森のコロちゃんさんが投稿したSALONE 2007(神奈川/元町・中華街)の口コミ詳細

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明日への扉。

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森のコロちゃん (女性・東京都) 認証済

この口コミは、森のコロちゃんさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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SALONE 2007元町・中華街、日本大通り、石川町/イタリアン、パスタ

1

  • 夜の点数:4.9

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.9
      • |サービス 4.8
      • |雰囲気 4.6
      • |CP 4.2
      • |酒・ドリンク 4.9
  • 昼の点数:5.0

    • ¥8,000~¥9,999 / 1人
      • 料理・味 4.9
      • |サービス 4.8
      • |雰囲気 4.6
      • |CP 4.8
      • |酒・ドリンク 4.9
1回目

2015/05 訪問

  • 夜の点数:4.9

    • [ 料理・味4.9
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.6
    • | CP4.2
    • | 酒・ドリンク4.9
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人
  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味4.9
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.6
    • | CP4.8
    • | 酒・ドリンク4.9
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

祝・移転!!「昼と夜のサローネ」。(再訪)

※再訪して写真を追加したので更新させていただきます(追加した写真は最初の36枚です)。
※初回訪問時のレビューはコメント欄に移動させていただいております。


バーニーズの地下に移転されて初めての訪問は、桜のつぼみもだいぶふくらんだ3月下旬のこと。
ランチのコースは2種類設定されているが、お祝いも兼ねて「ランチコースB」(5,000円)をお願いする。

■いただいたお料理
1.序章:牛・ポテト・トリュフ
2.組み合わせ:鰆・グレープフルーツ・炭
3.郷土:チカテッリ・ペッシェラグー・ウイキョウ
4.濃縮:豚・ンドゥイヤ・オレンジ
5.融合:ルンゲッティ・イカスミ・豚ラグー
6.春の訪れ:鯛・ソラ豆・レモン
7.哲学:仔羊・パブリカ・クスクス
8.お好きな量で・・・:スパゲッティポモドーロ
9.小さなドルチェ
・お茶菓子
・コーヒー

■いただいたワイン(ハーフポーション)
1.(泡)Thierry Triolet N.V. Carte Noire Brut
2.(白)Bianco RugoliRabasco
3.(白)Rabasco Montepulciano d'Abruzzo 'Damigiana' 2013
4.(白)VECCHIO SAMPERI Ventennale
5.(赤)Poderi Sanguineto Rosso di Montepulciano 2012
6.(赤)VINO DI ANNA ROSSO ”JEUDI 15”
7.(赤)Ego 2003 Bressan


以前のお店よりも広くなり、重厚感を増した店内で「フジマキイズム」を脈々と受け継ぐ
大勢のスタッフの方に傅かれていただく「サローネ2007」のお料理はやはり圧巻!!
およそ2年半ぶりの訪問なのに、なんだか妙に懐かしい気持ちさえ感じてしまう。
特にこの日、感動したのは、一皿目の「牛・ポテト・トリュフ」「濃縮」のワンスプーンだ。
この二つは記憶の底に沈んでいた「サローネの記憶」を呼び覚ましてくれるには充分すぎる。
しかもランチタイムに、スペシャリテの一つともいえるこの二皿が味わえるのは嬉しい。
また、チカテッリやルンゲッティなどあまり聞き慣れないパスタを様々な食材と合わせて
多彩なハーブ遣いで独特の美味しさを創造する独自の世界は相変わらず健在だった。
この日も良い感じに嗜んで(えっ?)、ふと気づけばランチタイム最期の客に(呆)。。。
この日のお会計は13,500円。少し飲み過ぎてしまったが、美味しかったので良いことにしよう。


スタッフの方のお話によると、毎月一度、第2土曜日のランチタイムに「昼なのに夜コース」
設定しているのだという。私のように、遠くからはるばると出かける客のことを考えての
ことらしい。お値段はディナー価格になるが、お昼から「サローネディナー」が食べられるとは
なかなかないチャンスだ。という訳で、その場で予約。連休明けの土曜日を楽しみに待つことになった。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「お昼なのに夜コース」当日は快晴。足取りも軽くお店へと向かう。
テーブルセッティングも夜仕様!!徹底したこだわりぶりだ。


