写真は4月初めに目黒川沿いで撮った桜です。満開になる少し前の頃。
この頃に、テレビで見た被災地の桜の木がとても印象に残っています。
津波で太い幹が二つに折れて、上部が地面に倒れているのですが、
倒れた枝から桜の蕾が膨らんできていたのです。
生命力を感じてとても感動的でした。
被災者の方々の思いが乗り移っているんじゃないかと思いました。
あの桜の木がどうなったのか知りませんが、きっと美しい花を咲かせたことでしょう。
東北の皆さんの強い思いがある限り、東北は必ず再生するんだと、その桜を見て確信しました。
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4月は仕事が忙しくて、口コミのアップをさぼっておりました。
未だアップしていない4月分の口コミが溜まっているのですが、この食歩記で取り上げたいお店はようやくアップ完了しました!
全体では銀座の
一二岐(かずき)に軍配を上げます。無性に鰹が食べたくなって、食べログを探していたら偶然この店を見つけたのですが、食べログ様様です。高知から毎日直送で仕入れている鰹の藁焼きがここの名物なのですが、これはもう絶品でした。戻り鰹も食べに行きたい!
フレンチ・ビストロでは目黒の
モルソーが印象的でした。とても素敵なオーナーシェフのいるお店で、新鮮な鎌倉野菜を使ったヘルシーな料理と、目配り・気配りの効いたアットホームなサービスで、とても居心地の良いビストロでした。
イタリアンというか無国籍料理と言った方が正しいかもしれませんが、恵比寿の
リコスキッチンは実力通りでした。約10年振りの訪問だったのですが、味も昔と変わらず期待を裏切りませんでした。人気店なのでいつも混んでますが、音が反響するので店内が少々煩いのが唯一の難点です。
これからとても期待できるという気がしたのが、恵比寿のスペイン・バルの
バルデビス。今年2月にオープンしたばかりですが、タパスの種類も多く、仕込にも時間をかけた実力派。とてもくつろげる雰囲気で気に入りました。
それから居酒屋さんですが、
浜勢の料理は、居酒屋の域を完全に超えていました。直ぐに売り切れとなる皆さん大絶賛のポテトサラダの他に、豪快なてんこ盛りの箱雲丹、垂涎ものの鯖寿司や穴子寿司、そして極め付けは、イチボの炭火焼。こうなると幸福感を一杯味わえます。
4月で印象に残ったのはこの5店だけというのが、些か寂しいですよね。
訪問したお店は多かったのですが、期待外れが多かったのも4月の特徴かもしれません(苦笑)。
それにしてもホントに外れが多かった(涙)!!!