レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2011/11訪問 2010/10/13
小さなマンションの階段を上って2階にあるのだが、1階は普通の家なので最初はちょっと見付け難いかもしれない。
中に入ると、左手に8席程のカウンター、右手にこれも8席程の座敷があるだけの飾り気のない小さなお店。
富山出身の大将と、日本酒のソムリエの若い女将さんの二人で切り盛りされているのだが、お二人はとても良いコンビネーションで、見ていてとても微笑ましい。
最初にこの店を訪れたのは丁度一年前。
取引先の人に連れてきてもらったのだが、大勢で来たので最初は奥の座敷だった。
でもやっぱりこの店は、ご夫婦との会話も楽しみたいのでカウンターに限るね。
他の口コミに書かれているので、メニューは省略するが季節の食材をふんだんに使った料理は本格的で、いつも新しい発見がある。
何を食べても裏切られることがないというのは、そう簡単ではない筈だけど、この店では裏切られたことはない。
おそらく大将は隠れて色々と勉強してるんだと思う。若いのに偉いよね。
日本酒のコレクションも素晴らしい。日本酒のソムリエの女将さんにいつも料理に合わせてお任せで日本酒を選んでもらっている。
お陰で、毎度飲み過ぎて翌日にはいつも反省してしまうんだよね。。。
2位
1回
2010/08訪問 2010/10/14
西麻布の通称グルメ通りにあるのだが、通りから私道を少し入ったところにあるので、
通りを歩いててもまず気が付かない。隠れ家的な店。
「にしあしゃぶ菜」というお茶目な名前から、もう少しカジュアルなしゃぶしゃぶ屋さんだと最初は思っていたのだが、
しゃぶしゃぶだけでなく、コースで出される先付、椀物や向付(刺身)にしても、もう本格的で立派な会席料理なのだ。
勿論黒毛和牛のしゃぶしゃぶは絶品。美しい刺しの入った肉は芸術品の領域で、見ているだけでうっとりしてしまう程。
仕上げの氷見うどんと水菓子を食べると、もう本当に幸せな気持ちに浸れる。
しゃぶしゃぶのコースには、12,000円、10,000円と8,800円の3種類あるが、基本的に値段の差は肉の質の差なので、
ここは奮発して一番高いコースを選ぶのがお奨め。土鍋の蒸野菜鍋も追加できるので(追加料金要)、これも是非頼んでおこう。
個室が二部屋(6名用と4名用)と小さなカウンター席があるだけの小さな店なのだが、2名でも個室を予約できるので、
早めに予約しておいた方が良いでしょう。
大切な人と、美味しい食事とお酒でゆっくりとした時間を過ごしたい・・・そういう人に是非お奨めのお店です。
3位
1回
2014/08訪問 2014/08/15
【2014年8月再訪】
相変わらず月2回のペースで伺ってます。コースは月替わりなの
ですが、1回食べただけではもったいないということで、2回伺
っております☆
月替わりと言っても、月初にメニューが替わるということでなく、
月の中旬から、翌月の中旬までということなので、、メニューが
替ったかどうかは、予約時に確認してください。
7月のメニューはこんな(↓)でした。
■ 始まり: パンツァネッラ
■ 前菜: 岩牡蠣と夏カブ・生ハム…
■ テーマ: 青旬魚
ガルム(魚醤)でマリネした真鰯のカダイフ焼き サフランと
ういきょう、オレンジのコンビネーション ブドウと黒オリー
ブのモスタル添え
■ 1皿目のパスタ: スカモルツァで覆ったじゃがいものニョッキ
塩レモンのクレーマとトウモロコシ
■ 2皿目のパスタ: 夏茄子とエストラゴンのサルサポモドーロを
手打ちフェットゥチーネで
■ 本日の魚料理: 近目金時鯛のソテー
ルーコラと白バルサミコのソース
鱗も付いててパリッとした皮も最高。季節を感じるソースでした。
ソースでこれだけ季節を感じるなんて幸せです☆
■ ニュージーランド産脂身で巻いた羊の背肉(クラシタ)
羊の脂身がこんなに旨いなんて、言うことなしです☆
■ ドルチェ:西瓜とココナッツのミルクプリン
天然塩をソルベを添えたカクテル仕立て
■ チーズの盛り合わせ
【2014年6月再訪】
もう1年近く更新してませんね。いい加減怒られそうなので、
不承不承ですが更新します(笑) だって、もうこれ以上混
んで欲しくないので・・・・ホントに予約が取り辛くなって
きました。
この店はコースのみで、毎月メニューが変わるのですが、も
う一度同じ物を食べたいという欲望に駆られて、このところ
月に2度のペースで通っています。今回書いたのでもう一年
程度は更新しませんよ(笑)
そうそう、前回から変わった点は、近所のオフィスパーソン
向けにパスタ中心のランチをされていたのですが、より夜メ
ニューの気合を入れる為に、平日のランチは止められたそう
です。その内、週末のランチを始められるとのこと。楽しみ
ですね☆
この日頂いたのは、以下の様なメニューです。品書きを見た
だけでは、どういう料理なのか想像できないと思うので、括
弧内に私の解説を入れました。最初に品書きを見て、どんな
料理が出てくるのか、想像するのも一つの楽しみですが、こ
の店は、毎度完璧に想像を超えた物が出てきます。ミラクル!
■ 始まり:
ニョッキ アラ ロマーナと枝豆・黒ビール・焼きトウモロコシ
(100%セモリナ粉の田舎風ニョッキと枝豆のビシソワーズ)
■ 前菜:
夏トリュフ香るズッキーニ・リコッタチーズ・卵黄....
(凍らせた卵黄が真中に載っているのですが、見た目はデザート)
■ テーマ あなキュウ:
穴子のフリット トマトと胡瓜、
クミンのサルサカンパニョーラと焼き茄子添え
(鶏肉のムースを穴子で巻いてフリットにしたもの)
■ パスタ:
ルーコラのペーストで和えた手打ちスパゲッティ アラ キターラ
白烏賊とサルデーニャ産カラスミのタルタルと青唐辛子のアクセント
■ お口直し:夏瓜と農園野菜
■ メイン(メニューから選択)
・青森産アイナメのソテー アサリとキャベツのソースで
・ホロホロ鳥の胸肉にフォアグラを詰めてローストしたもの
黒胡椒を効かせたフランス産サンジョルジュの赤ワインソースで
■ ドルチェ:ヨーグルトのムースとメロン、レモングラスのカクテル
■ チーズの盛り合わせ
【2013年8月再訪】
3カ月振りの訪問です。前回も書きましたが、予約が取り難くなって、我が家の様に当日の予約をしようとしても平日は殆ど無理ですね。週末に漸く予約を入れることが出来ました。
家内と4,900円のコースを頂きました.。以下(↓)は二人分です。
■ とうもろこしとパルミジャーノのクレーマカタラーナ 濃縮バルサミコのアクセント
■ 真鯵とういきょうのタルタル、GINとライムの香り メロンと胡瓜のガスパチョ添え
■ 帆立とイカスミのブディーノ スパイス香る夏烏賊のソテー
パッパ・アル・ポモドーロのサルサと供に
■ 夏トリュフ香る紫キャベツのニューディ
(見た目パスタとは思えませんよ!)