■いただいたお料理(5月のコース)
1.序章:A5サーロイン・ポテト・トリュフ
2.シチリアの香り:青トマト・リコッタ・カツオ
3.融合:豚・カラスミ・ピスタチオ
4.哲学:鮮魚・タコ・ハマグリ
5.郷愁:アニョロットーネ・牛・ヘーゼルナッツ
6.海:パッケリ・イカ・レーズン・松の実
7.味覚の濃縮:牡蠣・青リンゴ・ヨーグルト・カルダモン
8.再構築:仔牛・フォアグラ・マルサラ
・掴む:手づかみで食べるチーズ(1,650円)
9.発想と創造:ババ・クリツィア・ウィスキー
10.プラットホーム:小菓子
・カプチーノ


■いただいたワイン(ハーフポーション)
1.(泡)CARTE NOIRE NV/EDOMOND CHEURLIN
2.(白)Bianco dei Muni Daniele Piccinin
3.(白)SOTTO LE FRESCHE FRASCHE 2013/VILLA BELLINI
4.(白)TREBBIANO D'ABRUZZO DAMIGIANA 2013/RABASCO
5.(赤)VALPOLICELLA CLASSICO SP.2009/L'ARCO
6.(ロ)ROSATO 2013 / LA PORTA DI VERTINE
7.(赤)VITOVSKA 2011 KANTE
8.(赤)Rosso Palme 2011/ Trinchero
9.食後酒色々


↑のランチメニューと比べると、お値段もお高くなり、格段にバージョンアップしているのがわかる。
この日の序章のお肉は「A5サーロイン!」。口の中でとろけるような食感と香りを楽しみ、
青トマトのガスパチョがリコッタチーズや葡萄と合わさって爽やかな風味となる鰹をいただく。
この日は、三皿目の「融合」、五皿目の「郷愁」、メインの「仔牛とフォアグラ」が秀逸。
もちろん、六皿目の「海」「牡蠣のワンスプーン」も素晴らしかった。
特に「融合」はマスタードペーストを塗って焼いた豚フィレに、鮪のカラスミソースをまとわせ、
ピスタチオとそのパウダーと合わせていただくというお料理。
「えーっ!」と思うような不思議な組み合わせが、お皿の上で見事なハーモニーを奏でていた。
一方の「郷愁」は2種類の牛肉(煮込みとステーキ)を詰め込んだパスタにをヘーゼルナッツと
ハーブをあしらったソースでいただくお品。フンワリとパルミジャーノがかけられ、これも
独特の美味しさを楽しませてくれる。
そしてメインは、柔らかな仔牛と大好物のフォアグラをマルサラポルチーニソースでいただくという
まさに「一皿で2度おいしいお料理」だ。
せっかくなので「掴むチーズ」と食後酒をメンバーでシェア(別料金)。
さらにウィスキーシロップを染みこませた「ババ」「リクリツィアジェラート」をいただき、
「カプチーノ」で〆。
この日のお会計はほどよく嗜んで、一人25,480円。
いささかお高くなってしまったけれど、極めて満足度の高い内容だったことは言うまでもない。


特別な日の、特別な時に、はるばると遠征したいイタリアンレストラン、サローネ2007。
ランチタイムでもそんなに飲まなければ、お値段もそこそこに抑えめで充分に此方の素晴らしさを
堪能できると思う。が、どうせ出かけるなら、スペシャリテの二皿が含まれた「Bコース」がオススメ。
マリンタワーの麓で、きっと「横浜の新たなる感動」に出会えるに違いない。
ごちそうさまでした☆


【'12年11月20日のレビュー('12年10月訪問)】

10月はお誕生日月間ということでやたらに食べまくっていたのだけれど、二つ目のビッグイベントが此方への訪問だった。
早々にお席をゲットしてくれたグル友によると、当夜は此方の「5周年記念ディナー」イベントの中の一日。
営業形態もお料理も開店時間もそのままで、開店当初の濃ゆいオリジナルメンバーが集結し、当時の濃厚な雰囲気を再現してくれるという楽しい趣向なのだそう。
しかもいつもの個性的な自然派ワインに加え、秘蔵のとっておき蔵出しワインもお気軽なお値段で楽しめるというような「嗜み情報」をキャッチ!!
「これは!」ということではるばると元町まで出かけてみることにした。

