森のコロちゃんさんが投稿した青華こばやし(東京/六本木)の口コミ詳細

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明日への扉。

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森のコロちゃん (女性・東京都) 認証済

この口コミは、森のコロちゃんさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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移転青華こばやし六本木、乃木坂、六本木一丁目/日本料理

1

  • 夜の点数:5.0

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.3
      • |雰囲気 4.4
      • |CP 4.3
      • |酒・ドリンク 4.4
  • 昼の点数:4.8

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.8
      • |サービス 4.3
      • |雰囲気 4.4
      • |CP 4.3
      • |酒・ドリンク 4.4
1回目

2014/09 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.3
    • | 雰囲気4.4
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク4.4
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人
  • 昼の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.3
    • | 雰囲気4.4
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク4.4
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

真っ向勝負のクオリティ(再訪)。

※再訪して写真を追加したので更新させていただきます(追加した写真は最初の10枚です)。


六本木ミッドタウンと新国立美術館のちょうど中間あたりの閑静な住宅街に佇む、季節の魚料理を主軸にした日本料理店
東京都内に和食の名店は多々あれど、メニューの作成から仕入、仕込み、調理、給仕、接客サービス、会計、etc.、etc.のすべての行程をたった一人で担当される孤高の料理人、小林さんのお店、それが此方だ。
18歳からこの道に入り、銀座や四ッ谷の名店を経て数年前に独立されたというその経歴もさることながら、目にとまるのは厨房の棚をはじめ、そこかしこに置かれた器類の見事さ(!)。店名に冠した「青華」はご敬愛する陶芸家の須田菁華氏に由来するのだそうだ。


「本当に美味しい物だけを食べればそれで幸せだし、それが一番良いんです!」と言い切る小林さんは年に数回しか献立を変更しないそうだ。「うちの良さをわかっていただくには、春・夏・秋・冬と年4回来ていただければいいんです!」とキッパリ!!
残念ながら「今年の夏」は逃してしまったが、約束通り、「秋」ということで半年ぶりにやってきた。。。


乾杯の「プレミアムモルツ」と共にいただくのはいつもの「前菜三種盛り合わせ」
粒の大きな「いくらの出汁漬け」「松茸とほうれんそうのお浸し」「沖縄のもずく」が美味しそうに微笑んでいる。
いずれもレベルの高い美味しさなのだけれど、やはりこの時期ならではの「松茸」をいただくと顔がほころんできてしまう(笑)。
酢橘の香りがほんのりと効いた「秋の味覚」に舌鼓を打ちながら「黒牛 純米」にシフトする。


小林さんの手元には「たっぷりの雲丹!!」。。。
そして登場するのは「いちご煮」だ。八戸地方と三陸方面の伝統的な郷土料理の一つである「いちご煮」は地元名産の雲丹と鮑をあしらったお吸物のこと。赤身が強い雲丹の卵巣が野いちごの果実のように見えることからのネーミングということらしいが、此方の上品な「いちご煮」は全然そのようには見えない(当たり前!)。
ホワホワの柔らかな雲丹の下には、これまた柔らかで大ぶりな鮑が「これでもかー!」というぐらいにたっぷりと入っている。
そしてまたこのお出汁が当たり前なことに美味しいのだ。。。幸せ〜っ♡


続いては、毎度お馴染みの分厚くカットされた「真子鰈」のお造りが登場する。たっぷり肝醤油がかかった真子鰈は、あしらいの「花穂紫蘇」と共に立派な器に盛られてさながらアートのような一皿。脂がたっぷりと載った肉厚の身は弾力があって跳ね返されるよう。。。
さらにお高そうなお皿に載って大きな「石垣貝」がやってきた。
触るとまだクネクネと動いて食べてしまうのが気の毒なくらいだ(笑)。
「石垣貝」という名前から沖縄方面ど獲れるのかと思いきや、「トリガイ」の仲間である「石垣貝」は茨城以北からオホーツク海の浅い砂地に生息しているのだという。やや黄味がかった「石垣貝」は上品な甘みがあって美味。じっくりと味わいながらいただいてしまった。


