3回
2025/03 訪問
【お勧め】神戸の宝といえる食堂。基本一膳飯屋ではありますが、極めてレベルが高い。
元町にある一膳飯屋。1951年に南京町で創業し、1961年に現在の元町商店街近くに移転。素晴らしく雰囲気のあるお店です。
最近は一膳飯屋の形態をとる店は大分少なくなってしまいました。ここはその中でも少し特殊で、「吞み」に若干振っているお店かもしれない。
わたくしにとっては、神戸では最も好きな店の1つです。
軽く一品のお皿を選び、お酒を頼んで、さっと吞んで返る。もちろんゆっくりもよし。注文をオーダーしてもよし。素晴らしい食堂です。
さて、今回は比較的早い時間に行ったので、席を選ぶことができました。奥の食材置き場近くの席が禁煙席です。そこにお願いして座らせていただきました。その後はドンドンとお客様が・・・
まずは大瓶。キリンかアサヒ。私はキリン。
ここで欠かすことができないのがお刺身。
いつもここのお刺身には感服します。弾力十分の極めて新鮮なもの。人気ですから回転も速いのでしょう。いつも新鮮なお刺身を提供してくれます。この刺身を食べれば、この店のレベルがわかると思います。
その他にも魚介を中心として一品が多種多様。食べる直前に追加調理したりしてくれて、最善の状態で食べさせてくれます。
店員さんも極めて親身な対応で、活気があって素晴らしい接客。
追加にてネギ入り厚焼きタマゴ。
これがたまらないのよね。ちびちび食べるのですが、本当においしい。ネギが加わると50円高くなりますが、私はプレーンよりこっちの方が好き。特に、お酒には合うと思います。
今回は長居はしません。一人ですし、さっと食べて吞んで失礼といたします。
今日も美味しかった。会計は2000円強。この楽しい幸せな時間の対価としては極めてリーズナブル。
ごちそうさまでした!
※本来は星4.5にしたいのですが、禁煙席に座ったとてタバコの煙には悩まされます。歴史ある店だから仕方ないかとは思います。
2025/04/12 更新
2023/03 訪問
一膳飯屋スタイルの呑める古き良き名食堂。まさに名店。しかも分煙化! 控えめに言って最高。
今日は金時食堂。二人にて。最高のお気に入り。ワクワクが止まらない。
さて、到着。
ガラガラと戸を開けると、空席が見える(心のなかでガッツポーズ)。
早速店員から声がかかる。気持ちいいね。
「いらっしゃいませー! おタバコは吸われますか?」と・・・
え、分煙になったのか!? 確か、以前はこんなこと聞かれなかった。
ありがたいことにおかず置き場に最も近いところが禁煙指定になっている。すぐ近くの机が喫煙可で微妙ではあるが、すぐ隣でスパスパは回避できる。少しはマシ。
店内、一人飲みのおじさん、食事をしているおばさま、酒を飲み会話を楽しむサラリーマン。客層は様々。
店内は古く風格がある。奥にはおかず置き場があり、美味しそうな料理が並ぶ。ここから料理を選び、店員さんに申告するシステム。でも、その前に飲み物です。
まずはビールから。
大瓶キリンをオーダーし「乾杯」。神戸はなかなか大瓶がない。うれしいではないか。
プハー、さあ幸せタイムの始まりです。
さて、食べたくて食べたく仕方なかったここの刺身を取ってこよう(猫まっしぐらである)。
鉄板の鯛とカンパチのお造り
鯛の皮がぱらっとかけられているのが面白い。身の締まったいつもながら旨いお刺身。これだけの刺身を出す店はなかなかない。
うめーー! 幸せである。
ぬた
最近のお気に入り。ヌタは子供の頃は嫌いだったし、大人になって好きになったが、その頃は自分の子供が食べない。なので店で食べる料理ということになるんですな。
追加の料理を。
きずしがあった。
美しいし、なかなかたっぷり。ショウガが添えられている。よい〆具合で大変旨い。やはりここは下手な海鮮居酒屋を遙かに凌ぐ。
隣の人がだし巻きを頼んでいる。
よし、こちらもオーダーしようではないか。
しばし待っているとほっかほかのだし巻きがやって参りました。紅ショウガを添えて。
これが・・・旨い!
