2回
2018/05 訪問
ジロリアンへの道 第十五回 -またしてもの二郎名店閉店!?流石に凹みまっせ・・・-
何と!!マイ・ベスト・二郎として誉れ高き、あのコガジが閉店!?我が目、我が耳を疑ってみても、ネット上に次々アップされるコガジオヤジ自書のPOP画像は疑いも無い。泣きたいよ。そんな惜別閉店まであと16日の5月10日木曜日。仕事を終えて19:30現着で外並びが概ね40人。その後も列は伸び続け、振り返れば60人は優に超してるだろう。まあしょうがないコガジ閉店なんだもの。正に"the jiro of jiro"(二郎の中の二郎)が無くなるなんて。とかなんとか寂しさ混じりのブツブツ独り言並びも、背後霊期間を含み意外に早めの1時間弱で遂にラスト・コール。
【小ラーメン(しょうが、野菜)】780+50=830円
豚入りは売り切れ措置。まあ、こいつは長蛇の列が必至だからの豚温存策として予測済み。ジェダイ色(青磁風カラー)の小振り丼に程よくみっちり盛られた丼姿は、ちょっと独特の凝縮感があって誠に食欲をソソる。今夜は50円買い増し生姜盛りだから、野菜山の味わいも実にドライ。豚だって最後の最後まで妥協許さぬ二郎的にベストの仕上がりキープ。トロでもホロでもない、ガシ食感が絶妙に残った巻き上げウデで、これが食い納めかと思と(ToT)・・・
麺にしても(マイベスト二郎とする所以はやはりココにあるのだが)、もうケチの付けようがない打ちと茹で。ズルでもボキでもない。そりゃもう絶妙な食感の、かつ二郎的極み領域の味わい深い風味を両立した、この撚れの入った平打麺。やっぱりベスト二郎麺で異論なし。これが手繰り納めかと思うと(ToT)・・・
豚汁は相変わらずの流氷背脂な醤二郎。打てるもんなら打ってみい!!的なド真ん中ストレートさ。変わった事は一切しないブレぬコガジ豚汁。豚汁の中の豚汁に、う~ん完杯堪えきれず。これが啜り納めかと思うと(ToT)・・・
【まとめ】
コガジを手繰りいつも思った。さして特別な二郎じゃない。コピろうとすれば出来るはずなのに、どうしてこの味をフォローする若手二郎がいないのか?雲雀や野猿はリスペクトされるのに。そんなありそうでない唯一無二な二郎が消滅する。たかがラーメンっちゃラーメンなんだが、コアジロリアンとしては流石に凹みまっせ(ToT)・・・足を引き摺り気味に退店しようとして、例の引退宣言POPの僅かな、でも重大な変化に眼が留まった。その小さなガムテープに書かれて後貼りされた「一旦」の2文字。何と!!一旦閉店とな!?つまり跡継ぎが見つかったって事だ。多分、暫しの間を置いて後、コガジは復活する!!この味を受け継ぐ若者が現れたのなら、諸手を上げて応援する。是非、是非、是非にもチャレンジして欲しい。俺は待ってるぞ~!!
小ラーメン(しょうが、野菜)
このミッチリ盛りが二郎的に最高フォトジェニック
豚も二郎中、最も好みな仕上がり
食感、風味とも最後までマイ・ベストの座を譲らず
極上激シブ二郎麺
豚汁はド真ん中ストレート的な流氷背脂醤二郎
喜べ各位!!ガムテープ小片の「一旦」の表記を見逃すな!!
枯れ木も賑わう花咲かジロリアンの群れ
黄色テントは遥か向こうに・・・
2018/05/11 更新
2015/04 訪問
ジロリアンへの道 第十五回 -ド真ん中直球二郎!!マイ・ベスト二郎の一杯-【再訪】
久しぶりの週末プライベート東京二日目。昨夜のオーストリア料理爆食で、実のところそれほど腹は減っちゃいないのだが、それでもやはり終日フリーだからこそ、何時もの出張じゃ行けぬお店を攻めたくなるのが食べロガーの悲しい性。24時間前にやって来たばかりの国分寺に、またしても都心からやって来る私はアホか?