そしてお待ちかねの「鰻の白焼き」の登場となる(嬉)。
じっくりと時間をかけて焼き上げた肉厚の「鰻ちゃん」は外側はカリッと内側は限りなくフワリと火が通っていて、思わずスキップしてしまいたくなる美味しさ(笑)。「つくづく美味しいよねぇ!」とため息をついていると、「うちは美味しいものしか出さないといってるでしょう!」と小林さんからチェックが入る(笑)。


続いて登場するのは「タイの昆布煮」。これもじっくりと炭火で焼き上げたタイを昆布のお出汁で優しく味付けしたお品。
カリカリに焼き上がった皮の部分とホコホコの身の部分を交互に味わいながら「至福の時間」がゆったりと流れていく。。。


〆はちりめん山椒がたっぷりとかかったご飯。
デザートにピオーネをいただいてこの日の宴は終了。
この日のお酒は「黒牛」の後、「出羽桜」と「日高見」をそれぞれ2合ずついただいたようだ。。


一つひとつのお料理がそれぞれに「圧倒的な存在感」(!)を主張するので、ついつい飲んでいるのを忘れてしまうほどお料理に集中してしまうのだけれど、いつも気づくと結構飲んでいるかな(笑)。。。
春夏秋冬、ようやく1巡したのだけれど、訪れる度に新しい食材との出会いがあるのもまた事実。
小林さんが言う通り、もしも願いが叶うなら、年に4回は季節の移り変わりと共に再訪したいお店の一つだ。
ごちそうさまでした☆


【'14年5月6日のレビュー:'14年3月訪問】


口はあまり良くないが(笑)、四季折々の素晴らしい食材と普段は出会うことができないような素晴らしい器類を駆使して、訪問する度に訪れる客たちを、「ひっえーーっ!」と新たな感動の世界に誘ってくれるお店、それが此方だ。
↓にもご紹介したように、店主の小林さんは、食材の仕入れ、仕込み、調理、サービス、お酒の手配、ec.、etc.、そのすべてをたった一人で担当される。
もちろん、すべてを店主一人で賄うお店は他にも色々とあるけれど、此方のすごいところはすべてのお料理の完成度がとてつもなく高いことだろう(名だたる名店がゾロゾロと並ぶ食べログ東京ランキングでも常に上位に食い込んでいる)。


四季折々のおいしいものを「たっぷりと豪快に客に食べさせたい!」というのが、小林さんのモットーだろうか(おそらく・笑)。
「うちはいいものしか仕入れないんですよ!」と軽口をたたく小林さんの手元には「ひょえーーっ!!」と目を見張るほどの大きな「白子」がゴロリ(驚)。。。
「もうすぐホワイトデーでなんで特別に『ハート』をサービスしておきます!」とハート型にカットした白子を串に刺していく。。。

お造りの鯛も、たっぷりの九条葱の下にゴロゴロと鎮座している河豚のお刺身も「常識を越えるほどに」分厚くて大きい(笑)。
「せっかく美味しい食材を仕入れているんですから、チマチマ食べるんじゃなくて、豪快に味わっていただきたいじゃないですかっ!!」とまさに直球ストレートで勝負してくる。。。


この日の「まながつお」(焼き物)は前回の「鰆」よりは小ぶりだったけれど、「ふぐの唐揚げ」「黒むつ」(酒蒸し)はやっぱり肉厚というか相当に大きめ!!そしてまたそれぞれがしみじみと美味しい。。。
火傷しそうに熱い「唐揚げ」に豪快にかぶりつき、昆布の優しいお出汁が「春の浜辺」を彷彿とさせるような「黒むつ」を平らげる頃にはすっかりと満腹に。。。


このように「直球ストレート」の豪快で美味しいお料理をいただいてしまったら、きっと誰もが小林さんの「トリコ」となってしまうことだろう。まさに「小林マジック!!」(笑)。。。
私はお友だちのご相伴でお席にありつくことができたが、一日二組限定の超予約困難店の一つなのだそうだ。
「年に4回来ていただければ、うちの良さを実感していただくことができるはずです!」と自信たっぷりに語る小林さん。。。
今回の訪問でちょうど一巡という感じだろうか。。。此方のお店にはまだまだ未曾有の新しい発見がありそうだ。。。
ごちそうさまでした☆


