レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2014/05訪問 2014/08/08
【13年5月訪問】
写真7枚追加
野毛でもいいんだけどやはり大船まで戻ってくると安心感があります
【13年4月訪問】
写真8枚追加
最近仕事終わりが遅いんです。
空腹で家にたどり着く前に
最近のオキニです
枯れた佇まいなんだけど、安くて良心的だけどチープ感が微塵も感じられません。
この日のお通りはヒジキ
やや甘めの味付け
蟹のほぐし身が¥600
どびっきりの蟹じゃないけど過不足のない塩梅
“あぁ~今日こんなことがあったなぁ”っと思いにふけり
好物のかんぱち
いつの間にかカウンター奥の菰樽は撤収 樽酒はおしまいとのこと
屋号の白扇酒造(藤﨑摠兵衛商店/埼玉県大里郡)の冷用酒で(*゚▽゚)ノ
そして湘南名物 生しらす
料金は気にしたことがなかったけどお隣の常連さんっぽい人に言わせるとお通しは¥200
でもいつも勘定が思っているより安く感じるんだけど
まぁ高くなるよりいいんですがね
前回売り切れていたポテトサラダ
スライスオニオンがたっぷり入っていて(゚Д゚)ウマ-!
メインディッシュ あわび
小振りとはいえこれで¥700
CPグンバツ (*´ー`*)
ONがOFFに切り替えられる場所です
【13年3月訪問】
前にも書いたけどやすらぎと共に大船駅前の気になる居酒屋
ここもナカが覗えません
仕事帰りに行きますか!(*゚▽゚)ノ
横にスライドする建付けの悪い扉がガタンと音を立てて開きます。
すると一斉に先客がこちらを見ます。
店主とその息子が“いらっしゃい”とも“一杯です”ともいわず無言・・・
“空いてますか?”と言うと同時に図々しく押し入り空き席を自分で探します。
1席が空いているので“いいですか?”と一応確認する(ふり)
しばらく注文を聞きに来ることもなく、こちらから注文することなく時間が流れます。
他のお客の注文も一巡したようでようやく“飲みものは?”と店主
ビールとともにお通しが来ます。
お通しとしてはなかなかのボリュームの明太子豆腐
ヒラマサの刺身
大振りに切られたヒラマサ
マグロ
冷凍だけどこの大盤振る舞いの厚切りで¥700
ルイベ状になってるけどこれでいいんですこれで 居酒屋は
屋号にもなっている“白扇”は埼玉県大里郡の蔵元
厨房の奥に鎮座する菰樽
ここからダバダバ出る樽酒が美味そう
それでは注文しましょう
升の隅には盛り塩を
なんかホンマ 酒好きの呑み方やね
隣のお客が注文していた焼き魚
大好物のキンキかなと思いましたが、¥500でキンキはなかろうと思いつつ
でも美味そう!!
注文する時聞いてみるとアコウダイとのこと
身離れのいい 淡白だけど脂も乗って(゚Д゚)ウマ-! (゚Д゚)ウマ-!
クラッシックというか正統派というか
“居酒屋とはかくあるべき”というメニュー・佇まいです。
これはハマりそうです
2位
1回
2014/05訪問 2014/05/22
この日も野球観戦後 福島へ
前日の反省から事前予約しておきます。
天満に本店のある創業65年の串焼きの老舗
福島に支店が出来ました。
当初アラカルトで注文するつもりでしたが、予約ということで定番と思しきネタをトレーに取り置きしていてくれたみたいです。
その心意気がうれしく、お任せにします。
斜め前に座っていた運送関係の中小企業の社長と推察できる昔の武勇伝
このハナシが実に肴に面白いです
これも想像ですが経理担当くらいだろうかその奥さんが左
右にはそのJrか若手の従業員か
“昔は長距離乗ったら寝酒せんと寝れへんにゃ”
“あんたそんなことしたら今刑務所やで!”と前出の経理担当の奥方(と思しき)
ひとり親方として苦労して会社組織にしたのでしょう
“来週今年6回目のゴルフや 忙しい忙しい”
典型的な中小企業の経営者っぽいトピックス
“景気悪い悪い”といいつつレクサスに乗って、新地とまでも行かなくとも野田阪神のラウンジではブイブイ言わせている
武勇伝からの完全な妄想ですが、そんなタイプのおじさま
東大卒のゴールドマンサックスの証券マンや無責任なアナリストでなく、そんなおじさまが日本経済が元気にしてほしいと願うばかりです。
それはさてこの日のおまかせはこんな感じ
・えのき巻き
・春巻き
・牛串
・谷中生姜の豚肉巻き
超ロングです
・きす
これがハゲシク(゚Д゚)ウマ-! (゚Д゚)ウマ-!