2015年4月5日
日曜昼時の二郎ともなればキッチリ行列。東京の遥かに郊外、更に駅から最悪に近いアクセス性、おまけに今日は雨模様。なのに、どこからともなく湧いてくるひと、ヒト、人。皆さんお好きね~と思ったけれど、アンタに言われたないわい、お好きなのはどっちやねん!!と切り返されるのだろう、きっと。
【小ラーメン(全マシ)】730円
何と今日は豚入りがお休みで残念至極。客足読みで豚在庫の調整に掛かるって良くあるパタンだ。まあ、皆さんハッピーに喰うためには、ブタ・シェアリングも仕方あるまい。なので、豚マシ休みなら全マシしてみることに。流石にヤサイはデフォからグンと増えて相当な爆量に変身。ニンニクもかなりの刺激だし、何より背脂のブーストアップが半端じゃない。豚は相変わらずの脂差し込みまくりのガシホロ神豚。やはり完全に好みのタイプ。デフォ量で我慢はどうにも哀し過ぎる。一方、麺も絶好調。茹で前300g弱の真性ズル二郎は、二郎麺直球ド真ん中。トドメはマシた背脂がゴロゴロ流氷状態のの醤二郎豚汁。トゥルン、ズルルと背脂塊が口に流れ込んできつつも、豚汁本体のクッキリしたしょっぱさはやっぱり旨いなぁ。
ここの店主のご子息、人気二郎、野猿街道店2の若いイケメン店主殿ってのは良く知られた事。なるほど2杯の間には、枯れ感的なニュアンスの違いはあれど、基本的にはちゃんと相似性がある味わい。親子で似る二郎の味とは中々興味深いもんだ・・・とか考えながら、ふと厨房に目をやって気が付いた。(あれ、父ちゃん店主いないじゃん・・・)最近、営業中にしばしばお店を空けられると聞いてはいたが、だとすれば「必ず店主自ら麺上げする事」って二郎の掟に違ってるんじゃないのかしら・・・総帥の逆鱗に触れやしません?大丈夫!?って要らぬ心配ができるのも、ハッピー・フリー休日の余裕なんである。
2013年8月3日
昨夜遅く、実につまらぬ物を喰った後、何時ものビジホでふて寝した。で、朝起きたら風邪ひいてた。ならば二郎で風邪なんか吹っ飛ばそうと、体温38℃ほどの重い体を引き摺って、酷暑の国分寺までやって来た。それにしても、強烈な倦怠感。結局、駅前某スーパーのベンチで、ユンケル片手に堪らず寝崩れた。フト気が付けば、腕時計の分針は、優に二周目を過ぎている。怪訝そうに遠目で私を睨む警備員。ほっといてか!!さあ・・・行こか・・・ココからお店まで、酷暑30分行軍の辛かったこと。近年、稀に見る過酷なロード。アスファルトから立ち上る陽炎・・・冷や汗だらだら、もうぶっ倒れそうだ。
【小ラーメン豚入り(そのまま)】850円
カウンター越しにそっと受け取る丼は、キタ~~!!の超イケメン二郎。もやしにキャベツちょいとのケチり比率だが、デフォでも結構な威勢盛りにはキャッ♡豚なんかもう、二郎出涸らし豚の代表選手みたいなもんで、ホロい味わいと食感、その視覚的爆量さと共に、サイコ~の百点満点。ウキキ~ッ♡こうなると麺で外す訳が無かろう。太さと撚れ具合がもたらすワシワシ感、粉臭とかんすい臭のお下品コラボレーション。コイツも正に二郎麺ど真ん中の安定感!!コレをズズリに来たんだよね~。ニヤニヤし始めるのは、もはやジロリアンの証か。
と、ココまではかなり総本山ミタジの味わいに酷似してるのだけれど、最後のスープがシブかった。いや望外に私好みだったのだ。勿論、醤二郎の定石通り、クリア煮豚出汁にカネシ(FZ)醤油をドカンと効かせ、化調と脂でチョチョイのチョイ、のハズなんだが、妙にカネシの効きがマイルドなのか、ショッパーズ・スープに感じない。もしかして、汗かき過ぎたかな。とにかく、スカスカッと喉を過ぎて行くこのスープ。二郎系でスープの逝き行く様に哀愁を感じたのは、もしかしたら始めてかも。旨いわ~コイツ。
【まとめ】
素晴らしきかな二郎ワールド。もしやしたら総本山ミタジ以上の鋭さを供え持つ、醤二郎の代表格か!?麺も、汁も、豚も、迫力満点にして切れ味十分。ちょっと参りましたって感じの存在感。これに対する乳二郎系代表格であるヒバジやサクジなんかの、豚骨多め乳二郎の方が旨いとされるのも、なまじ分からんでもないけれど、それでもやはり、お主かなり旨いな~。ワシ、風邪なんか、どっかへ吹っ飛んでしまったわい。いや、マジでこの後一気に風邪は抜けて行った(^w^)
小ラーメン(全マシ、2015年4月5日)
デフォ豚じゃ満足できない~(2015年4月5日)
ズル二郎ど真ん中!!(2015年4月5日)
茹で前麺量300gほど(2015年4月5日)
背脂流氷醤二郎(2015年4月5日)
日曜昼間は流石に空き席無し(2015年4月5日)
小ラーメン豚入り(そのまま、2013年8月3日)
モヤ・キャベはデフォ盛り(2013年8月3日)
豚さんこんにちは(2013年8月3日)
もう文句の付けようナシ(2013年8月3日)
引き摺りだした麺も満点(2013年8月3日)
テンチー・ガエシも楽し(2013年8月3日)
グバッと入れて、ゴワッと噛んで、モゴッと下す(2013年8月3日)
はぁ~♡・・・旨い(2013年8月3日)
正調醤二郎の豚汁(2013年8月3日)
こりゃあ旨かった!!(2013年8月3日)
この飾り気無し感もイイね(2013年8月3日)
2015/04/17 更新
コアジロリアンが集う、二郎の中の二郎。一旦閉店だが復活を待つ!!
2018/05/11 更新