私にとっては、およそ1年ぶりの訪問となる。しかもレビューの更新をかけていないし(呆)。
(前回(昨年10月のランチ)、前々回(昨年8月のディナー)の模様は写真のみでご紹介したい・滝汗)。

■当日いただいたお料理(10月のコース)
1.山形牛のスピエディーノ
2.南瓜とフォアグラのアッビナメント
3.鮮魚のヴァポーレ
4.トンナレッリ 浅利とポルチーニのマンテカート
5.アニメッラ アル カッフェ
6.赤海老のクッキアイオ
7.ファルファッレ ホロホロ鳥のラグー ハックルベリーのコンフェットゥーラ
8.スティンコ パイのファゴット
9.柿と栗のドルチェフレッダ
10.カフェまたはティー
11.チーズ盛り合わせ(ハーフ)

■当日いただいたワイン
1.Jerome Prevost La Closerie 2005
2.Ambrosia 2008
3.RADIKON Riserva 1998
4.Oltrepo Pavese Rosso Vigna Montebuono 2003
5.Vitovska 2003
6.BARBARESCO 1969 RENATO RATTI
7.Massa Vecchia La Fonte di Pietrarsa
8.Panevino Piccade
9.Barolo Josetta Saffirio
10.La Biancara Taibane
11.Pacina Vin Santo del Chianti


「5周年記念 」ということで、一杯目は美しい黄金色の煌めきを放つ「Jerome Prevost La Closerie 2005」からスタート。
お料理は10月のコースとのことだが、やはり此方のお料理はかなり独創的だ。
「山形牛のスピエディーノ」「鮮魚のヴァポーレ」(島根の真鯛と明石の蛸、千葉の蛤)はこちらの定番。いつ訪れても安定したおいしさがある。
「南瓜とフォアグラのアッビナメント」「アッピナメント」とは「マリアージュ」(組み合わせ)の意。写真ではわかりにくいのだけれど、フォアグラのムースとうなぎ、南瓜のピューレ、ドライいちじく、キャラメリゼしたくるみ、ミントなどがお皿の中でオーケストラを奏でているイメージ。高くそびえているのは「パートブリック」とのことで、春巻きの皮のような不思議な食感だった。
「トンナレッリ」とは断面が四角い手打ちパスタのこと。浅利のラグーと香り高いポルチーニを合わせ、フェンネルの花、アーモンドスライスをたっぷりとトッピングしたのが「浅利とポルチーニのマンテカート」だ。周囲を飾る「ドライトマト」がおいしさを際立たせる一皿。
「アニメッラ アル カッフェ」は写真の通り、遊び心にあふれた楽しい一品。ポレンタの上に鎮座ましましているのはマルサラとスーゴのソースをからめたリードヴォー。チコリとミントが添えられ、真ん中のコーヒーのジェラートの周りをヘーゼルナッツが取り囲んでいる。
今回の「クッキアイオ」「赤海老」。カリカリ生ハムとザクロ、ピスタチオ、リコッタ ズッファラ、マジョラム、サフランゼリーなどをダイナミックに一口で味わう。この一口スプーンも毎回アレンジが変わる此方の定番。

「ホロホロ鳥のラグー ハックルベリーのコンフェットゥーラ」に合わせて登場するのが「BARBARESCO 1969 RENATO RATTI」(!)。もっとヴィンテージっぽい感じのワインかと思っていたら、どっしりとした風格ながらもエレガントな味わい。長い眠りから覚めた究極の1杯を、香味野菜、トマトピューレ、赤ワインで煮込んだ「ホロホロ鳥のラグー」と共に味わう。トッピングはオリーブの燻製、リコッタサラータ、セージ。ハックルベリーのジャムを合わせていただくとさらに濃厚な味わいに。。。
続いてのワインは「Massa Vecchia La Fonte di Pietrarsa 2000」。藤巻さんによると、カヴェルネ・ソーヴィニヨンが良い時にだけ作られていたこのワインはすでに絶版とのこと(メルローが主体となって「ROSSO」と名前を変更)で、サローネのセラーにもこの1本しか残っていなかったという超レアもの(!)なのだそうだ。
メインは「スティンコ パイのファゴット」。白ワインと香味野菜で煮込まれた豚のすね肉のパイ包み焼きだ。アニスとヴィネガーでコンポートしたリンゴと2色のパプリカのピューレが添えられ、グラナパダーノチーズのクリームソースが全体を引き締める。
さらにチーズをいただき、貴腐ワインを2種類飲んだところで店内が暗くなる。
サローネ恒例のバースデー・タイムだ。キャンドルが灯されたデザートがシズシズと運ばれ・・・なんとっ!私たちのテーブルにやってきた(驚)。
心優しいグル友のサプライズ企画(!)だったのだけれど、まさか此方のお店で自分がバースデー・タイムの主役になって祝ってもらうとは想像もしていなかった(笑)。
かなり恥ずかしかったのだけれど、酔っ払いの恥は掻き捨て(爆)。ロウソクを一気に吹き消して当夜のお客様方とサローネの濃ゆいスタッフの面々に祝福してもらったのだった(赤面・爆)。
デザートはチョコレートの飾り文字付(!)の「マロングラッセと柿のジェラート」。一見、モンブラン仕様なのだけれど、中からは柿のジェラートが顔を出すという楽しい趣向。トッピングのメレンゲとアーモンドの焼き菓子もおいしかった。