●当日いただいたお料理
1.前菜三種盛り
 蒸し雲丹、のれそれ、かにの黄身酢
2.河豚の焼き白子のお椀   ◯
3.鯛のお造り
4.ふぐのぶつ切り たっぷり九条葱ポン酢添えと共に  ◎
5.まながつおの塩焼き    ◯
6.ふぐの唐揚げ       ◎
7.黒むつの酒蒸し      ◎
8.ささげのお赤飯
9.いちごのデザート


●当日いただいたアルコール
1.とりビー
2.東洋美人 本生酒 
3.くどき上手 純米吟醸
4.出羽桜 純米
5.船中八策 純米超辛口


【'14年1月21日のレビュー('13年12月訪問)】

●怒濤の年末食べ歩きシリーズ(呆) vol.1。

うれしいお誘いで再訪。
12月はやたらに飲み会やら食事会が多かったのだけれど(また重たくなってしまった・汗)、その整理も兼ねてシリーズでご紹介したいと思う。
前回に引き続き、今回の訪問も連チャン2日目(呆)。相変わらず顔にGがかかっていて申し訳ない(汗)。
今回もお昼なのに「今日は特別に『昼なのに夜』のコースをご用意しました!」とご主人の小林さんはいつものように軽い冗談でお出迎え(笑)。一体、どのようなお料理が楽しめるのだろうっ???


■当日いただいたお料理
1.前菜三種:蒸しウニ、イクラ、あん肝
2.酢の物:白子ポン酢
3.椀物:焼きあなご
4.造り:氷見の寒鰤
5.    香箱蟹
6.焼き物:鰆
7.焚き合わせ:海老芋
8.ご飯:自家製カラスミご飯
9.水物:ルレクチェ


■当日いただいたアルコール
1.とりビー
2.くどき上手(山形・亀の井酒造)
3.黒牛(和歌山・名手酒造)
4.新政(秋田・新政酒造)
5.田酒(秋田・西田酒造)
6.舟中八策(高知・司牡丹酒造)



いつものように「とりビー」で乾杯!!「織部」のお皿で登場する「前菜三種の盛り合わせ」からしてもう素晴らしすぎる。とろけそうなほどに甘い北海道産の蒸しウニ、柚子を散らしたイクラの醤油漬け、芽葱と岩のりをトッピングした濃厚テイストのあん肝が眩い輝きを放って鎮座ましましている。「うっわー!」と口々に感動の声をあげながらいただく訳だが、すでに一皿目から日本酒が欲しくなる品揃えだ(笑)。


続いては「白子ポン酢」の登場となる。すっかり舞い上がって器の外側(見事な龍の絵が焼き付けられている!)を撮影し忘れてしまったのだけれど、このお皿は小林さんが敬愛する「須田青華」の手によるもの。トロトロ感あふれるクリーミーな白子は酸味が控え目の上品なテイスト。器を愛でながら「冬の味覚」を存分に堪能する。


椀物]は「焼きあなご」。柚子と芽葱、茗荷がトッピングされたフワフワなあなごは「真丈」のような優しい食感で軽やかに芳ばしい。お出汁もまたしみじみと美味しい。そして今回の器もまた素晴らしい。小林さんは漆器の蓋に霧吹きでシュッシュッと水を吹き付ていたのは「茶筅水」といって漆器に清涼感をもたせるための演出であり、また蓋をしてから誰も触っていないことの証しでもあるのだそうだ。


古九谷焼のお皿で登場するお造りは脂がコッテリとのった「氷見の寒ぶり」。この此方を辛味大根、わさび、一見、濃い感じのお醤油でいただく。お醤油と辛味大根、わさびが寒ぶりの旨味と合わさって、独特の甘みさえ感じさせる不思議な味わい。もう「へーー!」とか「えーー!」という言葉しか出てこない(笑)。


