4回
2024/08 訪問
シリーズ #をぢさんってこういうのが好きなんでしょ 決めているのに理由はない。
はい、だいすき。
ゆえあって一週間の禁酒生活。
お盆休みは墓参りと近所の散歩、家族で買い物以外、家でもっぱら積んどく本の消費とネット動画見物で大人しく。
昨夜、ようやく解禁。
明けたらコレと決めていた界隈随一(当社比)の焼きギョーザ・アンド・ビア。
クルマだと飲めないし、家から歩くとちょい遠い、というビミョーな立ち位置にある店だけに、少しご無沙汰しての訪問だったところ
「いやー、ホントにお久しぶりで!! 」
と、女将さんからも、若旦那からもやっつけられちゃう。
ソーリィソーリィ。
ギョーザに用いられる自家製のもっちりとくる皮の香りと味わいがよく、加えて、店内湿度がよほど低かったのか、合いの手の中壜が「あっ! 」という間に「蒸発」
慌てて請再来一瓶! (#ANTHRON! )
これも品書きに「あれば必ず頼む」イカゲソの唐揚げないし南蛮揚げも共に。
子供のころ給食で覚えた味。
こやつに限らず、ちくわの磯辺揚げとか、揚げ魚の餡掛けとか、千草焼き(菜っ葉の刻んだのが入った卵焼き)とか、昭和40年代東京都豊島区立小学校の栄養士先生は、今考えると居酒屋の御菜みたいなのばっかり献立に入れてたな、よほど飲兵衛だったのかしら?
おかげでこちらも立派な酔漢に、なんてね、はは。
……と、ひとり、誰にともなく口の中でつぶやいてはニヤニヤしてる訳ですから他愛ないというか、側から見たら不気味な風景かもしれぬものの、いやはや晩酌の時間というものはまあ、得難く、尊いもので
いや、毎日になっちゃうとアタリマエか、ま、それも又、佳し、と首肯しない、事もない。
尚、具体的な御菜の詳細は、別掲の写真ないし、写真のコメント欄に当たって頂きたい。
懐古ブーム以前からこちらではずっとサッポロ・ラガー。社会通念上の「赤星」
コンディメンツ。
自家製でやや厚い皮はもっちりとしながら歯切れ良く旨し。餡には余り調味せず、漬けだれで食べさせる。そしてその漬けだれが秀逸
イカゲソビンボー! 給食では「いかのかりん揚げ」という名前が付いてた。かりん? なに?
こんぬつわ。
2024/08/17 更新
2022/11 訪問
町中華でやらかす。
例年の如く人間ドック。
「ふむ、BMIは軽く22を割ってるし、体脂肪率も減り気味。肥満度も計測上はマイナスだけど中性脂肪がアレですね。そして脂肪肝。飲み過ぎチューイ」
と、「有難い」お告げを賜る。
実際、日々の運動は欠かさないし、朝昼の一日二食だから、多少の食べ過ぎで体重計の目盛が増加する、という事はなくなった。
一方、会食会合は減ったものの、その分自宅でうまうま、ガブガブと飲み続けてきた数年のツケは着実に回って
……という事なのであろう。
と、なれば趣味のノンアル強化月間スタート! というわけで「食べ役」の息子を連れだし、大好きなチューカ屋に(飲まないようにタメネン)自家用車で乗り付け、鍋貼、炸魷魚手、木須肉、蟹肉炒飯と「本来は啤酒の合いの手としても大いに調和するが、食事”だけ”としても完結しているもの」を摂取しつつ、社会通念上の烏龍ハイのヌキ(単なるボトル入りウーロン茶)をキコシメせば、なんとなく健康になった「ような気が」しない、事もない。
え゛? 非アルコール性脂肪肝にこういうメシはどうか? #いんだよ細けえ事は!