この日のお会計はとっておきの蔵出しワインをいただいたこともあり、此方でははじめての2万円超え。しかし、レシートに記載されていないワインもあったということで、11杯のワインの何杯かはサービスしていただいたらしい(嬉)。
5年前のオープン時から少し経過した頃に伺ったこともあるというグル友情報によると、今では予約困難店の一つでもある此方だが、当時は閑古鳥が鳴くような静かな夜もあったのだという(驚)。様々な困難を乗り越え、多くのサローネファンを獲得してきた今だからこそ、この店には他店にはないチャレンジング・スピリットが息づいているのだと思う。これからもさらにアグレッシブな料理とワインで私たちファンを魅了し続けていってほしい。
5周年おめでとうっ☆


【'11年8月10日のレビュー('11年6月訪問)】

『サローネグループ』のレストランを制覇しよう!」シリーズ。すでにグループ系列の4店舗目を制覇したばかりなのだけれど、そのレストラン巡りで2軒目として訪れたのが此方(訪問は6月末)。




● 当日いただいたお料理は下記
1.山形牛のスピエディーノ
2.カジキマグロのバッサ テンペラトゥーラ
3.鮮魚のヴァポーレ
4.ラヴィオローネ ひよこ豆のリビエーノ 浅蜊のグァツェット
5.鱸、カダイフのニード
6.パッパルデッレ 鳩とブラックオリーブのラグー
7.フォアグラとリクリツィアのクッキアイオ
8.短角牛のインウミド
9.アメリカンチェリーのズッペティーナ マスカルポーネのジェラート
カフェまたはハーブティー

10.チーズ盛り合わせ(1,500円)



●当日いただいたワインは下記(「バイザグラス」のハーフで)

1.Fleury PERE & FILS BRUT
2.kante EXTRO
3.Azienda Agricola COS
4.Massa Vecchia Rosato
5.RINALDI BAROLO 2003
6.Sassaia(だと思う・汗)
7.LA CASTELLADA COLLIO 2003
8.名前失念(滝汗!)
9.Nude Aglianico d'Irpinia 2004


今回で3回目の訪問となった訳だが、今まで訪問した中で最も満足度が高い内容だったように思う。
前回は「ん?」と思った此方の定番メニューの「山形牛のスピエディーノ」「鮮魚のヴァボーレ」(今回の白身のお魚がフルフル&トロトロで柑橘系のお出汁ととてもよく合う!)も完璧なまでのおいしさ。思わず唸ってしまったほどだ(笑)。

「カジキマグロのバッサ テンペラトゥーラ」は、塩でマリネした後、低温調理したカジキをトマトとオレンジのソースと共にいただく。アーティチョーク、ピンクペッパー、ミントのトッピングが、それぞれアクセントとなって微妙に異なる味わいを楽しませてくれる。

「ラヴィオローネ ひよこ豆のリビエーノ 浅蜊のグァツェット」の丸くて黄色い部分は巨大なラヴィオリ(驚)!!中には、ひよこ豆、パンチェッタ、エシャロット、ローズマリー、セージ等を炒めてペースト状にしたものが詰まっている。トッピングはアーモンドスライス、ケッパー、パッキーノトマト。これに浅蜊とバターが醸し出す独特の風味が合わさって何とも爽やかな仕上がり。