■ ていざ茄子のピュレで和えた手打ちパッパルデッレ
シシリアンルージュとエストラゴンのクレーマと供に
■ グアンチャーレ(豚の頬肉の塩漬け)とドライトマトのソース
■ シャラン産鴨のコンフィ
■ チーズの盛り合わせ
■ 桃のコンポートとライチのエスプーマ グアバ風味のカクテル仕立て
【2013年5月再訪】
久し振りのマンサルヴァ。実は4回連続で振られて、5回目のトライでやっと。
当日の予約は殆ど不可能になってきました。ホントに人気が出てきましたね。
懸念していた通りです(涙)。我が家は思いついたら、その日に食べに行く
タイプなので、当日の予約が難しくなってくると困りますねぇ。。。。
5月の最終日に頂いた5月のメニューは、次の通りです。
■ 始まり 燻香をまとったイクラとリコッタチーズのイカ墨ブルスケッタ
■ 前菜 林檎のベールとじゃがいものバヴァレーゼ(ババロア)
白海老と枝豆のタルタル添え 新生姜の香り
■前菜 生ハム巻き初鰹のレア仕立て 松の実とアーモンドのインパナート
初鰹を生ハムで巻くというアイデアが斬新でした。見た目もとても綺麗。
付け合わせの水ナスも凄く美味しくて最高でした。
■ カネーデルリと鶉の卵のアラカミーチャ(ニョッキ) 夏トリュフの香り
鶏の出汁の効いた白ワインのソースに、鶉の卵が合わさって凄くコクが
出ていました。
■ ズッキーニのピュレで和えた手打ちキタッラ
シシリアンルージュのトマトソースとモッツァレラのクレーマ添え
これはもう素晴らしいの一言です。
■ メインは4種類の中からのチョイスとなります。
家内: 本日の鮮魚で相模湾産イシナギ(石投)のソテー
淡路産新玉葱のピュレとフレッシュトマトのソース
私: 本日の肉料理で岩手産単角牛のイチボのステーキ
ジロール茸他3種のキノコとキャンティワインのソース
肉はもちろん美味しいのですが、キノコのソースがインパクトがあって、
抜群に美味しかったです。メインの付け合せは、今が旬のアスパラ・
ソバージュでした。
■ デザート
家内: ピニャコラーダ・パッションフルーツ・ヘーゼルナッツとテーマに
パイナップルとマスカルポーネのクリームが美味しかったです。
家内は食後酒にパッシート(Ben Rye)を頂いてましたが、デザートと
良く合っていました。
私: チーズの盛り合わせ
私は毎度のことながら、グラッパでチーズを頂きました。
そうそう、自家製のフォカッチャですが、衣替えしていました。愛媛県産の
絹皮ナスを貼付けたフォカッチャなのだそうで、これは旨かった!
しかし、フォカッチャに茄子を張り付けるというアイデアが凄いですね☆
久し振りに伺うと、この店の価値が今更ながらに良く分かりました。
【2013年2月再訪】
高橋シェフは天才!!益々進化してますね。想像したことの無い様な素材と
ソースの絶妙な組み合わせ。素晴らしいハーモニーを奏でています。どこまで
進化するのやら。
これ(↓)で4,500円のコースです。CPは文句なしに5点満点。
■ アミューズ: 地鶏レバーとフォアグラのパテを詰めたカンノーリ
■ 前菜: 風干し帆立とホワイトアスパラガスの冷製マリネ
ういきょうと柑橘のサルモリーリオ
ういきょうと柑橘のソースが最高でした。お皿なめちゃいました☆
■ 前菜: 佐島産 鮟鱇のインパナート サルティンボッカ仕立て
季節の葉野菜添え
鮟鱇の切り身を生ハムで巻いて揚げているのですが、セイジのソースと鮟鱇の
出汁のジュレで頂きます。鮟鱇の旨味がじゅわっと出てきて最高の逸品☆
■ 一皿目のパスタ: ペコリーノピエンツァのアニョロッティと空豆のクレーマ
アニョロッティは一口で頂きます。噛むと中からじわっとペコリーノチーズが。
空豆のソースとの相性が抜群でした☆
■ 二皿目のパスタ: 菜の花のピュレで和えた手打ちトレネッティをフレッシュトマトの
サルサと共に
菜の花のほんわりとした苦さがアクセントになっています。フレッシュトマトの甘さ
とのバランスが最高でした☆
■ メイン(家内): 寒鰤の鉄板焼き ミニトマトのコンフィと根セロリのピュレのソース
■ メイン(私): 桜肉のタリアテッレ 黒トリュフとキャンティワインと白トリュフのオイル
のソース
トリュフの香りが凄いです!馬肉もクセが無くて、まるでローストビーフの様な柔らかさ
でした。いやぁビックリしました☆
■ デザート(家内): トチオトメ・アマオウのシャーベットにホワイトチョコのソース
これは一度食べると病みつきになりますね!!!!
私はデザートに替えて、いつも通りチーズの盛り合わせでグラッパを頂きました。幸せ!