続いては「香箱蟹」の登場となる。写真の通り、その見事なまでの丁寧で美しい仕事ぶりに圧倒された(笑)。しかもお味は言わずもがなの花丸つきだ!他店だと食べ終えた後にどうしても身の部分が殻に残ってしまうので、そこに熱燗を注いでいただくのだけれど、此方の場合、最後まできれいに食べられるほどに丁寧な仕事が成されているので熱燗を注ぐまでもない。庶民派の私にはちょっと寂しかった(爆)。


焼き物は炭火でじっくりと焼き上げる「鰆」。「一体、どれぐらい大きな鰆なのかしらん?」と思うほどに肉厚の鰆は相当な大きさ。皮目はしっとりと芳ばしく、身の部分はふっくらと脂がのって限りなくジューシー。だいぶ満腹度は進んでいたのだけれど、ホコホコとして美味しいので酢橘を搾りながら最後まで食べきってしまった。


焚き合わせは「海老芋」。軽く炊きあげて素揚げにした海老芋にトロトロの餡をかけた一品。中は熱々のねっとりとした海老芋なのだけれど、外側は上品な味わいのお高いフライドポテト(失礼!)をいただいているようなサクサクっとした歯触りが新食感の感動をもたらしてくれる。


〆は「自家製カラスミご飯」。茨城のご実家から送られてきたという新米の上に分厚いカラスミがーーっ!!うわーん、またまた日本酒が欲しくなってしまう(汗)。。。この日は一体、どれくらい嗜んでしまったのだろう(謎)。


デザートは「ルレクチェ」と呼ばれる新潟発の「幻の洋梨」。一般的な洋梨よりも果実味が強い濃厚なテイストと豊潤な香りが特徴だろうか。それでいて食後感はサッパリとしている。後日、某高級スーパーで見かけて、そのお値段にぶっ飛んでしまった(笑)。


【総評】
今回はカウンター席で「(昼なのに)夜のコース」をいただくことになったのだけれど、改めて此方の「すごさ」に驚かされた(「何を今さら・・・」と小林さんに怒られそうだけれど・汗)。
お料理の見事なパフォーマンスにも圧倒されたのだけれど、「夜のお料理に合わせて当然、器も変えなくちゃいけないんですっ!」と次から次へと素晴らしい器が登場し、思わぬ眼福にあずかることができた(嬉)。
しかもそのすべてをたった一人でまかなうというのだから、誠にもって「すごすぎる料理人」だと思う。
今回はいただいたお料理がいずれも素晴らしかった上に、お会計は一人1.8万円(夜のお料理と器なのに!!)。
これはもう★5つを進呈しない訳にはいかないだろう。
そんな訳で今後への期待も込めて★を上方修正させていただきたいと思う。
ごちそうさまでした☆


【2013年11月26日のレビュー(2013年9月訪問)】

2ヶ月ぶりの再訪。
今年の残暑は尋常ではなかったが、この日も真夏のような照り返しを受けながら六本木駅から歩いて到着。
素材選びから調理、サービス、器、お酒選びのすべてをご主人が一人で担当される「真っ向勝負」のお店なのに、何としたことかっ(滝汗)。。。
前日の夜は横浜の某店でたらふく飲み食いしていたこともあり、まだ半分顔に「G」がかかっているような(汗・汗・汗)。。。
この日は5人なのでお座敷席(足が下ろせる小上がり席)に通される。


■当日いただいたお料理
1.前菜三種:甘海老、松茸お浸し、茶豆
2.椀物:いちご煮
3.造り:淡路鯛
    鮪タタキ
4.焼き物:天然鰻 白焼き(島根)
5.蒸し物:兜鯛酒蒸し
6.ご飯:雑炊(鯛出汁)
7.水物:葡萄


■当日いただいたアルコール
1.とりビー

2.南部美人 純米吟醸(岩手・株式会社南部美人) 

3.水尾(長野・田中屋酒造) 

4.天狗舞 山卸廃止もと仕込 純米酒(石川・車多酒造)

5.舟中八策(高知・司牡丹酒造)



