レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2010/01訪問 2010/01/18
少し前の雑誌“Casa Brutus”の特集で見てここのテラスからの景色が(*'∀'*) いいなぁ…
いろいろネットで情報を収集すると月~土曜日が休業
営業は日祝のみ
かなり気まぐれで商売気がない、誌面で推察するに数寄者のオーナーとみました。
一応電話で営業しているか確認してから行ってみます。
海沿いの一本道を走っているとそれっぽいアプローチが見えます。
エントランスから続くなだらかな坂を登ると南欧風のガーデニングが広がります。
オリーブ・レモンが植樹してあり、鳥小屋など含めすべての小物が統一した雰囲気を演出します。
建物は石と古材風の外壁に白とモスグリーンのフレームがアクセントになっています。
もともと自身の別荘として建ててオーナーが友人を招いて別荘として使ってもいるそうで、日祝日のみカフェの営業です。
ケーキとワンドリンクで¥700
原価率とか採算性をちまちま考えたカフェではありません。
他のお客がいなかったのでオーナーとゆっくりアンティーク談義
よくよく話込むと同じ祇園新門街のアンティークショップで購入しているようで意外なつながりがあり更に盛り上がる。
ただ大人買いするオーナーの使う金額とは、雲泥の差がありますが・・・(^^;)
2位
1回
2010/05訪問 2010/06/07
インテリア家具のお店の2階にありました。
1階のデザイナー系のスタイリッシュなインテリアの雰囲気そのままにレストランというより、センスのいいお宅で料理をご馳走になるといった感じです。
隔離された厨房というよりまるでリビングの向こうでご主人がお客をもてなすためにキッチンに立っているといった按配です。
パスタランチ(¥1950)を注文です。
最初ホカホカのパンで始まり
異なる柑橘系のフレーバーのオーガニックオリーブオイルで食べます。
口にしたことのないオリーブオイルでパンとの相性もすこぶるいいです。
前菜は生ハムと水牛のモッツァレラチーズです。
そしてパスタリストから2種類のパスタを選びます。
ご近所の「トリオクラブ」のベーコンと新玉ネギのピリ辛トマトソース
剣先イカとエダ豆 ヴェネチア風イカスミスパゲッティ にします。
どちらもガツンとくるインパクトが感じられます。
また2種類のパスタもワンプレートでサーブされるのかと思いきや、1皿1皿丁寧に食べ終わるタイミングを見計らってサーブする心憎いもてなし
あとにバナナのアイスとプリンとカプチーノが続きます。
バナナと聞くとなんとなくフレーバーっぽいのが出てくるのかと思っていると、濃厚なバナナの甘さをアイスのキレで仕上げたという感じです。
店内の雰囲気からもう少しかしこまった感じで、悪く言えば見掛け倒しなのかと思いきや、なかなか温かみのあるイタリアンでした。
3位
1回
2010/04訪問 2010/05/19
前々から予約をトライでしていたのですが、なかなか取れませんでした。
笠岡市内から北に向かった少し山間部にありました。
笠岡ICからはすぐです。
新緑のもみじが植わる玄関を入ると庭がひろがります。
つけ入る隙がないくらい剪定・掃除が行き届いているわけではありませんが、相応の趣きがあります。
離れの個室に案内されます。
鎌倉彫のような足のついたお膳・料理の乗ってくるお皿(一部はご主人が自分で焼いたもの)なかなか数寄者とお見受けします。
味も基本に忠実にほっこりする味です。
奇を衒いはしませんが、4月には4月にふさわしい季節感を盛り込んだ創意工夫がされています。
離れを通る心地良い風
風に揺れる木々の音
なにがしか一皿にひとつひねりというか工夫を加えられた料理
完全予約制とハードルは高いものの、期待に違わぬ悦楽がここにはあります。
4位
1回
2011/11訪問 2011/11/29
【11年11月訪問】
写真4枚追加
タケル クインディチであえてカプチーノなんてオーダーしなかったのは、ここで和むため
なんだろこの居心地のよさは
【10年11月訪問】
いつも通勤でつかっている北鎌倉駅
すぐ近くにイイ感じの喫茶店があるとか
近所に住んでいながら知ったのは食べログで ´∀`)┌
ネットってすごいなぁと思うわけです
旗竿状の敷地で狭くて細長い通りの奥に
ジブリ映画に出てきそうな佇まい
陳腐な言い方をしてしまうと“隠れ家”的
民家のサンテラスかガラス張りのアトリエといった感じ
やや雰囲気的にはカントリー調ではありますが、甘い感じのカントリー調でありません。
ミンカのおさらを注文を注文します。
出てくるのもそんなすぐには出てきませんが、そんなこと全く気にならないゆったりとした時間が流れます。
まずは、スープ
そして五穀米ご飯 手ごねハンバーグ サラダが盛られているワンプレート形式です。
リーマンの慌しいランチでなくゆっくりかみ締めるように頂くランチです。
時間が心地いいペースで流れます
追加でプリンとコーヒーを注文
今流行りのとろけるタイプのものではありませんが、手作りで自然な甘さが(゚Д゚)ウマ-!