「カダイフ」とは写真の中の糸のような細い麺のような衣のこと(たしかパスタの一種と聞いたような・汗)。シチリア産の塩オレガノでマリネしたスズキとペコリーノ、ナスのピューレを「カダイフ」で包み、オーブン焼きで仕上げたのが、「鱸、カダイフのニード」だ。カダイフの下には松の実とチョコレート(!)、お塩のソース。さらに揚げてからマリネされた米ナスが添えられている。チョコレートと鱸(とカダイフ)を合わせるなんて、それだけでも十分に私の想像を超えているが、これがまたかつて経験したことのない馥郁たるお味なのだ。これは当日感動したお料理の一つ。機会があればまたいただいてみたいかも。

「パッパルデッレ 鳩とブラックオリーブのラグー」は、香味野菜赤ワイントマトペーストで内臓ごと煮込んだ仔バトのラグーをパッパルデッレ、トリュフオイル、ペコリーのパウダーと合わせたお品。トッピングはロングペッパー、タジャスカオリーブ、さらに砕いたアマレッティとチーズ。かなり濃厚なラグーソースなのだけれど、ほどよい甘さを持つアマレッティとチーズとロングペッパーとの組み合わせの成せる技なのだろうか。何とも繊細で奥の深い味わいに仕上がっている。ワインとのマリアージュも素晴らしく、このパスタも当日気に入ったお料理の一つ。

パイの上に載ったフォアグラは、リンゴをレモン汁で煮込んだペースト、ピスタチオが載ったビーツと共にいただく至福のワンスプーン。この一粒の宝石のようなお料理は「Sassaia」と共にいただくことでさらにおいしさが増す魔法の一口(笑)。

「短角牛のインウミド」は、牛バラ肉を赤ワイン、香味野菜、トマトペーストでトロトロに煮込んだ牛バラ肉。横に添えられているのはキクイモのピューレ、お肉の下にはソテーしたトレビス、トッピングハヘーゼルナッツとタイム、赤いのは酢漬けの玉ネギ。見栄えもお味も素晴らしいメインディッシュだったのだけれど、今まで登場したお料理が素晴らしすぎた分、いささかメインがぼやけてしまったような印象も。。。今回はそれぐらいに「密度の濃い」コースだったということなのだろう。

「アメリカンチェリーのズッペティーナ マスカルポーネのジェラート」は、マスカルポーネのジェラートが赤ワインで煮込んだアメリカンチェリーのシロップの中に浮かんでいるデザート。シロップにはキルシュゼリー、レモン皮コンフィ、ミントなどが添えられ、トップには王冠のようにレモンセッキが!!全体的にサッパリとした食感のアレンジは本日のコースを締めくくるに相応しい一品だった。


【総評】
冒頭に記したように、今回のメリハリのきいたコース内容は「見事!」としか言いようのない構成だったように思う。特に気に入ったのは、4.のラヴィオローネ ひよこ豆のリビエーノ 浅蜊のグァツェット、5.の鱸、カダイフのニード、6.のパッパルデッレ 鳩とブラックオリーブのラグーの3皿。此方の定番である1.3.7.あたりのお料理もすこぶる満足度が高かったことを書き添えておきたい。
南青山には南青山の、横浜には横浜の良さがあることをしみじみと実感した夜となってしまった。もう少し横浜が近かったらいうことはないのだけれど(爆)。


【'11年5月28日のレビュー('11年5月訪問)】

「5月の此方のお料理はかつてないほどに素晴らしい構成らしい!」というグル友からのメールに誘われるままに、連休明けの週末にはるばると横浜までお出かけ。


●当日いただいたお料理は下記の通り。
1.山形牛のスピエディーノ
2.仔牛のテリーヌ サルサ トンナータ
3.鮮魚のヴァポーレ
4.バッカラとフォンティーナのフリテッレ
5.ファロット 赤海老とフェンネルのプレア
6.チンタセネーゼのクッキアイオ
7.トロフィエ 乳飲み仔羊のラグー、ペペローニ
8.馬ハラミアッロースト パーネスペツィアート
9.マスカルポーネムース ソルベ ディ アルビコッカ
 カフェまたはハーブティー
10.チーズ盛り合わせ(1,500円)