とりビーで乾杯して宴はスタートした。
最初のお料理は「甘海老、松茸お浸し、茶豆」の三種盛りだ。ねっとりとした極上の食感の「甘海老」はプチプチと口の中で弾ける卵と相まって思わず笑顔になるほどのおいしさ。
一方の「松茸のお浸し」は上品な味わいのお出汁の中で松茸と若布が「秋のワルツ」を踊っているイメージ。相変わらず前菜からダイナミックに飛ばしてくる演出に脱帽。。。「茶豆」はビールに合うけれど、「甘海老」「松茸」は日本酒の方が合いそう!!などと思わずペースをシフトダウンする(笑)。。。


1杯目の日本酒は「南部美人」「待ってました!」とばかりに「甘海老」「松茸」をいただく。。。思わずほころんでしまう笑顔(笑)。
見事な塗のお椀で供されるのは「いちご煮」「南部美人」の蔵元に近い岩手・三陸地方の郷土料理の一つで、ウニと鮑の吸物のこと。ウニの卵巣の塊が「野いちご」のように見えることからこの名前がついたのだという。「これでもかー!」というほどにたっぷりのウニと分厚い鮑が入った「いちご煮」は、繊細なお味のお出汁のおかげで何とも上品な感じに仕上がっている。此方を岩手発の「南部美人」と合わせていただくのだからたまらない!まいうーっ!!

今年の仲秋の名月は9月19日だったが、訪問はその数日前。だからという訳でもないのだろうが、月見うさぎの酒器でいただくのはキリッとした飲み口の「水尾」。一昨日から熟成しているという「淡路鯛」と此方のお得意料理らしい「鮪のタタキ」の登場となる。熟成して少し甘みが増した(ような感じのする)「鯛」はしみじみと味わい深く、「タタキ」はねっとりととろけるようなおいしさがある。


「嗜み組」総会(?)ということもあり、「次のお酒いっちゃう?」という合図で登場したのが「天狗舞」とその酒器のお洒落なことっ!!そして登場するのが「島根産天然鰻の白焼き」だ。
この夏は信じられないぐらいの高騰であまり食べられなかった鰻だが、まさか此方で出会えるなんてっ(感動!)。しかも程よい加減で外側はカリカリッと芳ばしく、内側はホロホロ&ジューシーの絶妙の焼き加減!!ほんのりと塩味のついた白焼きは山葵でいただく。まいうーっ!!思わず立ちあがってスキップしたくなってしまった(笑)。。。


続いては「鯛兜酒蒸し」の登場となる。薄味の昆布出汁で上品に仕上がった鯛は「尾頭付き」も選べるようだが、私はそれ以外の部分で(笑)。目の周りや頬の部分がおいしいのはよくわかるのだけれど、あの目がどうも苦手だ(汗)。「エラ」(?)の部分でも十二分においしいので特に問題はないだろう。
最後の「お雑炊」は↑の鯛のお出汁を用いたものらしい。ほっこりと優しくて滋味深い味わい。。。おいしい「鯛」を様々に味わい尽くした宴となった。。。
デザートに「葡萄」をいただいてフィニッシュ!!


すでに時計は15時になろうとしている。およそ3時間を過ごさせていただいたのだけれど、お座敷席だと厨房から5人分のお料理やお酒、酒器の類をご主人一人に運んでいただくことになり、かなり手間を取らせることになってしまうのが気になった。カウンター席だったら厨房内で働くご主人の動線も短く、いつものようなトークにかけるノリの良さももっとバージョンアップしていたのではないかと思う。。。といっても、いずれも高価な器や酒器ばかりなので、「お手伝いします!」などと迂闊に手を出すわけにもいかない(笑)。困ったものだ。。。
次回はまたカウンターでいただいてみたいかな。ごちそうさまでした☆


【'13年9月10日のレビュー:'13年7月訪問】


東京都内に和食の名店は多々あれど、メニューの作成から仕入、仕込み、調理、給仕、接客サービス、会計、etc.、etc.のすべての行程をたった一人で担当される料理人の方のお店があるという。。。