【2012年12月再訪】
今年最後の外食はやっぱりマンサルヴァで締めくくりたいということで伺いました。
家内と二人で頂いたのは、
■ 始まり: 塩ダラのマンカート パルミジャーノチーズのサブレと共に
■ 前菜: パッパアルポモドーロと佐島のマカジキの冷薫製
バジリコのアクセント モッツァレラチーズのクレーマ添え
■ 前菜: 生ハムで巻いた地鶏とフォアグラ、ドライいちいじくのメダイオーネ
■ 一皿目のパスタ: オレンジ香る栗南瓜とペコリーノチーズのラビオリ
■ 二皿目のパスタ: ブロッコリのアーリオオーリとからすみのサルサを手打ちタリオリー二で
■ 本日の鮮魚: 寒ブリの鉄板焼き
■ 本日の肉料理: 蝦夷鹿のソテー キャンティーワインのソース トリュフを添えて
■ ドルチェ: りんごとクランブルのカクテル仕立て 天然塩のジェラートとキャラメルのエスプーマ添え
■ チーズの盛り合わせ
シェフは天才ですね。料理の美味しさはもちろんですが、素材の組み合わせにしても、
新鮮な驚きが毎回必ずあります☆
【2012年9月再訪】
メニューを一人一人にプリントアウトしてくれるようになりました。これでメニューの紹介がし易くなります。
ここの料理名は長いのでこれまで覚えきれなかったものですから(笑)、嬉しいですね☆
この日家内と二人で頂いたのは、
■ 小さな前菜:クリーミーモッツァレラチーズのムースとセミドライフルーツトマトのブルスケッタ
セミドライのトマトの甘さと食感がモッツァレラチーズに良く合ってます。ぐっと食欲が増してきます。
■ 冷たい前菜:帆立と茄子のマリネ、生姜のアクセントを忍ばせた完熟トマトのガスパシォ カクテル仕立て
とても濃厚なトマトのガスパシォ。帆立との相性も抜群でした。新生姜がアクセントになっていて、とても
美味しかった。ガスパシォでこんなに感動したのは初めてです。是非皆さんにも食べて頂きたいですね。
■ 温かい前菜:レアに仕上げた佐島の鮪のソテー オレンジとマルサラのビネグレットソース
オレンジとシチリア産のマルサラ酒のビネグレットソースの美味しいこと。少し酸味が効いていてちょっと
甘いソースと鮪との相性も抜群でした。
■ 1皿目のパスタ:トスカーナ地方の伝統パスタ ほうれん草のニューディ
トスカーナ地方の郷土料理とのことで、初めて頂きました。別名をラビオリ・ヌーディとも言うとのことで、
直訳すると皮なしのラビオリと言う意味。ラビオリの中身だけといった意味でしょうか。卵をツナギで使っていて
ニョッキの様に茹でているのですが、これもなかなか行けますね。
■ 2皿目のパスタ:フランス産季節の茸とポルチーニ茸、シブレットの香りをまとわせたサルサボスカイオーラを手打ちキターラで
ポルチーニは冷凍せずに直輸入しているそうで、お皿が出て来た瞬間に秋の深い香りが一面に漂いました。
ポルチーニの香りを嗅ぐと秋到来という気がしますね。
■ 赤イサキの鉄板焼き ズッキーニのクレーマ添え
魚は契約している三崎の漁師さんから直接届けて貰っているとのことです。身がプリプリ! 付け合わせの野菜も抜群!
■ 美明豚ロースのソテー 香味野菜と粒マスタードのソース
豚肉はジューシーで、噛めば噛むほど味が出る美味しさでした。
■ ドルチェ:桃のコンポートとライチのゼリー
巨峰のソルベが上に乗っていたのですが、これがまた最高!!
■ チース盛り合わせ
いつも通り最後はチーズをグラッパで頂きました。毎度のことながら酔っぱらい。でも至福のひと時でした。
【2012年8月再訪】
月替わりでコースメニューが変わるので、殆ど毎月伺っているのですが、食べログの更新を怠けています。
タイトルにあるように、余り教えたくないので、と言うと嘘になりますが(笑)、食べるのに夢中になってしまって、
(酔ってしまうというのも半分ありますが)長い料理名をとても覚えきれないのでと言うのが正解ですね。
ということで、毎度料理の中身を紹介するのは止めにしますが、このお店の素晴らしい点を一言で言うとすれば、
『素材の組み合わせの妙』に尽きると思います。この点シェフは天才ですね。どうしてこういう素材の組み合わせを
思い付くのだろうと、新鮮な驚きが毎回あります。素晴らしい発想力ですね。イタリアンと言うとどこか『雑』な
イメージがありますが、ここの料理はとても繊細でフレンチに近い気がします。
カトラリーを替えないとか、テーブルクロスの上に紙が敷いてあるとか、コスト低減による努力で、今の価格帯を実現
しているのだと思いますが、他の店でこのコースが出てくれば倍の価格でも驚かないですね。
そのくらい、料理のクオリティーは高いです。
【2011年12月再訪】
家内とクリスマスディナーに伺いました。
クリスマスディナーコースは8,500円
■Assaggino. 小さな前菜
こだわり南瓜のムースと黄色いトマトのソルベ 黒胡麻とパルミジャーノチーズのサブレ添え ○
素材の組み合わせが絶妙でした!
■antipasto freddo 冷たい前菜
厚切りトロ鮪のCAMPARIマリネ 冬の果実と彩どり野菜のサラダ仕立て ○
カンパリとオレンジの鮮やかな彩りが美しかったです。
■Antipasto caldo 温かい前菜
フランス産オマール海老と帆立、こだわりモッツァレラチーズの炙り焼き
冬キャベツの蒸し煮とフレッシュトマトのサルサケッカ ○
ワンポイントの岩塩が旨い!トマトを潰して一緒に頂くのですがトマトの甘みと酸味が絶妙なバランスを取っています。
■Sorpresa お楽しみの一皿
フォアグラと黒トリュフをテーマにした一皿 ◎
最初見た目では何の料理か分からないです(笑)。蕪の上に料理が乗っているのですが、周りを鶏肉のムースで固めた上に黒トリュフが乗っています。黒トリュフはまるで海苔の様に見えます(笑)。ソースは黒トリュフのソースと白トリュフのオイル。このソースがメチャ美味しい。フォカッチャでソースは最後の一滴まで舐める様に頂きました。
■Primo piatto パスタ料理
サフランを練り込んだ生パスタ タリアテッレ
北海道産タラバ蟹とズッキーニの潮Oilソース サルディーニャ島産カラスミの香り添え △
上にトビコが乗っています。ほのかに潮の香りがするのですが、サフランの香りがしなかったのが残念でした。
ズッキーニの味が少々強すぎてカラスミの香りも殆ど感じませんでした(飲みすぎたせいかな?)
