2010年マイ☆ベストレストラン締め切り以降12月に訪れた店の中で、良かった店、印象に残った店を振り返ってみました。
全体では妻の誕生日に訪れた
レ・クレアシヨン・ド・ナリサワがやはり断トツの一番。「高ければ美味しいのは当たり前」と仰る人が多い中(私もその一人)、これだけ多くのリピート客を持っているということは、もちろん不断の努力をされているのでしょうが、やはり天賦の才があるということなのでしょう。どれだけ美味しくても、食事の際に一種の「驚き」や「発見」がなければ口の肥えた客は飽きてしまうものなので、計り知れない才能があるのだと思います。成澤シェフの更なる飛躍を祈念しております。
フレンチ・ビストロでは
ル・リオン、昼間だけの訪問でしたが、その実力の一端を感じました。
イタリアンでは、トラットリアの
アポンテがサービスの満足度も含めて突出していました。リストランテの
クリニカ・ガストロノミカ・エスペリアも特にデザートの美味しさが印象的でした。
中華では、日本橋室町の
中國名菜 孫が群を抜いていました。昨年食べた中華の中で間違いなく一番だと思います。
白金亭もとても上品な味で良かったのですが、値段の割に新鮮な驚きがないのが少し残念だった気がします。
その他の部門では、恵比寿3丁目交差点付近に美味しい店が集まっているのを改めて感じました。
ソーセージスタイル流行hayariはソーセージはもちろんのこと、ひな鶏の丸揚げが絶品でした。
バーガーマニアはジューシーで肉汁たっぷりのバーガーはとても美味しくて病みつきになりました。
とんかつすずきは昔ながらの町のトンカツ屋さんながら、衣の薄いサクサクのトンカツはとてもジューシーで旨味たっぷりの逸品でした。
東京以外では、福岡の
活魚工房八千代丸の超新鮮な玄界灘の海の幸がもちろん一番。こんなに美味しい魚は、この値段では到底東京では食べられません!
反省も含めて、これから月に一度、総括して行きたいと思っています。