表面の焦げ目とややレア感の残る絶妙な焼き具合
・椎茸ミンチ
タルタルソースが(゚Д゚)ウマ-!
・海老パン
オリジナル感がある一品
パンの上にしんじょを乗せたような味
下のパンに味が染み込み(゚Д゚)ウマ-!
・アスパラ豚肉巻き
・レンコン
串カツでも串焼きでも好きなネタです
・こんにゃく
・しそ巻き
巻いてるのは魚すり身
・手羽先
食べやすいようにしてくれてます うれしいココロつかい
・砂ずり
・雲丹小餅
熱で溶ける餅が雲丹の濃厚さと相まって(゚Д゚)ウマ-!
シメは焼きそば
和田萬の七味で
型式ばらないけどどこか上方のどこか“ごっつぉお”感がある、そして丁寧な仕事と折り目正しいさ
なかなかの名店です
3位
1回
2014/12訪問 2014/12/23
一昔前 横浜には家系と淡麗系というふたつの系譜があった。
その淡麗系の黎明期 旗頭のひとつとなっていたのが善行の“カミカゼ”
でもその”カミカゼ”は惜しまれつつ2006年10月閉店
その“カミカゼ”の店主が戸塚で再起したという噂は瞬く間にラーオタの間に広がり、居ても立っても居られずに向かいます。
カミカゼ時代は塩でしたが、今回の“尋”は醤油
中華そば+かたゆで味付卵=¥750の食券を購入。
昨今のラーメン店は薀蓄が多すぎる。
こだわりのモンゴル産の塩
煮干しは青森産・愛媛産を独自にブレンド
産地限定の奥久慈卵で作る味玉
じっくりと長時間煮込んだスープ
などなど 能書きがいちいち長過ぎやしないか いい加減
その点 ここはその類の能書きは一切なく、ラーメンメニューは中華そばとチャーシュー麺の2種類のみ
店内は斉藤和義がゆる~く流れるのみ
注文の品が目の前に
ビジュアルは昔ながらのなんとやら
スープは鶏と煮干しで骨格を作っています。
ただそれが鋭利なカミソリのようにキレっキレっ
見た目の平凡さとは裏腹に炙った煮干しの香りとホント微量な生姜でしょうか
奥行の深さとスープの脂の持ち上げのいい麺が食べるものの舌の技量を試しているかのようです。
食べ終わった後に鼻腔に残る風味で余韻も楽しめる逸品です。
4位
1回
2014/07訪問 2014/09/07
夕食のあとオーセンティクなホテルバーで
ダイニングを出てすぐの左側にある一角
大きすぎないコンパクトな店内
カウンターもよかったんですが、なんとなくゆったり中央のテーブル席で
雰囲気は重厚なんだけど緊張を強いない丁度いい塩梅
コロンコロンという氷の音とコンテンポラリージャズが流れ 実に心地いい
お客は殆ど宿泊客なんでなんかそれも落ち着いた雰囲気になります。
雲仙の山々抱かれた静寂 街の真ん中にあるバーとは訳が違います。
5位
2回
2020/01訪問 2020/03/08
おでんが軽めだったので“若竹”を覗きますが満席
少しばかり店はキレイになって“若竹 弐”の大将が焼き場に立っていて少し驚く
仕方ないといいつつ桜木町駅に向かって歩くと “〆そば”の提灯
前回も同じく提灯に引き寄せられたと前回レビューにも書いてマス
進歩のないσ(゚∀゚ )オレ
まずは「〆張鶴」(宮尾酒造/新潟県村上市)で始めます
お通し ネバネバ
「松尾」(高橋助作酒造店/長野県上水内郡)
信交酒545号(山恵錦)で醸した酒
お酒の神様京都松尾大社にちなんで命名したらしい
出汁トマト
とろろ昆布がいい仕事をしてくれます
癒されます
「天明 中取り弐号」(曙酒造/福島県会津坂下町)
この少し濁った感じが呑兵衛を酔わせます。
シメの十割 (゚Д゚)ウマ-!