翌朝、体重計の針に増減なく、否、むしろ酒精でとる㌍がないぶん、幾分減り気味であった #冷酷な現実 にわたしたちは向かい合わなければならない。
尚、具体的な御菜の詳細は、別掲のシャシンないし、シャシンのコメント欄に当たっていただきたい。
こんぬつわ。エチゴ名物「えご」 なまると「いご」わさび醤油が粋である。
世界一旨し! (当社比)なギョーザ。自家製の皮がなんとも言えない。
イカゲソビンボー!
木須肉。町中華のてっぱん。
カニチャーハソ。コシヒカリっぽい「粘り」がいい感じ☆
2022/11/03 更新
2022/08 訪問
シリーズ部活「最初からコチラで始めればよかった(♀談)」
一軒めで某酒場店主が勧める店で、鉄火巻などを喫し……ている時から二軒目は決めていた。
東三条来て華園でギョーザ食わないって手はねーだろ!
と、中年♂と妙齢の♀を半ば引きずるようにこちらの店先まで先導した初老♂(オレだ! )、暖簾を潜り引き戸を開く
……と、金曜ナイトゆえかひとつの食卓を残しほぼ満席。
中には女性4人ばかり、社会通念上の「女子会」を開催している向き、青年というより青少年という年回りのデートらしいカップル、と、失礼ながらこちらのよく言えばクラシック、有体に言えば古くてボロな店構え、設えには大凡そぐわない「ような気が」する顧客諸氏も目につき、世の中の「町中華で飲る」文化というか風潮というか、ま、一種の流行り具合に思わず目をパチクリさせてしまう。
目玉パチクリは札幌社謹製殺菌啤酒、通称赤星とギョーザに決めている。
決めているのに理由はない、あったとしても忘れてしまった。
もしあるとすれば、だってそもそもそれ目当てに店、入ってるじゃ〜ん、といった直截的すぎるモノイイは、山本七平言うところの「日本教」たるわたくしたちにはそぐわないから黙っている。
そう思いながら当日何回めか、既に記憶が曖昧になっている乾杯を繰り返し、大ぶり且つ皮が厚めで餡もたっぷりと入っているのに、手作り皮の歯応え、舌触り、力ある味わい(味付けが濃い、強いのではなく、延したメリケン粉由来のそれ)が退屈を覚えさせず、詰まった餡も通りいっぺんの味付けではなく、なんというか緻密でありながら程よく荒っぽい出来上がりで味蕾を口腔の粘膜を喜ばせ、初めて食ったという中年♂妙齢の♀が旨い旨いとパクつく様子に目を細めつつビアを口に運び、ああ、こういう風に若い人がガブガブ食うのを見て喜ぶのをまさにヒヒジジー的というんだろうな、と、我が有様に微苦笑しない、事もない。
尚、具体的な御菜の詳細は別掲のシャシンないし、シャシンのコメント欄に当たって頂きたい。
粟島に由来のあるコチラでは常に新鮮なじゃがいもを用いたポテトサラダがお通しとして登場。
二軒目なので大ぶりで大好物なギョーザもひとり2つで調整。中年♂妙齢の♀が旨さに目を剥く。善き哉。
口寂しくて皮蛋も。週末の店内は計らずもほぼ満席。なぜか女子会風の方々も見かけ、現代の町チューカ流行りを痛感する。
三軒目に打包した「からあげボンバー」どこいらへんがボンバーなんだかよくわからないが #いんだよ細けえ事は!
2022/08/29 更新
日本一美味しいギョーザ(わたくし比)のお店が新装開店なる、と聞いたからには訪問しない理由があろうか、いや、ない、と、 #古文の定法 #二重否定は強い肯定 でご近所の酔漢仲間たちと突入!
やはり美味しい。
そしてメニューが多少現代的に、とはいえ町のチューカ屋の本筋? は外さずにアップ・デイト。
進化と言っていい、とは、エラソーかつでっけぇお世話。
いずれにせよ、少なくない界隈個人経営の食べもの屋の廃業が続くなか、実に慶賀である、とひたすらコトホがない、こともない。善き哉。
尚、具体的な御菜の詳細は、別掲の写真ないし、写真のコメント欄に当たって頂きたい。