六本木ミッドタウンと新国立美術館を結ぶちょうど中間地点あたりの静かなエリアに、そのお店はひっそりと佇んでいた。
此方のすごいところは、夜(2組限定)だけでなく、昼(1組限定)も営業していることだろう。
入口で靴を脱ぐスタイルは、誰かの家にお呼ばれした時のような不思議な感覚。。。
テーブル席(小上がり)もあるようだが、この日はご主人の真ん前のカウンター席(4名様限定)に着席。此方も足を下に下ろすことができる。
満面の笑顔で迎えてくれるのは、ちょっと強面のような雰囲気もあるのだけれど、ポンポンと軽い冗談を飛ばし続けるご主人の小林さんだ。
すでに皆様もご指摘の通り、18歳からこの道に入り、銀座や四ッ谷の名店を経て数年前に独立されたというその経歴もさることながら、まず目にとまるのは厨房の棚に所狭しと置かれた器類の見事さ(!)。店名に冠した「青華」はご主人が敬愛する陶芸家の須田菁華氏に由来するのだそうだ。


■当日いただいたお料理
1.先附:アワビの煮物(淡路産)
2.前菜:鱧の卵 塩煮、温泉卵ととんぶり、もずく
3.椀物:鱧(天草産)おくらすり流し
4.造り:真子鰈 
    京都メジ鮪のタタキ
5.焼き物:天然鮎(長良川)
6.煮物:冬瓜煮(沖縄産) 
7.ご飯:メジ鮪タタキ漬け 山かけ
8.水物:桃(山梨産)


■当日いただいたアルコール
1.とりビー
2.黒牛 純米酒(和歌山・名手酒造)
3.東洋美人 山田錦(山口・澄川酒造場)
4.田酒 特別純米酒(秋田・西田酒造)


最初に登場するのは涼しげなガラスの器に盛られた「アワビ」。淡路産という此方は見事なまでに分厚くて、しっとりと柔らかい。しかも「肝つき」!!
「とりビー」をいただいていたのだけれど、この立派すぎる「肝」を前に、一同は揃って「マテ状態」に(笑)。
この「肝」を「とりビー」でいただく訳にはいかないと日本酒の登場をじっと待つ。。。


最初の日本酒は「黒牛」。立派なアワビのおいしさをさらに盛り上げる力強い感じのお酒だ。
「肝」「本体」を名残りおしい感じでチビチビと味わい終えると、大輪のひまわりが添えられた前菜プレートの登場となる。とんぶりがトッピングされた温泉玉子もおいしくいただいたのだけれど、やはり初めて食した「鱧の卵」が秀逸。見た感じは「ポテサラ」(大変に失礼!)なのだけれど、夏場に産卵期を迎えるという鱧の卵は脂がのっていて珍味そのもの。。。
これだけでも日本酒のピッチがグングンと上がってしまう(オイオイ!)。。。


続いては思わずウットリとしてしまうほどのステキなお椀が登場する。中は天草産のこれまた立派な「鱧」が!!お出汁の加減もたおやかで、スーーーっと染み渡っていくような優しい味わい。。。


お造りは「真子鰈」。写真の通り、洒落たお皿に盛られた「真子鰈」は、肝醤油と醤油でいただくのだけれど、何もつけなくても十二分においしい。
お造りの二皿目は「京都産メジ鮪のタタキ」。もっとあっさりとした魚という印象を勝手に抱いていたのだけれど、さすがにクロマグロの稚魚というだけあってたっぷりと脂がのっている。鮪なのだけれど、柔らかな牛肉を食べているようなイメージ(驚)。そして添えられている茗荷と分葱の細かいことといったら!!まるでアートだ!!


長良川産というやや小ぶりながらもグラマーな「天然鮎」は2尾。塩加減・焼き加減共にちょうどよい按配でまいうー!!頭からワシワシといただいてしまった。。。

ホッコリと優しく炊い後に熱を冷した「冬瓜煮」をいただき、〆のご飯は先ほどのメジ鮪のタタキを漬けにした「山かけご飯」
大和芋のネットリ感が温かなご飯、こってりと濃厚なメジ鮪と合わさって、まさに「至福のひととき」!!
この「山かけご飯」はもう少し大盛りでいただいてもよかったかも(笑)。。。