出汁がたっぷりで、ほっかほか。
いや、ほんとに旨いな、これ。次回からはマストだな。
自分はお酒を芋水(芋焼酎水割り)にチェンジ。白波を使った濃い水割りが来る。これがよいのだ。
これに合わせるつまみは鰯の煮付けと決めてある。
芋水と楽しむ。うまいうまいうまい(*´Д`*)
〆には「冬季限定粕汁」。「金時」の粕汁なんてそそられるではないか。
真っ白で具だくさんの美しい粕汁が。
本格的な粕の味がするしっかりした粕汁。心の底から温まる。
ここは長っ尻は似合わないと勝手に思っている。これくらいで失礼しよう。満足だ(←ほんとはもっと飲みたい)。
お会計は一人2000円強。
「安い!」
「美味しかった!」
ここはまさに「名店」。神戸を代表する店と言っても過言はないでしょう。一度行けば虜。理由は色々あると思います。雰囲気、味、接客・・・
雰囲気はまさに昭和で、他ではなかなか味わえるものではありません。それと一膳飯屋のシステムが珍しくて楽しいのです。
味は間違いありません。家庭料理といえば家庭料理ですが、非常にレベルが高い。特に海鮮はおすすめしたい。正面のおかず置き場の左手冷蔵庫にあります。
おかずは店員さんに一声かけて持って行きましょう。温めてもくれます。
店員さんはみな女性でテキパキ働いていて、よく気付くし、とても気持ちいい接客。
値段も安い。濃く作ってくれるお酒もなかなか良いね。
食事にも飲みにも使え、昼からやっています。
もう控えめに言って最高ですわ! こんな店そうそうないです。
分煙になったし星4.5に格上げ!
もっと禁煙席拡大してほしいな!
2023/06/13 更新
2022/08 訪問
これまで知らなかったことを悔いる一膳飯屋のS級名店
最近、一膳飯屋にはまってる。で、いつかお酒を飲みに行きたいと思ってた。
で、有名なここに夜来てみたわけです。
いま・・・私は心から、心の底から真剣に後悔しています。何で今まで来てなかったんだ、ここ!
名前は知ってたし、前も何回も通り過ぎていたのに。
なんなのよ、これ。
なんとも言えない昭和の雰囲気。
そして何より料理。めちゃくちゃ旨いのよ。
甘めの味付けだけど、酒に合うのよ。
一膳飯屋のレベルは超えてる、はるかに。
刺身(鯛とカンパチ)は780円。大変よろし。思い切り新鮮だ。
イワシは甘く煮つけられ、お酒に合う合う。
つくねも炙り直しで表面サクサクしちゃったりして、うめー。
自家製チャーシュー。あぶってたれ焼きにしてくれる。おい、ちょっと、そこらへんの中華屋逃げ出すレベルやん。
芋の水割りはジョッキで来る。ちょっと濃いめでうめー。ここの料理にマキシマムフィット。
食べて飲んで、お会計は4500円と予想したが、3800円。安っ。
「おいしかったですわ!」と言ったら、店のお姉さんニッコニコ。
あー、俺は神戸ライフのかなりを損してた。
なんなのここ。まさかの星4。
参りました。重リピ確定。
隣に引っ越したいレベル。
※禁煙ではないので、そこだけ注意。禁煙なら星4.5。
入店時それなりに煙草臭く感じたし、運悪く隣が喫煙。そこだけが残念。
おかず冷蔵庫
おかずショーケース。ほしいものをお店の人に渡しましょう。
つくねとイワシを取りました。うめー。
鯛とカンパチ(食べかけ、申し訳ない)。一膳飯屋のレベルではない。うめー。
芋焼酎はジョッキ。うめー。
自家製チャーシュー、あぶってタレをつけてくれる。うめー。
2022/10/21 更新
一膳飯屋スタイルの神戸の名食堂。このスタイルにして料理は美味く、飲みにも食事にも使える。最高の食堂です!
2023/06/13 更新