■Secondo piatto お魚料理かお肉料理を選択
家内: 青森産あんこうのハーブ焼きをのせたトスカーナ地方の郷土料理、魚介のスープ仕立て"カチュッコ" ◎
ハーブの良い香りがします。あんこうがプリプリで磯臭くなくて美味でした。
私: 根室産蝦夷鹿フィレ肉の鉄板焼き フランボワーズとキャンティワインのソース ○
付き合わせに二種類の薄切りの人参が添えられていました。
■Dolce デザート
マスカルポーネと柿、チョコレートのムースの栗粉のクレープ包み バニラアイス添え ◎
クレープの中にマスカルポーネとチョコレートが入っていて、その上にバニラアイス、またその上にアンポ柿が乗っていました。かなりお腹がいっぱいになった後でのデザートですが、美味しいデザートはやはり別腹ですね。
グラスワイン3杯と、ボトル一本入れて二人で3万円ちょっとでした。
料理はもちろん、アットホームな雰囲気で、いつ来てもくつろげる店なので、恵比寿でイタリアンを食べる際はもうこの店限定になってしまいつつあります(笑)。
【2011年10月再訪】
毎月コースメニューが変わるので、基本的に毎月訪れてるのですが、これ以上この店が流行ると嫌だなと思って更新していませんでした<(_ _)>
でも先月から大きく変わったことがあるので、やはりお知らせしなくてはと思い、今回は泣く泣く(笑)更新いたします。
① コースメニューがシェフのお奨めコース(4,500円)のみになりました。アミューズ、前菜二皿、パスタ、メイン、デザート(or チーズ)に自家製のフォカッチャと食後の飲み物が付いています。パスタとメインはメニューの中からのチョイスになります。チーズは黒板のメニューからチョイスできます。
②フォカッチャが少し大振りなカットになり、パンの皮が以前よりカリッと焼かれています。進化していました!以前からここのフォカッチャは美味しくてお土産に買って帰ろうとしたこともあった程なのですが、それがより皮がカリッと、中はしっとりとなっていました。今までに頂いたフォカッチャの中では最高です。
③壁に描かれていたスペイン・バスク地方の楽譜が無くなっていました!好きだったのに(涙)。でも、楽譜の替りに小さな絵がかけられ、又照明ランプも変えられて、シックな感じになりました。
この日の前菜の一品目は季節野菜に白バルサミコ酢をかけただけのシンプルなサラダでしたが、野菜の美味しいことと白バルサミコ酢の上品でまろやかな味が秀逸で、一気に食欲が増します。
二品目の前菜は、ソテーしたサンマにモッツァレラチーズを乗せたもの。意外な組み合わせでしたが、サンマにモッツァレラって良く合いますね。
パスタは、旬のポルチーニ茸のフィットチーネ。いやぁもう言うことありませんね。美味し過ぎます。
メインはジビエですがエゾシカのモモ肉のロースト。柔らかで臭みもなく、美味しかったです。タンニンの強いフルボディの赤ワインに良く合います。
デザートの代わりにチーズをチョイスできるのも、嬉しいですね。グラッパで頂きました。
量は多いのですが、食べている間に食欲が増進されて、軽~く平らげてしまうという感じですね。食欲の秋!気を付けなきゃ!
【2011年3月再訪】
先月来れなかったので約2ヶ月振りの訪問となりました。
震災の影響を気にしていたのですが、地下だったこともあって殆ど揺れなかったとのこと。良かったです!
2ヶ月来ない間にどんどん進化していて、新しくシェフのスペシャリティコース(5,500円)ができてました。
それから、グラスワインも更に充実。実に赤白5種類からチョイスができるようになった(さすがの私にも飲み切れない!)。
この店は毎月メニューを変えていて、アラカルトは無く、コースのみの構成。
コースは3,900円、4,900円と5,500円の3種類あります。
震災で仕入れに影響が出ているとのことで、この日は5,500円のコースが作れないということなので、4,900円のコースを頂くことにしました。
4,900円のコースは、アミューズ、冷菜、選べる温菜、選べるパスタ、メイン(魚)、選べるメイン(肉)に自家製のフォカッチャと食後の飲み物がついています(「選べる○○」は、メニューの中からチョイス)。
この日のアミューズはマスカルポーネ他チーズ2種類、トマト、サクランボと苺。ドライですっきりした白ワインにはぴったりの一品です。
冷菜はイタリア語で何と言うか忘れましたが、春キャベツ、生ハムと茄子のテリーヌ仕立てと、桜鱒と雷烏賊のタルタルの盛り合わせ。
春キャベツの甘くて瑞々しい食感が確り残っており、春の到来を感じました。
選べる温菜は、家内がホタテのソテーとセロリルートのマッシュ、私が賀茂茄子と淡路玉葱のパイ仕立てキャラメルソースをチョイス。
賀茂茄子と淡路玉葱のパイ仕立ては、玉葱とキャラメルソースの甘さと加茂茄子とが上手く調和しており、新鮮な驚きもある逸品でした。
パスタは家内が菜の花のオレキエッテ、私がサフランのクリームソースのフェットチーネをチョイス。2種類を夫々取り分けて貰いました。
パスタはいつもながら確りアルデンテに茹で上がっていました。ここのパスタはホントに美味しいですね。
魚のメインは糸撚(イトヨリ)と桜海老のエスカベッシュ。イトヨリって泳いでいると、金糸を撚る様にキラキラ輝いているように見えてとても美しい魚なんですよね。
勿論、食べても甘みがあって美味しいし、寿司ネタとしても素晴らしく、酸味との相性がとても良いのです。
選べるメイン(肉)は家内が仔羊のコトレッタ、私が鴨肉のソテー。鴨肉は柔らかくとてもジューシー。濃厚な味わいで噛めば噛むほど旨みが出て美味しかったです。
毎度のことながら、堪能させてもらいました。
それにしても、この内容のフルコースで4,900円はお得過ぎて、これで店はやっていけるのだろうかと心配してしまいますね。。。
【2011年1月訪問】
2ヶ月振りの訪問。振り返ってみると12月はバタバタしていて行けなかったんだね。
メニューもますます充実、どんどん進化していますね。どこまで行っちゃうんだろ?