近所に住んでてよかったと思うような喫茶店でした。
慌しくささくれ立ったココロを癒してくれました (*´ー`*)
5位
1回
2010/08訪問 2010/08/31
サントリーのHPでみて いいなぁと…(*'∀'*)
いざ 行ってみると結構重厚なエントランスは小さな勇気が要ります。
意を決して入るとウッディーな内装
大きなスクリーンにはゴットファーザーの映画が流れます。
英国ティストの調度品はオーセンティックな感じがします
テーブルの仄明るい照明はキャンドルライト
聞くと本格的なホテルバーがない下関でそれを目指しているとか
その心意気は充分感じ取れるいい雰囲気です。
あとはそれをぶち壊さない客を排除する選別でしょうな。
この雰囲気で大騒ぎされては台無しだもんね
6位
1回
2010/02訪問 2010/03/08
以前からリストアップしていましたが人気店ということで予約を試みますが、満席のようで行けませんでした。
10日前に電話予約したところ“午後5時30分からの予約ならOK”というご主人の返事。
地図を見ながら行くと路面電車の走る大通りの1本南に入ると呑み助には堪らない路地裏です。
なんというのか大阪でいうとお初天神通りから一本入った裏路地にも似ています。
よくいえば法善寺あたりにも見えなくはない。
リサーチなしにはちょっと入るのに躊躇する別の意味での敷居の高さを感じます。
入るとご主人の“らっしゃい!”という威勢のよい声に迎えられます。
メニューはなくお任せのみ お値段はご主人任せ。
セオリーがあり料理の順番もご主人のお任せでかつ出されたものを完食するまで次の料理が出ない。
かなりオラオラ系ではありますが、事前に“なにか嫌いなものがあれば”と聞く配慮もちゃんとあるのでご安心下さい。
(うつぼが苦手なんで申告しました)
この日のご主人任せのコースは以下の通り
・なまこ
・めしいかとマグロの心臓
・刺身盛り合わせ(さざえ・ぶりのにらぬた掛け・まぐろ)
・鰹のたたき
・まながつおの煮付
・にぎり
取って付けたようなソトから来たお客を喜ばせる“郷土料理”でなく、その日 自信を持てる食材で勝負といった心意気が感じられます。
とくに(゚Д゚)ウマ-! だったのは
ぶりのにらぬた掛けと鰹のたたき
にらぬたはパッと見は柚子胡椒に見えましたが、和風のバジルソースといった感じ。
トロリとしたぶりとの相性は未知の領域でした。
鰹のたたきは塩を塗って炙ってあるのか、外側はパリッとして塩気があって刻んだニンニクと食べればポン酢は不要です。
「美丈夫」(濱乃鶴酒造/高知県安芸郡田野町)の辛口冷酒で高知の夜は更けます。
7位
1回
2010/03訪問 2010/03/27
サラリーマンのオアシス 大阪駅前ビル地下の飲食店街
外観はあまり期待薄の感じがしますが、ワインが充実している酒屋系立ち呑みです。
立ち呑みの鉄板メニュー 湯豆腐・だし巻き・もろきゅうもありますが、やはりワインの進むアテを注文したいものです。
この日 注文したのは
じゃがいもガーリックバター(¥500)
コンビーフオニオン(¥1100)
オクラのバター炒め(¥500)
立ち呑みにすると強気の価格帯ではありますが、洗練されたものではありませんが、きちっとしたモノを提供する印象があります。
“まぁ安いからこんなもんでも仕方ないか”という妥協する必要もないですし、かと言って気取った風情でもなく、リーマンの身の丈にあった落ち着いて呑める店です。
但しご主人のポリシーで禁煙なので愛煙家の方は少し我慢が必要かもしれません。
ガーリック・バター系でソテーしたものが多く、それに卵とかチーズを使った一品が多いのでやはりワインですな。
8位
1回
2012/09訪問 2012/10/21
【12年9月訪問】
写真6枚追加
冬がくるまえにおでんが
体調がやや下り坂になると関西風の薄味のおでんが恋しくなります。
冷酒「松嶺の富士」(松山酒造/山形県酒田市)も進みます
【11年9月訪問】
写真8枚追加
震災復興ということで冷酒「墨廼江」(墨廼江酒造/宮城県石巻市)
“まぁ呑むのに大義名分というのが必要だからね”とご主人
すじ これが (゚Д゚)ウマ-! (゚Д゚)ウマ-!
