kattaさんが投稿したレジーナ イタリアーナ（大阪/北浜）の口コミ詳細

 
私の大好きな北浜のイタリアン『レジーナイタリアーナ』さんで、期間限定のポルチーニ尽くしのコースがあると聞いてお友達とお伺いしてきました。
 お店は地下鉄堺筋線北浜駅６番出口から徒歩１分です。

 スパークリングワインで乾杯！
グラン　キュヴェ　ブリュット　コンサドール　ヴェネト　カルガーネガ100％　グラス　700円を頂きました。
爽やかな辛口で、細やかな泡が心地良いですね。果実の甘い香りが広がります。
 
 
私もお友達も、秋の味覚　ポルチーニづくし　期間限定　特別コース　7500円(税別)をお願いしました。
トリュフ、松茸と並んで世界三大キノコであるポルチーニをめいっぱい味わってきたのでご紹介します！
 
ポルチーニのフリット　神戸・無花果のマルメラータ
アミューズは、ポルチーニのフリットです。
新鮮なフレッシュポルチーニ茸でしか調理できないフリットが頂けるなんて幸せ！
ポルチーニをダイレクトに感じられますね。
 
マルメラータとはイタリア語でジャムのこと。
自家製の甘酸っぱい無花果のジャムやお塩とともに頂きましたが、
お口いっぱいに濃厚な風味が広がり、とろけるような食感に癒されました。
 
 
淡路産　鱧のガランティーナ　ポルチーニのマリネ添え
グラススタジオさんの素敵なガラスプレートに盛りつけられた前菜です。
丁寧に骨切りされた鱧の上に乗っているのは、鱧の骨や、昆布、醤油、みりんなどでお出汁をとられたジュレ。
可憐なエディブルフラワーも添えられています。
 
ポルチーニのマリネは酸味がきいていて爽やかな味わいです。
ピスタチオのソースと梅肉と生クリームのソースとともにお味の変化も楽しめました。
 
神戸ポークのスーチカーとポルチーニ・栗・牛蒡のラグー　トリュフの香り
温かい前菜です。
スーチカーとはスーがお塩でチカーが漬けるという意味の豚肉の塩漬けのことだそう。
お塩でより旨みが引き出された神戸ポークが柔らかく煮込まれていて絶品ですね。
トリュフの香りに包まれながら、滑らかなポルチーニに、栗や牛蒡の煮込みを頂きました。
 
自家製フォカッチャはシンプルなのでどのお料理ともあいますね。
 
 
レジーナ式スペシャルレモンサワー
2杯目は、丸ごとは檸檬のソルベハイ　600円を頂きました。秋までの特別限定メニューです。
丸ごと凍らせたレモンを機械で粉砕してパウダー状のシャーベットに仕上げられています。
レモンジャムとウォッカ、アマレットに目の前でソーダを注いで頂いて完成です。
 
すっきりさっぱりと頂けてレモンが濃厚！
まさしくスペシャルなレモンサワーですね。皮の苦味がくせになる味わいです。
 
 
お友達は、八重垣　特別純米　五百万石　三勺　400円を頂きました。
 
ポルチーニと契約農家さんのお野菜のペペロンチーニ　
丹波笹山の吉良有機農園さんをはじめ、6社ほどの農家さんと契約されておられるので、
いつも新鮮な有機野菜を頂けるのが嬉しいですね。
赤オクラや赤ピーマン、小松菜、ミニトマトなどのお野菜の中で一番甘みが強かったのがストロベリートマトと呼ばれるほうずき。ほうずきってこんなに甘かったんですね！
大きめのポルチーニに干し海老のパウダーがアクセントになっている上品なぺペロンチーニです。
 
ポルチーニ茸のリゾット？
リゾットらしからぬまあるい形ですね(笑)
今まで食べたことのないものを頂くときはワクワクドキドキ！
 なんとラビオリの中にお米のリゾットが入っているんです。
皮には粉末のポルチーニが練り込まれていて、上には昆布や干ししいたけのお出汁のゼリー状のシートが乗っています。
仕上げに柚子パウダーがかかっているというこれまた手間隙かけられた斬新な一品です。
 
 
姫路・夏鹿ロースのスローロースト　篠山・実山椒のソース　ポルチーニ添え
 ゴールドのプレートに絵画のように盛りつけされたメインディッシュはジビエ　鹿の背肉です。
鹿の背肉は表面をしっかり焼かれたあとは、低温のオーブンで、スローローストで繊細に火入れされます。
高たんぱくで低脂肪、鉄分も摂れるヘルシーなお肉なので健康食としても注目されている鹿肉は、臭みがなく、しっとりと柔らかいですね。
鹿の骨を焼いて摂ったソースをベースに野菜や生クリーム、日本酒などを配合されて作られた実山椒のソースとグリーンペッパー、紫蘇とともに頂きました。
 