従来2900円と3900円のプリフィックスしかなかったが、新たに5250円のマンサルヴァコースが加わった
(ホームページのメニューが更新されていないので注意)。
コースは自家製フォカッチャ、アミューズ、冷菜5品盛り合わせ、選べる温菜、選べるパスタまでが共通、
2900円のコースは、このあとドルチェと食後のドリンク、3900円のコースは選べるメインと食後のドリンク(ドルチェなし)、
マンサルヴァコースは選べるメインで魚料理と肉料理の2種類選べて、ドルチェと食後のドリンクが付く。
コストパフォーマンス的にはどれも満点だ。
家内が3900円のコース、私がマンサルヴァコースを頂くことに。
マンサルヴァコースの方が、メインが一つ多いのだが、私が選んだ鮪の頬肉のアロストをシェアさせてもらったので、違うコースを選んでも問題ない。
この点、この店のコースは旨くできていて、カップルで行った場合、その日の腹具合で、コースの組み合わせによって調整できる。
グラスワインも前回より充実。赤白3種類ずつにチョイスが増えている。
酔っ払うと、物覚えが悪くなるので銘柄を良く覚えていないが(ゴメンなさい_(._.)_)、値段も750円~900円程度とお手ごろなのが揃っている。
アミューズは生のリコッタチーズとシシリー産のトマトのコンフィ。
かき混ぜて食べるのだが、とても素朴な味わいながらトマトとリコッタチーズの相性が抜群で、最初からインパクトのある逸品だった。
パスタはパッパルデッレを選んだのは覚えているのだが、何のソースだったか記憶がとんでいる(涙)。
家内が選んだ、鱈場蟹のラビオリは、ラビオリにホウレン草が練りこんであってよく覚えているのだが。。。。
メインは、先程の鮪頬肉の他に、私が蝦夷鹿の内腿肉、家内が羊肉のアロストを選択。
鮪の頬肉も旨かったが、鹿肉は全く臭みがなく、ジューシーでとても柔らかかった。
ホント、かなり酔っ払ってしまい料理名はとても曖昧でゴメンなさい_(._.)_
コースの内容は毎月変えているというので、毎月行かなければ。。。
【2010年11月訪問】
1ヶ月振りに再訪しましたが、このひと月の間にメニューの内容が深化してました!
インテリアもお洒落になって、日々進化してます!!
今回家内と訪問しました。
僕は昼過ぎから別の場所で飲み食いをしていて流れて来たので、余りお腹が空いていなかったのですが、
家内はお腹が空いていたので、僕は2,900円のコース、家内は3,900円のコースを、
別々に頼みました。
前回の訪問時と違って、値段は一緒でもコースの内容は変わっています。
コースは、冷菜盛り合わせ(5種類)、選べる温菜、選べるパスタとフォカッチャに、
2900円のコースはドルチェ、3900円はメインが付いています。
二人で別々コースを頼んだのですが、メインとドルチェを二人別々に取り分けて頂いて、
何か得した気分で、この値段でこんなにリッチな食事をさせても洗って申し訳ない気持ちになりました。
以下がメニューの内容ですが、記憶の限りなので不正確だと思いますが御免なさい<(_ _)>
生のリコッタチーズとアプリコットと柿のアミューズ
冷菜5種盛り合わせ(貝割れのイタリアンサラミ巻きとマスカルポーネチーズ、鮪のカルパッチョ、カブとパプリカのマリネ等)
温菜(ズワイガニとマスカルポーネチーズとトマトのキャベツ包み、温かい特性モッツァレラチーズのカプレーゼ)
パスタ(牡蠣と岩海苔のタリオリーニ、タマネギの入ったラビオリのレバーパテ添え)
メイン(鴨の胸肉、ポルチーニ茸と赤ワインのソース)
ドルチェ(栗のテラミスー)
前回もそうでしたが、今回も料理には新鮮な驚きの連続でした。
この味でこの値段で良いのだろうかと思ってしまいます。CPで初めて満点を付けてしまいました。
(一人当たり単価が高いのは、僕の飲み代が入っているからなので、その分割り引いて下さいね)
店内はとてもカジュアルな雰囲気なのですが、スタッフの応対も良く、
とても落ち着いた雰囲気で、居心地が良く、ついついまったりしてしまいます。
小さい店なので、もうそろそろ教えたくなくなってきたというのが本音です。。。
【2010年10月訪問】
8月にオープンしたばかりの20席ほどの小さなイタリアン。
恵比寿4丁目の交差点からガーデンプレースの方に少し入ったビルの地下にある。
中に入ると、壁にはシェフと従業員の皆さんで描いたというスペイン・バスク地方の楽譜が描かれていて、独特な雰囲気が醸し出されている。
未だこの辺りでは少ない店内完全禁煙の店(もっと増えて欲しいねぇ)。
昼もやっているそうだが、今回は週末の夕方にふらりと訪れた。
アラカルトはなく、コースは2種類(日によって違うかも)。
2,900円と3,900円のコースがあったが、3,900円のコースをオーダー。
前菜(6種類の盛り合わせ)、パスタ2種類とメインでこの値段(パスタとメインは色々選べる)。
コースにはお代わり自由の自家製のフォカッチャが付いている。
これにデザート(750円)も食べてお腹一杯でした。
ボリューム的には女性には少しきついかもしれないけど、2,900円のコースであれば前菜とパスタのみなので大丈夫。
料理はどれも手がかかっていてとても美味しく、ちょくちょくカジュアルに使いたくなるお奨めレストランです。
4位
1回
2011/05訪問 2011/05/15
【2011年5月再訪】
連休の真っただ中のランチにワンコ連れで訪問しました。ワンコはテラスのみOKです。
2時過ぎだったのでに、開いているか心配しましたが、LOは2時半とのことで、休日の遅めのランチでも大丈夫です。
週末と休日のランチメニューは1,800円のコースのみ。前菜とメインとデザートの構成で、夫々メニューから選びます。
本日の前菜は、
にんじんのクリームポタージュ
自家製フォアグラの薄切りサラダ
フレッシュフォアグラのソテーサラダ(+1,500円)
鶏のバロティーヌ
鮪のカルパッチョ アボガドソース
本日のメインは、
ホタテ貝のソテー プロバンス風 トマト、バジリコ、ニンニク
め鯛のポアレ タップナードソース
仔牛すね肉のクリーム煮
仔羊のソテー タイムソース
牛ハラミ肉のステーキ 粒マスタードソース(+300円)
本日のデザートは、
洋梨のミルフィーユ
苺のタルト
レモン味のブリュレ 苺ソース
後は定番のデザートが数種類
この日頂いたもの。家内は、
鮪のカルパッチョ アボガドソース ◯
仔牛すね肉のクリーム煮 ◯
苺のタルト ◎
私は、
鶏のバロティーヌ ◯
牛ハラミ肉のステーキ 粒マスタードソース ◯
洋梨のミルフィーユ ◎
ランチコースのデザートだったので、余り期待していなかったのだが、その美味しさにビックリ。
特に素晴らしかったのが、ミルフィーユ。パリパリサクサクの絶品です。旨く説明できないので、
くどくどと説明しませんが、是非一度試してみて下さい。
但し、毎日あるとは限りませんが。。。
【2010年11月訪問】
昔からこの店の前をよく通っていたのですが、外から見て余り入りたいと思わなかったので、
今まで入ったことがありませんでした(御免なさいm(__)m)。
