2回
2015/02 訪問
デキる仕事人は爪を隠す
宮崎での二泊目は都城で
というのは宮崎市内の宿という宿は満室でした。
ジャイアンツは既に二次キャンプの沖縄に行ってしまってもこの状態なんで前の週なんかは結構ヤバかったんではないでしょうか。まさに経済効果を目の当たりにします。
ということでなんとか見つけられた宿が周辺の都城でした。
郷土料理ではありませんが、評判の懐石料理です。
都城駅前ロータリーに位置する高級割烹のような佇まい
ご主人の笑顔で迎えられます。
まずはエビスで
この日のおまかせはこんな感じ
先附
長芋素麺煮麺
空豆翡翠煮
前菜
帆立淡雪・雲丹・蛍烏賊・ホワイトアスパラ・霰
向附
縞鯵薄造り・地蛸・北寄貝
安岡葱・紫茅・紅葉卸
椀物
芝海老摘入れ・焼筍・紅白結び・菜の花・木の芽
焼物
甘鯛黄金焼
揚物
海老芋・椎茸・蕗ノ薹・鱈白子
炊合
真鴨つくね・蕪・壬生菜
ご飯物
棒寿司
〆鯵・鰈・帆立昆布〆・毛蟹・〆鯖
水物
完熟金柑・苺
長芋素麺煮麺
長芋を極細に短冊状にして素麺に見立てた料理人の技を見せつけられる一品
帆立淡雪・雲丹・蛍烏賊・ホワイトアスパラ・霰
フランス料理を思わせる一皿
ホワイトアスパラと蛍烏賊が春の訪れを感じさせます。
冷酒は「黒龍」
錫の酒器
いいなぁとは思いますが、買っても意外とウチでは使わないんだよね
縞鯵薄造り・地蛸・北寄貝・安岡葱・紫茅・紅葉卸
“楽しんでください”ということで、醤油の他にもごま塩も出してくれます。
鯵がなかなか秀逸で(゚Д゚)ウマ-!
芝海老摘入れ・焼筍・紅白結び・菜の花・木の芽
ダシの力(ちから)がハンパないっす!(^▽^)
ココロの底からため息が出そうです。
甘鯛黄金焼
京都でいう“ぐじ”
鱗の部分を素揚げしているのでバリバリにして、そのあと焼くので鱗ごと食べれます。
外はパリパリ 中はふっくら
技が冴えてるね (*゚▽゚)ノ
〆鯵・鰈・帆立昆布〆・毛蟹・〆鯖
精緻な仕事が光ります
完熟金柑・苺
宮崎名産きんかんたまたまがシメを飾ります。
ゆっくりお客のペースを乱さないように、提供してくれる塩梅はさすがでした。
それをことさらお客に意識させない
デキる仕事人は爪を隠す
参りました
余韻に浸りたいので2軒目は行かず宿に戻ります。
店先の雰囲気
店内の雰囲気
店内の雰囲気
空豆翡翠煮
長芋素麺煮麺
帆立淡雪・雲丹・蛍烏賊・ホワイトアスパラ・霰
冷酒「黒龍」
からすみ
縞鯵薄造り・地蛸・北寄貝 安岡葱・紫茅・紅葉卸
ごま塩で
芝海老摘入れ・焼筍・紅白結び・菜の花・木の芽
甘鯛黄金焼
椎茸・蕗ノ薹・鱈白子
海老芋
真鴨つくね・蕪・壬生菜
棒寿司
完熟金柑・苺
2015/03/21 更新
この日も都城泊
前回のホテル難民となり都城疎開になった際 スゲー(゚O゚;)とうならされたお店を再訪
4年振りになる訪問
前回同様 大将の柔和な笑顔に迎えられ お任せのコースがはじまります
卓上のお品書きはこんな感じでした
先附 長芋素麺・辛味大根卸し・針大葉
前菜 氷魚・蛍烏賊・旭蟹・菜の花
向附 盛り合わせ
椀物 牡蠣・筍・蕗・鶯菜・柚子
焼物 甘鯛一汐焼
揚物 かき揚げ 空豆・百合根・海老
炊合 白菜・穴子 含め煮 壬生菜
御飯物 お好み 巻き寿司
水物 蜜芋
先附 長芋素麺・辛味大根卸し・針大葉
長芋を極細に短冊状にして素麺に見立てた料理人の技を見せつけられる一品
それに鰹だしが優しく鼻腔をくすぐります
前回のトップバッターも同じだったんで大将自信の初球ということなんでしょう
前菜 氷魚・蛍烏賊・旭蟹・菜の花
蛍烏賊と菜の花 春の訪れを感じさせる泣かせる一品
向附 盛り合わせ
ランダムに刺身を出てきます
やはりアジが(b^ー゚) イチバン !
他にもサバ・ヒラメ・バイ貝など食べ応えがありました
あかん やはり冷酒や (*゚▽゚)ノ
「黒龍」を注文
焼物 甘鯛一汐焼
お隣は大好物キンキが出ていましたが、丁度なくなったということで _| ̄|〇
京都でいうとこの ぐじ です
冷酒が空いたのでこれまたお隣さんの真似でひれ酒
大量のひれ しかもかなり大振り
お替り(お酒継ぎ足し)でもまだまだ充分 楽しめるくらい濃厚なひれ酒
冷酒をイッてからのひれ酒だったのでお替りできず
これは反省ですな
椀物 牡蠣・筍・蕗・鶯菜・柚子
ここでも強烈に優しいダシに癒されます
また牡蠣の風味もええアクセントです
揚物 かき揚げ 空豆・百合根・海老
百合根 甘さが名脇役に
炊合 白菜・穴子 含め煮 壬生菜
白菜と穴子がミルフィーユ状に
白菜がこんな(゚Д゚)ウマ-! くなるってあんた 誰が想像でしますか
御飯物 お好み 巻き寿司
節分ということで
水物 蜜芋でシメ
以上 ¥8000のコース
祇園・新地で食べたら確実に倍はするクオリティー
予約客の1回転だけなので2時間
大将とコミュニケーションを取りながらゆったり食べる口福な時間を過ごした都城のゆうげでした