添えられているのは、ポルチーニのソテーに黄いんげん、赤玉ねぎ、万願寺とうがらし、インカのひとみ、ミニピーマン、そして北あかりで作られたじゃがいものピューレです。
どのお野菜も新鮮で甘くて美味しいですね。
 
 
オレンジのグラニータ
お口直しのオレンジのシャーベットです。冷たくシャリシャリとした食感がいいですね。
 
ポルチーニと巨峰のクラフティー　チョコレートとバルサミコのソース
 大きめの巨峰のタルト生地には乾燥のポルチーニが練り込まれていて、デザートまでポルチーニを使用されているというこだわりです。
昆布や干し椎茸などの精進出汁が入っていて甘さを抑えてあるので大人の味わい。
ポルチーニ香るタルトは本当に美味しいですね。
 
ソースは2種類。ホイップクリームとマサラワインのソースに、
シナモン香るチョコレートとバルサミコソースです。
滋味深く、秋を感じる大満足のデザートでした。
 
 
プティフールとコーヒー
豚の形をしているのは、ポルチーニの粉が練り込まれている高級バージョンのちんすこう。
 さくっと軽い食感のメレンゲはどこか懐かしくて、温かいコーヒーとともにお友達と会話が弾んでほっとする時間が過ごせました。
 
ラグジュアリーな雰囲気の店内
イタリアとフランス製のゴージャスなシャンデリアと赤い壁が素敵ですね。
ニューヨークの絵を伸ばして染めて、130個のスワロフスキーを別注で取り付けられた特注品です。
 
 
オープンすぐにお伺いしてまだ誰もいないうちに店内の写真を撮らせて頂きましたが、
このあとあっという間に満席に！
 
 ポルチーニコースはディナーのみです。
 
 イタリアからお取り寄せされた香り高いポルチーニをふんだんに使用された贅沢なコースで、
ポルチーニの味、香り、食感を満喫できました。
フレッシュポルチーニが手に入る今だけの期間限定なので、秋の味覚を頂きに行かれてみてください。

ReginaItaliana
大阪市中央区伏見町2-2-10谷ビル2F
 

素敵なイタリアンがあると聞いて、お友達とイタリアンのディナーを頂いてきました。
グランフロント大阪のレジーナさんの系列店です。

お店は地下鉄北浜駅の6番出口をでて、右手の谷ビルの2階という
駅から徒歩1分の便利な場所にあります。


スパークリングワインで乾杯！

オーロ　プロセッコ　ブリュット　グラス　900円を頂きました。
ゴールドに煌いてきめ細やかな泡立ちで、柑橘のアロマが心地良くしっかりした味わいです。

お友達はスルジーヴァ　800円


ディナーコースは3500円、5000円、7500円、10000円の4種類あります。
今回は10000円のSpecialeコースを選びました。

ちょっと風変わりな「カプレーゼ」
アミューズはカプレーゼとのことですが、不思議とトマトが見当たりません。
お料理の説明を伺って納得！
トマトをジュレ状にすると透明になるんですね。
つるりと喉越しが良く爽やかな酸味が楽しめます。

モッツァレラチーズのエスプーマのふわっふわの食感にも癒されますね。
グリーンの葉っぱはバジルをフリットしたもの。
トマトの皮を粉末にしてトッピングしてあったりと手間隙かけて作られた一品です。

プチプチとした食感のバジルシードは、発ガン抑制や老化防止などに効果的と言われていて、脂肪を燃焼する働きもあり、人間の体内では作れない必須脂肪酸(オメガ3)が配合されているスーパーフード。
美味しく頂いて健康的なのは嬉しいですね。

契約農家さんのお野菜とミックスリーフのサラダ

前菜のサラダは、約25種類のミックスリーフに、エディブルフラワーと呼ばれる食べられるお花が彩り綺麗でフォトジェニック！
お野菜は主に丹波笹山の吉良有機農園のものを使用されているそうで、普段からなるべく有機のものを頂くようにしている私としてはありがたいです。
お花はビタミンや食物繊維も豊富なので、飾りだけでなく積極的に頂きたいですね。

ロマネスコ、菊芋、ほうれん草、マスタードリーフ、水菜、からし菜、わさび菜などバラエティ豊かなサラダの中には干し貝柱と干し椎茸、昆布から出汁をとられた滋味深いムースが隠れています。
ほんのりゴマ油が香る中、刻み韓国海苔をアクセントにシャキシャキと新鮮なサラダを頂きました。

エレガントなガラスプレートがとっても素敵ですね。

本マグロと帆立貝、マンゴーのタルタル

マンゴーの濃厚な甘みと酸味に、新鮮な本マグロとホタテとのコラボが斬新です。
ソースはグリーンの香草とバルサミコの2種類。
栄養豊富な畑のキャビアとんぶりのプチプチとした食感を楽しみながら、金粉やゆず七味をアクセントに美味しく頂きました。
ちなみに緑の葉は、愛情や親愛というラブリーな花言葉を持つスイバです。