デザートには糖度が高い「山梨産の桃」をいただいてフィニッシュ。。。


「全部一人でやらなくちゃならないから大変なんですけどね!」と、口では軽い冗談を飛ばしながらも、一皿一皿に寸分のスキもなく、真っ向勝負で挑んでくるお料理の真摯なクオリティは圧巻!!しかもそのすべてのプロセスをたった一人で仕切るというのだから、誠にもって恐れいってしまう。。。


一日の予約数はごくわずかで、一見さんは予約不可とも伝え聞くが、お料理の素晴らしさもさることながら、ご主人自ら、長年にわたってコツコツと収集してきたという見事なまでの器類のコレクションは必見。
ハードルはすこぶる高そうだが、四季折々の季節の移り変わりと共に再訪してみたいお店がまた増えてしまった。。。
ごちそうさまでした☆

  • いちご煮。柔らかな鮑と雲丹がたっぷり!

  • 前菜三種: いくらの出汁漬け、松茸のお浸し、沖縄のもずく。

  • 真子鰈 肝醤油

  • 石垣貝。触るとクネクネ動きます!

  • 鰻の白焼き

  • 鯛の昆布煮

  • 〆はちりめんじゃこのご飯

  • デザートはピオーネ

  • お洒落な酒器

  • カウンターの情景

  • 【1403】前菜三種盛り合わせ

  • 【1403】ドーンと蒸し雲丹!

  • 【1403】ドーンとかにの黄身酢!

  • 【1403】ドーンとのれそれ!

  • 【1403】はじまり、はじまり。。。

  • 【1403】かわいいっ!!

  • 【1403】大きいっ!!

  • 【1403】お椀には梅の花がハラハラと。。。

  • 【1403】ハート型の焼き白子のお椀♡

  • 【1403】分厚い鯛のお造り

  • 【1403】ふぐのぶつ切り。大きなふぐがゴロゴロと入っています!

  • 【1403】まながつおの塩焼き

  • 【1403】ふぐの唐揚げ

  • 【1403】黒むつの酒蒸し

  • 【1403】ささげのお赤飯

  • 【1403】デザートは大粒のいちご!

  • 織部の器でいただく「前菜三種盛り合わせ」

  • 北海道産の蒸しウニ

  • 濃厚テイストのあん肝

  • プチプチっと弾けるイクラ

  • 須田青華の器でいただく「白子」

  • 「茶筅水」

  • ゴージャスな組み合わせ!

  • ふわふわに仕上がった焼きあなごのお椀

  • 古九谷の器でいただく「氷見の寒ぶり」!

  • でました!香箱蟹!!

  • 炭火でじっくりと焼き上げる超肉厚の「鰆」

  • 冬の野菜「海老芋」は素揚げに!

  • 〆は自家製カラスミご飯

  • 幻の洋梨、ルレクチェは豊潤な香り!

  • 椿の花をあしらった酒器

  • サンタさんの箸置き♪

  • 天然鰻 白焼き(島根)

  • 甘海老

  • 松茸お浸し

  • いちご煮

  • 2日間熟成した淡路鯛

  • 鮪タタキ

  • 前菜三種盛り合わせ

  • お洒落なお椀

  • 天然鰻 白焼き(島根)

  • 兜鯛酒蒸し 尾頭付き

  • 兜鯛酒蒸し私の分

  • 鯛出汁のお雑炊

  • 葡萄

  • 南部美人

  • 月見うさぎの酒器

  • 天狗舞 山卸廃止もと仕込

  • お花

  • 店内の情景

  • 前菜:鱧の卵 塩煮、温泉卵ととんぶり、もずく

  • アワビの煮物(淡路産)

  • 鱧(天草産)おくらすり流し

  • 真子鰈

  • 京都メジ鮪のタタキ

  • 天然鮎(長良川)

  • サッパリとした口当たりの冬瓜煮(沖縄産)

  • メジ鮪のタタキを漬けにした「山かけご飯」

  • 立派なアワピ

  • 鱧の卵 

  • 温泉玉子にとんぶりが

  • もずく

  • デザートは山梨の桃。

  • ステキな器

  • 渋い外観

  • サイン

2014/11/07 更新

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