美味し酒に美味し肴
もう一軒くらいと思いましたが、一時帰国後の過密日程を考え自重
【15年3月訪問】
写真5枚追加
焼き鳥をしっかり食べたのですが、やはりシメの日本酒とそば手繰りますか(*゚▽゚)ノ
まずは冷酒いきましょう!
お店の人推しの「田中六五」(白糸酒造/福岡県糸島市)
山本五十六的な読み方で少しひねった読み方かなと思いきや、”まんまです”とお店の人
蔵元・田中克典さんが地元産山田錦を65%まで磨いて醸しているから「田中六五」
人を喰ったようなネーミングですが、実にマジメというか華やかさと重みを兼ね備えた、よく計算して考えてある酒です。
前回訪問時きになった汁無し豚汁
汁がないのに豚汁とはこれいかに??
日本酒を口に含ませて一緒に食べると豚汁ができるようにという憎い演出
ジュレ状というか 煮凝り風の豚汁
こういうのって呑兵衛が好きなんですよ。
もうひとつは牡蠣の赤味噌漬け
肉厚の牡蠣がねっとり赤味噌に絡みます。
牡蠣を食べた残りの汁もなかなか(゚Д゚)ウマ-!
ラストは「旭鳳 醇にして純」(旭鳳酒造/広島県広島市安佐北区)
なんでだろ広島酒にハズレなし連続記録は更新です。
【14年12月訪問】
”若竹”で焼き鳥をアテにチョイ呑みのあとフラフラ徘徊していると浜風に揺れる“〆そば”の提灯
なかなか 良さげな雰囲気
先客が出て行ったあとの後片付けが済み次第の案内ということで暫し店先で待ちます。
ほどなく案内されます。
この日の席はカウンターの奥のテーブル席に案内されます。
ビールは呑んでいるので冷酒からはじめますか!(*゚▽゚)ノ
冷酒のメニューも今流行りの銘柄はちゃんとおさえてます。
黒龍のたれ口を注文
やはり旨いです 黒龍
お通しは紅いも
甘目のタレで煮詰めたなかなかのもの
甘すぎないギリギリの肴になるような工夫があります。
もりそばは風味もよく、つゆは甘目
他の酒にあう肴も充実しているので関内の”壱”に並んでリピート確実な一軒となりました。
7位
1回
2014/05訪問 2014/07/28
横浜市研修センターで2日の講習を受けます。
なかなか人をハナシ(しかもあまり興味のない)を終日聞くのも学生時代から経過するに従い、持続力がなくなるものです。
昼休みは50分間
気晴らしにその界隈をランチ探索
行列の出来ている店では休憩時間中に戻れない
でもチェーン店系であっさりというのもツマンナイ (´へ`;)
カエルの置物がお出迎え
そこそこ空いているのでここにしましょう
カレーのランチメニュー4種から最後まで悩んだのが
柚子胡椒とクミンが香るフライドチキンカレー
トマトとハラペーニョと豆板醤のスパイシーポークカレー
どちらにするのか
カレーは基本チキンからというヘンテコなセオリーをもっているが
トマト+ハラペーニョ+豆板醤という組み合わせが期待させるじゃないの
ということでセオリーを外してみます
カレーの前にサラダ
サラダを食べ終わるタイミングで注文の品が来ます
なかなかビジュアルも(^▽^) イイネ!
