Ebisu21stさんが投稿したアムール(東京/広尾)の口コミ詳細

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☆☆☆ いつでもどこでも食歩記(たべあるき) ☆☆☆

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移転アムール広尾、六本木/フレンチ

1

  • 夜の点数:5.0

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 4.7
      • |CP 4.7
      • |酒・ドリンク 4.5
  • 昼の点数:5.0

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.8
      • |酒・ドリンク 4.5
1回目

2013/07 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人
  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.8
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

素材が自己主張することなくハーモニーを奏でています

【2013年7月再訪】

ランチでは久し振りに伺いました。アムールでは、リピーターが食事した料理は、

全て記録が取ってあるということなので、以前食べたことがある様な料理や素材

は避ける様に臨機応変にメニューを変更してくれる。こういう心遣いはとても嬉しい

ですね。

この日家内と頂いたメニュー(お品書き)を単に転記したものです。


Prelude 海の香りと大地の恵み

 とうもろこし=キャラメル

  ヒイカ=冬瓜

   帆立貝=茄子

    太刀魚=ゴーヤ

     車海老=トマト

      アワビ=枝豆

Jardin 「夏の庭園」

 久保さんの豚

  夏野菜

P.M. 甘酸っぱい恋。。

 白桃=ヨーグルト



アムールのメニューには素材の名前だけで、調理法やソースに関しては一切記載が

ありません。メニューを見て想像を膨らませて欲しいという意味なんだろうと思うのです

が(シェフに尋ねたことはありませんが)、どうですかね?


ところで、以前からアムールのメニューで気になっていたところがあって、素材二つを

イコール(=)で結んでいますよね。主に使用されている二つの素材は、それぞれが主役

になっているのですが、ばらばらに自己主張するのではなく、協調しています。いや、

協調というよりも共鳴して、料理全体の味の深みを一層膨らませている様な気がします。


ということで、メニューの転記をいましたが、シェフの想いを受けて、料理の説明はしません。

想像を膨らませて頂ければと思います。


【2013年5月再訪】

前回訪れたのが去年のクリスマスイブ。ちょっと間が開いてしまって、かなり気に

なっていたのですが、ようやく再訪が実現。約5ヶ月振りに家内と訪問しました。


この日頂いたもの:

■ 幕開け(前菜4皿) 

 ○ 新じゃがのビシソワーズ 下にトマトのジュレを敷いて アボガド入り
 
 ○ サヨリの昆布締めとウルメ、ウド、三つ葉をシトロンビネガーで

 ○ 赤貝と貝柱 アスパラガスのペースト 穂ジソをのせて
 
 ○ エスカルゴ風姫サザエ 

  最後にサザエの殻に入った玉葱の入ったスープをクルトンに浸して食べるのですが、

  旨味が凝縮されたスープのおいしいこと☆

■ 卯月
 
 ○ 大きな茹でたグリーンアスパラガスと飯蛸に濃厚トマトを添えて

  トマトは甘いだけではなくて、しっかりと酸味がありました。素材同士の素晴らしい調和を

  感じる逸品でした。

■ 春宵
 
 ○ ローストしたフォアグラと新玉葱 挽肉入りのソースとスパイシークレソン

■ 息吹
 
 ○ 真鯛のポアレと筍 ホタルイカの天ぷら添え 

■ 青草 

 ○ フランス産の仔牛のステーキと春キャベツ

  フランス産の仔牛の肉はとても柔らかくてミルキーでした。

■ 恋
 
 ○ ヨーグルトのアイスとベリー(ラズベリー、ストロベリー、ブルーベリー)

■ 神秘
 
 ○ ドライフルーツに温かいショコラをかけて

■ プチフール
 
 プチフールも、後藤シェフが全て作っているのだそうですが、超ミニサイズの

 ショートケーキ、マカロン、フィナンシェ、ロールケーキ、ドライフルーツの

 ケーキ等々、よくもこんなに手の込んだものが作れるなぁという一種の驚きと、

 見た目の可憐さも素晴らしくて、食べるのが躊躇われるほどでした。

 とても美味しいのですが、こんなに小さいショートケーキでも口に入れると、

 しっかりとイチゴが存在感をアピールしてきます。凄いですね☆


マリアージュでワインを頂きました。セレクションはすべてお任せ。デザートの

「神秘」にブランデーが使われていたので、デザートに合わせて、食後酒には

フィーヌ・ド・ブルゴーニュを頂きました。


毎度のことながら、至福の時間を過ごさせて頂きました☆


【2012年12月再訪】

クリスマスイブに家内と。

クリスマスディナー(20,000円)を頂きました。

聖夜の晩餐

 魅惑的な幻想 (トリュフ)
  