●当日いただいたワインは下記の通り。
0.アペリティフ:ミモザ
1.Azienda Agricola C.O.S Pithos '08
2.Lamoresca SICILIA
3.LA STOPPA / AGENO 2006
4.RADIKON(白)
5.Rampante 2008 Contrada / Passopisciaro
6.Brunello di Montalcino
7.Amarone Della Valpolicella Classico Monte dall'Ora
8.Kabir/Donnafugata


残念ながら4月は伺っていないのだけれど、1や3などの定番メニューを活かしながら、ガラリと構成が変わった5月のお料理も実にお見事!!一皿ごとに巧みなアレンジと演出で楽しませてくれる。
芸術的で美しい「仔牛のテリーヌ サルサ トンナータ」は仔牛と旬のアスパラ(グリーン、ホワイト)刻んだオリーブなどをゼラチンでかため、シチリアマグロや香味野菜のソースでいただく。スペアミントやカンパリでマリネしたグレープフルーツが添えられ、ちょっと違ったテイストが楽しめるのがうれしい。
「バッカラとフォンティーナのフリテッレ」「バッカラ」とはタラを乾燥させたもの。これをじゃがいもや生クリームと合わせてマッシュポテト状にしたものの下にフォンティーナ(チーズ)のドーナツが!!新食感という感じで悪くないのだけれど、ちょっとユニークすぎて(私には)思わず「うーむ!」と唸ってしまったお品(笑)。

そして当日、私が最も感動したお料理が「ファロット 赤海老とフェンネルのプレア」だ。
海老の香りと旨みがお皿の上に凝縮された素晴らしい一皿。はるばると横浜まで出かけていた甲斐があるよなーとしみじみと思ってしまった(笑)。
本日のクッキアイオは「チンタセネーゼ」。イタリアの「幻の豚」と呼ばれる「チンタセネーゼ」は3年半放牧され、どんぐりと松の実を食べて育つのだそう。そしてこのクッキアイオに合わせるのは、スロヴェニアとの国境に位置するフリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州にあるワイナリーの「RADIKON」。「一口、まずワインを味わって、チンタセネーゼを20回咀嚼し、そのままもう一口飲んでみてください。全く違う世界に足を踏み入れることができますよ」というM氏の言葉通りに「ゴックン!」。うんうん、たしかに(爆)!!
「ちょっとかわいそう!」と言いながらもパクパクといただいた「トロフィエ 乳飲み仔羊のラグー、ペペローニ」は味と彩りの調和に優れた美しい一皿。食べてしまうのがもったいないぐらいだ。
そしてメインはなんと!お馬さんだった(驚)。私は知らなかったが、フランス語圏では馬肉食は普通にあるらしい。日本国内で馬といったら「桜鍋」か「馬刺し」を連想してしまう訳だが、当日は熊本産ノルマン種馬ハラミのローストということだった。これをハチミツ、レモン、オレンジ皮、各種パウダー類を香辛料を加えた赤ワインや赤ワインビネガーで煮詰めたソースでいただく。これがまた牛肉のハラミのように柔らかく、またおいしいのである。しかも横には私の大好物の「フォアグラちゃん」が鎮座ましましているではないかっ(喜)。この「馬ハラミアッロースト パーネスペツィアート」は「ファロット 赤海老とフェンネルのプレア」同様、私が当日最も気に入ったお料理だった。

一方、当日の「山形牛のスピエディーノ」はちょっとガーリック(?)の香りが強すぎ(たまたまかな?)。また、前回、感動した「鮮魚のヴァポーレ」も今回はあまり。。。明石の蛸はそのままで、ハマグリは銚子産のものとなり、黒鯛(?)も銚子産とのこと。調理法は同じだと思うのに、何かがちょっとずつ初回訪問時とは違うように感じてしまった(体調のせいかなぁ・汗)。

「マスカルポーネムース ソルベ ディ アルビコッカ」のデザートと小菓子や食後のチーズはおいしくいただいた。特にデザートワインでいただいた「Kabir/Donnafugata」、素晴らしすぎっ!ジビッボ(アレキサンドリア・マスカット)の香りが濃厚なまいうーなワインだった。そして〆は「サンタ・マリア・ノヴェッラ」のハーブティーでごちそうさま!!