食べログで、人気店だということを最近知って、「えぇ〜本当?」と思って、
今回初めて家内と二人で行ってきました。
中は意外(?)とゆっとりしていて、ビストロ風の狭さがありません。
(要するにテーブルを詰め込んでいないんですね)
大きなバーカウンター(カウンター席はありません)とその奥にキッチンがあるのですが、
ちょっとしたオープンキッチン風になっています。
テーブルクロス(布ではありませんが)は赤で、店内は赤と白の基調です。
店内にノスタルジックなアートポスターがところ狭しと貼られていて、
欧米のビストロの雰囲気を醸し出しているのですが、
ところどころ歪んでいて、いかにも素人が貼った風で、ちょっと気になりました。
アペリティフに、家内はミュスカブラン、僕はドライシェリーを頼んで料理を待っていたのですが。
直ぐにアミューズが出てきました。牡蠣をベースにしていて、これは本当に美味しかった。
このアミューズを食べてから、料理に対する期待が膨れ上がりました。
料理はプレフィックス(アントレ、プラ、デセール)だけなのですが、選択肢が豊富なので、
メニューを選ぶのも楽しいです。プレフィックスは基本3,200円なのですが、料理によって500円増しなので、
3,200円から4,200円のプレフィックスと思えば良いでしょう。
家内と頼んだ料理は、以下の通りです。
食事の途中で写真を撮ったり、メモを取ったりするのは嫌いなので、記憶を辿って書いていますが、
間違っていればごめんなさい。<(_ _)>
僕:
オマール海老と茸のパイ包み焼き、シブレットソース(茸の香りがオマール海老の美味しさを引き立ててました。濃厚なソースとのマッチングも素晴らしかった)
ラム芯ロース、タイムソース(ラム肉の本来の美味しさが感じられる一品。ポテトの付け合わせも美味しかった)
リンゴの薄切りタルトとバニラアイスクリーム
家内:
サーモンのタルタル(サラダ仕立て)
牛ほほ肉の赤ワインソース煮(素朴なのですが、時間と手間をかけたワインソースとの調和が素晴らしかった)
本日のデザート(ルバーブを甘く煮てクランブルとバニラアイスが乗っていました)
料理はどれも素晴らしく、外したものが一つもありませんでした。失礼な言い方かもしれませんが、ビストロの味を超えています。
シェフに会っていませんが、欧米の一流フレンチの味と遜色ありません。
この手間をかけた味とこの値段を考えて、CPは初めて5店満点を付けてしまいました。
あっぱれというしかありません。
それから自家製のパンが付いていて、パンもとても美味しいのです。
パンがなくなると、直ぐに持って来てくれて、こういうサービスもとても嬉しいですね。
キッチンの中に二人、店内に二人で切り盛りしているのですが、
キッチンの中からシェフが目配りしていて、我々の食べるペースを確りチェックしていました。
キッチンは二人しかいないのですが、昼もやっていることを考えると、仕込みが本当に大変なんだろうなと思ってしまいました。
店内の二人の目配りの良さも特筆もので、席数も多いのにサービースが行き通っていて見事なチームワークでした。
ということで大満足の一言。
追伸ですが、奥に8名程度入れる個室がありました。個室も使ってみたいです。
5位
1回
2010/10訪問 2010/11/02
店内はカウンター席(4席)を入れて20席程度でこじんまりとしているが、
内装は黒と白を基調にシックにまとめていて、オーナーのセンスの良さが伺える。
オープンキッチンなのだが、うまく中が見え過ぎない様にレイアウトされている。
もちろん、厨房内の声や音がもれてくるような事はない。
後から聞いたのだが、最初席に案内してくれた女性の方がオーナーで、
ソムリエとご夫婦で経営されているとのこと。
厨房内は4名、計6名で切り盛りしているようだ(推測)。
席について先ずアペリティーヴォに生ビールをオーダー。
普段イタリアンでビールを飲むことはあまりないのだが、
食べログの口コミを予め読んでいたので、迷わず飲んでみたくなった。
見事なまでに泡がきめ細やかで、お世辞抜きで本当に美味しかった。
ビールの泡がこれほど美味しいと思ったことはそんなにない。
いやぁ、おみそれしました。
メニューの中身をあれこれ聞いても丁寧に教えてくれる。
こういうやりとりが好きなんだよね。
アペリティーヴォを飲んでいる間に、メニューをじっくり吟味。
色々迷ったのだが、最終的に7,500円のコースをお願いすることに。
食事と会話を楽しみたいので、食事中に写真を撮ったりメモをしたりしないけれど、
覚えている限り(間違っていたらごめんなさい)、コースの中身は以下の通りです。
メインとデザートは夫々4種類の中から選ぶのですが、今回家内と二人で行ったので、
以下の様に別々に頼んでいます。
◆シェフのおすすめ味わうコース 7,500円(税込)
農園野菜のバーニャカウダ
本日の前菜その1(青森産のサーモンと自家製ベーコン、フルーツトマト、なす等)
本日の前菜その2(ポルチーニ茸とトリュフのとうもろこしのフィロ包み)
パスタ料理2品 (北海道の雲丹とあさつきの生タリアテッレ、ウサギのラグーの生ショートパスタ)
選べるメイン料理 (4種類から選択:僕らは鶉のコンフィ・バルサミコソース、仔羊のロースト)
選べるデザート (4種類から選択:僕らはチョコレートのムースとミルクと生姜のソルベ、チーズ盛り合わせ)
小菓子
コースには自家製のパンと食後の飲み物が付いているが、この自家製のパンも美味しい。
デザートにチーズの盛り合わせを頼んだのは、僕がグラッパを飲みたくなったので。
新鮮だったのは、ちょっとしたところに和の食材をうまく用いているところ。
特に、雲丹のタリアテッレは、あさつきが散らしてあり、雲丹とあさつきの相性が抜群で、
濃厚になりがちなソースに良いアクセントを与えた一品と思う。
ジャスト2時間のディナー。幸せな時間を過ごせました。
6位
1回
2012/09訪問 2012/09/12
【2012年9月再訪】
約2年振りの訪問です。以前は良く通っていたのですがね、今回は本当に久しぶりの訪問となりました。
家内と二人で頂いたのは、
■ 鰹の刺身
■ 鯛のこぶ〆
■ 焼き茄子とろろ
■ イワシの南蛮漬け
■ 玉子焼き
■ かき揚げざるそば
■ 鴨南蛮
お刺身とか酒の肴の類は美味しかったのですが、玉子焼きは「?」でした。お蕎麦屋さんの玉子焼きって
私の中では絶対にハズレがないものという確信があるので、お蕎麦屋さんでは必ず頼むのですが、今回の
玉子焼きは全然美味しくなかった。。。自分で作ってももっと美味しいのができるという程度です。
どうしたんでしょうかね。今回ご主人も女将さんも、席の方には顔を見せられなかったので、いらっしゃらない
のかもしれませんね。そんな風に思ってしまうほど、以前と味が変わっていました。
蕎麦はもっと「?」でした。私は鴨南蛮を食べたのですが、焼いた鴨を乗せただけといった感じの鴨南蛮です。
蕎麦もぼそぼそして美味しくなかったですね。家内のかき揚げも、香りがあまり良くなく、使っている油が
悪いんじゃないかと思ってしまいました。本当にどうしちゃったんでしょうね?
