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夜の点数:5.0
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¥10,000~¥14,999 / 1人
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料理・味 4.5
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|サービス 5.0
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|雰囲気 5.0
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|CP 4.5
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|酒・ドリンク 4.5
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[ 料理・味4.5
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| サービス5.0
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| 雰囲気5.0
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| 酒・ドリンク4.5 ]
至福の時間を過ごせました☆代官山の老舗フレンチ
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階段を下りて地下一階にエントランスがあります
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2011/10/11 更新
ダイナーズクラブ・フランス・レストランウィークで伺いました。
レストランウィークへの参加レストランは関東・関西の錚々たる一流フレンチレストラン。
レストランウィークの期間中は、参加レストランならどこでもランチ2,011円、ディナー5,000円のコースを頂くことができます(税・サ込み)。
米国では随分昔からレストランウィークを行っていて、フレンチだけでなく、相当な数のレストランが参加しているので、日本でももっと広がれば良いですね。
お店の宣伝にもなるし、高級店であればあるほど、なかなか多くの人にお店の雰囲気や料理の味を知ってもらうことができないので、こうしたイベントを通じて知ってもらうことができる良いチャンスだと思います。
さて、本題のこのお店。オーナーシェフのアンドレ・パッションさんは、知る人ぞ知る日本のフランス料理の草分け的存在の人です。
1984年にオープンしたこのお店は以前から一度伺ってみたかったので、今回のレストランウィークを利用して行って参りました☆
一歩エントランスから店内に入ると、そこは別世界です。
美しいアンティークの調度品と、燦然と輝くシャンデリアが出迎えてくれます。
ロココ調の椅子も座り心地満点でした☆
そして、一際目を引くのが、店の一番奥にで~んと構えているとても大きな暖炉。
1690年製で、フランスの修道院で使われていたものだとのことで、余りに大きいので分解して日本で組み立て直したとのことです。
薪が音を立てて燃える迫力は一見の価値があります。
尚、暖炉で肉を調理もしているので、薪をくべたり火加減の世話をするのはコックさんの役割の様でした。
今回のレストランウィークはダイナーズカードがスポンサーなので、ダイナーズカードを見せると食前酒(キール)のサービスが付きます(勿論、ダイナーズカードがなくても、予約や支払も可能です)。
今回のコースメニューは、食前酒と共に、一口サイズのツナのカナッペと豚のリエットが出され、その後、アミューズ、前菜、メイン、デザートと続きました。
前菜のイワシのガレットは、凄くシンプルな料理なのですが、下拵え等とても手間をかけられていることが良く分かりました。
メインのカスレはオーナーシェフのアンドレさんがランドック地方の郷土料理の振興に努められているこだわりの逸品。
カスレはとても素朴な料理なのですが、白インゲンが殊の外美味しくて、ちょっと病み付きになってしまいそうな味でした。
ワインのストックも素晴らしいのですが、価格的にもリーズナブルなものが揃っています。
ワインが残っていたので、デザートの前にチーズプレートを頂いたのですが、チーズのセレクションも素晴らしかったです。
デザートは、リンゴのクラフティー(キャラメルアイスクリーム添え)。もうこの辺りになるとお腹も一杯になっている筈なのですが、別腹なのでしょうか、軽々と頂くことができました(笑)。
食後のコーヒーには、マカロンとチョコレートの小菓子も付いてきました。
これで5,000円(チーズプレートは別)。信じられますか?
もちろん赤字なのでしょうが、こうしたイベントに参加するという心意気が感じられてとても嬉しかったです。
それから、スタッフによるとカスレはアンドレさんしか調理しないとのことなので(本当に拘ってますね)、お店にはいつもいらっしゃるとのことです。
どこかのちょっと有名になったオーナーシェフと違って、ホンマモンの料理人ですね。頭が下がります。
それから、アンドレさんは店内のことがとても気になるようでで、店内を熊さんみたいに時々行ったり来たりしてました。
大きな体なので目立ちます(笑)。テーブルに来て声をかけてくれたら良いのにと、ちょっと気になってたのですが、食事が終わった頃に向こうから来て頂けました。
とても気さくな人です。彼の料理も含め益々好きになりました。