評価を☆☆☆☆から☆☆☆☆+1/2に上方修正
【11年4月訪問/2回目】
写真4枚追加
この日はたけちゃんのあとの呑み直し
冷酒は「御湖鶴」(菱友酒造/長野県諏訪郡)
肴は鶏のたたき鶏中華風
パクチーと糸こんにゃくのコラボが新鮮
【11年4月訪問/1回目】
写真5枚追加
梅林餃子をあとに呑みなおしです。
がっつりお腹を満たすのでなく、気の利いた肴で呑みなおしそんなモードにぴったりです。
やはりフォトジェニックなお通し 塩ゆでえびとぜんまいのダブルお通し
酒は「醸し人九平次」(萬乗醸造/愛知県名古屋市)
人気の銘柄
呑み助には少し軽いかな
お代わりは「大七」(大七酒造/福島県二本松市)
これくらいの重さはほしいところ
肴は鶏わさ
いいねぇ し・あ・わ・せ (*´ー`*)
おでんをチョイとつまみこの日は撤収
【10年11月訪問】
学生さん相手の居酒屋が林立する慶応仲通にその一角だけ神楽坂にありそうな佇まいのお店が
シンプルなカウンターだけの清潔感のある感じでどんちゃん騒ぎする学生街にいることを忘れそうになります。
お通しは2品
塩茹海老
真っ赤な海老はフォトジェニック!
そしていわしのつみれ
透明なダシはふくよかな厚みがあります
まぐろを注文
昔からまぐろってこんなにうまかったっけ?(゚Д゚)ウマ-!
豆腐
固めの田舎豆腐にやさしいダシにネギ油がアクセントになります。
こんにゃく
手つくり感がいい味を出します
冷酒は「手取川」(吉田酒造店/石川県白山市)を注文
義理の弟が石川出身でよく送ってくれるのがこの銘柄
うんまぃ (^▽^)
肴はカキバター
カキをバターでソテーして白葱と木耳をあんかけで閉じ込めます。
冷酒とカキ これからの季節この組み合わせ いいよね (*´ー`*)
9位
1回
2010/06訪問 2010/06/12
カープ鳥 本店の帰りの宿への途中にあるワインバーで呑みなおしです。
ほのあかるい灯りに誘われて入ってみます。
ソムリエールがひとりで切り盛りされているお店。
ワインに対しての造詣があまりないのでお任せします。
リクエストは赤で少し重めでというオーダー
そういっただけでほぼ想像していた通りのものが出てくる
さすがです
ワインのお供のラインナップも充実しています。
まずは9種の野菜のピクルス
彩りと放射線状に盛られた野菜 かなりフォトジェニックです。
茗荷が(゚Д゚)ウマ-!
飛騨山地の山の燻製
(クミン入り乾燥ソーセージ・白カビ熟成乾燥ソーセージ・レバー入り辛味乾燥ソーセージ)
白カビ熟成乾燥ソーセージはかなりクセになる旨さです。
付け合せの葉山葵の醤油漬けもなかなかの逸品です。
あまり大人数にドンチャン盛り上がる店でもないので
おひとりさまから多くても3人まで
しっとりした感じですが肩肘張らずに楽しめまるそんな感じのお店です。
また来ます!
10位
1回
2010/08訪問 2010/08/09
【10年8月 訪問】
写真8枚追加
今年1月にお邪魔して現役時代の岡村OBのベースボールマガジンのカードを息子さんに託すとしばらくすると自筆の手紙が届きました。
カードとサインボールとともに
そのお礼も兼ねて
西武戦を観戦しながら呑みます。
全国ネット中継のある巨人・阪神と違いオリックスの試合を観ながら一杯!
ええなぁ
【10年1月 訪問】
今回 香川には泊まりで行きました。
以前から行きたかった焼き鳥店に行くためです。
元阪急ブレーブス岡村浩二OBがオーナーの野球鳥です。
既にご本人は第一線を退き息子さんが店が切り盛りしています。
その2人の息子さん ドラフトには指名されませんでしたが東北福祉大・明治大の硬式野球部に所属していた本格派です。
予約の際 阪急ファンであることをアピールしておいたので古い選手年鑑・ブレーブス50年誌・ブレーブスのDVDで熱烈歓待です。
更に2階の阪急ブレーブス展示コーナーにも案内してもらいます。
オーナーがOB戦で実使用ユニフォームや山田久志OBが野球殿堂入りパーティーの際 出席者に配ったグッズなどファン垂涎のコレクションがなにげなく置いてあります。
ただオーナーが現役時代に使用したユニフォームはファンや関係者に配ってしまったようであまりないそうです。
その他 いろんなコネを駆使して収集した高校野球・実業団のユニフォームは一見の価値ありです。
メインの焼き鳥もリーズナブルかつボリューミーです。
特に皮付きモモの名物野球鳥(2本/¥500)はなかなかの一品です。
ブレーブスファンと言いながら30年近く、どうして今まで行かなかったと思わせるたお店でした。
「ベストレストラン2010」 を選ぶにあたり2つの条件づけをしました。
1)2010年に新規開拓をしたもの
⇒再訪を含めてしまうと“おすすめレストラン”と変わるなくなるので
2)口コミ件数が少ないもの
⇒あくまでもマイ★ベストでありアワー★ベストでないので
(投稿時の口コミ件数が10程度が目安)
今年も2)の条件が難しくなかなか東京・神奈川・大阪など大都市圏で見出すのは至難の業です