ということで前回総合☆☆☆☆を付けたのですが、修正しています。
【2010年10月訪問】
北里病院の近く、バス通りに面しているちょっとお洒落なお蕎麦屋さん。
お蕎麦屋さんで日本酒を飲みながらまったりした時間を過ごすのが好きで、月に一度は通っている。
中に入ると大きな一枚板のカウンターがあるだけの小さな空間。
カウンター席は9席しかないが、間隔はゆったりしているので満席でも気にならない。
2階には椅子席があり、貸切も可。ご主人夫妻の趣味の和紙のコレクションが飾られている。
大概週末の夕方の早い時間に伺うので、他に余り客はいないが、時間が経つと直ぐに満席に。
時間帯にもよるが予約しておいた方が無難。
座ったら、いつも最初に日本酒をオーダー。
白金三光町という純米吟醸がお奨め(900円)。
このお酒は、名前でも分かる通り、地元の星野屋酒店が企画しているお酒とのこと。
酒の肴には、メニューに載っていない季節の5点盛りと、納豆玉子焼き(650円)が特にお奨め。
仕上げにはもちろん蕎麦を注文。冷たくても暖かくても、ここのお蕎麦は良いのだ。
光沢があって、細過ぎない品の良い細切りで、見ているだけで楽しくなる。
香りがとても良く、口に入れると更に蕎麦の香りがふわっと広がり至極の味わいを堪能できる。
ご主人の思いが伝わってくる逸品なのだ。
7位
1回
2010/11訪問 2010/11/17
店の前の道は良く通るので、以前から気になっていたのですが、
今回初めて家内と二人で伺いました。
初めて行った店なので、いつも通りコースを頼みました。
(コースにシェフのこだわりが凝縮されていると思っているので)
コースは何種類かあるのですが、シェフのお薦めコース(5,700円)を頼みました。
コースの内容は以下の通りです。食事中にメモを取るのは好きでないので、思い出して書いていますが、
間違っていたらごめんなさい。
アミューズ:色々なエビをベースにしたスープ
濃厚なのですがエスプレッソのカップに入っているので、ちょっと飲むだけで十分満足します。
4種類の前菜盛り合わせ(ブリのカルパッチョ、鶏ササミとアボガドのタルタル、ニューカレドニア産の天使のエビと八戸産のタコ、グリル野菜)
1枚のお皿に、4種類の前菜が綺麗に盛り付けられていて、見た目も美しいです。
温前菜(赤と黄色のパプリカ、バターナッツスクワッシュ、芽キャベツ)のバーニャカウダソース
色の組み合わせにも気を使っていますね。
イカスミを練り込んだタリオリーニの雲丹のソース
メニューに限定10食と書かれています。雲丹の濃厚なスープにタリオリーニが良く絡んで、本当に美味しいですよ。
ライムのリゾット、パルミジャーノチーズベースのクリームソース
ライムの香りと味が利いていて、クリームソースの重さを感じずにさっぱりと食べられました。
真鯛とジロール茸のポアレ、サザエの肝ソースに大麦のせ
ジロール茸の食感と真鯛が良く合うというのが嬉しい発見。サザエの肝ソースも良く合っているんだよね。
お口直しのソルベ
牛ほほ肉の赤ワインソース煮、ゴルゴンゾーラチースとカカオの隠し味
牛ほほ肉が出てきたときには、「わぁ~失敗した」と思いました。
実は前の日も、フレンチで牛ほほ肉の赤ワイン煮を食べていたので、二日連続になってしまったのです。
でも、美味しかったです。僕としては、カカオが利き過ぎてちょっとチョコレートぽい味が気になったのですが、
これはこれで「あり」だと思います。
4種類のドルチェの盛り合わせ(生クリームのパンナコッタ、焙じ茶のジェラート、リコッタチーズケーキ、テラミスー)
「これでもか!」という感じで、ドルチェまで盛り合わせで出てきたのには驚きました。
一品一品しっかり作られている上に、4種類もあるのですから、特に女性には嬉しいですよね。
食後のCafe
エスプレッソを頼みました。
これにドライトマトとオリーブのフォカッチャが付いていて5,700円のコースです。
コストパフォーマンスも高く大満足でした。
量も確りありますよ。いつも家内の分も助けて食べるので、大食漢の僕でも満腹になりました。
ワインリスト含めて飲み物の選択肢も充実してます。
アペリティーヴォには家内がスプモーニ、僕はティオペペのストレートアップを頼みました。
その後は、ハーフボトルのワインが充実しているので、
白ワイン(ガヴィ・デル・コムーネ・ディ・ガヴィ)と赤ワイン(クローズ・エルミタージュ)を飲みましたが、
ガヴィのハーフボトルの格好が可愛いのを初めて知りました。
(飲まなくても、カウンターに空き瓶が並んでいるのでチェックできますよ)
それから個室(6人用、8人までOKとのこと)もあるので、知っていてお得な店です。
8位
1回
2010/09訪問 2011/10/27
東京カレンダーで見たちょっと気になるシチリア家庭料理のカジュアルな雰囲気のレストラン。近くに行く用があったので予約。今年8月にオープンしたばかりとのこと。コース料理を頼んだが、アミューズに加えて前菜11品と、パスタが2種類、ドルチェにコーヒーが付いて4000円と超リーズナブルな上に本当に美味しかった。お薦めのウニのパスタは1000円増しだが満足度大。今回は二人で行ったが、大勢で行くとより楽しめそう。
9位
1回
2010/09訪問 2010/09/29
偶々祭日の昼に立ち寄ったイタリアン。
西麻布では特に目立った店構えでもなく、店内のインテリアもごく普通。
味もそんなもんだろうと、期待せずに好物のカルボナーラを頼んだところ、余りの美味しさに絶句。
これは夜も期待できるということで接待に使ったが、期待通り。
ウエイターさんの料理やワインの説明も的確で、とても好印象。
前菜はトスカーナ風の小皿料理。メインにパスタを頼んだが、どれもアルデンテで本格的。
ちょくちょく通ってみたくなりました。
10位
1回
2013/08訪問 2013/08/15
【2013年8月再訪】
殆ど毎月通っているのですが、更新してませんでしたね。1年振りのupになりました。
新しいところでは、モンサンミッシェルから毎週木曜日に空輸されてくるムール貝のマリニエールがお奨め。小ぶりのムール貝は全く潮臭くなくて、とてもマイルド。何杯でもワインが飲める感じです。出汁も良く出ていて、パンにつけて頂くのですが、これもワインとの相性が良いのです。
ということで、ここでは毎度呑み過ぎてしまいます(反省)
【2012年10月再訪】
ほぼ毎月の様に伺っているのですが、久しぶりのUPになりました。
店主のアミさんが一人でやっているので、目新しいメニューが無くて、余り更新する情報がないのです(笑)
それでも、このお店は居心地抜群。何か我が家の様に毎度くつろいでしまいます。アミさんの人柄なんでしょうね。
お料理もワインもオーガニックなので、とてもヘルシーで美味しいのですが、この日頂いた鱸のタジンは格別に美味しかった。
広島県産のレモンがアクセントで効いていて、鱈の旨味を引き立てていました☆
【2011年3月訪問】
新メニューが続々登場です!