初回訪問時に比べると感動の度合いが薄れてしまっているのは、私が此方に慣れてきたせいもあるのだろう。
またお店にとって(客にとっても)気の毒なことにこの日は客層がとんでもなかった(爆)。店内に足を踏み入れた時、「ベアトップ」の先客がいて「?」と思ったのだけれど、当日の客たちはとにかく声がでかくてうるさい。隣のテーブルでは数分置き(!)にハイタッチしてるし(呆)。自分たちも人数が多いときには声が大きくなってしまうことは思い当たるが、ここは居酒屋じゃーないぞーーっ!!
人気店故、致し方ないことなのかもしれないが、客としての最低限のルールは守られて然るべきだろう。。。
ごちそうさまでした☆

  • 【15年3月】セッティング・ランチ

  • 【15年3月】序章:牛・ポテト・トリュフ

  • 組み合わせ:鰆・グレープフルーツ・炭

  • 郷土:チカテッリ・ペッシェラグー・ウイキョウ

  • 濃縮:豚・ンドゥイヤ・オレンジ

  • 融合:ルンゲッティ・イカスミ・豚ラグー

  • 春の訪れ:鮮魚・ソラ豆・レモン

  • 哲学:仔羊・パブリカ・クスクス

  • お好きな量で:スパゲッティポモドーロ

  • 小さなドルチェ

  • お茶菓子

  • カプチーノ

  • 【15年5月】ディナー・セッティング

  • 【15年5月】A5サーロイン・ポテト・トリュフ

  • CARTE NOIRE NV/EDOMOND CHEURLIN

  • シチリアの香り:青トマト・リコッタ・カツオ

  • Bianco dei Muni Daniele Piccinin

  • SOTTO LE FRESCHE FRASCHE 2013/VILLA BELLINI

  • 融合:豚・カラスミ・ピスタチオ

  • TREBBIANO D'ABRUZZO DAMIGIANA 2013/RABASCO

  • 哲学:鮮魚・タコ・ハマグリ

  • VALPOLICELLA CLASSICO SP.2009/L'ARCO

  • 郷愁:アニョロットーネ・牛・ヘーゼルナッツ

  • ROSATO 2013 / LA PORTA DI VERTINE

  • 海:バッケリ・イカ・レーズン・松の実

  • 味覚の濃縮:牡蠣・青リンゴ・ヨーグルト・カルダモン

  • VITOVSKA 2011 KANTE

  • Rosso Palme 2011/ Trinchero

  • 再構築:仔牛・フォアグラ・マルサラ

  • カルバドスなどもいただきました!

  • 掴む:手づかみで食べるチーズ【1,650円】

  • 発想と創造:ババ・リクリツィア・ウィスキー

  • プラットホーム:小菓子

  • カプチーノ

  • 伸びやかな店内

  • 店舗入口

  • 【12年10月】バースデープレート!

  • 【12年10月】Jerome Prevost La Closerie 2005

  • 【12年10月】山形牛のスピエディーノ

  • 【12年10月】南瓜とフォアグラのアッビナメント

  • 【12年10月】Ambrosia 2008

  • 【12年10月】鮮魚のヴァポーレ

  • 【12年10月】RADIKON Riserva 1998

  • 【12年10月】トンナレッリ 浅利とポルチーニのマンテカート

  • 【12年10月】Oltrepo Pavese Rosso Vigna Montebuono 2003

  • 【12年10月】アニメッラ アル カッフェ

  • 【12年10月】あっぷ

  • 【12年10月】Vitovska 2003

  • 【12年10月】赤海老のクッキアイオ

  • 【12年10月】ファルファッレ ホロホロ鳥のラグー ハックルベリーのコンフェットゥーラ

  • 【12年10月】BARBARESCO 1969 RENATO RATTI

  • 【12年10月】Massa Vecchia La Fonte di Pietrarsa

  • 【12年10月】スティンコ パイのファゴット

  • 【12年10月】Panevino Piccade

  • 【12年10月】チーズ(ハーフポーション)

  • 【12年10月】Barolo Josetta Saffirio

  • 【12年10月】2種の貴腐ワイン

  • 【12年10月】バースデープレートとお友だちからのギフト

  • 【12年10月】小菓子

  • 【12年10月】ハーブティー

  • (2011年10月)ニンジンとオリーブのスープ

  • (2011年10月)酵素豚の肩ロースのテリーヌ

  • (2011年10月)南瓜のカペレティ 兎のストゥファート

  • (2011年10月)ランチのワインは3種類から選べます

  • (2011年10月)大山鶏のグラティナート

  • (2011年10月)ポモドーロ(お好きなだけ)