  散りばめられた宝石 (キャビア)

   森の彼方に・・・ (フォアグラ)

    夕日に浮かぶ雲 (オマール)

     プリミティブの美しさ (ビーフ)

      神秘な輝き (柚子)

       きよしこの夜 (苺)

        永遠の幸せ・・・ (写真参照)



毎度のことですが、メニューからはどんな料理が分かりません。

でも、料理を待っている間に、どんな料理が来るのか、想像が

かき立てられて、期待が膨らんできます。これも、アムールの

魅力の一つですね☆ 一体、このフレーズは誰が考えているの

ですかね(笑)。


クリスマスディナーということで、今回はオーソドックスに味を纏め

られたとのことでした。でも、味はオーソドックスでも、素材は意外

性が豊かで、ユリネや長芋といった和食の食感のある素材が使わ

れたりしていて、シェフの挑戦的な姿勢が十分に感じられました☆


【2012年9月再訪】 

また来てしまいました☆ 居心地良過ぎますね(笑)

週末のランチに伺ったのですが、予約で一杯、予約が取れなくなりつつありますね☆

Prelude 海の香りと大地の恵み

 栗カボチャ=錦糸瓜(スープ)
  鮑=タマネギ(柔らかい鮑と甘いタマネギの絶妙な組み合わせ)
   ホタテ=春菊(春菊はフレンチらしくない素材ですが、春菊の苦みがアクセントで晩夏にピッタリの一品でした)
    太刀魚=赤なす(今が旬の静岡産太刀魚ですがすごく脂が乗っていました)
     車エビ=トマト(車エビとオマール海老のビスク、コクがあってフレンチらしい一品でした)
      フォアグラ=セップ(セップ茸のソースが素晴らしく美味しかった)

Jardin 「秋の庭園」

 和牛イチボ(そのままの塩加減で十分旨味が感じられるステーキでした)
  秋野菜(ステーキの副菜ですが、一品一品存在感があり旨味たっぷりでした)

N.B. 黒と白

 黒いちじく(黒いちじくは珍しいですね。身が詰まって美味しかった)
 ヨーグルトのアイス

先週ビストロボーテでステーキを食べたばかりなのですが、アムールのステーキも絶品でした。

塊の肉をじっくり時間をかけて焼いているので、旨味がしっかり閉じ込められてました。

ステーキは赤身の肉を塊で焼くのが王道ですね。素晴らしいステーキでした☆


【2012年7月再訪】

先月ランチに伺ったばかりなのですが、どうしても夜に伺ってみたくなって、私の誕生日祝いを兼ねて

家内と行って参りました。


■ アミューズ: 生ハムのフリットと、ドライトマトの薄いおせんべいにクリームチーズとアップルソースを
           サンドしたもの。

■ 幕開け: 新じゃが・鱧・ボタン海老

 新じゃがのヴィシソワーズ、鱧とトマトにスイカのエスプーマ、ボタン海老はパイの上にショウガ風味の

 茄子のピューレをのせたものの3種。ボタン海老は、さっと火を通していました。

■ 煌: 鮑とキャビア 

 柔らかい鮑の薄切りと霜降りの牛肉の組み合わせでしたが、発想が素晴らしいですね。

■ 初夏: フォアグラとトマト

 この組み合わせも素晴らしくて、フォアグラを食べながらも夏らしい涼しさを感じる一品でした。

■ そよ風: アイナメとウニ

 しっとりしたアイナメとウニの組み合わせです。

■芳香: 仔羊と黒トリュフ

 仔羊のロースト。香ばしくて、ジューシーで幸せ一杯になれます。

■伝統: ピーチメルバ

 ピーチのコンポートとバニラアイス。木いちごの酸味が利いていてとても涼しげでした。

■楽園: マンゴーとパッション

 メレンゲで作られたカップの中にマンゴーとパッションフルーツが盛られています。

■ 余韻: マカロンやケーキのミニチュア版

 見た目もとても可愛らしいですが、どれもしっかり作られていて美味しかった。


食後のコーヒーは100%ブルーマウンテン、紅茶も特別なダージリングを更に日本で二次発酵させたもの。

紅茶はマスカットの様な香りがします。紅茶が美味しいと思ったことはめったにないのですが、ここは香りも

良くて本当に美味しかったです。


ちなみに私の誕生日ケーキは、キャンドルに見立てたロールケーキでした。中にナッツが入っててこれも

美味しかった☆ ワインとフィーヌの飲み過ぎで、最後の方は細かい部分は余りよく覚えておらず(反省)、

『美味しい』としか表現ができないこと情けない限りですが(私の表現力の問題もありますが)、酔っぱらっては

いても美味しかったということだけは確りと刷り込まれたようです(笑)