店主のアミさんお一人なのに、新メニューを考えるのは大変だと思いますが、メニューが増えるのは僕の様な食いしん坊にはとても嬉しいですね★
新メニューは次の3つ
ビタミンサラダ 900円
本日の魚のタジン 1,800円
牛ワイン煮カレー 1,300円
ビタミンサラダは能登の有機野菜を、ビタミンEがたっぷりのアルガンオイルのドレッシングで頂くのですが、とてもヘルシー。
本日の魚のタジンは、この日は震災の影響で魚河岸が開いていなかったので、魚の代りに禁断の豚のタジンを頂きました。
豚のタジンはメニューにはありません。どうして「禁断」かというと、モロッコはイスラム国家なので豚はタブーだからです。
もう一つの新メニューの牛ワイン煮カレーも頂いたが、一切水を使っていないこだわりのカレーで、カレー好きの私としてもちょっとはまってしまいそうです。
その他、この日頂いたものは、
アミューズにサーディンのリエット
レンズ豆とベーコンの煮込み 1,000円
自家製メルゲーゼ 2本 800円
自家製パン 200円
です。少しずつですが、進化しているのが嬉しいですね。
【2011年2月訪問】
久し振りに伺ったのですが、進化してますね。
一番は、1月から自家製のモロッコのパン造りを始めたこと。
モロッコから持ち帰ったレシピを基に研究したとのことで、
店主のアミさんこだわりの油を一切使わないパンなので、パン生地の配合がとても大変だったとか。
その他新メニューとしてレンズ豆とベーコンの煮込み、鶏肉のワイン煮や能登の有機野菜のサラダ等がありました。
【2010年10月訪問】
10月で開店1周年ということで、2ヶ月振りに行ってきた。
店主のアミさんが一人で切り盛りしている。
凄く小さな店で、カウンターも含めて10人ちょっと入れば満杯。
場所は見付け難いので、最初は地図を持って行った方が良い。
JR恵比寿駅から行くのであれば、東口を降りて、
白金台へ続くバス道を真っ直ぐ進み、恵比寿郵便局の交差点の次の信号を左に曲がった路地の、
直ぐ入り口にある。
ワインバーとは言うものの、料理にもこだわっていて、
モロッコの家庭料理を食べながらワインを飲むという感じだ。
産地を厳選した有機野菜を使い、料理には油を使わない等、ヘルシー志向。
ワインにもオーガニックのものが多いが、ワインはアミさんが厳選しているので、グラスワインも相当いける。
チュニジア産のワインもここで初めて飲んだが、フランス産と遜色なく、その点ではCPはとても良い。
その他のワインもとてもリーズナブルな値段のものを揃えているので、ワイン好きには嬉しい限り。
前菜には自家製メルゲーゼ(子羊のチョリソー)(2本で800円)がお奨め。
アミさんこだわりの一品で、日本で気に入ったメルゲーゼが手に入らないということから、
精肉屋さんと交渉して加工してもらっているとのこと。
このメルゲーゼは、広尾のナショナル・スーパーマーケットでも手に入る。
メインは勿論タジンを。タジンはこの店では外せない料理。
タジンは、大山鶏のタジン(1800円)と、子羊とプレーン・アーモンドのタジン(1,800円)の2種類あるので、
行く度に交互にオーダーしている。料理に時間がかかるので、最初にオーダーしておいた方が良いです。
デザートのチーズケーキも結構いけるんですよ。
いつも満足、大好きな店なんですが、一人で切り盛りされているので、
唯一の難点はメニューの数が少ないこと。
従って毎週行くということにはならず、月に一度程度のペースになってしまうんですよね。
2010年10月から食べログに参加したので、未だ食べログレビュアーとしては2ヶ月しか経っておらず、
「マイ★ベストレストラン」を選ぶ資格があるのだろうかと悩んだのですが、ビギナー・レビュアーは、
ビギナーなりの選び方もあるのではと思い直して参加しました。
最初にお断りしておきたいことは、今回選ばせて頂いた10軒の他にも、
この1年間に訪れたレストランの中に「マイ★ベストレストラン」に選びたかったところがあったということです。
11月30日現在登録している口コミは76件ですが、登録に際しては、
最後に訪問した日より2ヶ月以上経過している場合は登録していないので、
それ以前に訪問したレストランで、「マイ★ベストレストラン」に相応しいレストランであっても、
今回は外しています。
尚、今回の「マイ★ベストレストラン」の選択の基準は以下の通りです。
①所在地は、我が家から徒歩圏内の恵比寿・広尾・西麻布・白金台方面に限定。
②味だけでなく、コストパフォーマンスも加味した総合力で判断。
来年の「マイ★ベストレストラン」はもっと多くの候補の中から選ぶことになるでしょうが、
今回の「マイ★ベストレストラン」の中から、多くのレストランが継続して残ってくれることを期待しています。