「ハノイの旅」二日目は「ハノイ市内観光」。
政治と文化の中心地として栄えてきたハノイには歴史的な文化財も数多く点在している。「ホアンキエム湖」と「タイ湖」の二つの大きな湖があり、その周辺に名所が集中しているようだが、思っている以上にハノイの街中は広いので効率よく観光することが求められる。と言いつつ、ボロいツアーバスで巡ったのだけれど(汗)。
怒濤のような通勤バイクの集団に囲まれて最初に到着したのは、1975年の建国記念日に設立されたという「ホーチミン廟」。
ベトナム革命を指揮し、生涯を南北ベトナムの統一に捧げたベトナムの英雄、ホー・チ・ミン氏がガラスケースに収められて生前そのままの姿で眠っている場所だ。
ハスの花(ベトナムの国花)をモチーフにしたり立派な廟は、ハノイの街を見守るようにして佇んでいる。見学するためには荷物を預け、写真撮影などは一切NGとのことらしいが、毎年10月〜11月のこの時期はメンテナンスのために休館とのこと(泣)。すぐそばには「ホーチミン博物館」「ホーチミンの家」などがある。
生涯、独身を貫いたホー・チ・ミン氏はシンプルで質素な暮らしを好み、お手伝いさんなどは置かずに食事なども自分で作っていたという。さらに慈愛に満ちた優しい風貌、腐敗を嫌う性格などからも市民に愛され、親しみを込めて「ホーおじさん」と呼ばれていたのだそうだ。日本の政治家たちにも「彼の爪の垢」を煎じて飲ませたいものだ(笑)。
バスが次に向かったのは2010年にユネスコ世界遺産に登録された「タンロン王城遺跡」。国会議事堂の建て替えの時に発見されたという7〜19世紀の遺跡群で、11〜19世紀に栄えた「タンロン」(ハノイの旧跡)王朝を中心とする各時代の城跡などを見学することができる。まだ完全に整備されていないようだが、戦争本部だった地下壕、古い街並みなど、ハノイの長い歴史を今に伝える重要な場所の一つだろう。
バスの車窓から景色を眺めながら向かったのは「一柱寺」。李王朝時代の皇帝「リータイトーが1049年に建立した此方は、「ハス」の花のように池の上に建つ寺院だ。
写真ではわからないのだけれど、裏側から見ると1本の柱の上に3m四方の仏堂が重なるユニークな形はハノイを代表する歴史的建造物の一つなのだそうだ。この階段は転がり落ちそうに勾配が急なのだけれど、御利益が多いということなので頑張って上る。中には小さな観音像が安置されていた。。。
そしてバスはハノイ市最古の仏教寺院「鎖国寺」(チャンクオック寺)へ。
宿泊したホテル同様(タイ湖の北側)、湖岸の細い一本道を少し歩いたタイ湖の東側(小島?)に佇んでいる。高さ15メートルの仏舎利塔(パオ塔)には、高僧たちの骨(!)が祀られ、一番上が一番偉いお坊さんが祀られているのだそうだ。本堂内には数多くの仏像が安置され荘厳な雰囲気。、中庭にはインドから送られたという大きな菩提樹が植えられ、そんなに広くないながらも多くの観光客で賑わっていた。。。
お昼は「フォー」を食べに市内のお店へ。。。