、わらびの皮が擂り潰されて混じったままの、グレーなわらび粉で蒸し上げた結果が、そこいらのナンチャッテわらび餅とは似て非なるスライミーな理由。これが一流のわらび餅って事か!?
Taste:
受注調製なので、オーダーからたっぷり15分は待つ事になる。たかがわらび餅で。やって来た、遊星からの物体Xスライム・アメーバー・ワラビモチ(←随分な呼ばれ方どすなぁ~)は、箸で摘んだら伸びるわ伸び無いわ、いやビロ~ンとめちゃくちゃ伸びる。何だ!!こいつ!?やっとこさで熊笹から剥がし取った、遊星からの物体Xスライム・アメーバー・ワラビモチ(←ひつこいな・・・)、口に含めばまたもや驚き。これがわらびの風味か!!和の仄かな甘みを感じつつ、微妙な青味を伴うわらびの風味が、すぅ~っとに鼻に抜けて行く。更にそこに被さる、わらびの風味とは全く別種な熊笹の香り。う~ん。唸るしかないし。更に極めつけはその食感。トゥルゥントゥルゥンの中に、微かにシャリシャリとした舌触り。これ、わらび皮の名残だ。はぁ~こんなわらび餅喰った事が無い。なお、お好みでと添えられた沖縄佐照間黒蜜、こいつは私には全く不要。折角のわらびの香りが薄れてしまう。
Summary:
こりゃあまるで植物の粘液。例えが悪いって?じゃあこれでどうだ。この有無を言わせぬぶっ飛び感は、なるほど、この惑星の喰い物とはとうてい思えぬ、遊星からの物体Xスライ・・・(x_x) ☆\( ̄ ̄*)バシッとにかく言いたい事ってのは、これが多分、頂上わらび餅の一例だろうって事だ。料理の際立ち、京町屋と言う舞台、そしてほぼ極上のホスピタリティ。どの要素をとってみても、全く嫌味が無く、新鮮な驚きと、心地よい安らぎを与えてくれる稀有なお店。そりゃスイーツトップ争いするでしょうよ!!参りましたm(- -)m