【2012年6月訪問】

この前歩いていて偶然見つけたビストロ・ボーテ

良い店は一目惚れというか、一見しただけで、「ピピ!」っと感じるものがあるものなのです。

外れることも多いけどね!(笑)そんな訳で、早速予約をしようと電話をしたところ、

新しくビストロ・ボーテの2階にこのアムールがオープンしたばかりとのことだったので

(予約の電話は同じ番号です)、お伺いすることに。


素敵なテラス席を通って、店内に入り、凄く雰囲気の良さそうな1階のビストロ・ボーテの横の

階段を昇って2階に上がるとアムールがあります。階段が少し急なのが難なのですが、

階段を昇り始めるころから、素敵な予感が漂い始めます。アムールの店内に入って、

先ずはその素敵な雰囲気にうっとりとしてください♪


週末のお昼にお邪魔したのですが、オープンして未だ1週間しか経っておらず、

宣伝もしていないということで、我々の他にはお客は一組のみでした。

支配人の方に色々とお話を伺いながら、実にゆっくりと過ごさせてもらいました。

もう少しすれば、間違いなく予約が取れない店になると思うので、

これだけゆったり過ごせるのも今のうちかも知れませんね!


テーブルや椅子、食器、カトラリーやグラス、そしてテーブルクロスやカーテンに至るまで、

吟味を重ねたということだけあって、一つ一つ見ているだけで楽しくなります。

店内には大きな活け花が飾られているのですが、オーナーが活けたとのこと。更に

驚いたのは、飾ってある絵もオーナーが描いたとのことです。オーナーのこだわり恐るべしです! 


シェフの後藤さんはフランスで修行をし、銀座レカンや白金のカンテサンスで働かれた後、

西麻布のエキュレの初代シェフを勤められたということです。満を持しての登場ということでしょうか。

後藤シェフと支配人との関係もレカン時代からの知り合いということなので、このタッグは強いですね。

どれだけ料理が美味しくても、スタッフとの連携が取れてないと、悲惨ですからね。

その意味でもこの店の総合力は高いと思います。


料理の写真は撮らない主義なのですが、余りに美しいので撮らせてもらいました。

ただ、アップはしません。写真で見るよりも、想像と期待を膨らませて行った方が、

美味しさも喜びも大きいと思うので、敢えてアップしませんがお許しください<(_ _)>

全く写真がないのも愛想がないので、テーブルの上にあったちょっとした小物の写真をアップしました。

このセンスの良さから全体の感じを想像していただければと思います☆


さて、前置きが長くなりました。肝心の料理ですが、ランチは6,000円のお任せコースのみ(税込み)です。

一人一人に配られたメニューをそのまま紹介すると、


Prelude 海の香りと大地の恵みを初夏の風に乗せて

 とうもろこし(ゴールドラッシュ)
  赤貝 = アスパラガス
   岩カキ = ジュンサイ
    コチ = とかちマッシュ
     稚アユ = 赤茄子
      車えび = トマト

Jardin 『夏の庭園』

  薩摩シャモ
  51種類の素材

Souffle 期待を膨らませて。。。
 
  コーヒー牛乳



と書かれています。

どうです? どんな料理か想像できますでしょうか? 51種類の素材とかコーヒー牛乳とかって

何だろうと思いますよね。そのうち、写真と共に料理の中身も詳細に口コミがされるでしょうから、

今回私の方では手を抜いて中身を書きません(笑)想像と期待を膨らませて行ってください! 

絶対に期待を裏切らないと思いますよ☆ 


1階のビストロ・ボーテは女性シェフがやっておられるのですが、キッチンは完全に分かれているそうです。

それから、夜のコースは、当面13,000円のコースのみ(後藤シェフのスペシャリティを集めたもの)だそうです。

そのうちに15,000円の月替わりのコースを始めるとのことですが、夜も近々伺いたいですね!!!

  • テーブルの上に置いてあったとても愛らしい象と梟のプレースカードホールダー

  • クリスマスディナー

  • 永遠の幸せ…

2013/08/07 更新

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