半熟ゆで卵を崩しながらルーを混ぜながら
豆板醤は全面に出てこないものの、複合的なスパイスがいわゆるインド系とは異なる深みのある辛さを演出します。
かなりのレベルの高いカレーでこれ一品で勝負できる逸品です。
シメのデザートはグアバジュースをシャーベットにしたもの
口当たりが爽やかでよろし
8位
1回
2014/03訪問 2014/04/10
三崎の帰り金沢文庫に寄ります。
駅の列車接近案内音は神 小田和正の“MY HOMETOWN”です。
“ここで夢を見てた この道を通った できたばかりの根岸線で君に出会った♪”
最初に聞いたのは当時未発表曲としてライブで演奏した92年8月阪急西宮スタジアムでした。
小田少年が母校聖光学院に通うのに降りた根岸駅はいつも通勤で使っています。
実家が薬局を経営していたのは知っていましたが、昨年その店構えが昭和20年代の小田薬局にリフォームされたのをネットで知りました。
そして元町商店街で御母さんがやっていた紅茶専門店がその小田薬局2階で復活したのも知りました。
これはいかなくてはということで初めて金沢文庫に降り立ちます。
その小田薬局は駅前から続く、すずらん通りという商店街の奥にありました。
知らない人にとってはただのレトロな薬局なんだけど、グッとくる人にはグッとくる佇まい
ライブのパンフや流れる映像でみたあの光景です
小田少年と父信次・母きのゑ・兄兵馬で撮った写真
この光景とシンクロするわけです
薬局横の階段を上がったところが目指す紅茶専門店でした。
先客はなく落ち着いた店内
案内されるままなにげに座った席
その席は今年はじめ神 小田和正が訪れ、座ったまさにその席でした。
ふ~ん 神もこの風景をこの目線でみたわけだ
店内で流れるBGMはオーナーの兄兵馬氏の厳選した約1000曲とそれにリンクさせた画像がデジタルフォトフレームで流れているとのこと。この徹底的なこだわりは小田家のDNAか
昔の珍しいライブのパンフレットを見せてもらいます
69年ヤマハ・ライト・ミュージック・コンテストに出たあと赤い鳥とオフコースの初期メンバーでやったジョイントコンサート“8人の音楽会”のプログラム
小田和正・鈴木康博・地主道夫の聖光学院の同級生3人の初期メンバー時代のレアものです。
のちにニューミュージックと呼ばれるジャンルが確立するまえ、音楽で進んでいけるかどうか暗中模索の小田青年の姿がそこにありました。
注文したのは苺タルト ブールミッシュです。
なぜか紅茶専門店で注文したのはコーヒー
紅茶にすれば少し後悔
味は舞い上がり過ぎて覚えてません
外のテラスは完全予約制でBBQもできるそうです(3名から)
精算は1階の小田薬局
レジの奥には兄兵馬氏が!w(゚o゚)w
兄弟あまりにそっくりなんで驚きました(笑)
すべてはここから
そんな思いがしました。
思いが強すぎるので客観的評価できないのでスコアーはつけません
「ベストレストラン2014」 を選ぶにあたり例年通り2つの条件づけをしました。
1)2014年に新規開拓をしたもの
⇒再訪を含めてしまうと“おすすめレストラン”と変わるなくなるので
2)口コミ件数が少ないもの
⇒あくまでもマイ★ベストでありアワー★ベストでないので
(投稿時の口コミ件数が10程度が目安)
これも例年通り2)の条件が厳しいので、該当は10軒揃いませんでした。
今年はホームタウンでいい居酒屋“白扇酒蔵”に出会えたのですが、ご主人入院で期間未定の休業状態に入りました。回復を待っています。
あと”友&愛”は序列に入れることさえぼくにとって不謹慎と感じる神の足あとを感じられる一軒ですが、思い出として