  • (2011年10月)小さなドルチェ

  • (2011年10月)カプチーノ

  • (2011年10月)ランチタイムの店内

  • (2011年8月)山形牛のスピエディーノ

  • (2011年8月)プロシュート エ メローネ

  • (2011年8月)鮮魚のヴァポーレ

  • (2011年8月)タリオリーニ ズッキーニと雲丹のマンテカート

  • (2011年8月)豚ホホコンフィのクッキアイオ

  • (2011年8月)太刀魚のアルフォルノ キノコのティンバッロ

  • (2011年8月)ファルファッレ 兎のラグー

  • (2011年8月)牛フィレット、フォアグラのテリーヌ 南瓜とマルサラのソース

  • (2011年8月)白桃コンポスタとクローブ、シナモンのセミフレッド

  • (2011年8月)メニュー

  • カジキマグロのバッサ テンペラトゥーラ

  • 鮮魚のヴァポーレ

  • ラヴィオローネ ひよこ豆のリビエーノ 浅蜊のグァツェット

  • 鱸、カダイフのニード

  • パッパルデッレ 鳩とブラックオリーブのラグー

  • フォアグラとリクリツィアのクッキアイオ

  • 短角牛のインウミド

  • 山形牛のスピエディーノ

  • チーズ盛り合わせ

  • アメリカンチェリーのズッペティーナ マスカルポーネのジェラート

  • 小菓子

  • kante EXTRO

  • Massa Vecchia Rosato

  • 当日いただいたワイン

  • メニュー裏に描かれたお店地図

  • ロゴ

  • ミモザ(アペリティフ)

  • 山形牛のスピエディーノ

  • 仔牛のテリーヌ サルサ トンナータ

  • Azienda Agricola C.O.S Pithos '08

  • 鮮魚のヴァポーレ

  • Lamoresca SICILIA

  • バッカラとフォンティーナのフリテッレ

  • LA STOPPA / AGENO 2006

  • ファロット 赤海老とフェンネルのプレア

  • まいうーなRADIKON

  • チンタセネーゼのクッキアイオ

  • この方たちだそうです

  • Rampante 2008 Contrada

  • トロフィエ 乳飲み仔羊のラグー、ペペローニ

  • Brunello di Montalcino

  • 馬ハラミアッロースト パーネスペツィアート

  • 角度をかえて

  • Amarone Della Valpolicella Classico Monte dall'Ora

  • パン

  • チーズ盛り合わせ

  • Kabir/Donnafugata

  • マスカルポーネムース ソルベ ディ アルビコッカ

  • 角度をかえて

  • お花もお洒落!

  • 小菓子

  • ハーブティー

  • 渋いディスプレイ

  • シックな内装

  • 当日のお料理イラスト

  • セッティング

  • ロゴ

  • Philippe Glavier Brut Rèserve(泡)

  • 山形牛のスピエディーノ

  • 兎のインサラータ

  • 鮮魚のヴァポーレ

  • Montemagro Veneto IGT

  • ボタン海老とポルチーニのクッキアイオ

  • こんな感じです

  • マッケローニ 浅蜊、カルチョーフィ、生ハムのグアツェット

  • Collio La Castellada 2000

  • 真鯛のインパナータ クレマ ディ ピゼッリ

  • SAHARAY CATARRATTO 2008

  • ラヴィオリ 南瓜のリピエーノ 鴨ラグー

  • Marcarini Barolo Brunate

  • 白金豚 サルサ ディ ポルト

  • 'Mazzamurello' Montepulciano d'Abruzzo DOC

  • パン

  • チーズ盛り合わせ

  • BUKKURAM Passito di Pantelleria DOC

  • トローネのセミフレッド

  • 小菓子

  • ハーブティー

  • ハチミツが美味♪

  • 「サンタ・マリア・ノヴェッラ」のハーブティーだそうです

  • わかりやすいお料理イラスト

  • 当日いただいたワイン

  • 店内の雰囲気 1

  • 店内の雰囲気 2

  • サービスカット 1

  • サービスカット 2

  • サービスカット 3

2015/08/06 更新

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