有機菊芋のポタージュ　猪の赤ワイン煮添え

優しい甘さに滑らかな舌触りの有機菊芋のポタージュに癒されます。
菊芋はローカロリーで糖尿病などに良い影響を与えると言われているイヌリンが含まれています。
今まで頂いた猪のお肉はどこか臭みが感じられましたが、こんな全く臭みのない猪は初めて！
赤ワイン香る猪は、柔らかく美味しいです。
猪は高たんぱく、低脂肪で、脂肪酸が豊富なのでお肉を食べながら血液サラサラになれるという嬉しい効能もありますよ。

ゴマの自家製パンのクラストは香ばしく、クラムはふんわりと焼かれていて、スープとの相性は抜群です。

足赤海老と菜の花、自家製からすみのスパゲティー

絶妙なアルデンテに茹で上げられたパスタに、甘みのあるプリップリの足赤海老と旬の菜の花のほろ苦さに春を感じますね。
濃厚で旨みが凝縮された自家製からすみが贅沢な味わいです。

お友達とたくさんお話して楽しい時間に。

2杯目は赤ワイン
次からのお肉料理にあわせてジャコンティロッソ　800円を頂きました。
ルビーレッドのお色が綺麗ですね。
フルーティでバランスのとれたコクのある味わいです。

3種のお肉と干し貝柱を包んだプリン
どこにプリン！？と思いましたが、プリンとはつまんで形造る製法のことを意味するんだそう。
アニョロッティ・ダル・プリンというイタリアのピエモンテ州生まれのパスタです。

淡路産牛肉と神戸ポーク、播州百日鶏の3種類のお肉を干し貝柱とともに包まれているので、見た目からは創造もつかない旨みがお口いっぱいに広がって思わず笑顔に！
シェフの手打ちパスタはモチモチとしていてやみつきになりそうな食感ですね。

箸休めのグラニテ
関西人の私としては懐かしいお味の冷やし飴のグラニテ。
生姜がきいていてすっきりと頂きました。
こちらは商品化して欲しいくらいお気に入りに！

なにわ黒牛、シンタマとじゃがいものオープン焼き　赤ワインソース、自家製XOと共に

なにわ黒牛は初めて頂きましたが、
血統証明書を有している大阪産の黒毛和牛の雌だそうです。
お肉は内もも肉で、しっとりと柔らかく旨みがぎゅっと詰まっていますね。
自家製XO醤とカリカリのパン粉が絶品で、赤ワインソースとともにお肉のお味をさらに引き立ています。


デザート
丹波コシヒカリのライスプティング　キャラメルジェラート　林檎のシート

冷たいコシヒカリのミルクリゾットは上品な甘さで、緑豆が混ぜ込まれています。
濃厚なキャラメル香るジェラートとともに林檎のシートで包まれていて、パンジーのお花がアクセントになった可愛らしいビジュアルです。
シナモンもきいていて、ポン菓子の食感も楽しめるという遊び心ある粋なスィーツにノックアウトされました！
こちらのプレートも持って帰りたいくらい素敵です。

プティフールとコーヒー

コーヒーには牛乳を添えて頂いているのは嬉しいですね。
サクサクのヘーゼルナッツメレンゲに、あんずジャムのクッキーを
コーヒーの香りを楽しみながら頂きました。

ラグジュアリーな雰囲気の店内

イタリアとフランス製のゴージャスなシャンデリアとともに一際目をひくのがこちらの赤い壁。
オーナーさんの好きなニューヨークの絵を伸ばして染めて、130個のスワロフスキーを別注で取り付けたそうです。
何かの隠し絵になっているので、正解はお店に行ったときに聞いてみてください(笑)


ソファーのお席もあり、広めの店内なので女子会などにもおすすめです。
こちらは2人用のデートにもぴったりの個室です。洗練されたインテリアですね。
店内奥にも落ち着いた雰囲気の広めの個室があります。


総料理長　矢野昌司シェフの心尽くしの五感で愉しめるお料理は、
素材選びから素晴らしいので、女性には魅力的なメニューばかりです。


古野オーナーはテーブルコーディネーターでもあり、
全世界での5星ホテル、3星レストランでのガラス食器シェアNo.1の京都祇園のグラススタジオさん
も経営されています。
こちらで使用されている器はそのグラススタジオさんのものだそうで、
一皿ごとにうっとり。

講演を依頼されるくらい著名な方なので、お話が興味深かったです。
グランフロントのお店におられることもあるので、お食事の際に古野オーナーと会いたい方は予約の際に確認してみてくださいね。


※メニューは仕入れにより今回ご紹介したものと内容が異なる場合もあります。

ランチは千円から用意されていて、大人気のデザートバイキング付きの3500円のコースがとっても気になるのでまた近いうちにお伺いしてきます。


ReginaItaliana
大阪市中央区伏見町2-2-10谷ビル2F